@KOBAのムービー!ムービー! 

映画感想のブログ!!
自分勝手な感想です!
このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています!

『パニッシュメント人格破壊』ターキッシュサスペンス

2009-04-19 02:53:35 | ミステリー
パニッシュメント人格破壊
GEN(2006年トルコ)
 監督 トーガン・ゴックベーカー
 脚本 ミュラット・トクタミソグル
 原案 ギュレイ・オルグ
 アイデア サハン・ゴークベーカー、アルパー・メスシ
 出演 マーゴット・ゴークゴーズ、ハルデュン・ボイサン

 ■ストーリー■
 女医のデニスは、山奥にある精神病院に赴任してくるのだった。病院では建物から落ちて死亡した患者がおり、刑事2人がこの件を捜査していた。そんなとき、地すべりがおき、病院は交通が遮断されてしまうのだった。刑事2人は、事件、事故、2つの可能性から捜査を進めるが、病院では2番目、3番目の事件が起きるのだった。


 □■□ネタバレあり!!□■□ 
 ■感想■
 トルコ製のサスペンス映画です。 
 精神病院を舞台にしたスリラー映画ですけど、こういう作品って、大体、ネタが決まってることが多いような気がするんですけど、それは思い違いですかね??
 自分的には
 「ヒロインの夢オチ」
 「実験ネタ」
 って感じなのかな??って思って軽い気持ちで観てたんですけど、けっこうストーリーが練られてたんで、ビックリしちゃいました!!
 ハリウッドの大作のミステリーにも負けないくらいストーリーが練られてました!あれ、これってあんまりホメてないかな??
 それどころか1970年代のイタリアの低予算のジャッロくらいには練られてました!(←イヤ、イヤ、これじゃ、ホメすぎかな??)

 ストーリーがそれなりに良く出来ているのに、なのに、なのに、見せ方がヘタ!ヘタ!ヘタ!なんでこんなに見せ方がヘタなの??せっかくのストーリーが台無しの演出!!
 あと、ランニングタイム102分も長すぎ!長すぎ!超長すぎ!なんでこんなに長いの??あと25分くらい短かったら、もっと面白く観れたのに!!
 あと、画面が暗すぎ!暗い!暗い!暗すぎです!!肝心なシーン何にも見えないです!何でこんなに画面が暗いの??
  
 ミステリーとして1番大切なストーリーは、それなりなのに見せ方のせいで、マイナス40点って印象です!!(´△`)
 ミステリーの種あかしのシーンが、余りにもさらっと流し過ぎ…。この種あかしのシーンも、良く考えないと種あかしのシーンの意味自体分からないです!!!!!
 ミステリー映画のくせに、ミステリーとして重要な種あかしのシーンに何の思い入れのない演出としか思えないくらい、あっさりとした演出!!これじゃぁ、ミステリー映画として1番大切な犯人の動機を話すシーンに音楽がかかってセリフが消えてしまう相米慎二監督の『雪の断章 情熱』(85年)みたいです!あれ、そこまで言ったら今作に失礼すぎですか??
  
 今作と同じストーリーで、ハリウッドでリメイクしたら、けっこう面白い作品になるだろうにね、残念~!!
 ダリオ・アルジェントが製作総指揮で、リメイクしたら良いのにね。1番目の事件と、それ以降の事件の犯人が違うって、そんなストーリーのトリック自体、ダリオ・アルジェント監督の作品にもありましたっけ??(←あれ、これじゃ、今作のネタバレだぁぁぁ!!すいません)
 
 ミステリー映画好きなら、外せない作品ですけど、映画としてのデキはかなり悪いのでちょっと注意かも??
 でも、今作の犯人も、かなりオカシイですよね!刑事とかを殺しちゃったら、大事件になって捜査されちゃうのに!
 40点
パニッシュメント/人格破壊 [DVD]

ジェネオン エンタテインメント

このアイテムの詳細を見る
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする