秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

貝毒情報

2008-04-09 | 世情雑感
つい先ほどのニュースで大阪湾の貝毒情報が伝えられました。
4/8大阪湾二色浜で採取されたアサリから麻痺性貝毒が検出されたので、採取して食べないよう、家庭での加熱処理では分解されないとのことでした。
250個食べると死に至るんだそうです。
まぁ一度にそんなに大量に食べる人はいないでしょうけど。

実をいうと他人事ではありませんでした。
日曜、小豆島から帰る時、大量に採取したアサリを酒蒸しにしてお土産にもらってきたのです。
その晩はお腹いっぱいだったので、家に帰るとすぐに冷蔵庫に入れました。

翌朝、妹からの電話で、あの貝は食べずに捨ててくれと言うのです。
私と妹はアサリを1個だけ味見で食しました。

しかし妹の夫は、お昼ご飯に味噌汁にしたアサリを60個も食べたというのです。
家に帰るとあげ下し、つまり嘔吐と下痢です。
そんなあほほど食べたからちゃうのと話しながらも、
ひょっとしたら貝毒のこともあるし。

大阪湾と小豆島沿岸は少し離れています。
でも瀬戸内海で繋がっています。
エサとなるプランクトンも潮の流れでどこへ行くやら・・・

義弟は60個しか食べなかったので翌日には快復したそうです。
潮干狩りに行かれる予定のかたはくれぐれもご用心下さい。

醤油プリン

2008-04-09 | 旅・中国&四国地方

ある雑誌に小豆島が特集されていて、この醤油プリンが載っていました。
どんな味なんだろう、是非食べに行こうと、地図を見ながらヤマロク醤油さんを探しました。

小豆島の草壁港と坂手港の間は「醤の里」といわれ、明治時代に建てられた醤油工場やもろみ蔵が並んでいます。
昭和初期までの最盛期までは約400軒あったのが、今では約20軒。
道行く町びと数人に尋ねてやっとたどり着きました。

  

 


女将さんが案内してくださり丁寧に説明いただけました。
この家に嫁いで来てすぐの頃、
埃や汚れが汚いと一生懸命掃除して叱られた話などなど。
カビが麹であり、これが醤油を造るのだと。

   
「朝食に納豆を食べられた方は醤油蔵の見学はご遠慮下さい! 
おいしい醤油を造ってくれる醤油菌が納豆菌に負けてしまいます」
醤の里・散策MAPに書かれていました。

さらに醤油造りの歴史をそんまま転記します。
 ・・・・・・・・・・・・・・・
「小豆島で醤油造りが始まったのは江戸時代、400年ほど前のことです。そもそも小豆島では弥生時代から塩造りが盛んに行われていました。
質の良さで知られる島の「塩」。
そして酵母の発育と熟成に適した瀬戸内海気候。
発達した海上交通によって運び込まれる肥前・肥後(九州)の大豆や小麦。
時間のかかる熟成をじっくり待てる心穏やかな島の人たち。
これらがすべて一つになって、小豆島の「醤油」は生まれました。