マムシグサの毒々しい赤い実
大概の花の名前は聞いても聞いても忘れましたが、これだけは記憶に刻まれました。
2年前 伊勢神宮までのウォークツアーでマムシグサの花を見ました。
2013-06-20
マムシグサ
みるからに鎌首もたげてるみたいで気味悪い。
もちろん触りませんでしたが、調べてみると茎や葉など毒があるらしい。
茎のまだら模様もマムシクサのネーミング由来になってます。
秋になるとこんな実に。
これを食べても舌がしびれエライ目に遭うそうです。
今回のウォークツアーで、もうひとつ名前がしっかりわかるものがありました。
それはバイガモ。
但馬高原植物園でみてとても印象的だったから。
2013-08-05
わずかに1輪バイカモの花
きっと水がきれいに違いない!
空いたペットボトルに源流の湧き出したばかりの水を入れました。
私だけでしたけど。
飲料水として大丈夫かどうかの表示はどこにもなかったから。
味はまろやかで、たぶん美味しいと思う。
300mlほどその日のうちに全部飲んだけど、まだ生きてるしおなかもこわさなかった。
じわじわ湧き出してそうな場所から数メートルも行かないうちに小川に。
湧出量はハンパないのでしょう。
こうした姫川源流自然探勝園を歩きました。
この地図は去年の神城断層が動いた地震の被害地域が示されています。
姫川に沿って、JR大糸線と国道148号線、明治大正期までは千国(ちくに)街道。
糸魚川で生産された塩を信州に運ぶ街道でもあったため「
塩の道」とよばれていました。
塩の道は、北は糸魚川から南は御前崎に至る350kmに及ぶ江戸時代の産業道路だったのです。
姫川は、長野県北安曇郡から新潟県糸魚川市で日本海へ。
源流は元々の水源は青木湖であったが、佐野坂の地すべり堆積物によって堰き止められたと考えられているそうです。
その堆積物のたまったすり鉢状の凹地に、河川の流入もなく湧水によって形成された標高750mの湿原が
親海湿原です。
親海 およみ と変わった読み方しますが由来はわからなかった。
湿原の湧水は青木湖からの漏水であるとの説があるが詳しい調査は行われていない。
ドウカク山の斜面に沿い伏流し姫川の源流となります。
「荒神社」
甲斐源氏の流れをくむ長沢氏の祖で、1300年に長澤伊勢守源長信が出雲大社に請いここに勧祀した神社
祭神 澳都彦命 澳都姫
≪別名≫ 奥津彦命 / 大戸比売神(オオベヒメノカミ)
奥津日子神 / 奥津比売神
「姫川源流は、昭和50年代に整備されるまでは『
荒神の清水』と呼ばれ
古から、塩の道を往き交う旅人はこの清水で喉を潤し社に旅の無事を祈った」
1999年以降4回にわたって水質ランキング日本一に輝いているそうです。
それなら、もう少し看板とかで飲んでみてアピールして欲しかったな。