真珠の指輪の枠裏側にAYRの刻印入ってます。
Pt 900 や850といったプラチナ刻印ではありません。
AYRというアクセサリーブランドあるようです。
まぁどっちにしろプラチナ枠ではないので真珠も本物ではないし、脇にセットされたメレダイヤもガラスです。
これよりももっとひどいコピー品の真珠指輪を鑑定お願いと、警察の刑事課防犯係の方が来店されました。
さすがに写真撮らせてとは言えませんで、うちにあるコピー品を撮影。
経緯はというと、
「鑑定してもらいたいのはこれです」
刑事さんがおもむろにブリーフケースから、ジップ付ビニール袋に納まった真珠の指輪を出されました。
手にしたとたん、軽っ!
ここですでに本物感ない。
シルバー色の枠は真鍮どころかもっとちゃっちい、幼女がおもちゃで持ってるような指輪枠。
真珠は15mm珠よりも大きそうでルーペで見ると剥げてる部分ある。
さるお家に買取しましょうという業者がやってきて、手持ちの宝石を何点か見せた中の一点だったらしい。
値段が折り合わなかったのか事情は不明ですが、業者にお引取り願った。
どの時点で気づいたのかも聞いてませんが、真珠の指輪がすりかえられた事に腰を抜かし警察に被害届をだされた。
被害者は20万円以上で買ったと話してるという。
確かに20年ほど前の購入品で15mm珠以上の真珠プラチナリングなら15万円以上したと思うと答えました。
犯人検挙は難しそうなので泣き寝入りかな。
数年前に、知人の叔母さんが亡くなり、着物の処分に困ってたところ、たまたま買い取り業者がセールス電話をかけてきた。
家に上げて着物などを見せたところ写真撮影された。
画像などデジタルデータをどこかに送信して返事待つと業者は言う。
奥さん、結果が出るまでの間に、あなたの指にはめている指輪を鑑定しましょうと言われる。
他のも見てあげましょうといわれ数点見せる。
だんだん態度が厳しく剣呑なものになってくる。
やむを得ずひとつの指輪、わずか1万円ほどでひどい値段だと思ったけれど、早く帰ってほしかったので買取してもらったそうだ。
こうしたものを押し売りといわず、押し買いと言います。
昼間一人で居る家に、突然押し入ってくる買取業者にはくれぐれもご用心。