秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
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マンサクは魔女の杖ハシバミを、アーモンドアイから繋げてみよう

2018-04-09 | 蜂窩織炎

昨日お出かけから戻ったら、桜花賞出走10分ほど前だった。
どの馬が出るのかも知らなかったけど、たまたまアーモンドアイという名前が気に入ってバーチャル馬券買った気になる。
ゲートがあいたら、ビリから2番目、あかんなぁ〜

ところが最後のコーナー曲がったら突然後ろから怒涛のごとく疾走してくる馬がいる。
なんとアーモンドアイ



週末は、マンサクからハシバミを調べてて、
ハシバミ色の瞳、ヘーゼルアイが頭に残ってるところへアーモンドアイだったというだけですけど。

いま旬なので、この切り口から本日の話題に入ることにしたので、ストーリーは逆に後ろから。


若い頃翻訳小説読んでたら、ハシバミ色の瞳という響きだけで魅せられたものでした。
多分、ロミオとジュリエットに出てきて、その後の小説に影響与えたワードだと思います。
※淡褐色(グリーンがかった茶色)の虹彩がヘーゼルアイです


そのハシバミ、漢字では榛、太古の地層から出土する花粉で一番多いらしいです。
世界のあちこちで自生してたのでしょう。
木の実ヘーゼルナッツはもちろん美味しいですけど、その枝がまた役に立つらしい。
強くて軽くてしなりもあって、杖にも向くらしく、魔女の杖と書かれてありました。
ググってみたら、ハリーポッターでは、
ハシバミの杖の所有者はシビル・トレローニー

杖にハシバミが使われると杖は繊細となり、常に持ち主の気持ちを読み取る。自らの感情を理解し制御できる主人のもとで最も力を発揮する。所有者が悪感情を抱いたり、悲しみ続けたりすると杖がそれを吸収して突然放出する恐れがあるため取り扱いには注意が必要である。
しかしハシバミ長所の他に細かな欠点がある。ハシバミは熟練した魔法使いの高度な魔術にも対応し、とても忠実に働くため所有者の人生の終わりには魔力を使い果たし“しおれ”てしまうのである(芯にユニコーンの毛を使っている場合杖は完全に「死んで」しまう)。
ハシバミの杖には地下の水を感知する能力があり、泉や井戸を通り過ぎると銀色の涙形の煙のパフを放出する。


※ハシバミは水脈探し(ダウジング)の木として好まれ、また、住宅を落雷から守る不思議な特性があるといわれている。
さらに炎と肥沃のシンボルとされる。

※ハシバミは、ケルト人の神話では森の聖木であり、英知の象徴でもあった。
ギリシャ神話では、太陽神アポロンがハシバミの木で作った「ケリュケイオンの杖」を持っていた。




で、ここからマンサクの英語名ウィッチヘーゼルは、なぜこうなったのかという最初の疑問に繋がります。

ハシバミの雄花

ハシバミの雌花

マンサクは


どこが似てて、ウィッチヘーゼルと名付けられたのか?



マンサク (学名 Hamamelis) はマンサク科の中の属の一つで、北アメリカと東アジアの温帯地域に分布する 4 種の低木種に分けられます。


英名;Witch hazel
和名;アメリカマンサク
 学名;Hamamelis virginiana



いろいろ検索して知り得た情報をコピペしますと

一般的にウィッチヘーゼルと呼ばれる種は北アメリカに自生し、
ハシバミ (ヘーゼル) の葉に似た楕円形のギザギザした葉をもっています
(ただし、ハシバミとの関連はありません)。
葉の形が似ているために、ウィッチヘーゼルという名前がついたという説もあります。

Witch(魔女)がついているのは、マンサクの枝はたいへんしなることから、「wych hazel」(ハシバミのようにしなやか)という英語の「wych」が同じ発音の 「Witch」(魔女)に変わったためといわれています。


ウィッチヘーゼルは、秋になって前年のさやが熟す頃に鮮やかな黄色い花を咲かせます。さやにはツヤのある黒い種が2つ入っています。
アメリカの先住民はこの種を食用としていましたが、収穫作業には危険が伴いました。 種子が熟すると破裂してさやから飛び出してくるからです。

その葉と枝は年に何度も収穫されます。
それを乾燥させ、アルコールをブレンドしてチンキ剤や、蒸留してエキスなどが製造されます。 これらは抗炎症の目的で広く使われハマメリス水の原料に


ここでやっとハマメリスという単語に気づきました。

さらにハーブで調べてみると

ハマメリスの薬用効果がハシバミに似ていることから、
アメリカ先住民に「魔女のハシバミ」と呼ばれていました。
これは、ハマメリスの効果は魔女が与えたと信じ、ハマメリスの木には不思議な力が宿ると考えられていたからです。彼らはハマメリスのエキスを目のケアや肌のケアに使っていました。
アメリカ先住民が昔から使用していたハマメリスは、美容にはお墨付きのハーブです。


今まで全く存在すら知らなかった化粧水、買ってみようと思います。


農業研究家 山口 浩さんのこんな一文が心に留まりました。
「このアメリカマンサクをはじめ、
植物は意思を言葉を発して対話することが出来ないため確かなことはわからないが、ひとついえるのは『何とも不思議な科学では理解しきれない何かを秘めた生き物である』ということである。
上記は植物の一般的な性質を述べたもので、化粧品の効能を示したものではありません。」