秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

長谷寺の追儺会結願法要「だだおし」

2021-02-08 | 古代史のミステリー

2月8日から14日まで長谷寺では修二会(しゅうにえ)が執り行われます。
新年を迎える正月1日から7日まで修正会(しゅうしょうえ)
修正会・修二会ともに罪・穢れを懺悔する悔過作法(けかさほう)をします。

その結願(けちがん/最後の締め)が「だだおし
千年前から伝わる追儺会(ついなえ)法要だそうです。



例年、結願の日に牛玉宝印が授与されますが、
今年はCovit-19のためウェブサイトより申し込めます。







長谷寺では2月14日の「だだおし」で”鬼”を退散させるため、
節分では鬼に猶予を与えて 「フクはウチ」のみ おこなう。



上記のサイトより画像お借りし、内容もかいつまんで引用させていただきます。

「だだおし」という不思議な名前は、
行事の中で牛玉宝印(ごおうほういん・えんぶだごん宝印・だんだ印とも言う)だんだ印を、参拝者の額に押すことから「だだおし」と言われるようになったとも、またはダッタンを語源とする説もあります。

僧侶たちは走りながら回る「行道」をします。
四手(しで)に挟んだ牛玉札を持って大行道をして回ると鬼たちは堂外に追い出されていきます。
 

大松明は鬼の持ち物で、本来暗い時間帯に行ない夜道を照らすための松明だった。
次第に儀式化して大きく、そして時間帯も明るい時間帯になったそうです。


毎年2月14日 奈良 長谷寺だだおし
15:00 進列
15:30 法要開始
16:20 堂内で鬼出現、僧侶四手に挟んだ「牛玉札」で退散
16:30 参列者の額に「檀拏印(だんだいん)」押印
16:45 堂外で鬼出現、大松明を持ってのたうちまわる
17:00 法要終了


大迫力だそうで、いつか生で観たいものです。


3年前に東大寺のお水取り行った時の記録は
2018-03-11 

針供養の日 事始めと事納め

2021-02-08 | 世情雑感


今日は曇ってて陰鬱なかんじ。
何の日かなと、長谷寺でもらった暦みると




針供養、確かにそんな日ありました。
針仕事が身近だった子どもの頃、折れた針とかまとめて処分供養し、裁縫上達を願ったものだった。
ネットで確認したら関西では12月8日となってたけれど、私の記憶は定かでない。
その日がなんでこと始めなんだろな。

調べてみました。

古くから2月8日と12月8日は、事八日(ことようか)と呼ばれ、
事を始めたり納めたりする様々な行事が行われてきた。
その代表的な行事が針供養。
この事八日の2日間は「事始め・事納め」とも言われ、神様をお祭りする日でもある。
実はこの2月8日と12月8日は、神様を迎える行事と捉えるのか、人の日常生活の期間と捉えるのかで、事始めの日と事納めの日が逆転する

12月8日が事始め、2月8日が事納め
神様を迎える行事期間と捉えた場合、
神様をお迎えするための準備をスタートさせるのが12月8日で、
この日より正月行事のために煤払いなど大掃除をしたり、
門松を準備したり松迎えなどを始める。
正月を経て、それらの後片付けも含めすべてを納める日を2月8日とし事納めとする。

そういえば昨年暮れ12/9の記事に書いてました。
12/8は事始めの日。
年を司る神様である年神様を迎えるために、正月行事の準備を始めるのが12月8日の「事始め」で、年越しの「神事」が始まる日です。


2月8日が事始め、12月8日が事納め
神様を迎える行事の最終日が、人の日常生活が始まる初日。
旧暦の2月8日は、草木が芽吹く春を迎えるべく、農作業が開始される時期。人々の暮らしがいよいよ本格的に始動する2月8日は、人にとっての事始めの日となった。


暦には、もう一つ気になることが書かれてました。
長谷寺修二会(~14日)

修二会といえば東大寺二月堂のお水取り。
長谷寺でもめんめんと受け継がれてきてたんですね。





もうちょっと詳しく調べて項を改めます。

つづく