秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

海に浮かぶ寝殿造の神殿@厳島神社

2024-11-29 | 旅・中国&四国地方
神社って拝観無料がほとんどですけど、琵琶湖西岸の日吉大社で¥300、
厳島神社も必要でした。
海の中に建てられた神殿ですもん、維持費かかりますわね。
説明受けながら巡ると感動もので記録残しておきます。



修理中の高舞台の向こうが本殿です。


御祭神は
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
田心姫命(たごりひめのみこと)
湍津姫命(たぎつひめのみこと)



2012年秋に京都岡崎にある真如堂で引いた御神籤に、
「物ごとすべておそく成就する
理あれば心ながく退屈すべからず
観音神明をたふとみ弁財天をしんじてよし」

なんか珍しい内容で心に残りまして、
あれ以来、弁財天の市杵島姫命に心よせてます❤️




海に浮かぶ寝殿造の説明を先達さんから受けて感動しました。
日本人すごすぎる。

うろ覚えで書くとまずいので、ネットで情報確認。
詳細は以下で

厳島神社|人と水の歴史を旅しよう|荏原製作所

厳島神社は広島県の厳島(通称:宮島)に位置し、日本三景のひとつに数えられる。中央の本殿から左右に伸びる回廊の長さは実に270m。この、平安貴族の住宅様式である寝殿造り...

人と水の歴史を旅しよう|荏原製作所

 
一部引用>
満潮時には海面が床板のギリギリまでくるように設計されており、
瀬戸内海の潮の満ち引きによってその姿は刻々と変わる。

社殿群を繋ぐ舞台や回廊の床の板と板の間は、わざと隙間をあけるように敷かれている。
これも重要なポイントで、高波などの際はこの板の間を水が通ることで水圧が弱まり、社殿に浮力がかかるのを防いでいる。

本殿の前にある平舞台。ここだけは石の柱が支えているのだが、床板は柱の上に置かれているだけ。
水面が上がると床板が筏(いかだ)のように浮き、高波の衝撃をたくみに受け流しているなど、
本殿に荒波が押し寄せない工夫が施されている。

厳島神社へはもともと、船を使って鳥居を通って参詣していた。
なので、船底を砂にこすらないように、参道は周囲よりも掘り下げられている。
この船の参道は、干潟時に見ることができる。







厳島神社の創建は推古元年(593年)
安芸守(あきのかみ)に任ぜられた平清盛によって
仁安3年(1168年) 寝殿造り様式(平安時代貴族の邸宅建築様式)を取り入れ現存の規模に造営された。
その後、2度にわたる火災で建物は全て焼失。
現在の社殿は仁治年間(1240年-1243年)以降に再建されたもの。


厳島神社の略年表
コピペして貼り付けると冗長になるので、以下サイトでご確認ください。





北西の丘の上に見えるのが「五重塔」と、
左の大きな屋根建物が「豊国神社」
秀吉が建てた大経堂(千畳閣)が明治の神仏分離令による変更。



江戸時代1680年毛利によって造立された能舞台。

他に画像はないけど反橋とかも、一方通行で神殿を通り抜けます。

御守り賜りたくてもう一度入口に戻るのかと、先達さんに尋ねると、
逆行してそれだけ買いに戻ればいいと言ってくださった。



授与所では御朱印賜る長ーい行列できてました。
1時間以上並ぶそうですよ。






1 コメント

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真如堂の御神籤 (さくら)
2024-11-29 09:06:53
真如堂で弁財天のことを書かれた御神籤を得られたことを以前生駒山の会話でお教えくださったのですが、、
この夏7月25日真如堂の虫干しに行き、漢方薬のような体に良さそうなお茶もいただきましたが、
融通念仏のお面がありました。
その時に、ulalaさまのお母様の菩提寺のことが思い浮かびました。
融通念仏寺総本山です。
大原三千院の魚山声明ですね。
いつか、そのことをお伝えしたいなぁと思っていました。
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