秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

桔梗★吉凶を占う神聖な花

2015-07-28 | 四季折々・色とりどり



土曜日は古寺を歩こう。

hideponさんのブログより 2015/7/3撮影画像を拝借。

近所ではどこで咲いてるか思い当たらない。
桔梗の花を買った記憶がない。
仏花に入ってるのは自分で選んでないから。
桔梗の花はよく知ってるけれど、普段の生活では乖離してるかも。


日曜日、赤留比売神社を参拝したことを先に記しました。
住吉大社の住吉祭最後の神輿渡御で、桔梗造花があかるひめ神社の七名家から奉納されることに甚く興味を持ちました。

で、なんで桔梗かな を調べてみました。


まず画像検索、桔梗と寺


ききょう寺は有名どころ多々あるようです。

静岡県遠州森駅から西へ徒歩10分、香勝寺が真っ先にヒットします。
関西では、先のhideponさん撮影の元興寺は奈良市。

京都では、廬山寺や東福寺山内天得院など。
そして亀岡には、明智光秀の首塚がある谷性寺がききょうの里と呼ばれてます。



では、神社と桔梗は どうでしょう。


あの有名な、安倍晴明の晴明桔梗印




桔梗は日本や朝鮮半島など東アジア原産。
古来より、桔梗の花を一輪、神様や仏様に捧げて吉凶を占ったそうです。
ききょう、きっきょう 音が似てるから?


桔梗は木へんを消すと「更に吉」と強運の花となり縁起が良い。
均整の取れた5角形が好まれ、家紋のモチーフ(桔梗紋)に。

薄い紫の水色桔梗紋で有名な明智家。

明智光秀の首が刑場にさらされた時に、はかなく散った命を桔梗の花にたとえて

都路に  桔梗の花が  三日咲き


他に桔梗紋は、加藤清正、大田道潅、坂本龍馬などが有名です。



6~9月に星型の花を咲かせる桔梗。

雄しべから花粉が出ているが雌しべの柱頭が閉じた雄花期、
花粉が失活して柱頭が開き他の花の花粉を待ち受ける雌花期。
自家受粉により子孫が弱るのを避け、他の個体の花粉を受け入れる仕組みの雌雄同花です。


桔梗の根はサポニンを多く含むことから生薬(桔梗根という)として利用されている。
去痰、鎮咳、鎮痛、鎮静、解熱作用があるとされ、消炎排膿薬、鎮咳去痰薬などに使われる。


たかが桔梗、されど桔梗でした。



5 コメント

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Unknown (TM)
2015-07-28 21:57:07
桔梗はとても思い入れのある花です。
亡くなった母は桔梗が好きで、お盆になるとお墓に供えるため、いつも山に桔梗をとりに行きました。
だから私も仏壇には桔梗を供えるようにしています。何故そんなに桔梗が好きなのか、母にきくのは忘れてしまいましたけど。
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TMさんへ (ulala)
2015-07-29 10:15:09
お母様が桔梗の花お好きだったのですか。
品がある紫色で、仏様や神様にささげる花という感じ。
きっと宗教心篤いお方だったのではないでしょうか。
故郷の野山で自然に桔梗咲くなんて、今でも故郷はそのままだといいですね。

今まであまり気にも留めない花でした。
けれど、今回の調査でいっぺんに魅了されました^^
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知らなかったです。 (りひと)
2017-01-20 19:30:49
吉凶を占う神聖な花なんですね?
桔梗は以前から意識していたお花で明智さんは始め好きだったけど最近逆にもなり五弁ってので考えると桜や梅もなので何か共通点を見つけて行こうかかと思っていました。
元々好きだったので坂本さんと明智さんと晴明さんは知っていましたけど、加藤さんと太田さんまでそうだとは。ここもどうしても縁や導き感じますし、それ自体に力を持つのではなく縁の下の力持ち的な働きをすべきなようなものを五には感じます。なのでいいボスに出会えたらいいのですが間違ってしまうと大変なことにもまた、自分の身が危ない事にもと。なんとなく理解してきたようにも。

以前行った新郷村や自分の関わったお墓でも桔梗は関係してしまう。また最近何かと音で入ってくる本能寺の変でも桔梗が、時代を変えてしまう。

結果として変わったにしてもそれがどういう意味を持つのか?この5人の桔梗の関連者についてもいい指標になりそうにおもいますね。

扱い方により、吉にも凶にもなるんでしょうね。
そういう意味で世俗や私欲と切り離して神聖であって欲しいとも思いますね。巫覡系なのは確かでしょうね。桔梗がおみくじのルーツではないかなあ?

桔梗を思い入れでなく客観的にどちらにもなりかねいないと悪くも考えないで行けるようになりそうです。ただ事実強いのはなぜだろうか?その中に理解したら納得出来る信念があるといいなあ。
うららさまありがとうございます。1687
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りひとさんへ (ulala)
2017-01-21 07:25:33
徳川家康は幕府を開くにあたり源氏と藤原の系統だという家系図を買ったと読んだことあります。
戦国時代だけでなく由緒ある氏だとするためにいろんな作為があったことでしょう。
となれば、家紋もしかり、あえて桔梗紋を選ぶに何らかの理由があるんだと思います。
現代の一般人には単なる桔梗ですが、かつてはどんな意味が秘められてたのでしょうね。
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桔梗は最近も (りひと)
2017-04-09 19:21:34
びっくりするくらい縁がありますね。
おまけに徳川の知識の中にもあったとは?やはりそうでしょうね。

桔梗姫とすると平家にも、なので源氏にも平氏にも通じるので両方にタッグを組ませるキーワードになるのでしょうね。

そのルーツは相当古いはずです。
なので桜も梅も梅花藻も含んでの桔梗なのだとも思います。

星型なので星の信仰も栃木で結構回りましたけど関わると思うと東北福島群馬もこの関係に関係してきそうに思います。縄文か旧石器まで遡って。石の文化もあるかも?

ただ後の桔梗を使う作業は若干大昔を隠す意味もあるでしょうから好きではないですね。

北極星の信仰かなあ?太陽になってしまってるようにも思うのでそこで何かメッセージ貰いたいなあと思ってます。

星読みの一族なのは確かでしょうね。
これも女系が大事なので男系は辛い可能性も。
ただ自己中的に自分の一族だけはダメ、もっと広い視野になる女性のみ継承できるのでしょう。男もダメ、太田というのは天智天皇の頃でも興味深いです。ただ子孫は残っているのだけは分かるので安心ですけど。9367
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