秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

あおやかみじろう@青谷上寺地遺跡

2024-12-10 | 旅・中国&四国地方
鳥取旅2日目の12月1日、青谷かみじち史跡公園着いて、

最初の写真が午前10:05。
今年2024年3月24日オープンで、ガイダンス棟も美しい。


お昼ご飯時になって知ったこと。
ちょうどその週末に石破総理が鳥取帰郷されてたんですね。
総裁戦出馬時に参拝された智頭町の和多理神社へお礼参りし、
帰路空港へ向かう途上、先導車に追突事故が10時半頃だったそう。
その時間帯、同じ鳥取県内近くで、
私たち一行は熱心に研修に励んでたのでした。

倉吉での琴櫻初優勝垂れ幕といい、なんかニアミスご縁というか。
まぁどうでもいいことなんだけど。



発掘された頭蓋骨から復元された弥生人2体。

ピンクの方、数年前に名前募集のニュース見ました。
ここの遺跡だったんだぁ〜
「あおや かみじろう」と決まったことまでは知らなかったけど。
今やマスコットキャラクターとして大活躍中。




史跡公園到着寸前にバス車窓から。
高速道の工事調査でこの辺りで出土したと聞いて。

昔々は、波の穏やかな潟湖(ラグーン)が広がってて、
2世紀頃に埋まった溝の中から109体分もの人骨が出土。
泥土層は空気を遮断し保存に最適で、中には頭蓋骨内に脳みそも残ってたり。

刃物で傷ついた骨もあり戦争の痕跡かと推測されるそうです。
魏志倭人伝には「倭国乱れ、相攻伐すること歴年」と記録される、まさにその時代。


青谷上寺地遺跡は、紀元前5世紀から紀元4世紀にかけて、海上交通の拠点として栄えた港湾集落跡です。



日本海を往来していた準構造船。
あの渦巻き模様は隼人のと一緒やね。

朱色に塗られた木製の楯も出土、その復元品見てたら


ツアーに同行案内人の県職員さん?が撮ってくださった。


貫頭衣が数着置かれ、着て撮影できるコーナーがありました。
ブルー、ピンク、イエローのパステルカラーが美しい。
写真撮れば良かったな。

学校で習った貫頭衣は白一色だったのに。
今は色が多様だったとわかったのかしら?
衣類の色や染色についての説明記述は見つけられなかった。

藤ノ木古墳でもベニバナ花粉とか見つかってますもんね。
と、現地で話したら、藤ノ木古墳には反応なくて…残念。
時代はちょっとズレてるとはいえ。

きっと染色技術が入る前から、きっと縄文人だって知ってたと私は思う。




ガイダンス棟出て、中央通路から史跡公園は眺めただけ。


山陰自動車道が横切ってます。
この地に高速道が建設されなかったら遺跡は発見されてなかったのね。






重要文化財棟は美術館みたいでした。

安藤忠雄や隈研吾建築などに惑わされず良かったね。
気を衒った建物外観より中身展示で勝負💕

撮影OKもうれしい。





琴の箱横板の彫模様を見る。
現代と違ってコンパクトサイズだったんですね。
神功皇后の時代に、天皇が琴を弾き、武内宿禰が審神者となり云々といった伝承がリアルに想像できた。



学芸員等関係者多数おられ疑問あればすぐ聞けて最高🤭


見事なデザインの工芸品や道具類の数々、
展示も工夫された今どきのセンス、素晴らしかった。
利用料金200円で重要文化財じっくり見れます。 
1,353点もの出土品あり時々入れ替えあるそうで、近かったらなぁ〜

ちなみに
JR山陰線青谷駅から徒歩15分
鳥取砂丘コナン空港からレンタカーでR9号線30分
山陰道青谷ICから5分



約1時間の展示見学終えて、最後は研究員さんの講演。
1時間もじっと聴けるだろうか…

長くなるので後半に分けます。

つづく









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