秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

メメント・モリ

2007-10-04 | 日々是好日
市民健診の記事コメントに癌で死にたいと書いてしまったので、
今日は死生観について書くことにします。

ここ10年、近親者がたくさんあの世へ旅立ってしまいました。
数多くの死と向き合ってきたために、
妹ともども、「死ぬときは癌がいいな」という結論に達しました。

事故や天変地異による死や、ある種の病気の突然死、
脳卒中による麻痺を経てからの死、
パーキンソン病など筋肉が動かなくなってから訪れる死、
認知症を長く患ってからの老死、などなどいろんな死があります。

これらに比べて、癌は痛くて苦しいかもしれないけれど、
癌と告知を受けてから、死ぬまでの猶予期間があります。
今までの人生をふり返り死に行く準備が出来るような気がします。

普段から身辺を片付けようと思ってもなかなかできないけれど、
お尻に火がついたら、トットと整理できるような気がします。

この10年間で考え方が変わったことは、
死への準備、死生観だけではありません。

若いころまだ見ぬ未来を、あーでもない、こーでもないと
先のことを取り越し苦労するタイプでした。
その代わりに過ぎしことを悔やんだり、過去の栄光に酔いしれることもない。

未来でもなく、過去でもない、今を生きるようになったと思います。

「メメント・モリ」とは、ラテン語でMemento mori
「自分がいつか必ず死ぬことを忘れるな」という意味の警句で
日本語訳では「死を想え」「死を忘れるな」など。

「自分が死すべきものである」
ということを人々に思い起こさせるために芸術作品のモチーフとして、
美術、音楽、文学に、最近は映画の作品のタイトルにも使われています。

古代ローマでは、将軍が凱旋のパレードを行なった際に使われたと伝えられています。
ただし、当時「メメント・モリ」の趣旨はcarpe diem(今を楽しめ)ということで、
「食べ、飲め、そして陽気になろう。我々は明日死ぬから」
というアドバイスと一般的に受けとめられていたようです。
これの起源は聖書にあり、
イザヤ書「食べ、飲もう。我々は明日死ぬのだから」

その後のキリスト教世界で天国、地獄、魂の救済が重要視されることにより、
死が意識の前面に出てきたため、キリスト教的な芸術作品において、
「メメント・モリ」は現在のような警句となったとのことです。

中華いろいろ

2007-10-03 | 日々是好日

台湾料理「リュータン」
テレビでも有名な程一彦さんの梅田にあるレストランです。

選挙期間中、2回も守口まで足を運んで、
政治にも女性の目線は大事ですと応援してくださいました。
お台所の大根やにんじんの値段を直に知ってる地に足付いた生活者、
主婦の経済感覚はあなどれませんからね。

 前菜のしじみとピーナッツ
台湾ピータンの黄身は緑がかった大理石のような模様に変化し、
白身も透明感の深緑でとてもきれいだったけど、
あっという間に食べてしまって画像ありません。
他にもかえるのてんぷらや豚耳も試してみました。

残念なことに杭州から帰国する飛行機が5時間遅れでお会いできなかった。
お目にかかれていたら、行った日ハピバースディだったので、
プロのジャズボーカリストとしての程さんの歌声を聞けたかもね。


これは違う日に違うレストランでのふかひれです。
底に卵の茶碗蒸しが隠されていました。
いつも春雨のようなふかひれしか食べてないから、
姿煮は、香港で食べて以来10年ぶりでした。

高級食材もいろいろありますが、
程さんの店ではポピュラーな食材でいろいろ楽しめました。


市民健診

2007-10-02 | 日々是好日

守口市の市民総合健康診査はとても進んでいるそうです。
これほど効率的に一箇所で済ませられて、ほとんど無料は全国でも少ないらしい。

今は視力検査もなくなったし、財政難で癌検診も有料になりました。
それでも尿検査、血圧測定、血液検査、体重身長測定、心電図、レントゲンとまわり、
最後に内科のドクターの診断があります。

毎年ゴールデンウィーク前から始まり、
例年は地域の指定された日に出向いていましたが、
今年はそのときに行けなかったので、10月末で終了するため今日行きました。
終了する間際の2時半ごろに行ったのでとてもすいていてびっくり。

そして何より驚いたのは、
いつの間にやらちょっとした有名人になってしまっていたことでした。
すべての検診の前にお名前呼ばれますから、
道ですれ違うのとは異なり、顔と名前が一致するのでしょう。
「お疲れ様でした、応援していましたよ」
次々と声をかけられました。

 

内科ドクターにタバコの害を諭されているとき、
気乗りのしない返事をして、何のために健診来てるんですかと詰問されました。

「守口に住むようになってからのすべてのデータを残しています」
と答えたら、問診はここで打ち切られてしまいました。