秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

老人力が決め手

2012-06-12 | 旅はつれづれ
ルーマニア正教について書こうとシナイア僧院の写真見てたら、
この女性の画像が目に留まったので忘れないうちに先に書いておきます。

シナイア僧院とペレシュ城観光後、お昼ご飯を食べたホテルのロビーをウロウロしてたら
日本から来られたんですかと声を掛けてくださいました。
どこを廻ったとかの話をしていて、彼女が一人旅であることを知りました。

たまたま旅で知り合った人がブカレストで暮らしていて、
その人を訪ねたあと女一人旅で周遊されてるらしい。

ルーマニア語ができるわけでもなくて、
すご~い、勇気ありますねぇ~
と言うと、老人力が決め手なんだとその方の半生を語られたのだった。

老人力を具体的にいうと、
年を重ねることで磨きをかけた観察力
そしてひるまない心
これがあれば、一人旅できるよとすすめられました。

いい事を教えてもらったから写真いいですか許可を得て
半分後姿で撮影させてもらいました。


老人力って、一世を風靡した言葉です。
「貸し渋り」「冷めたピザ」などと並んで1998年流行語大賞トップテンにノミネートされました。

この年の9月、瀬川原平氏が『老人力』(筑摩書房)を著しました。
「人は老いて衰えるわけではなく、ものをうまく忘れたりする力、
つまり老人力がつくと考えるべきである」という逆転の発想。
加齢による衰えを肯定的に捕らえる言葉です。

久しぶりに「老人力」と言う言葉を聞いて、エネルギーをもらえた気持ちになりました。

土のチカラ

2012-06-12 | ケータイ・スマホから
今朝はコスモスが2輪になりました!
ヘロヘロなのは、園芸用土のせいなのでしょうか。

玄関外階段に置いたカスミソウも心なしか弱弱しい。


どこかの犬が散歩中に、このプランターをトイレと間違えてるヤツがおる!
猫ではなく犬らしき脱糞物があったり、匂いもする。
新芽を踏みつけた跡もあったりして、最終的に半分がダメになりました。

犬が用を足すのに人の家のプランターを選ぶ散歩に連れ歩く人間もけしからん。
貼紙しても犬猫は読めないし、そういったヤカラは気にも留めないだろう。
いろいろ考えた結果、支柱棒を立てて置くことにした。



プランターを置いた階段二つ下に同じ大きさのプランターがあり、そこにはサルビアの種を蒔いた。


こちらは超元気!!

園芸用土ではなくて、正月の門松を作った時に入れた福知山の山土です。

きっと土の力が異なるのだと思われます。




ルーマニアレース

2012-06-11 | 日々是好日
GWに 高校時代のバスケ部仲間がルーマニアレースの達人であったことはすでに書きました。
興味を持ったので、昨日彼女のおうちでたっぷり見せてもらいました。

ニットの編み物は経験あるけど、レース編みはしたことないと
伝えてあったので、超簡単ビギナー用にすでにかなりの部分まで準備してくれてました。

最初に鈎針で細い紐を編んで、これがけっこう時間かかるらしい。
これを作成するデザインを転写した白い布に仕付け糸で留める。
ここまでしてもらったら、あとは刺繍針を使ってステッチでつないでいきます。

最終的に↓なのが出来上がる予定です。
コースター、小さめインテリアの敷物に
あるいは折り曲げて形を整えブローチとしても使えるそうです。
もちろん額にいれて飾ることもできます。


すばらしい作品の数々は、これまたすばらしい陶器コレクションともあいまって、
品のいい調度品棚にため息がでました。



大阪市公館は彼女のおうちから歩いてすぐです。
午後数時間だけが一般公開されるからと前もって調べてくれていて、
初めて公館、そして藤田邸跡公園も見学散策できました。

昨日は久しぶりに文化教養にあふれた有意義な一日でした。
珍しい中国茶、龍井(ろんじん)茶の氷だしなどもよばれることができました。

お世話様でした、どうもありがとう 

大阪市公館の花菖蒲

2012-06-10 | ケータイ・スマホから
この週末に一般公開されてました。

追記
天満橋から大川が二股に分かれるところにあります。
対岸は造幣局の桜の通り抜けで有名な場所です。

公館東となりは藤田伝三郎男爵の藤田邸跡公園があり、太閤園へと続きます。
太閤園庭園を見せてもらっていただいたパンフによると、
「1910年(明治43)関西財界の一方の雄であった藤田傳三郎男爵が
淀川の畔に築造した網島御殿から太閤園の歴史が始まります。
約7,000坪の敷地に築山式回遊庭園を築き、園内の庭石は香川県小豆島や生駒山などから収集した自然の奇石・珍石です」



一方、大阪市公館のパンフによれば
「昭和34年秋に第5回日米市長及び商工会議所会頭会議が大阪で開催されるのを機に迎賓館として建造されました。
本館、庭園を含めた13,680㎡の敷地は、桜ノ宮公園に隣接し、
庭園からは造幣局の桜並木や天神祭の船渡御など、四季折々の風情のある大川を望み、すばらしい環境に恵まれています」

入館の際に渡されたアンケート用紙を見ると
*迎賓機能を咲洲に移す中で、市公館の新たな活用方策を検討しておりますが、今後、公館をどうすべきか率直なご意見をお聞かせ下さい。

*当公館を、期日を限って、民間業者に結婚式会場として有料でご利用いただいていることをご存知ですか。
またそのことを思われますか。
今後、結婚披露宴以外の慶事(還暦祝・金婚式等)で当公館の利用ができるなら、利用したいですか。

日前宮★やまとごころ周遊記

2012-06-08 | おでかけ・近畿
高速道路のNEXCO西日本のキャンペーンの『やまとごころカード』
和歌山刑務所へ行ったついでに、わりと近くにある日前宮(にちぜんぐう)でもらいました。

今年が古事記編纂1300年であることから、
西日本各地(全43ヶ所)に存在する古事記ゆかりの地や、
当時の生活を体験できる施設等を訪れるキャンペーン「やまとごころ周遊記
周遊しながら『やまとごころカード』を収集します。

カードに添付のシールを収集し応募すると、
ETCマイレージポイント(8,000円走行分)やご当地名産品等が抽選で当たります。
実施期間 平成24年4月16日~平成24年12月31日


いただいたカードにはなんとも不思議な紋が大きくド~ンと載ってます。
日前宮の神紋ではなさそうで、検索してて見つけました。
各地のカードの古代紋は、個紋株式会社の紋師スタッフが作成したものでした。

日前(ひのくま)神宮・国懸(くにかかす)神宮
フリガナがなければとても読めませんでしょう。

同じ境内に祀られた日前神宮、国懸神宮の二社を総称して日前宮(にちぜんぐう)と呼び、日本でも最古の歴史がある。
天岩戸神話にて、天照大御神を岩戸より誘い出す手段として鏡が鋳造された際、
三種の神器の一つ「八咫の鏡」に先立って作られたのが日前神宮御神体の「日像鏡(ひがたのかがみ)」
國懸神宮御神体の「日矛鏡(ひぼこのかがみ)」といわれている。




境内はうっそうとした森のように木が多い茂り、参道が左右に分かれます。

なんかいわくありげな不思議な神社でした。
不思議な読み方をするというだけも興味津々。


和歌山刑務所で

2012-06-07 | 保護観察
午後1時半の予約面接時間より早く着いたので
刑務所作業製品展示即売所で時間つぶし。
家に帰り購入品を撮影してたらもぐちゃん邪魔しにくる。


便箋封筒セット(金沢刑務所)
畳みヘリを利用した小銭入れ(福井)
プリント合板の組み立て飾りボックス(福島)
よく見ずに買ったけど、福島で作られた木製品だった、…。

おまけでいただいたティッシュの裏面の宣伝には
白百合美容営業時間
月~木(祝日を除く)8:30~16:00

刑務所外の一般の人が利用できる美容室で
お値段はカットが1,155円、パーマ2,625円と格安です。






帰路の阪和道岸和田サービスエリアで有名な「みかんパン」購入。


昨日は金星が太陽面通過、そして今日の空は雲がへん。
高速降りて信号待ちの時に撮影しました。


松心 ひふみ神示

2012-06-06 | 世情雑感
昨夜はパナソニック企業年金基金 松心会館で会合がありました。

昨今、パナソニックの本社人員の大幅削減や株価など悲しいニュースが続いています。
そうした折にこの松心会館を利用させてもらい、思うこといろいろ。



松心って松下さんだからもあるでしょうが、きっと何か意味あるかもと調べてみました。


ひふみ神示 では 松はとても重要視されてます。
第13巻 雨の巻 第十四帖
松食(お)せよ、
松おせば判らん病直るのぢゃぞ、
松心となれよ、
何時も変らん松の翠(みどり)の松心、
松の御国の御民幸あれ。


松の実は食べたことありますが、松葉が食べれるなんて知らんかった。
中国では、松葉は仙人の主食とも言われているほど栄養満点らしい。
戦国時代の武将は非常食として用いたり、
第二次大戦中は旧ソ連のナホトカ収容所の多くの日本兵に松葉を食べさせて命を救った松葉軍医がいたそうだ。

松葉は、私たちの健康増進に役立つ豊富な成分を含んでいます。
スレオニン、バリン、ロイシン、チロジンなど現在確認されているだけで24種類のアミノ酸が含まれています。




第11巻 松の巻 第十六帖
火と水と組み組みて地が出来たのであるぞ、
地(つち)の饅頭(まんじゅう)の上に初めに生えたのがマツであったぞ。
マツはもとのキざぞ、松植へよ、松供へよ、松ひもろぎとせよ、松玉串とせよ、松おせよ、
何時も変らん松心となりて下されよ。
松から色々な物生み出されたのぞ、松の国と申してあろが。

CORONA/コロナ/王冠の町

2012-06-03 | 旅・ルーマニア
旅立つ前の予習で、ブラショフ市の紋章は木の株が王冠をかぶっているのが印象的でした。

先住のルーマニア人を締め出した境界に建つ「エカテリーナ門」
アーチの上には「ブラショフの紋章」がありました。
とある木の株から王冠が掘り出されたという伝説からきているそうです。



ブラショフは太古からこの場所に街が存在していたらしい。
ラテン語で王冠を意味するコロナ(Corona)と言う名前で記録に残った最初は1234年。
後に、ドイツ語でクロンシュタット(Kronstadt)と呼ばれました。
第二次世界大戦後ソ連の占領期には、一時期レーニンという名前になったこともあったそうだ。



ブラショフの街の中心部にあるスファルトゥルイ広場の
画像では左角に黒の教会が堂々とそびえています。

黒の教会 (Biserica Neagra/ビセリカ・ニャグラ)
1385年ごろに破壊された以前の教会に代わり1477年に作られたこの地方最大の後期ゴシック教会。
この教会はカソリック世界が、東方のオーソドックス世界に対して
その威容を誇るために建設されたもので、宗教·政治的なショウ·ウィンドウだったとのこと。

1689年オスマン帝国との戦いで、ハプスブルク帝国軍が侵入してきた際の大火の煙で黒くなったことにより、その名がつけられた。





教会内119枚のオリエントカーペットのコレクションがみごとで
南東ヨーロッパ最大の機械式オルガン(1839年製、73ストップ、4000本のパイプ)が有名らしい。





城壁で囲まれた旧市街にドイツ人やハンガリー人、
先住のルーマニア人は城壁の外スケイ地区に追いやられました。
境界に立つ現存のスケイ門は1828年改築。
カソリック教徒とルーマニア人の正教徒を隔てる門です。

ブラショフの町は、1211年ハンガリー王の命令で、
ドイツ騎士団がハンガリー国境を守るための要塞を築いたことから始まりました。
ドイツ語名「クローンシュタット」、英語では Crown City を意味し、
中世ラテン語名の Corona/コロナ と同じであり、市の紋章に反映されています。
   
  1666年の本の挿絵にあるクローンシュタット(ブラショフ)の町

スケイ門の左側にエカテリーナ門があります。


スケイ門より先にエカテリーナ門が1559年に建設され城内への南の入り口となっていました。

ドイツの植民地なので、ルーマニア人は市民とみなされていなかった。
彼らは市内で商いをすることすら許されていなかったので、羊飼いか密輸で生計をたてるようになった。
また、ルーマニア人の信仰する正教会はトランシルヴァニア中で公式に認められていなかった。

スケイ地区に建つルーマニア正教の聖ニコラエ教会



この場所には14世紀からの木造の教会があった。
教会には18世紀のフレスコ画が描かれ、数多くのルーマニアの古美術品が保存されています。
この教会に隣接して16世紀には初のルーマニア語による学校があり、現在で博物館になっています。

教会内は撮影禁止だったので、ルーマニア正教については
次のシナイア僧院でレポートします。