秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

本物蜂蜜でも低温で固まらないのがある

2018-02-02 | 日々是好日


ガラス越しでも朝日が眩しくなったら、



如月と呼ばれる2月は、太陽の光って月の如く独特の美しさがあると昔から思ってた。


さて、今日は蜂蜜のウンチクです。
昨日低温で固まるオリーブオイルについて書きました。



ハチミツも疑問に思ってたのです。

去年くれにもらったタイ土産の蜂蜜はこの厳寒で固まってない。





DOI KHAM ドイカム 100%HONEY
ロイヤルプロジェクトのブランドです。


「常温で固まる場合は天然」「固まらないのは天然ではない」と分類されてるのを信じてた。
でもこの見分け方は100%正しくなかった。

市販のはちみつには、グルコース溶液や小麦粉、コーンスターチなどが混ぜられていることが多く、水や水あめで薄められていることもよくあ るそうです。
こうしたものは確かに固まりません。
しかし
固まる主な原因は、気温が14℃を下回ると、その*蜂蜜*に含まれるブドウ糖が花粉や気泡を核として結晶をつくるからだそうです。

蜂蜜主成分は、ブドウ糖、果糖、水分、さらに花粉も含まれます。
その成分の違いによって固まりやすかったり固まらなかったり。
アカシアハチミツは固まらないけど、オレンジ蜜は固まりやすい など。
ブドウ糖が果糖よりも多いほど結晶化しやすいのです。


結晶化しにくい:アカシヤ、リンゴ、レンゲ、ラズベリー
結晶化がふつう:クローバー、トチ、ミカン、マヌカハニー
結晶化しやすい:ナタネ、ウド、ヒマワリ.

固まりやすいオリーブオイル、アルベキーナ種

2018-02-01 | 日々是好日


陽にかざして見ると、瓶内で固まってるのが見えます。
使おうとしたらこの状態の厳寒続いてます。
手で瓶上部分をしばらく握ってるとわずかに溶けるの待ってます。
全部溶かしてもまた固まる、これを繰り返したら劣化するに違いないから。


もう一本BOSCOのオリーブオイルは固まってない。

なんでかな、固まる温度の違いはあるのかな、と調べてみました。




BOSCOはたぶんイタリアブランドで日清オイリオが輸入してると思いますが、搾取国名は書いてない。
もちろん品種名も。
ネットみたら地中海のオリーブオイルと書かれてる(^^)

以前チュニジア行った時オリーブ植林地いっぱいあり、この北アフリカ産をイタリアへ運びイタリアブランドで販売されると聞きました。


もう一方のGARCIA
ガルシア エクストラバージン オリーブオイル
ARBEQUINA アルベキーナ種

原種に近いフルーティでまろやかな味わいをお楽しみください、と書いてあります。



オリーブオイルが固まるのにどこに違いがあるのかなと、先日調べたときに、品種によっても異なりアルベキーナ種は固まりやすいというのを見た。
でもそれをどのサイトで見たか再発見できなかった。


オリーブオイルには、オレイン酸というからだに良い脂肪酸が、品種により60%〜80%以上含まれていて、これが固まる原因。
精製度の低いものほど固まりやすいのははちみつと同じ。

精製度が低いというのは搾ったまんま→オレイン酸が多い
→味も香りもいいし体にも良い→値が高い、となるようです。



オリーブオイル カサス・デ・ウアルドの場合

同じオリーブの木でも気候風土によって異なってくるのは葡萄も同じです。

オリーブには様々な種類があり、世界中で栽培されているオリーブの品種は1200〜1300。
その中で、アルベキーナ種はスペインの代表的な品種の一つ。
リェイダ県のアルベカという村の名前が品種名の由来で、
スペイン北部カタルーニャ地方とアルトアラゴン地方独特の品種だったが、現在では範囲が広がり、スペイン全土で栽培されています。

苦みや辛みはほとんどなく、なめらかで甘いのが特徴で、リンゴ、バナナ、アーモンドのようなオリーブの果実が持つフルーティーな香りのするオリーブオイルです。