先日日記集「作業日誌 2004→2007」を出版した中原昌也氏が「月刊ヘア・スタイリスティックス」として音楽評論家、樋口泰人氏のboidレーベルから12ヶ月連続のCDリリースを開始した。
boidで年間予約が出来て、予約すると割引料金になるとともにミステリーディスクや抽選グッズが当たる仕組みになっている。私が早速申し込んだところ、レコード店の発売日(4/28)より前に第一弾のこのCDが届いた。
アナログ・メタルテープでレコーディングされたとのことだが、聴覚上は全く気にならない。文章を書くのは地獄、機材を弄るのが快楽、と日誌にもあったが、音をクリエイトするのが楽しくてしょうがないといった喜びに満ちた作品集である。イタリア・ノイズ界の親玉マウリツィオ・ビアンキ(MB)を想わせる重厚な音圧のノイズが展開されるが、MBのどうしようもない絶望感は微塵も無く、ひたすら無責任なノイズを生み出すことに執心する中原氏の至福の時間が集約されている。
Hair Stylisticsは絶叫ヴォーカルが無い分、暴力温泉芸者とは趣を異にするユニットだが(何といっても暴力~は10年前である)、氏のゴミ集積音響への深い愛情を感じる。35分という短さも聴き易い。
5/26リリースの第2弾「GRACIA A LA VIVA」はダンス公演のために作られた作品とのこと。毎月の楽しみが増えた。
boid HP
髪型は
関係ないぜ
ヘアスタだ
先日も書いたが中原氏のマルチな才能には頭が下がる。映像はヘアスタの前作のPV。
boidで年間予約が出来て、予約すると割引料金になるとともにミステリーディスクや抽選グッズが当たる仕組みになっている。私が早速申し込んだところ、レコード店の発売日(4/28)より前に第一弾のこのCDが届いた。
アナログ・メタルテープでレコーディングされたとのことだが、聴覚上は全く気にならない。文章を書くのは地獄、機材を弄るのが快楽、と日誌にもあったが、音をクリエイトするのが楽しくてしょうがないといった喜びに満ちた作品集である。イタリア・ノイズ界の親玉マウリツィオ・ビアンキ(MB)を想わせる重厚な音圧のノイズが展開されるが、MBのどうしようもない絶望感は微塵も無く、ひたすら無責任なノイズを生み出すことに執心する中原氏の至福の時間が集約されている。
Hair Stylisticsは絶叫ヴォーカルが無い分、暴力温泉芸者とは趣を異にするユニットだが(何といっても暴力~は10年前である)、氏のゴミ集積音響への深い愛情を感じる。35分という短さも聴き易い。
5/26リリースの第2弾「GRACIA A LA VIVA」はダンス公演のために作られた作品とのこと。毎月の楽しみが増えた。
boid HP
髪型は
関係ないぜ
ヘアスタだ
先日も書いたが中原氏のマルチな才能には頭が下がる。映像はヘアスタの前作のPV。