A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

Suicidal 10cc @ 新宿 裏窓 2009.2.15 (sun)

2009年02月17日 01時12分18秒 | 素晴らしき変態音楽
Hair Stylisticsの中原昌也氏と元Sonic Youthのジム・オルーク氏のノイズ・デュオ、Suicidal 10ccのライヴを観るのは3度目くらいになるだろうか。
今回はゴールデン街のバー裏窓というとても狭い会場でのワンマンなので勇んで出掛けたら、順番は一番目だった。10人も入れば満員の店内の椅子を全部外へ出し、スタンディングのライヴだった。動員は男性ばかり10人くらい。鰻の寝床状態の一番奥で二人が座って演奏するから、一番前の2,3人の観客にしか演奏の全貌は見えなかっただろう。早く行ってラッキーだった。
ジムが左で40年前のヴィンテージ・シンセを演奏。右の中原氏は6台の電子楽器を操る。基本的にジムがベース・ラインとなるフレーズを奏でて中原氏がその上で様々な音を鳴らす、という役割分担になっていたようだが、どちらがどの音を出しているのか定かではない。電子楽器による即興セッションである。しかし流石ベテランの二人、ノイズの垂れ流しにはならず、ストーリー性を感じさせる演奏は素晴らしい。
中原氏が壁に"Wild Hair Style"のロゴのエフェクターを付けていてカッコよかったので何なのか聞いたら、市販のフィルターにシールを貼ったものとのことだった。
演奏は46分で終了。短いようだがノイズのライヴというのはこんなものである。立ちっぱなしで観る方も疲れてしまうので、丁度良かったのではないだろうか。少なくとも私は満足した。

ノイズ道
極めたジムと
中原氏

早く音源をリリースしてくれないかな。月刊ヘアスタの特典ミステリー・ディスクでどうでしょうか、boidさん。




コメント
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