日本を代表するノイズ・デュオ、インキャパシタンツの10枚組CD Boxが届いた。
国内では既にどこでも売り切れだったので、ノルウェーのメール・オーダーを利用したが、円高のおかげで送料込みでも日本で買うのとほとんど変わらない値段で購入できた。
内容は彼らが90年代に国内外のレーベルからリリースしたカセットのCD化である。
彼らのライヴを観たことのある人には説明不要だが、インキャパの魅力はライヴ・パフォーマンスにある。小柄な美川俊治氏と巨漢のコサカイフミオ氏の二人が体を激しく痙攣させて演奏し、最後は客席へダイビングするのがお決まりのパターン。そのパフォーマンスの強烈さは、これぞロック!という感じで、ゆらゆら帝国の坂本氏もファンで、ライヴのオープニング・アクトに起用したほどだ。
音のほうは♪ガーピーギュワーン♪というハーシュ・ノイズが延々と続くのだが、それはそれは快感である。これがCD10枚分もあるのだから極楽(地獄?)である。
インキャパシタンツは1989年に美川氏のソロ・ユニットとしてLPデビューを飾っているので、今年デビュー20周年となる。
私は遥か昔1980年代初頭にコサカイ氏とセッションをしたことがある。私が当時やっていたOther Roomというギターとサックス(私)のデュオにコサカイ氏がベースで参加して、吉祥寺ぎゃてぃで演奏したのだ。えらく引き出しの多いミュージシャンだな、と感銘を受けたことを覚えている。コサカイ氏はその後山崎春美氏のタコやノイズ・ユニットC.C.C.C.に参加、1990年代から美川氏とインキャパで活動するようになる。同時に非常階段にも参加。日本のアヴァンギャルド/ノイズ界の最古参のひとりである。
インキャパの
ロック魂
炸裂だ
ライナーには大友良英氏が「何よりもインキャパシタンツが好きだ」という愛情に満ちた文章を寄稿している。
国内では既にどこでも売り切れだったので、ノルウェーのメール・オーダーを利用したが、円高のおかげで送料込みでも日本で買うのとほとんど変わらない値段で購入できた。
内容は彼らが90年代に国内外のレーベルからリリースしたカセットのCD化である。
彼らのライヴを観たことのある人には説明不要だが、インキャパの魅力はライヴ・パフォーマンスにある。小柄な美川俊治氏と巨漢のコサカイフミオ氏の二人が体を激しく痙攣させて演奏し、最後は客席へダイビングするのがお決まりのパターン。そのパフォーマンスの強烈さは、これぞロック!という感じで、ゆらゆら帝国の坂本氏もファンで、ライヴのオープニング・アクトに起用したほどだ。
音のほうは♪ガーピーギュワーン♪というハーシュ・ノイズが延々と続くのだが、それはそれは快感である。これがCD10枚分もあるのだから極楽(地獄?)である。
インキャパシタンツは1989年に美川氏のソロ・ユニットとしてLPデビューを飾っているので、今年デビュー20周年となる。
私は遥か昔1980年代初頭にコサカイ氏とセッションをしたことがある。私が当時やっていたOther Roomというギターとサックス(私)のデュオにコサカイ氏がベースで参加して、吉祥寺ぎゃてぃで演奏したのだ。えらく引き出しの多いミュージシャンだな、と感銘を受けたことを覚えている。コサカイ氏はその後山崎春美氏のタコやノイズ・ユニットC.C.C.C.に参加、1990年代から美川氏とインキャパで活動するようになる。同時に非常階段にも参加。日本のアヴァンギャルド/ノイズ界の最古参のひとりである。
インキャパの
ロック魂
炸裂だ
ライナーには大友良英氏が「何よりもインキャパシタンツが好きだ」という愛情に満ちた文章を寄稿している。