工藤冬里率いるマヘル・シャラル・ハシュ・バズの最新アルバム。前作「他の岬」に続きアメリカのKレーベルからのリリース。
2CDで計177曲、日本盤はボーナスCDが付いて3CD全237曲収録という型破りなアルバムだ。
殆んどが10秒程度のフレーズの断片で終わってしまう。ミニマルといえばここまでミニマルな作品もないのだが、フレーズを発展させる意欲が全く感じられないやる気の無さがマヘルの最大の魅力だと思う。
数曲で聴ける冬里さんの歌も実に素人っぽくさりげなくて味わいがある。
個人的にはアウトテイクを集めた日本盤のボーナスCDが一番聴き応えがあった。
この幽霊のようなバンドはこれからも同じサウンドで世界をこんがらがったものに変えていくに違いない。
3枚の
CDで聴く
詫びと寂び
しかし今作は何故邦題(「これは先週の歌」とか)が付いていないのだろう。
2CDで計177曲、日本盤はボーナスCDが付いて3CD全237曲収録という型破りなアルバムだ。
殆んどが10秒程度のフレーズの断片で終わってしまう。ミニマルといえばここまでミニマルな作品もないのだが、フレーズを発展させる意欲が全く感じられないやる気の無さがマヘルの最大の魅力だと思う。
数曲で聴ける冬里さんの歌も実に素人っぽくさりげなくて味わいがある。
個人的にはアウトテイクを集めた日本盤のボーナスCDが一番聴き応えがあった。
この幽霊のようなバンドはこれからも同じサウンドで世界をこんがらがったものに変えていくに違いない。
3枚の
CDで聴く
詫びと寂び
しかし今作は何故邦題(「これは先週の歌」とか)が付いていないのだろう。