A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

灰野敬二×太田惠資@下北沢Lady Jane 2009.8.23(sun)

2009年08月25日 00時20分28秒 | 灰野敬二さんのこと
灰野さんと太田さんの初共演は6年位前の大泉学園inFだった。シリアスな灰野さんの演奏とユーモラスな太田さんの佇まいが好対照でとても面白かったのを覚えている。
「処暑」とタイトルされた今回の共演は何回目になるのか、ユーモアよりも切味鋭いインプロを聴かせてくれた。

まず灰野さんの発振器に太田さんの指弾きのヴァイオリンでスタート。荘厳な調べを奏でる。灰野さんがクレタ島のタンブールに持ち替える。中近東風のメロディが暫し奏でられる。灰野さんの即興の歌が美しい。太田さんもここぞとばかり弾きまくる。最後は灰野さんのSGで締め。

休憩の後第二部はパーカッション合戦。灰野さんはタブラッカ、太田さんは大きなタンバリンを使用。土俗的な響きが会場を満たす。次に灰野さんはスティールギターを。初めて使ったのは5/3のバースデイ・ライヴの時だったが、その時から進歩して自らのものにしている。ブラインド・レモン・ジェファーソンの「俺の墓をきれいにしてくれ」を演奏。最後はSGで美しいサイケデリック・フレーズで終了。

灰野さんの音楽性とヴァイオリンは相性が良い。特に太田さんとは見事なコンビネーションを聴かせてくれる。

時に激しく
時に悲しく
ヴァイオリン

最近灰野さんはLady Janeでジャズ系のセッションを何度か行なっている。inFにはもう出演しないのだろうか。

コメント
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