A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

雑音の恍惚~マゾンナ「Super Compact Disc」

2009年12月04日 00時45分06秒 | 素晴らしき変態音楽
大阪出身のマゾンナ=山崎マゾ氏のライヴは4,5回観たことがある。どれも「ワーッ」と叫んで「ギュイーン」とノイズが響き、全身黒尽くめに長髪のマゾ氏がステージを駆け抜けてジャンプして3分くらいで終わってしまう。その潔さは爽快な程である。

灰野さんとの共演も二度観たことがあるが、灰野さんに比べて引き出しが少ないところを様々なエレクトロニクスを駆使して補っていた。

彼はアナログ・シンセサイザーやエフェクターのコレクターでもある。マゾンナの他に、スペース・マシーンというシンセを主体としたスペーシーなエレクトロ・ユニットと、Christine 23 Onnaという、元エンジェリン・ヘヴィ・シロップのメンバー(女性)と組んだサイケ・デュオもやっていた。Christine~は今はAcid Eaterという5人組のガレージ・サイケ・バンドに発展している。

マゾ氏のどのユニットも恍惚の光を見るようなサイケデリック感が特徴である。

1995年のこの5thアルバムは30数分に亘ってノイズと絶叫が鳴り響く感動作である。彼の絶叫は他のノイズ・ユニットと一線を画すユニークなものだ。

マゾンナの
アルバム全部
集めよう

密かに心に抱いている野心である。

コメント
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