A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

サントラ盤!! 書を捨てよ町へ出よう

2009年12月26日 00時58分01秒 | 素晴らしき変態音楽
1971年に公開された監督:寺山修司、音楽:J・A・シーザー他によるATG映画「書を捨てよ町へ出よう!!」のサントラ盤が紙ジャケ再発された。
昨日紹介した「ジャップロックサンプラー」にも日本ロック史の重要作として採り上げられている。

演奏は 天井棧敷と東京キッド・ブラザーズとクレジットされているが、実際はジャックス、フラワー・トラヴェリン・バンド、フード・ブレイン、ハプニングス・フォー、頭脳警察、ファーラウト、エイプリル・フール、リンド・アンド・リンダースのメンバーが参加した70年代ロックアルバムの金字塔である。

歌詞が寺山修司氏であるから演劇臭さが鼻につくが、作曲はフラワー・トラヴェリン・バンドのギタリスト石間秀樹氏とハプニングス・フォーのキーボード、クニ河内氏、シンガーソングライターの下田逸朗氏、J.A.シーザー氏等が手掛けている。日本人が聴くとちょっと気恥ずかしい部分もあるが、歌詞の分からない外人が聴いたらヘヴィーサイケの傑作に聴こえるだろう。

寒いけど
町を歩いて
みようかな

天井棧敷作品の紙ジャケ化は来年も続く。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする