A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

工藤冬里+中原昌也@新宿 裏窓 2009.12.28(mon)

2009年12月30日 01時36分27秒 | 素晴らしき変態音楽
“Le Feu Follet”と題してマヘル・シャラル・ハシュ・バズの工藤冬里氏(ピアノ)が裏窓で三日間異なるアーティストと共演するイベント。

その最終日がHair Stylisticsこと中原昌也氏とのデュオだった。丁度仕事納めだったこの日、会社の納会で盛り上がってからひとり新宿へ向かった。Disk Unionで時間を潰し(掘り出し物あり)、ゴールデン街へ。

45分前に行ったらもう3人並んでいた。前に並んでいた女の子に話しかけると、中原氏のファンだがライヴを観るのは初めてだという。中原氏を堪能するにはソロで大きめの会場の方がいい。裏窓は普通のバーなので轟音は出せないから。

結局15人程入って店内は超満員。会場と同時に演奏がスタートする。工藤氏はエレピを弾くもんだと思っていたら、何とアップライト・ピアノが置いてある。お客さんから貰ったそうだ。そのピアノにコンタクトマイクを付けてアンプを通して音を変形させていく。中原氏はカウンターにところ狭しと機材を並べている。

演奏は工藤氏が叩き出すミニマルな旋律を核に中原氏がノイズで絡んでいくスタイルだった。マイナー調の旋律はアンプで拡大され歪められエレクトロニクスと組み合わさっていい感じだ。音量的に若干中原氏が小さめだったのが難といえば難。45分の短い演奏。もっと聴いていたかった。

演奏後に中原氏に話を聞くと、前日のEarthdomでのライヴのあとカラオケへ行って歌い過ぎて喉が痛く、疲れ切っていたという。工藤氏との共演は二度目だが、緊張する間もなかった、とのこと。相変わらず自堕落な生活を送っているみたいだ。

年末に
ノイズとピアノの
歌合戦

30日にヘアスタはゆらゆら帝国のライヴのオープニング・アクトとしてリキッド・ルームに出演する。でもこの日の夜は灰野さんのオールナイトだから行けないんだよなぁ。毎年残念でならない。

コメント
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