A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

ヘアスタ、相対性理論、Buffalo Daughter他@渋谷AX 09.12.8(tue)

2009年12月10日 01時36分44秒 | 素晴らしき変態音楽
「Dum-Dum Party '09~ニイタカヤマノボレ 一二〇八」というイベント。出演はOGRE YOU ASSHOLE(オープニング・アクト)、Hair Stylistics a.k.a.中原昌也、group_inou、相対性理論、Buffalo Daughterという個性的な面子。

ヘアスタが出るのでチケットを買おうかと迷っていたところ、ラッキーなことにエンタメいちばんの招待が当たったのだ。
面子は豪華なのだが統一感がないせいか、客の入りは8割程でゆったりとしている。過激なバンドもなく前のほうでも落ち着いて観られた。

オウガ・ユー・アスホールは注目のインディーズ・バンドとのことで期待していたが、中途半端なオルタナで肩透かし。

二番手が目当てのヘアスタだった。こんな広い会場で観るのは初めて。なんとマーシャルのアンプ二台重ねを六発、計12台のアンプを並べ、裸のラリーズか灰野敬二のような風情。大音量で鳴り響く電子音が心地好い。今回初めてフォークギターにエフェクターを沢山張り付けた楽器を使用。ビジュアル面でも気合が入った素晴らしい演奏だった。中原氏曰く「退屈な演奏」をおとなしく聴いている観客が印象的だった。

group_inouはDJ+MCの二人組ラップ・ユニット。このジャンルは苦手なのでコメントは差し控えさせていただく。どれを聴いても同じに聴こえるんだもん。

相対性理論については否定的な印象があったのだが、独特の歌詞の世界、やくしまるえつこ嬢のかつてのPhewを思わせるクールネス、端正な演奏が聴くたびに中毒的に心に染み込んできた。この日のステージもMCも含め、えつこ嬢の不思議ちゃんぶりが発揮されていた。

トリのバッファロードーターは活動暦が長い割には聴いたことがなかったバンド。アヴァンギャルドでダンサブルなサウンドは予想外に良く気に入った。フロントの女性二人がカッコよくて惚れてしまった。また機会があれば観てみたい。

参加バンドが多かった割にはステージ転換も早く、退屈しないイベントだった。

観てきたよ
ニイタカヤマの
バンド達

”奥様はマジョリティ”---やくしまるえつこのMC

コメント
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