A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

灰野敬二、藤掛正隆、成田宗弘他@東高円寺UFO CLUB 01.8.6(fri)

2010年08月08日 00時39分17秒 | 灰野敬二さんのこと
「Green, Black & Blue」と題されたイベント。Bloom Creationの企画だと思うが、なかなかナイスな組み合わせである。

最初がBloom Creation。韓国人のBloom氏によるアシッド・フォークだ。一時期バンド編成のこともあったのだが、今回はソロでの出演。約6ヶ月振りのライヴだそうだ。シド・バレットを思わせる幻想的な作風は好みだが、肝心のヴォーカルがちょっと弱い。ヴォイス・トレーニングが必要だろう。

2番目に灰野さんと藤掛正隆氏のg+dsデュオ。横浜のStormy Mondayで定期的にやっていたデュオだが、今年はやっていないので久々に観る。何度も共演しているので安心して観ていられる。灰野さんは歌詞を見ながら歌っていたので、哀秘謡だったのかもしれない。最後の「Born To Be Wild」がダイナミックで良かった。

3番目はGreen Flames。何者かと思ったら、成田宗弘氏(s,vo)、田端満氏(b)、氏家悠路氏(ds)によるガレージ・ロック・トリオだった。正にHigh Riseの再来。東京アンダーグラウンド・ロック界の猛者3者の演奏なので、破綻一歩手前で踏みとどまる、スリリングなステージを観せてくれた。成田氏のギターのサイケデリック感は凄いの一言。

最後は灰野さんと成田氏のツイン・ギター、それに氏家氏のdsが加わったセッション。High Rise全盛時代に両者の共演は実現しているのだが、タイプの違う二人のギターとヘヴィなdsの演奏は、時の流れを感じさせない衝動に溢れたもの。灰野さんはvoもたっぷり聴かせてくれて感動ものだった。

終演後灰野さんは「これがロックだ!」と満足そうな様子だった。

革命を
夢見ているのか
いないのか

動画にエフェクトをかけて凝ってみたのだがどうだろう。








コメント (4)
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