A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

ノイズについての雑感

2010年10月05日 00時50分57秒 | 素晴らしき変態音楽
JOJO広重さんが10月2日のブログでノイズ音楽について書かれていて、つらつら考えた。

JOJOさんは日常はノイズ音楽を聴く習慣はないが、その良し悪しを判断する能力は備わっている、と書いている。「ノイズの良し悪しは、音そのものと、その展開やコラージュのセンス、ボーカルや打楽器などの音との混合具合、そしてその音の深層にある演奏者の思惟であると思う。」ということである。
Jojo Hiroshige Blog

そうなると私が最近愛聴している「Shit Noise」などはセンスは悪いし、演奏者は素人だし、はっきり言ってJOJOさんにとっては聴く価値のないものに違いない。そういう音楽に惹かれてしまう私には鑑賞能力が欠けているのかもしれない。

でもプロ野球よりも高校野球を好む人がいるように、プロよりもアマチュアの創り出す未熟で未完成なものに惹かれる人は少なくないはずだ。ただでさえマイナーな”ノイズ”というジャンルだからこそ、糞みたいな垂れ流しを浴びることが快感に感じられるファンがいてもいいと思う。

かつてフリージャズにハマっていた頃も、多くの人から「フリージャズには本物と偽物があるから気をつけろ」と言われたものである。しかし私にはその真贋を判断する能力はなかった。そればかりか、ジャズのジャの字も知らないのにサックスやギターを滅茶苦茶に鳴らし悦に入っていたものである。滅茶苦茶も20年続ければ本物になれたかもしれない。今は埃を被ったサックスとギターは私にとっては過去の遺物でしかない。

くそノイズ
くそフリージャズ
くそロック

C級万歳! (写真と記事は関係ありません)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする