Fukte,soma,Reiko A.他@江古田Flying Teapot 10.10.1(fri)

イタリアの若手ノイジシャン、Fukteの日本ツアー。soma氏の企画イベントだ。

2004年から音楽活動を開始したFukteは2009年にToxic Industriesというノイズ／アンビエントの自主レーベルを設立。そこを中心に世界中の様々な自主レーベル、Industrial Noise RecordsやShit Noise Records,Silent Novels等から作品をリリースしている。
一年程前私もCDをトレードしたことがある。Japanoise発祥の地としての日本に憧れていて、留学したいのだが受け入れ先を探してくれ、という連絡を受けたりした。昨年は観光で日本を訪れ、今年は満を持してライヴ・ツアーを敢行。といっても全く無名なので、MySpace等で知り合った日本のアーティストの協力を得てのツアーである。

実際に会った彼は190cmの長身長髪で20代半ばのイケメン。日本ツアーは2週間に亘り、京都、神戸、名古屋も含め8公演行った。この日がツアーの最終日。
Fukte MySpace

まずはsoma氏の演奏。コンタクト・マイクを使って壮絶なサウンドを聴かせる。彼はKusomisomaというデュオ・ユニットもやっていて、今月末に高円寺無力無善寺でのノイズ・イベントに出演する。

続いてFukte。Japanoiseに影響を受けたそのスタイルはなじみ易いが、長身を活かした演奏は迫力十分。現在のヨーロッパ・ノイズ・シーンの一端を垣間見るライヴだった。

最後は元MerzbowのReiko A(vo.dance).、異形人のRenka(g)、パフォーマーのMiyuki(performance)による女性トリオの登場。全員白いギリシャ風(?)の衣装でステージ後ろの白い幕を通して照明をあてる女性らしいイマジネーションに富んだパフォーマンスを見せた。

ヨーロッパ
新生ノイズは
スタイリッシュ

次のsoma企画@Flying Teapotは12月25日クリスマスにヘア・スタイリスティックスを迎えて開催される予定。要注目!