”函館が生んだ最強のサイケデリックバンド”と呼ばれるシベールの日曜日のセカンド・アルバムが、平成サイケ歌謡の女王渚ようこさんの主催するレーベルSound Of Eleganceからリリースされた。
ライヴは数回観たことがあるが、ゆらゆらした8ビートに爆音ギターとエコーを深くかけたヴォーカルが乗るというスタイルは正に裸のラリーズを継承するもの。全身黒で身を包みサングラスをかけたルックスも雰囲気がある。
アルバムでは爆音ギターは身を潜め、漂うような叙情的なメロディを中心にした陶酔感溢れるサウンドを展開、ライヴで観る彼等とはひと味違ったムードを伝えてくれる。ラリーズで言えばアルバム「Mizutani」に近い。
裸のラリーズの継承者としては静岡のバンドUp-Tightがいるが、現在のところどちらもラリーズを模倣する方向が大きく、まだ独自のスタイルを確立するに至っていない。それだけラリーズの呪縛が強いということだろう。
ラリーズが活動停止してから15年が過ぎたが、続々リリースされる海賊盤を追い求めるより、ラリーズの子供たちといえるシベールやUp-Tightといった現役のバンドを体験する方が有意義だと思うがどうだろう。
シベールの日曜日 HP
カリスマの
後を追うのは
しんどいね
バンド名は同名のフランス映画からとったとのこと。
ライヴは数回観たことがあるが、ゆらゆらした8ビートに爆音ギターとエコーを深くかけたヴォーカルが乗るというスタイルは正に裸のラリーズを継承するもの。全身黒で身を包みサングラスをかけたルックスも雰囲気がある。
アルバムでは爆音ギターは身を潜め、漂うような叙情的なメロディを中心にした陶酔感溢れるサウンドを展開、ライヴで観る彼等とはひと味違ったムードを伝えてくれる。ラリーズで言えばアルバム「Mizutani」に近い。
裸のラリーズの継承者としては静岡のバンドUp-Tightがいるが、現在のところどちらもラリーズを模倣する方向が大きく、まだ独自のスタイルを確立するに至っていない。それだけラリーズの呪縛が強いということだろう。
ラリーズが活動停止してから15年が過ぎたが、続々リリースされる海賊盤を追い求めるより、ラリーズの子供たちといえるシベールやUp-Tightといった現役のバンドを体験する方が有意義だと思うがどうだろう。
シベールの日曜日 HP
カリスマの
後を追うのは
しんどいね
バンド名は同名のフランス映画からとったとのこと。