Industrial Soundtrack For The Urban Decay
都市の衰退の為の産業のサウンドトラック(仮)
A film by Amélie Ravalec & Travis Collins
『都市の衰退の為の産業のサウンドトラック』はインダストリアル・ミュージックの起源を辿り、崩壊しつつあるヨーロッパの工業都市から繁栄するアメリカの前衛シーンへの旅へあなたを誘う。
出演:Throbbing Gristle, Cabaret Voltaire, NON, SPK, Test Dept, Clock DVA, Re/Search - V Vale, Z'EV, Click Click, Sordide Sentimental, Hula, In The Nursery, Hands Production / Winterkälte, The Klinik / Dive, Ant Zen, Orphx and Prima Linea.
現在制作中
2014年後半公開予定
インダストリアル・ミュージックとは何ぞや?
この映画は、影響力の高いバンド、アーティスト、レーベルやファンジンへのインタビューをフィーチャーした、史上初のインダストリアル·ミュージックの歴史のドキュメントである。
インダストリアル・ミュージックは幅広いスペクトルのイデオロギーと興味関心に触発された実験音楽のジャンルである。それは、即興とパフォーマンスを、前衛的、挑発的、政治的、タブーなテーマと混ぜ合わせ、過酷なノイズや環境音の録音と共に提示する。
「私たちは、金属くず、蒸気機関、水タンク、ガソリンタンクなど、見つけられるものを何でも使った。社会の残骸を使用して何か新しいものを創造しようとした。」 英国、テスト・デプト
70年代半ば、ポスト・インダストリアル時代に、シェフィールドやマンチェスターのような工業都市の労働者階級の若者が音の実験を試し始めたことがこの音楽の起源である。失業、高層生活と文化の抑圧こそ、この音楽が花開いた減衰する環境の映し絵だった。
工場労働者か、学生か、失業者かのいずれかだった先駆者たちは、みな教育を受け、芸術志向があり、政治意識を持ったる芸術家であり、音楽的なバックグラウンドをほとんど持たずにスタートした。彼らは未来派、ダダイストやシュルレアリストなどの20世紀初頭の前衛ムーヴメントと共に、ウィリアム·バロウズとブライオン・ガイシンなど現代作家にインスピレーションを得た。また、初期のSF映画、クラフトワークやCANやファウストといったクラウトロック、ヴェルヴェット·アンダーグラウンドやパンク音楽のDIY精神に影響を受けた。
これらのアーティストは、メジャーレーベル、マスメディア、主流文化を拒否し、自らの独自の文化を発明した。
この映画は彼らの物語である。
監督:アメリー・ラヴァレ
フランス人監督アメリー・ラヴァレは2012年5月に初のドキュメンタリー映画『パリ/ベルリン:アンダーグラウンド・テクノの20年』を発表した。最も影響力の大きいDJ、プロデューサー、テクノ界のトップフィギュアに3年かけてインタビューし、その映画を監督・製作した。
映画は7つの言語に翻訳され、17カ国で上映された。2013年度シドニー・フリンジ映画祭で作品賞を受賞した。
アメリーは2011年にインダストリアル・テクノと実験音楽専門レーベル「Fondation Sonore」を共同設立した。そのレーベルからAncient Methods, Kareem, Adam X, Regis, Makaton, Archae & Grovskopa, Oyaarss and DnAなどの作品をリリースした。
「Fondation Sonore」は、ブリュッセルで前述のアーティストやOrphx, Casual Violence, Tomohiko Sagae, Monolith, Sawf, Imminent Starvation, Geistform, Northern Structures, Admx_71, Minimum Syndicatなど数多くのアーティストのイベントを開催している。
アメリーはまた、最近5年間、フランス、オーストラリア、ベルギーで、フリーランスのカラリストやビデオ編集者として活躍する。
⇒インダストリアル・ミュージックのドキュメンタリー映画『Industrial Soundtrack For The Urban Decay』、1時間のミックス音源を公開
⇒公式サイト
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