A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

アーバンギャルド@赤坂BLITZ 2014.8.16(sat)

2014年08月18日 01時52分41秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


アーバンギャルド全国ツアー'14~鬱くしい国へ!
ツアーファイナル




全国8ヶ所を巡業する鬱くしい国キャンペーンツアー最終日は、前衛都市にとって5回目となる赤坂ブリッツ(以下赤ブリ)。折しもサマソニ、夏コミ、神宮前花火大会にブツけられた赤ブリに集うのは、フェスファンでもヲタクでもリア充でもない、鬱クシック、暗ッシック、ガラパゴSICKなアーバンギャル&ギャルソンばかり。全体的に身長が低く、空間が広く見晴らしのいい赤ブリに出現した鬱くしい国には、ロケンローのハイテンションともアイドル現場のお祭りカオスとも異質な、平和な連帯感が漂っていた。この居心地のよい羊水の中から永遠に出たくないモラトリアム症候群が社会問題になる日も来るかもしれない。



あなたも私もワンピとメメントと自撮(じさつ)とロリィタ服が好きな腐った蜜柑。だから一緒にハラキリしませんか?



杉山圭一(マニピュレーター)、おおくぼけい(key)、リウ(b)をサポートに迎えた前衛都市の生演奏は、既に一年近く前の旧体制におけるライヴのイメージを最早完全に塗り替えてしまい、二年前のアイドル戦国時代に松永天馬が主張したバンド激励論を自ら実践し、バンドマンとしての強烈な自意識に目覚めた、眠れる獅子の雄叫びの如し。浜崎容子と天馬の後ろで裏方的・職人的に音を創っていた瀬々信(g)と鍵山喬一(ds)の躍進ぶりが著しい。



1年半前に「バンド病める」宣言をした策士天馬は、次のステップを「バンド殺(や)ろうぜ」作戦に定めた。クールジャパンならぬ狂うジャパンの旗手として、前衛都市と鬱くしい国の更なる発展と進歩の為に、明日も生きていてくれる、明日も死なないでいてくれる少年少女のご健勝を祈って筆を折ることとしよう。



Set List
OPSE
01.ワンピース心中
02.さくらメメント
03.生教育
CR
04.ベビーブーム
05.自撮入門
06.スカート革命
07.ガールズコレクション
08.アガペーソング(浜崎ソロ)
09.戦争を知りたい子供たち(松永ソロ)
バンドセッション
10.君にハラキリ
朗読「STAND BY ME シャブえもん」
11.血文字系(バンドVer.)
12.ロリィタ服と機関銃
MC
13.R.I.P.スティック
14.ガイガーカウンターの夜
15.僕が世

ENCORE
16.病めるアイドル
MC
17.都会のアリス
18.堕天使ポップ(&都市夫)


アーバンギャルド、2マンバンド対決<バンド殺ろうぜ☆三番勝負!!!>開催発表

来る明日を
生きて迎える
勇気持て

▼夢眠るロリィタ人形の自撮入門


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする