SUMMER SONIC 2014
サマーソニック2014
[日程]2014年8月16日(土) 17日(日)
[会場]QVCマリンフィールド&幕張メッセ
先日夏フェスにアン●な意見を呈したが、実情を知らずにディスると、下衆なア×チヲタと同レベルになってしまうので、都市型フェスの草分けサマーソニックことサマソニに参戦してみた。サマソニは2005年以来二度目。
⇒Summer Sonic 05へ行ってきたよ
海浜幕張駅から幕張メッセまで灼熱の太陽の下を歩く苦行を経て会場入。昼過ぎだったので待ち列もなくスムーズに入場できて好印象。SONIC STAGEへ向かう。
●きゃりーぱみゅぱみゅ
メッセで観るのは5月のKAWAii!! NIPPON EXPOに続き二度目。前回はアイドル対バンだったのでサイリウム舞うきらきらライヴだったが、サマソニは光り物なし、舞台装飾なしのストイック空間。きゃりーは男気エキスを注入したパワーを発揮し、入場制限と物見高いフェス客のぎこちない振付けを引き出すユニークな現場をクリエイトした。
⇒きゃりー/でんぱ組/赤い公園etc.~KAWAii!! NiPPON EXPO 2014@幕張メッセ 2014.5.10(sat)
●BANKS
MOUNTAIN STAGEでアメリカのシンガーソングライターBANKSのステージ。予備知識なしだったが、ジョニ・ミッチェルとポーティスヘッドとアニマル・コレクティヴの嫡子と言えるクールな情念が漲る。クリスタルな歌声は凛とした表情を見せるが、MCの可愛らしさは女子力たっぷり。きゃりーやでんぱ組のいない米国では、彼女のようなオルタナ女子が萌えの対象なのかもしれない。
●森高千里 with Tofubeats
フェス飯タイムの後、RAINBOW STAGEへ。森高はアイドル系のリミックスも手がけるtofubeatsこと河合佑亮とのユニットでダンスビートを歌う。まったく衒いのないまーっすぐな歌声はアゲ系テクノによく馴染む。1曲しか観れなかったが、それで必要十分条件を満たしてくれた。
●アヴリル・ラヴィーン
シャトルバスでMARINE STAGEへ移動。1Fスタンド席に場所を定める。丁度アヴリル・ラヴィーンが始まった。カラフルなチュチュを着て「カワイイ!カワイイ!」と歌う。「Hello Kitty Hello Kitty」が「ハラキリハラキリ」と聴こえて前日のアーバンギャルドと被る。12年前のデビュー当時はやんちゃなヤンキー娘という印象だったが、30歳になった今でもやんちゃっぷりは変わらない。アメリカン女子ロックの神髄に触れた。
●クイーン+アダム・ランバート
2005年にポール・ロジャース(フリー/バッド・カンパニー)と共に来日して以来9年ぶりの来日。アメリカのオーディション番組出身のアダム・ランバートを新ヴォーカルに迎えた。P.ロジャースのように強烈な個性がないので、クイーン・ワールドにすんなりハマる。おまけにゲイっぽさがフレディ・マーキュリーの後任にピッタリ。映像のフレディと共演する趣向もあり5万人のファンを沸かせた。
結局未知との出会いはBANKSだけだったが、頭に花輪を付け顔にサマソニ・タトゥーシールを貼った十代女子グループがクイーンに熱狂する様子を見て、フェスファンも悪くないな、と思った日曜日だった。
来年も
行ってみようか
夏フェスに