LIVE BURGER SPECIAL vol.4
ザ・クロマニヨンズ / SCANDAL
有りそうでなかったロケンローのキング対クイーンのガチ対バン。横アリ2daysを成功させノリまくるSCANDALと、A面集・B面集・MV集を経てニューアルバムを9月に控えたクロマニヨンズ。2014年両者の活動のピークのタイミングで初対バンが決まったことは、ロケンローの神様の思し召しに違いない。チバユウスケ風に言えば「ZEPP TOKYOの新しい方」は当然SOLD OUT、クロマT&スキャTが混在する現場は、WKTK(ワクテカ)な期待感でウキウキする。何となく男子率が高い様子。アイドルやコミケに行かなくても、沢山の音楽好き男子を拝める場がロケンロー界隈だとは灯台もと暗し。だが、それほど意外ではない。開演前にレーザーラモンRGが出てきて、あるあるネタを歌った。こんな芸風で生き残っていたとは、コチラはかなり意外だった。
●SCANDAL
今夜はザ・クロマニヨンズとのツーマン「LIVE BURGER SPECIAL vol.4@Zepp DiverCity Tokyo」。デビューの時ミュージックステーションでご一緒させて頂いて以来です。ステージ裏で「頑張ってね」って言って下さった事、本当に嬉しかった!こんな日が来るなんて!あの頃の自分たちに教えてあげたいよ。
------TOMOMIメルマガ
2008年10月「DOLL」でメジャーデビューした二日後に制服姿で出演したテレビ番組でザ・クロマニヨンズと邂逅。それがきっかけで今回の対バンが実現したのだから、ポケモンに詳しいSCANDAL四人は気合い充分。初スキャの観客も多かったようだが、女子バンヲタがOiOiコールと手拍子で盛り上がるアッパーな現場だった。が、アイドルヲタの悲しき性で、ケチャやFuu!Fuu!コールを入れたくてウズウズしてしょうがない。現場でやる勇気はないので、ぼっち部屋でのDVDサイリウム鑑賞を密かに誓った。
⇒噂の女子高生バンド、ついにメジャー・デビュー~SCANDAL「DOLL」
●ザ・クロマニヨンズ
クロマニヨンズがバンド始めた頃は戦後間もなくて、ロックなんて進駐軍の音楽はダメ、親におじいちゃんの敵と言われたけど、今は女の人でもロックがやれる、すごく素晴らしい国だと思うし…日本は。首相が悪い?悪いよ。原発が悪い?悪いよ。悪い所はあるけど、ロックが出来ない国もあるんです。いい所だけ残して悪い所がなくなればいいのになぁ。
-------ヒロトMC#1
セットチェンジ中のBGMでブルーハーツの「青空」が流れた途端、大歓声が上がり合唱大会に。始まる前から客のテンションはマキシマム。ドラムのカウントが鳴った瞬間からロケンローカオスに突入。全曲歌えちゃうから、ヲタ芸云々言ってる場合じゃない。どんなに歌が下手でも、どんなに踊り方が変でも、まったく気にしない。好き勝手に楽しむのがロケンローの流儀。曲が短いのでたくさんの歌が聴ける。女子供でもロケンローが出来るこの素晴らしきクソッタレな世界。その恩恵を最大限に享受したのがこの夜のお台場ダイバーシティだったに違いない。そして明日も明後日も6年後もロケンロー出来るように、みんな好き勝手に楽しもうじゃないか。
海水浴とかやることには相応しい日「日和(びより)」がある。お日柄もよく、とかね。でもロケンローは毎日、何時やってもいいんだよ。どんなときでもロケンローがあれば最高です。
-------ヒロトMC#2
生まれた所や
皮膚や目の色を
ロケンローは気にしない
ちかん、ダメ、ゼッタイ。