おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

ユニセフが懸念するニッポンの子どもの「貧困」

2017年12月17日 | Weblog

午前6時の気温はマイナス8度。

厳しい冷え込みでござる。

札幌管区気象台によるとご当地倶知安町の最深積雪は午前5時で97センチ。

総降雪量は、町のホームページによると299センチです。

ふあふあ雪もたっぷり積もっておるし、おぢの仕事も一段落した。

今朝は朝一スキーに出かけることにいたします。

さて、

ユニセフ(国連児童基金)の事務局長が、NHKの取材に対し「日本の子どもの貧困率が先進国でも高い水準にあることに懸念を示した」という。

さらに「格差の解消に向けて教育などの機会の平等を確保すべきだという考えを示した」という。

「ニッポンで格差が広がっている」ことが、国連に指摘されたわけだ。

子どもの貧困率が先進国の中でも高い水準にあることについて、「日本のおよそ16%の子どもが深刻な貧困状態にある」というから穏やかでない。

アベノミクスの影でこんな恥ずかしいことが国内で進行中だとは、「何してんだ安倍内閣!!」ってことでもある。

ユニセフが公表したランキングによると、子どもの豊かさは韓国より下の12位だ。

主な分野での日本の順位は次の通り。

「栄養」・・・1位、「就労」・・・1位、「健康」・・・8位、「教育」・・・10位、「貧困」・・・23位、「格差」・・・32位

報告の対象は41か国ですから、貧困と格差がダントツ酷いことになっておる。

この国では、かつて「1億総中流」といわれたことがある。

ニッポン国民、こぞって豊かだったけど、いまはアメリカ同様すっかり「格差社会」ってことだ。

首都大学東京の阿部彩教授は、「生活保護制度や児童手当、児童扶養手当などの現金給付が、子どもの貧困削減に対してきわめて限られた効果しか出していない」と指摘している。

専守防衛を原則としてきたニッポン、議論もなしに突如「巡航ミサイル」なんぞ導入すると発表しておる。

戦後ニッポンの基本方針を根底から覆すものだ。

北朝鮮に対し、「対話」ではなく「圧力一辺倒」だからこうなるのは必然でもある。

子どもの貧困と格差、こっちが先だろ!! おぢは思う。