午前8時の気温は、マイナス6度。曇り空の朝でござる。ってことで、雪が降ってないもんだから、起床後ニャンにトットとご飯あげたり、除雪したりしておりました。穏やかな大晦日の朝でござる。
それにしても今年という年は、なんて年だったことか。大震災に加えて、未曽有の原発事故じゃ。被災地の人々の人生観から、今後の人生まで、ありとあらゆるものを根底から覆してしまいましたです。
大震災の被害に遭われた方々の心の傷も、なかなか癒えないでしょうけど、それでも時間さえ経てば、前を向いて生きていけまする。ところがフクシマの原発事故はというと、いまも現在進行形。
しかも「冷温停止」とは似て非なる「冷温停止状態」だ。実際はというと、事故当時に比べかなり少なくなったとはいえ放射性物質はいまもダダ漏れ。
おかげさんで、たいして気にもしていなかった原発が、身近にあって、しかもどんだけ危ういものか、思い知らされましたです。
「トイレのないマンション」といわれるように、原発の「ごみ処理の方策すら決まっていない」、なんてこと、知らんかったです。
しかも、原発本体でさえ、とんでもない老朽化がニッポン国中で進んでおる。今回事故を起こした福島第一原発は、築40年のオンボロじゃ。
考えてもみてくださいな。おぢの家にも、皆さんの家にも、40年前の電化製品なんぞ、一台でもありますかね? あるか分からんけど、前世紀の遺物。いつ壊れるか分からんで、そんな古いもん。
そんなアンシャンレジームな原発が、なぜかいまも現役だったということさえ、知らんかった。そして事故後の政府の対応の酷かったことったら。
おかげさんで、福島県民の多くが強烈な被ばくをすることになりましたです。放射能の影響予測をする「SPEEDI」の結果をトットと公開しておれば、 わざわざ放射性物質がじゃんじゃん降り注ぐ地域への避難などもなかったはず。
ニッポン国民を放射線被害のモルモットにしたカン民主党政権、この際は、万死に値すると申しておきましょう。
今回の事故を受けて、大ぜいの福島県民が北海道に移住してきておりまする。その数は、今後さらに増えることでしょう。過疎化が進み、農地もごっちゃりある北海道は、大歓迎でござる。
財務省の犬畜生と化した野田内閣、増税ばっか喋ってないで、一刻も早く「帰ることのできない地域」を地域住民に告知して、「別の場所で第二の人生」を歩めるようにせんでどうする、と思いますです。
ここらあたりの対応、あまりに遅くて、どうにもこうにも腹立たしい。来年もこんな政権が続く不幸、なんとかせんといけません。
国民の不満の受け皿となるような新党を、ニッポン国民は、待ちかねておりますです、ハイ!!