午前9時の気温は、24度。
セミが五月蝿いなぁ。
きょうは暑くなりそうですけど、雨続きよりはたいそう「まし」なのでござります。
お近くの岩内町では、雨の影響で今日行われる予定の「深層水祭り」が中止だそうだ。
豪雨の影響、あちこちに残っておるのです。
深層水というのは、岩内の沖合水深300メートルから汲み上げておるミネラルたっぷりの水だそうだ。
岩内町ではこの水を、地ビールや化粧品、豆腐、かまぼこ、ミネラルウォーター、天然塩、水産加工品なんかに使っておるそうな。
農産物もこの水を使うと、画期的に大きく育つそうのだそうだ。
たいへんな水らしい。
だから、それをお祭りにしちゃう、っていうのもなんだか北海道らしい。
お祭りを新たに作っちゃう北海道、凄いでしょ!!
いずれにせよ、ハニーさんと行ってみようかなぁと思っておったので、中止は残念なことなのじゃ。
さて、
我がニッポン国の政治は、まさに大混乱の様相じゃ。
しつこいようじゃけど、おとといの民主党両院議員総会でござる。
なんか変な気がしましたです。
なにが変なのかなぁ?と思ってたけど、ようやく判りました。
なんかしっくり来なかったのは、小沢一派の皆さんの発言じゃ。
鳩山さんが、小沢さんとの心中を表明したのは、今年6月3日のことじゃ。
で、参議院選挙は7月11日に投開票じゃ。
つまり、総理大臣と選挙を取り仕切る幹事長の交代から、わずか1ヵ月と少しの選挙で、民主党は惨敗したのじゃ。
確かに唐突に「消費税」を持ち出した菅総理のタコスケぶりにも口あんぐりだけど、冷静に考えれば「戦争に負けたのに責任取らない」と小沢一派が声高に言うほどのものでは、ないはなぁ。
選挙で敗北した責任の一端は、小沢幹事長にあるのは間違いない。
第一、民主党の票はそんなに減ってるわけではなかったのじゃ。
「お前の責任だ」「お前が責任取れ」と菅総理と現執行部に責任を押し付けるのは、無理がある。
その一方、予算編成で、菅政権から概算要求基準(シーリング)が示されたのには、ひっくり返りましたです。
シーリングは、予算の膨張を避けるため、各省庁が要求する予算の上限を示したもので、自民党政権下で綿々と行われておった。
そのシーリング設定を官僚主導と批判しておったのは、民主党ではなかったのか?
呆れまするなぁ。
で、さらには「元気な日本復活特別枠」だそうだ。
なんだか、自民党・竹下政権が、各町村への1億円大盤振る舞いをした、あの「ふるさと創生資金」みたいなネーミングで、財務省の影が見え隠れしておる感じがどうにもいやらしい。
財務副大臣は、記者会見で思わずこう口走った。
「形の上で政治主導を見せるというか、官邸、党の方もかんでいただいて丁寧にやった」
「政治主導は形式的」とは、よくぞ言い放ってくれましたって感じなのじゃ。
どもこもならん。
この国は、そろそろ滅びるんじゃないか、そんな気もしてきました今日この頃じゃ。
情けなくて涙も出ませんで~す!!