おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

パンツ

2005年06月30日 | Weblog
パンツ、と言っても、きょうびのスラックスの呼び名ではない。
かつてのサルマタのこと。
もっとも、おぢの世代は「サルマタどこにある?」などと使った、ためしはない。
さらに古い世代の言葉だね。
おぢは、ずいぶん前からブリーフと決めておる。

なんでかってぇと、しっくり納まりがよいからじゃ。
淑女にあらせられては、理解不能。
で、余計なお世話でご説明すると、モノの大小を問わず、男にとって「納まりがよい」のが、大事なポイント。
その点、ブリーフはしくっとくる。
しくっとするけど、ムレる。
ムンムン、ムレムレ状態は、どうも良くない、らしい。
不便はないが、あれこれ障害もあるという。

ご幼少のみぎり、銭湯に行っておった。
そこでは、竜やら鯉やらのマンガを背中につけたおじさんが、湯上りにジャブジャブ冷たい水をひっかけておった。
もちろん、アッコに。
当時は「何でだろ?」と思っておったが、そのうち「金冷法」なる増強法があると知った。
つまりは、冷やすとよいのだそうだ。
背中にマンガをプリントしたおじさんにとって、きっとアレは武器。
したがって、鍛えておったのじゃ。
その証拠に、銭湯の出口にはやたらめったらの美人が、おじさんを待っておった。

このところの暑さでそれを思い出した。
「金冷法」はともかく、わざわざ温めることもない。
餅みたいに、あったまるとぷぅ~と膨れてくるんなら、やってもよいが…
で、タンスをガサゴソ探し出し、ボクサータイプのパンツを履いてきた。

これが涼しくて、たいしたよろしい。
よろしいけど、どうにもスカスカ感がある。
ズボンのチャックが開きっぱなしのような、不安感。
「横チン」の不安もある。
これは横からはみ出す危険。
こっちは大小にかかわりがあるので、おぢはあまり心配ない。
ただ、健康診断にはむいてない。
小でもはみ出す危険大なのじゃ。

ようするに、きょうは快適な一日じゃった。
週末は、スカスカ・パンツの買出しじゃ。
まいったか!!
だれもまいりませんね。

アイスランド・ラム

2005年06月29日 | Weblog
夕方、職場の仲間でジンギスカンが話題となった。
で、ふと思い立ち、おぢが30年来御用達にしておるジンギスカン「ラム」へ、いそいそと出かけた。
ラムは、南7西4と、ススキノもちょいとはずれにある小さなお店。
ここのラムはオーストラリアやニュージーランドの「サフォーク種」とは毛色が違う。
最高級のラム肉、「アイスランドラム」がウリ。
どこがどう違うかと言うと、ぜん、ぜん、違う。

サフォーク種は、毛色が白黒で、そこいらにごまんと居る羊。
羊が丘の展望台で草をはんでる、あれね。
一方、アイスランドラムは毛色が白く、長~い角が特徴。
山岳地帯をピョンピョン跳ね、苔を食する一風変わった羊で、日本にはおらんのよ。
食しておるのが苔だから、柔らかく、臭みが少ない、のだという。
ホンマかいな?
とはいえ、おフランスで食する最高級ラム肉料理はこのお肉。

首都圏はジンギスカンブームとかで、札幌市内でもドンドコ、ドンドコ、ジンギスカン料理の店が増えているそうじゃ。
でも、アイスランドラムを扱う店は札幌でも5本の指に収まる、らしい。たぶん。

実はこの店、地元より内地で有名。
サッカーのラモス氏御用達で、今夜も日ハムにコテンパンにやられた西武ライオンズ選手10人がご予約。
おとといも、いま売り出しの「おかわり君」が来ておったとか。
美味いもんばっか食ってないで練習せんかい!!

タレは醤油ベースでちょとしょっぱめ。
二人前とビールに焼酎水割りで、ごっつぉーさんでした。
おなかに余裕があれば、「ねこ飯」も食べたかったところ。
ねこ飯は花カツオに甘ダレをかけたご飯。
これもうめぇのなんのって、なのじゃ。
ラムの刺身もある。
これも「うめ~」ので、これ食うとおぢは羊と化す。で今回は見送り。
まぁ、予算がなかっただけ、だけどさ。フン!!

「誰も知らない」

2005年06月28日 | Weblog
昨年のカンヌ国際映画祭で、主演の柳楽優弥が最優秀男優賞を受賞した「誰も知らない」を借りてきた。
ビデオを見終わって、へなへなと気力が失せた。
実話を元に作られた映画に違いない。
印象は、「大都会って病んでるのね」。
暗~い気持ちになるので、「良い子は見ないように」とも思う。

ストーリーはこうだ。
4人の子供たちの父親はみな別々、学校に通ったこともない。
母はデパートで働き、12歳の明が母親代わりに家事をする。
父は居ないけど、一見、幸せそうな家族なのさ。
ある晩遅くに酔って帰ってきた母は、突然それぞれの父親の話を始める。
だが翌朝になると母の姿は消え、20万円の現金と明に宛てたメモが残される。
この日から、誰にも知られることのない4人の子供の"漂流生活"がスタートするわけ。
食事はカップ麺からコンビニの賞味期限切れおにぎりへ。
水道、電気が止まり、と事態は徐々に深刻化する。

これが田舎の子ならどうだろね。
仮に、親に捨てられ、周囲にも気づかれなくても(そんなこと、ありえないけど)、自宅の空き地に畑を作り、野菜を作り、川で魚を獲り、生きていく。
都会っ子はというと、コンビニとスーパーしか、食べ物を得るすべは知らぬ。
大人もね。
まぁ、どもこもならんわなぁ。

都会に住む人のなかには「人はもともと都市に住むべき動物。ブルジョアとは『都市に住む人』という意味だ。」などとたまわる「ノー天気」な方もおる。
あ・ほ・か、だ!!

ライフラインとは、電気、ガス、水道のたぐいを指すらしい。
大都市という「砂上の楼閣」は、このライフラインが大前提。
大地震や大災害は、この「文字通りの生命線」を木っ端微塵に破壊する。
トイレは使えぬ、水も飲めない、ましてや食べ物など、どもならん。
「都会は利便性がいい」などとノー天気なことをいっておって、いいんかねぇ?
一旦、大地震が起きたなら、死人が山なす異常地帯。
大震災がなくたって、子供も大人もビョーキになっちゃうのが大都会。と思い知った映画ではあったね。

同伴喫茶をご存知か

2005年06月27日 | Weblog
かつて札幌のあちこちに“同伴喫茶”というものがござった。
おぢが高校、大学時代のことじゃ。
店内は薄暗く、ちょうどカップルで座れる程度のソファがあり、背もたれが異常に高くなっておる。
薄いカーテンもついていた気がする。
料金はフツーの喫茶店の2倍ほどだったろうか。

ようするに、アベック(いまはカップルか)が、そこでいちゃいちゃするわけ。
席に着き注文すると、ほどなく、あっち、こっちのシートから妖しい声が聞こえてくる。
初めてデートした二人は、一気に興奮!!凄いことになっちゃうのだ。

当時、金のない若者は、こぞって利用した、らしい。
聞くところによるとね…

こんなよいものが、いつのまにか姿を消した。
いまどきのにーちゃんとねーちゃんは、一体どこでいちゃいちゃしておるのだろうか?
余計なお世話でスマンけど。
やっぱ、カラオケボックスかいな。
狭いとこもあるか知らんけど、密着感がねぇ、どうなんだろ?
やっぱ密着しないとねぇ、次の展開には…

札幌駅前に「i-cafe」というインターネットカフェがオープンしたと聞き、昼休みそそくさと出かけてみた。
そこはというと、漫画喫茶で、インターネットカフェで、マッサージシートがあって、フリードリンクがあって、シャワールームがある。
中華料理で言えば、中国食文化四千年の集大成「満漢全席」状態。なんでもあるのだ。
ペアブースというのもあって、ひょいと覗くとスペース的には同伴喫茶に似ておった。

おぢが青春だった頃、仲間はみんな一日三十時間ぐらい、モッコリさせておった、気がする。
いまどきのにーちゃんはどうなんだろ?

朝はピーカン

2005年06月26日 | Weblog
土砂降りの雨は早朝に止んで、ニセコアンヌプリがくっきりハッキリ姿を見せた。
よ~く見ると、山にはまだ雪が残っておる。
まもなく7月というのにね。

前夜の雨は農家にとって恵みの雨じゃった。
なんと言っても、その「降り方が良かった」という。
いきなり「土砂降り」では土が流れてしまう。
一方、これぐらい日照りが続くと「しょぼい雨」では役に立たん。
で、昨日の雨は、「初めチョロチョロ、中パッパ」の理想的な、文字通りの慈雨だったとか。
なるほど、「にわか田舎もん」には良く判らん地元の「常識」がある。
まだまだ未熟じゃのぉ~

御念仏を唱えて寝たせいか?風邪もひかずに、さわやか。
暑くもなく、寒くもない6月らしいよい気候と相成った。

日曜の朝食は、納豆にシジミの味噌汁、サラダに焼き魚と決めておる。
このところのお気に入りツールは、なんと呼ぶか知らんけど、ようするに納豆をぐちゃぐちゃ混ぜる器。
木製のさじが付いた取っ手のある陶器なのだ。
美食家で知られる「北大路魯山人」は、納豆を食す際、100回かき混ぜたという。
B・C級グルメのおぢは、「根性なし」につき20回。

20回も100回もたいして違わん気もするが、そこらが本物の美食家とB・C級の違いだ。
それよりなにより、美食家が納豆をよく食べていたと言うのが嬉しい。
「臭い」「ねばねばが気色悪い」などと関西では嫌われておる納豆だが、これさえ喰っておれば、健康のような気がしておる。変かなぁ?

土砂降り雨のジンギスカン

2005年06月25日 | Weblog
夕食用にと、生ラム肉を買い求めた。
新規購入のジンギスカン鍋で食するためだ。
この鍋、「正しいジンギスカン鍋」なのだ。
正しい鍋は、縦にスリットが入っておる。
ホームセンターなどではサッパリ見かけんプロ仕様。
購入した店でこう聞かれた。
「何個いります?」
どうやらまとめ買いが基本の風情。
つまりは専門店御用達なのじゃ!!

あちこちジンギスカンを食しておる東京の旧友Tに言わせれば、スリットなしは「ニセ鍋」。
ニセで食したとあってはドサンコおぢの沽券にかかわる。
で、ご購入とあいなった。

これが、実際どう違うかと言うと、スリットのあるミニスカと、ないのと、ぐらい違う。
ようするに、「おおっ!!」と思うか、思わんか。
たいして違わんか?違わんね。
ただし、鍋に油は溜まらんし、遠赤効果もあるんだな。たぶん。

用意万端、さて、と思った頃、土砂降りの雨となった。
とはいえ生ビールだってナマ春巻きだって、「生」はトットと食するのが作法。
そこでデッキをブルーシートで覆い、ひたすら、がむしゃら、ジンギスカンをした。
肉はナマ、鍋はプロ仕様と「こだわり」のジンギスカンは美味かった。
美味かったが、びしょ濡れだった。
これで風邪ひいて、肺炎にでもなったらただのアホウ。
なまんだぁ~なまだんぁ~と三回唱えて寝た。

57年ぶりの暑さとか

2005年06月24日 | Weblog
サマージャンボ宝くじは、皆さんご推察のとおりの結果に終わった。
「1億円の枕」は夢と消え、今夜もアイスノンが枕じゃ。
心が踊らんのぉ。

日中の気温はきょうも30度を超えた。
札幌で6月に真夏日が2日続くというのは、実に57年ぶりの快挙?とか。
57年前にもあったのね、こんな年が。
それならホッとする。
過去に例がないとなると、「いよいよニッポンも危ういぞ」と不安になるが…

北大のクラーク像もぐったりしておる、そんなわきゃない。
ぐったりはおぢだ。
反省猿となって次回からは、「汗をかくならエアコンの効いたジム」にいたすとする。
サル並みでスマンね。

喧騒の札幌を逃げ出して、倶知安の小屋に戻ってまいった。
夜10時の外気温は20度だ。
温泉で汗も流した。
風も心地よい。
あすはお手軽登山とタケノコ採りでニセコを楽しむ。

それにしてもこの一週間、「暑い、暑い」しか書いてない。話題がないねぇ~

あっつぅぅ~助けてくれぇぇぇ

2005年06月23日 | Weblog
きょうも暑っっ~
札幌は30度を超える真夏日であった。
東京より、大阪より、北海道が暑かった。
そんなアホなぁ、変だろがぁ!!
…と怒ってみてもせんないがね。

大体、北海道の夏といえば、「7月末から8月初旬まで」がとおり相場。
で、ひと夏に「30度がせいぜい2日か3日」が当地の常識。
6月でこんなことなら、この先7月、8月はどうなるんか。
気力がヘナヘナうせていく…

以前、何かで見聞きしたが、生まれ育った地域で、汗の出る穴(汗腺)の数が違うのだとか。
当然北海道生まれは少なくて、沖縄生まれは多いのだという。
ウチナンチューは暑くなれば、ソッコーあちこち汗だくで体温調節。
一方道産子は、汗が出たくても、出口が少なく、出てこれない。
ようするに、汗がベンピ状態。
こりゃ苦しい。
「30度くらいで何言ってんの、フン!!」と本州の淑女は鼻で笑っておるか知らんが、便秘と思えば、ご納得じゃろね。
そんなこんなで道産子こぞって、「便秘で苦しんでおる」と思うのがよろしい。
こらぁ、だれか同情せんかい!!
だれもせんね。

で、たっぷり汗をかけば、すっきり!!と思って軽くジョギングした。
うんせ、うんせ、と走った。汗はジャブジャブ出た。
結果、ゲロゲロ。
ついさきほどまで、アイスノンを枕に「討ち死に」しておった。
世間では熱中症と呼ぶそうな。

道内の家電量販店は「エアコン特需」に沸いているに違いない。
そういえば、ドリームジャンボ宝くじのチェックを忘れておった。
風水にしたがって、黄色いふくさに包まれて、冷蔵庫でヒンヤリ保管してあったいとしのmy宝くじ。
あすは、1億円にチェンジして、これを枕に、最高級、最新鋭、最大パワーのエアコン買ってやるぅぅぅ~

あぢぃぃぃ

2005年06月22日 | Weblog
なんだなんだぁ、この暑さはぁ、、、
自慢じゃないが、道産子は暑さにも寒さにもチョー弱い。
夏は28度にもなれば、あぢぃ、あぢぃと大騒ぎ。
冬は冬でマイナス1度にでもなろうもんなら、さぶい、さぶいとブーたれる。
ひ弱な道産子はこの暑さにプンプン!!(byさとう珠緒)

きょうのわがまち倶知安の最高気温、なんと29.2度。
札幌とそう変わらん。
今週末はタケノコ採りの予定だが、春の味覚を、夏の気候で探すのは初体験。
ダニに食いつかれんよう長袖のシャツで完全防備。と思ったが、暑いわなぁ。

で、よい話を耳にした。
かつてダニに食いつかれたときは、ひぇ~っ、と慌てふためき病院に駆け込んだ。
ところが、「犬に塗っているダニよけの薬をダニに吸わせて取りました。」って人がいた。
しかも、「薬はペットショップやクスリのツ○ハにも売っています。600円くらいから」だそうだ。
購入のポイントは「ヒト用とは言わずに、犬用あるいは猫用と言ったほうがわかりやすいと思います。」なんだと。

どっひゃ~この人、ナマコを最初に食った人ぐらいエライ!!
「犬用あるいは猫用」はなかなか使えんでしょ、フツー。

てなことで、「ペット用ダニよけ」を、おぢ専用にこれから買いに行きまする。
アリ退治やらダニよけやら、田舎で確実に儲けるなら、クスリ屋かもしらんねぇ。

♪Mrサマータイム~

2005年06月21日 | Weblog
ちょっとぉ、どうなってんだいこの暑さ。
札幌は最高気温が28.7度だと。東京は28度。

「6月の札幌は天国に一番近い」。
そうのたまわった人がいたけれど、きょうは明らかに東京に近い。
トホホじゃぁ。

北海道内ではサマータイム実験が始まった。
またぞろお役人の発想だけど、どうなのこれ?
おぢにとっては痛くも痒くもないが、これで一儲けを目論んでいた居酒屋や娯楽施設は肩透かしとか。

試験導入なら良いけれど、これ実際に始まっちゃったら、朝のテレビの時間はどうなるん?
東京は7時だけど、札幌は6時とかなるんかねぇ。
こりゃ現実的でないから、出社時間と退社時間だけ早くなるってことだろね。

導入したい人たちの論理はこうだ。
「夏季における日中時間が札幌で東京に比べ約1時間長い。また、日本・韓国等わずかな国・地域を除きサマータイムは世界標準となっている」

来たな!!「世界標準」な~んて言葉使いやがってぇ。
ニッポンにはニッポンの標準があるわい!!

さらにその効果はこうだという。
「…夏季6ヶ月間、標準時より2時間早めることで、生活面においては、健康増進、余暇の利用拡大、また、企業においては、省エネルギー効果やCO2 の削減、さらに新たなビジネスチャンスが生まれるなど、高い導入効果が見込まれる。」

ほんまかいなぁ?
まぁ、おぢは朝方人間ゆえ、1時間、2時間、朝が早くなろうと問題ないが、「高い導入効果」はどうなのぉ。
まぁ、今回は実験だから、いろいろ試されるのはけっこう。
なにせ「試される大地」ゆえお好きにしたらよろしい。

で、
サマータイムで思い出されるのは、サーカスじゃ。
サーカス小屋じゃないぞぇ。
「♪ミスター・サマータイム さがさないで あの頃の私を~」じゃ。
いい歌だったねぇ、けだるい感じが…

これ、78年のヒット曲とか。おぢは青春じゃッたぁ。
「サマータイム制」より「Mrサマータイム」が似合うね、爽やか6月のサッポロには。

北海道は一気に夏景色

2005年06月20日 | Weblog
先週から半そでのワイシャツを着ておる。
別にクールビスを気取ったわけではない。
いつもの夏のスタイルじゃ。
ようするに、北海道にも夏が来たってことね。

チセヌプリにスキーに行ったのは、先月末。
なんだか冬の気分でござった。
…と思っていたら、あっという間に半そでじゃ。
今年は春をいきなりすっ飛ばして、夏が来た。

国会では、半そでノーネクタイのおぢどもが、ダラダラ「郵便屋さんごっこ」をしておる。

かと思ったら、「2007年に大量定年退職が始まる約700万人の団塊世代をターゲットとした中高年の『田舎暮らし』の支援」などを農水省など役所があれこれ世話を焼くという。

放っといて欲しいね。
田舎暮らしが好きな人もおれば、都会がいい人もおる。
バブル崩壊以降、役人が考えてうまくいった試しはないのだから、お役人の皆々様は余計なことは考えないのが「一番国益にかなう」というもの。

団塊対策はともかく、高齢者対策ならおぢは、こうするね。

介護職員は、フーゾク経験を5年以上有するものを最優先で採用じゃ。
ばばのヘルパーさんは、ホストクラブ経験5年以上。
ぢぢ用にはもちろん、ヘルスかソープ経験者。
さらに当世、韓流ブームとか言っておるので、「元韓国ホスト大歓迎、経験2年以上で可」

これでどうだ!!
ばばのボケはストップし、肌もつやつや。
ぢぢは文字通りピンピンじゃ。
こんなヘルパーさんがあっちこっちで活躍すれば、まさに極楽。

しかしこれだと、老後を別の意味で楽しみにする輩も出てくるに違いない。
難しいのぉ~

ニセコ野まつり

2005年06月19日 | Weblog
台所に出没しておったアリは、姿が見えない。
まんまとアース製薬の陰謀にやられたようだ。
床には、ちらほら居るようだが、早晩姿を消すに違いない。
めでたし、めでたし。

ニセコひらふスキー場では「第2回ニセコ野まつり」が開かれた。
フリーマーケットに露店、スケートボード大会、餅つきなどのイベントに、近所の若者たちが大勢集った。
会場は、英語と関西弁がビシバシ飛び交う不思議な雰囲気。
ようするにインターナショナルな風情。
なかなかよい。
こんなところが、「田舎まち」と一口ではくくれない倶知安の魅力だね。

子供はどの子も服装がお洒落、ハーフの子も目立つ。
どれもこれもメンコイのだ。
連れてる母親も、二十代前半から三十代前半と若くて綺麗。
よいのぉ~

服装などから、参加者はスキー場近くのペンション、ラフティング関係者がほとんど。
地元農家の人たちなどが、もっとたくさん来て交流を深めると良いのだが…

アリの巣コロリ

2005年06月18日 | Weblog
スキーも終了し、山菜採りの真っ盛りだが、おぢは2度目の草刈だ。
山暮らしはしんどい。
カメムシが居なくなったと思ったら、こんどはアリだ。
台所やら床のあちこちに、ちょいと赤い、小さなアリがうじゃうじゃ湧いてきた。
しかたがないのでホーマックで「スーパーアリの巣コロリ」を買ってきた。

「スーパーアリの巣コロリ」は「アリの巣コロリ」の進化版だ。
「吸蜜性のアリが好むゼリー薬剤」と旧来の「雑食性のアリが好む顆粒薬剤」の「二段仕込み」。
なにやら、新酒のニューフェースの趣。
うたい文句は「甘~い黒みつでアリを誘引!」。
「誘引」ったって、ミニスカねーちゃんが、ウッフンと誘うわけじゃない。
薬剤入りの蜜をアリに巣まで運ばせて、一気にせん滅するのだという。
ようするにアリをだましてやっつける、汚い作戦なのだ。
汚い作戦は5百数十円で買えた。

アリをだます薬剤は、グリーンのプラスチックケースに入っておる。
それをアリがうじゃうじゃ居るあたりにセット。
しばらく観察しておった。
10分経ったが変化なし。
20分近くなってケースの入り口に入ろうとしたアリが一匹、すぐにUターン。
30分近く経っても「誘引」の様子がない。
アリをだますつもりが、だまされたのはおぢ?
こらぁ!アース製薬なんとかせんかい!!

しかたないので、顆粒状の薬剤をケースから取り出し、パラパラ撒いた。
そしたら、5分でアリがパクッと喰いついた。
最初っからこうすりゃ良かった。
そのあと次々喰いついて、アリは薬剤をドンドコ運び出した。
薬剤は黄色いので、黒いアリと黄色い薬剤があっちへウロウロ、こっちへウロウロしておった。
パラパラ撒いた10粒ほどは、真狩温泉から戻った時には、無くなっていた。
さて、どうなる!?

陵雲の夕べ2005

2005年06月17日 | Weblog
14年で姿を消した幻の中学校、札幌市立陵雲中学校の同窓会「陵雲の夕べ2005」で、がっぽり飲んできた。
集まったのは、1期から14期までおよそ550名。
いやはや、懐かしい顔があちこちに。
ただ、かつてのアヤメもカキツバタも、すっかりドクダミかぺんぺん草と化しておった。
時間は残酷じゃ、シクシク。

先輩の悪童どもが来てるかなぁ、と多少ビビッておった。
だが、当時の「ワル」はほぼ皆無。
そんな情報は到着したとたん耳に入った。なぜか早い。
ある先輩は、シャブ中となり、すでに亡くなったとか。
そんな情報も素早い。
凄い学校だったのだ。

メインイベントは写真のフォークダンス。
当時は、好きな女の子の手を握れる千載一遇のチャンスとあって、胸がバッコン、バッコンしたものだったが、いまは昔。
それでもなんか、いい。
幹事の打ち合わせでは、ピョンピョン跳ねる坂本九の「ジェンカ」も候補に挙がった。
試しにやってみたところ、幹事数人の足が攣って、やむなく中止。
で、オーソドックスなものに落ち着いたとか。笑えんのぉ。

会がお開きとなり、幹事期の我々は、さらにどっぷり飲んだ。
思い出話に花が咲いた。

帰りの地下鉄南北線、南方向の真駒内行きに乗ったつもりが、着いたのは北の終点。
女性をドクダミ、ぺんぺん草扱いにはできん、おぢもすっかりヤバイ。

テレビ東京は偉い!!

2005年06月16日 | Weblog
「テレビチャンピオン」をご存知か。
テレビ東京の数少ない人気番組だ。
今夜偶然見たのは「なでしこ美しい日本語王」。
クイズ番組なんだけど、正直、感動、感激、あぶなく涙するところであった。

ようするに「美しい日本語をいかに知っているか」を競うのだ。
「マジ、これだけで素晴らしい」。
などと怪しい日本語を書いてはいけない気分。
しかも、めんこいジョシコウセイがおぢもよう知らん「大和言葉」をよぉ~く知っておるのよ。

「言葉が乱れている!!」などと、ぢぢいどもがプンプン怒ってみても、しょうがない。
それより、「こんなきれいな言葉がありますよ」と教えてくれたこの番組はまことに偉い。

泡沫と書いて「うたかた」と読む。
うたかたの恋って「泡沫の恋」って書くんだねぇ~
これをめんこいねーちゃんがスイスイ答えちゃう。

「初夏にホトトギスが声をひそめるように鳴くことは?」
シノビネ(忍び音)というんだとか。
すてきな言葉ですねぇ~

旗はどう数えるかご存知か?
羊羹は?
これ、タンスといっしょで「棹」(さお)と数えるのですねぇ。
タンスはかろうじて知ってたけど、旗も羊羹も棹とは知らんかった。
「さお」と言われて、股間を覗くおぢはトホホでござる。

決勝戦は、どこから見ても美少女と、可愛いけどブスのそしりは免れぬおねーちゃんの一騎打ち。
テレビ的にはグーなわけ。
結果、美少女が涙の敗北、勝ったおねーちゃんもぼろぼろ涙。
見ていたおぢもウルウルだ。

「オッハー」を香取慎吾にパクラレ、「デブや」をパクラレたヘタレなテレ東だが、こんな良い番組は、パクラレまくって欲しい、と思うおぢだった。