おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

EU離脱は「衆愚政治」のなせる業

2016年06月30日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス11度。

きょうもお天気は晴れで、そよ風の吹く清々しい朝でござる。

そしてきのうも暑い一日でしたわ。

湿度が低いので、暑いは暑いけどスカッとはしておりました。

そこが本州とは大きく違うところでしょうかね。

それでも日差しが強くて痛いほど。

山や海はとりわけ紫外線が強いことになっておる。

ジリジリ照りつける太陽の下で、じーさんがムリに作業して倒れたら、周りが大迷惑ってことでもある。

そんなことで、きのう日中は室内で静かに仕事に勤しんでおりましたけど、それにしても暑かったなぁ~

きょうも良いお天気、果たしてどんな一日になるんだろか?

さて、

東京都知事選に自民党の小池百合子さんがご出馬だそうな。

さっぱり相談を受けていない自民党東京都連はプンプンに怒っておるという。

そりゃそうだ。

「勝てるタマ」と誰しも思っておるアイドルグループ「嵐」の櫻井君のパパを差し置いての立候補表明だからねぇ。

立候補を固辞しておる櫻井パパだって、最後は安倍総理に口説かれたら、元官僚としては断れないところ。

それでもなお断る口実が、自民党の身内から出てきたわけだから、安倍総理以下、すっかり出ばなをくじかれた感じでしょうか。

そういう意味で、今回の小池百合子さんの立候補表明はなかなかにしたたかだ。

先週号の週刊文春が現時点で都知事にふさわしいのはだれかと読者1300人にアンケート調査をしております。

これによると1位が橋本徹263票、2位に櫻井俊169票、3位蓮舫133票、そして4位に小池百合子と東国原英夫がともに86票じゃ。

上位3人の出馬が無くなるとすれば、小池さん急浮上という構図ですわ。

小池さんが早々と出馬表明したことによって、櫻井さんの目は消えかかり、「強敵はいなくなる」と踏んだ立候補ってことか?

やるなぁ~ 小池さんってば!!

もっとも、自民党のことですから陰で糸引いてるお方がどこぞにいるんだろ。

知事候補を巡るこうした自民党内のゴタゴタは、はた目にはたいした面白い。

とはいえ都民不在のドタバタ劇ではどもこもならん。

これで野党が統一候補を出すことができれば、面白い選挙になるわけですけど、さて、、、

話は変わりますが、

今回EU離脱を巡って、イギリスの国民投票で明らかになったのは、いわゆる「衆愚政治」だという。

衆愚政治とは「多数の愚民による政治」、つまりは知的レベルの低い低所得者による誤った判断ってことにでもなるのだろう。

英国民のかなりの数が今回の離脱という結果を「後悔」しておるところを見ると、どうやらその通りらしい。

EU離脱を支持した英国の「愚民」の皆さんと、アメリカ大統領候補のトランプ氏への支持層は相通じるところがあるそうだ。

米誌「アトランティック」は「英国の離脱支持層とトランプ氏支持層に多い人の特徴として、(1)年齢が高い(2)大学教育を受けていない(3)エリートへの不信感(4)外国人嫌い(5)懐古主義的などの点で重なると指摘する記事」を掲載したそうな。

トランプ氏は「米国民も独立を宣言する」と追い風にしたいようだけど、逆風になる可能性もでてきておる。

冷静に考えれば、トランプ氏のいう「メキシコとの国境に壁を築く」とか「移民を追い出す」とかいう乱暴な発言は、そもそもアメリカの成りたちを否定するもの。

実際、移民がいたから大きく成長してきたのがイギリスでありアメリカじゃんって話なのだ。

とはいえ、米大統領選はトランプVSヒラリーってことで、チョー不人気同士の対決だ。

悪いけど、「目くそVS鼻くそ」対決でござる。

そうはいっても世界一の経済大国アメリカの大統領ですから、衆愚に選ばれたアンポンタン大統領ではたいした困る。

ここはなんとか、ましな方のヒラリーさんでお願いしたいもんだと思う今日この頃なのでござる。


北海道はいきなりの夏!!

2016年06月29日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス11度。

お天気はというと、気持ちよく晴れておりまする。

きのうと変わらぬお天気のようですが、実はおとといまでとは、すっかり様相が違う。

ご当地北海道、きのうから突然、夏になったのでした。

アメダスによると、きのうご当地倶知安町は最高気温が26.5度、我が家の温度計では日陰でも28度超え。

日なたではたぶん、30度超えでしたね。

そんなことですから薪割り作業をしていたおぢ、クラクラしてそこそこで作業を中止しております。

危なく熱中症なのだ。

ということで、我が家の薪割り、いつものように、終わりそうでなかなか終わらないことになっておる。

暑いのは日中だけかと思ったらその後もずるずると続き、昨夜は室温も25度を超えて湿度も高かった。

そこで1時間ほどエアコンを使ってしまいましたです。

急な暑さで体がついていけず、たいした寝苦しいことになったのでした。

なにせついこの間でしたからねぇ、湿気が多いとかなんとかいいながら、薪ストーブに火を入れたのは…

ちっぽけな人間さまなんぞ、自然には到底抗えないのだなぁ、つくづく思いますわ。

なんとか自然と折り合いをつけながら、「生かしていただく」のが人間というものなのでしょう。

これから徐々に夏に合わせた身体になっていくはずですわ。

うだうだ書いておるうちに6時25分となりました。

我が家の朝のルーティン、Eテレ体操をしてまいります。

…気持ちよく身体を動かしてまいりました。

寝起きはあちこちバキバキしておりましたが、これでようやくスッキリじゃ。

健康で元気、それに加えてお天気がいいわけですから、身も心も幸せ感で一杯じゃ。

冒頭の写真は、Eテレ体操のあとでそそくさと収穫してまいった庭のレタス。

5月に10株植えたレタスですが、毎日すくすく成長しておるのです。

これを植わったまま、外側の葉から順に毎朝6枚ほど採ってきます。

そしてこれがさっそくサラダとなって食卓に並ぶ。

採れ採れ新鮮、安全・安心なレタスを毎朝いただけるのですから、それだけでも幸せいっぱいじゃ。

予報では最高気温が27度になるという快晴無風のニセコ、夏がいよいよスタートじゃ!!

 


英国のEU離脱は「老人たちの判断ミス」

2016年06月28日 | Weblog

 

きのうは当ブログの更新を忘れてしまいましたです。

数少ない読者の皆さん、スマンこってす!!

朝食をいただく前にはあれこれ書き綴っておりましたが、その後すぐに薪割り作業に。

これに集中してもうて、コロッと更新を忘れたのでした。

いよいよボケ老人でしょうか、、、

昼前にはちゃんと思い出しましたけど「ま、いっか!!」ってことにしたわけ。

返す返すもスマンこってす!!

さて、午前6時の気温はプラス11度。

スカッとした青空で無風、窓からはニセコアンヌプリもくっきり見えております。

清々しい一日になりそうで、もうすでに嬉しい気分でござる。

情けないほど、気持ちがお天気に左右されるじーさんですわ。

さて、

英国のEU離脱騒動でござる。

毎日新聞電子版によると、「もう1回選挙しろ!」って声がなんと350万人を突破したそうな。

また、これも呆れる話ですけど、離脱派を率いてきた英国独立党の党首が「大ウソ」を認めて、大騒ぎになっておるそうな。

この党首は投票前、EUへの拠出金が毎週約480億円にも上るので、「そりゃとんでもない!」と国民に大宣伝した。

つまりはEUに支払う家賃みたいなもんが週480億円にもなるから、それを「国民医療の財源にしよう!」と遊説して回ったそうな。

ところがギッチョン、実際にはEUからの補助金があり、その3分の1程度の負担で済むそうな。

この党首はこれをあっさり認めて、「存続派が正しい」としたそうですわ。

「アベノミクスの成果を問う選挙」と大宣伝しつつ、実は「憲法改正が焦点でした」みたいな今回の参院選と似たりゴンベ。

また離脱派が焦点のひとつとした「移民問題」も、「移民がゼロになるわけではない」と下方修正だ。

おかげさんで英国民の怒りが大爆発。

ツイッターにも離脱を後悔する書き込みが増加したそうな。

それにしても国民投票という制度がこんな恐ろしいとは思いもしませんでしたわ。

「感情」に突っ走った英国民のおかげで世界経済が大揺れなんだぜぇ。

「なんてこったい!!」「バッカじゃなかろかサンバ!!」などと笑い飛ばせないところが、困ったところでござる。

おとといも書きましたけど、今回の国民投票では「若者が残留」で「老人が離脱」とこれまたしっかり色分けできたのも特徴でした。

離脱派は18~24歳では27%だったのに対し、65歳以上の離脱派は60%だもんねぇ、、、

老い先は短いけれど、物事を冷静に判断できるはずの老人たちが大暴走したってこと。

若者の今後の人生を左右する事柄なのにねぇ、、、

しかも感情論だったから始末に悪い。

若者たちから老人たちに対する怨嗟の声が上がっても不思議ない。

産経新聞電子版は「EU加盟国27カ国は26日、28日開幕するEU首脳会議で、英国が離脱手続きに向けた正式申請を先送りすることを容認した。離脱後の新たな関係に関しても、正式申請まで事前交渉に応じない方針」と伝えておる。

ようはEU事務局の官僚は、英国の離脱を先送りしてしまおうって腹でござる。

英国内は「後悔」したり、「分裂状態」だったりと大混乱。

だからこの際は英国の離脱手続きを「先送りする」のが正しいのでしょう。

それにしても人間社会では、不可思議なことがいろいろ起きるものですなぁ、、、


イギリス人の愚かな選択とニッポンの参院選

2016年06月26日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス13度。

降り続く雨は時おり横殴りで、風も強い。

きょうも荒れ模様のお天気でござる。

ずんずん穏やかなお天気になってきておるようですけどね。

きのうの日中から薪ストーブに火を入れてほやほや燃やしておりまする。

少し寒いこともあるわけですが、それより室内の湿気を吹き飛ばす感じでしょうか。

おかげで昨夜は暑くて寝苦しいほどでしたが、まとわりつくような湿気はなく、そのうち気持ちよく就寝したのでした。

きのうも風邪気味の体調が続いておりましたが、丸一日室内でうだうだ過ごしておりましたら、今朝はほぼ良化した。

サラリーマン時代と違って、ムリせずすぐに休むので風邪の治りもずいぶん早い。

自分で言うのもなんですが、そこそこ元気なじーさんなのじゃ。

今日は午後からジムで汗を流すことにいたします。

写真はきのう「タワーレコード」から届いたT字路sのCD「Tの賛歌」。

カバー曲のCDですが、どれもなかなかよろしい。

ま、なんといっても「愛の賛歌」が凄いというか凄まじいというか、魂を揺さぶる歌声とはこれだ!! そんなインパクトを感じさせるのでした。

そもそもCDなんぞはめったに購入しませんが、いわゆるインディーズのCDというもんを今回初めて購入いたしました。

お安いプレーヤーで聞いてるせいもあるのでしょうが、音はずいぶんとチープな感じですわ。

シロウトがうだうだ申してはなんですがね。

そんなことでボーカルの伊東妙子さんには、紅白歌合戦でオーケストラをバックに愛の賛歌を謳い上げてほしいと思いましたです。

T字路sさま、おぢは応援しておりますぞ!!

さて、

イギリスがEUを離脱することになって「若者たちから悲痛な声が上がって」おると、バズフィードジャパンが伝えておる。

どうやら今回の国民投票は、「高齢者が離脱派」で「若者が残留派」という構図だったらしいのです。

18~24歳の75%は残留に投票したそうで、年齢が上がるほど残留派は減ったとか。

また毎日新聞電子版によると「学歴による支持の差は顕著で離脱派は大卒以上で29%だが、義務教育修了では66%。年齢別でも、幼い時から英国がEU加盟国だった18〜24歳では離脱派が25%で、加盟時に成人していた65歳以上では61%と圧倒的だ」

つまり離脱派は「学歴が低く高齢者が多かった」ということなのだそうな。

学歴ってのもなんだかなぁとは思いますが、65歳以上の年寄りの多くが離脱派だったのは間違いないようだ。

アメリカのトランプ氏に代表される「内向きで排他的な保守派」がイギリスの離脱派だった。

それにしても、これから人生を長く生きる若者の意見が反映されない国民投票というのも、どうなんだ???

老い先行き短い老人の声が大勢を決してしまったわけで、「これぞ老害」とおぢは思う。

いずれにせよ、今回のEU離脱により、イギリス経済はもとより世界経済も大きな影響を受けることになる。

国民投票とは恐ろしいものだと思います。

いまイギリスでは国民投票のやり直しを求める請願が180万人を超えるという。

イギリス人はとんでもない愚かな判断をしたものだとも思う。

そして我がニッポンの参院選挙じゃ。

今回の選挙、何遍でも書きますがアベノミクスなんぞを問うものではございません。

口ではアベノミクスを連呼しておるけれど、内心そんなことは毛ほども思ってもいないのが安倍総理ご本人だろう。

安倍総理が本音で考えておる参院選の争点は、憲法改正でござる。

そこをしっかり認識していないとイギリス人同様、ニッポン人ものちのち後悔することになる。

100回でも200回でも、おぢはそう申しておきまする。


大暴落で大儲け!? 現代のロスチャイルドは誰だ!

2016年06月25日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス13度。

雨降りの朝で風もある。

荒れ模様のお天気でござる。

きょうからあすにかけて雨の予報じゃ。

農家も心配する日照の少ない今年の6月でござる。

さて、

イギリスがEUから脱退したことで、日経平均株価は1000円を超える大暴落じゃ。

朝方は、なぜか残留派が優勢との見方が大勢を占め、市場には楽観的な見方が広がって、日経平均株価は上昇しておった。

その後は離脱派が有利と伝えられて一気に急落。

日経平均の下げ幅は終値で7.9%にもなった。

昨夜開いたアメリカ市場はダウ平均が610ドル安でマイナス3.4%とニッポンに比べればずいぶん小幅で終わっておる。

イギリスの国民投票の結果を受けて最初に開く市場がニッポンだったためか?

アベノミクスもうまくいかず、ニッポン経済が弱含みだからか?

不思議なことにきのうの日経平均株価は、前場高値で推移し、後場から急落した。

最初は「楽観論が支配」したわけで、そこらあたり、あとから考えるとどうにも訝しい。

そこで想起されるのは「ワーテルローの戦い」と「ロスチャイルド」のお話だ。

有名なお話で、ご存知の方も多いけど、ちょいとお付き合いくださいな。

ワーテルローの戦いは、ナポレオン率いる「フランス軍」と「イギリスなど連合軍」による天下分け目の戦争でござった。

イギリスは国債で戦費を調達していたのでこの戦いに負ければ、イギリス国債は紙くずになる。

電話も電信も、ラジオもない時代のことで、正しい情報こそがカネ儲けに繋がった。

そこで当時世界に金融の中心だったロンドンの投資家の多くは、金持ちで情報網を持っておるロスチャイルドの一挙手一投足に注目しておった。

実は、このロスチャイルドはいち早くイギリスの勝ち、ナポレオンの負けを知り、イギリスの債権が暴騰することを知っていたのです。

正しい情報をいち早く入手していたわけだ。

だけど、ここでロスチャイルド家のネイサンという方は、青ざめた顔してイギリス国債を売り始めたそうな。

これを見た一般投資家は、イギリスが負けたと勝手に判断し、国債を我先にと売り始めた。

そこでイギリス国債は大暴落する。

そこで待ってましたとばかり、ロスチャイルドは安くなった国債を猛烈な勢いで買いまくったという。

その翌日、イギリスなど連合軍が勝ったとの情報がようやく届き、イギリス国債は大暴騰。

ロスチャイルドは大儲けするという有名な話でござる。

そこで、きのうのことじゃ。

もしかすると、ニッポン市場をターゲットに、イギリスの国民投票の大勢が判明する前、楽観論を振り撒いた「知恵者」がいた可能性がないとはいえない

「残留派が勝つ」との情報で株価を吊り上げたところで、空売りを仕掛ける。

そのあとは転がるように下落する株価を眺めながら、下がりきったところで買い戻して大儲け。

「生き馬の目を抜く鉄火場」を制した人は、たぶんどこぞにいるのでしょう。

「目端が利く」とはそういうこと。

今回は大いに予想がつくことだった。

周到に準備さえすれば、どっちに転んでも大儲けできたことになる。

おぢのような凡人には到底太刀打ちができませんです、ハイ!!


待てど暮らせど出ない「3本目の矢」、だから円高へGO!!

2016年06月24日 | Weblog

 

午前8時30分の気温はプラス16度。

今朝も曇り空でござる。

今年の6月は日差しの少ない変なお天気が続いております。

いつもなら1年で一番いい陽気といわれる6月の北海道ですが、今年は趣が違う。

そんなことで、お天気屋のおぢ、きのう夜から体調がよろしくない。

昨夜は風邪薬を服用して午後8時半に氷枕とともに就寝。

今朝は午前7時半まで寝ておりました。

風邪かなぁ???

さて、

参院選は与党が過半数をうかがう様相だそうな。

安倍総理は「アベノミクスの成果を問う」選挙という。

おぢにはわけがわかりません。

そもそもアベノミクスの1本目の矢である「財政出動」は従来型の公共工事に過ぎません。

2本目の「金融」は、とうとうマイナス金利にするほど日銀は緩めなきゃならん状態。

有効求人倍率が上がったのは、団塊の世代を含めた高齢者の大量退職で説明がつくじゃんって話。

そして3本目の矢はいつまで立っても出てこない。

作家で、ファンドマネージャーの藤原敬之さんは週刊現代7月2日号の「カネ学入門」で、アベノミクスが始まって円安になった理由について以下のように書いておる。

「アベノミクスは自民党が民主党から政権を奪還してから始まった。米国はあまりに酷い民主党政権にほとほと愛想が尽きていた。それで、自民党に政権が戻ったときサポートする〝意志〟を米国政府は固め、円安を容認した」

自民党をサポートするため米国は円安を容認したわけだ。

なるほどだねぇ、、、

そのアメリカの意思がいまも続いているかというと、そうではないという。

「米国は日本がその円安期間を利用して安倍政権がいう3本目の矢、規制緩和や構造改革をやることを期待していた。しかしそれが全く進まないのを見て諦めた」のだそうだ。

そして、「もう円安容認の意思はアメリカ政府にはない」そうだ。

つまり、この先はジャンジャン円高となる見通しってことでござる。

また、安倍晋三が大嫌いな元経産官僚の古賀茂明さんも、同じ週刊現代「官々諤々」で3本目の矢について以下のように述べておる。

「アベノミクスの第三の矢、すなわち『成長戦略』が欠如していることは論議されていない」と批判しておる。

具体的には、いま世界では自動車の熾烈なZEV(Zero Emisson Vehicle 排ガスのない無公害車)の開発競争が繰り広げられておるそうだ。

それを動かしておるのが自動車販売台数1位と2位の中国とアメリカの高度な排ガス規制。

ここで問題なのは,我がニッポン国を代表する自動車メーカートヨタが誇るプリウスのハイブリッドは「遅れた技術」として2018年の新規制でZEVの対象から外されるというのだ。

アメリカも中国もこの「排ガスのない無公害車」を「成長戦略」の柱としておるということ。

世界の次世代自動車戦争を制することを目指しておるという。

世界の流れが成長戦略の中でZEVに向かう中、それこそ第3の矢が出てこないニッポン国は取り残されるのではないかと古賀さんは危惧しておる。

財政出動と金融緩和だけというアベノミクス、これのどこをどう判断すると与党が過半数になるのか、おぢにはニッポン人のメンタルがさっぱり判りませんです、ハイ!!

 

 


「NO」の放出量で分かる「血管の健康」

2016年06月23日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス14度。

薄曇りのお天気ですが、予報では雨は降らないとか。

日中の最高気温も20度というから過ごしやすい一日となりそうです。

仕事の合間を見ながら薪割りする予定じゃ。

きのうは久々、日中汗ばむ陽気となりましたです。

そんな中、おぢは午後からじゃぶじゃぶ汗をかきながら薪割り作業にいそしんだのでした。

作業はあと3~5日程度で終わりそうです。

今年はトラック1台半の薪を購入しましたけど、薪小屋の空き具合からすると、来年は2台は必要かも。

2台分は少々しんどい。

健康のことを考えると、そんなしんどい肉体労働も大切だとは思います。

その一方「楽チン生活」も大好きというなまくらなおぢ、作業量が増えるのはあんまり嬉しくない。

そこらあたりのどうでもいいようなことが、少々悩ましいきょうこのごろでござる。

いずれにせよ、今後もなんとか薪割りなどの作業ができる体力だけは残しておきたいもの。

人間、ちゃんと動けないと、遊ぶこともできないことになってますからね。

そんな中、

先週6月23日号の週刊文春に「『血管』若返りガイド 決定版」という記事がありましたです。

文春読者はすでにお読みでしょうけど、「食事について誤解が蔓延」しておると書いてあって興味深かった。

血管の病といえば、心筋梗塞や脳梗塞など血管が詰まってしまうのが代表的じゃ。

しかも「突然死」に直結するから怖い。

そこで重要なのが血管の老化や劣化を防ぐこと。

そのために重要なのは「食事と運動」、これはいまや万人の知るところですな。

問題は、この食事に大きな誤解があるのだと文春は書いておる。

血管にダメージを与えるのはコレステロール値が上がるため。

ですが、肝臓で生成されるというコレステロールはなんと「炭水化物が原因」だそうだ。

コレステロールを減らすには脂を減らすような気がしてましたけど、実は炭水化物なのだそうな。

こちらでも炭水化物が悪ものですけど、きのう亡くなった鳩山邦夫さんの死因が「十二指腸潰瘍」に「炭水化物制限ダイエット」だったそうで、びっくりじゃ。

あの体型からいって糖尿病で、合併症を併発したんではないのか? 第一報をヤフーニュースで見たとき、そう勝手に想像しておりました。

糖尿病で、炭水化物を制限して激やせ、そして合併症を併発ならわかるけど…

炭水化物は、減らしすぎると問題が大きいような気がします。

野菜をまず初めに食べる「ベジタブルファースト」で血糖値を上げないようにしてから炭水化物はいただくのがよろしいといわれておる。

炭水化物をまったく食べないなど、極端なことはしない方がよろしいのでしょうね。

話は戻りますが、

世間には、脂のある肉類を食べないようにしておれば、コレステロール値は上がらないと誤解しておる方が多い。

一方、100歳を終える長寿の方は、ステーキなど肉をよく食べておる。

脂質もどうやら重要なのだ。

「ただし一日に摂るカロリーは2500キロカロリーが目安」だそうな。

またタマネギの効果も指摘しておって「非常に抗酸化作用の強いポリフェノールの一種、ケルセチンを多く含むタマネギは動脈硬化の救世主」だそうな。

タマネギがサラサラ血に良いというのは、以前「ガッテン!」でも放送しておりましたわ。

そして近年は血管の若さを測定する技術も進んでおるそうです。

血管は外膜、内膜、内皮という三層構造で、このうち内皮からNOが放出されるそうだ。

そのNOによって血管が拡張し、血液が固まらず、血栓もできないのだそうな。

 NOってば、一酸化窒素のことだ。

 自動車の排気ガスに含まれるとして環境に悪いイメージですけど、体内では非常に重要な役割を担っておるそうだ。

 血管が詰まりにくい状態はNOによって維持されることがわかったわけ。

これを研究した米国の教授3人はこれでノーベル賞を受賞しておるそうだ。

このNO検査は「FMD検査」と呼ばれており、保険が適用になり3割負担の場合は600円程度だという。

腕の血管拡張時のNO放出量を計測し、安静時と比較するそうだ。

これが3%以下の拡張だとなんらかの機能障害が起きておる可能性があり、6%を超える拡張があれば健全だそうな。

近く家庭医の美人医師にご相談してみますわ。

保険適用で600円なら、お手軽です。

読者の皆さんも「FMD検査」してみてはいかがか。


「Tの賛歌」注文はしたけれど…

2016年06月22日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス13度。

どこもかしこもスカッと晴れ渡った青空の朝は、ずいぶん久々のような気がします。

自称お天気屋のおぢは、すっかり心も晴れやかだ。

清々しい朝だなぁ、、、、

そんなことで、終盤に差し掛かった薪割りに精を出したいところですが、いかんせん仕事もせねばならん。

午後から空き時間があるとよいのですがどうだろか???

ところで、

「T字路s」のCDですけど、おぢは何を勘違いしたのか、きのう当ブログに「今月発売」と書いてしまいました。

実は去年6月の発売でしたわ。

スマンこってす!!

でもって、愛の賛歌が収録された「Tの賛歌」は、アマゾンですでに「一時的在庫切れ、入荷時期は未定です」だそうな。

あっという間に売り切れたらしい。

そこでタワーレコードのホームページへ。

タワーレコードの作品紹介には「伊東妙子の唯一無二の歌声は、それだけでも世に広める価値があるだろう」と書いてあったね。

その通り!! でござる。

そのタワーレコードには「Tの賛歌」の「LPレコード」は売ってますけど、それでは我が家は聞けません。

残念だなぁ~

とりあえず、タワーレコードで注文だけはしてみましたです。

いつ届くのか、届かないのか分かりませんがね。

CDを買おうなんて思ったのは何年ぶりだろか???

ついでながらこの際は、この驚愕の歌姫伊東妙子さんをなんとか年末の紅白に出場させていただきたい。

もし当ブログなんぞを見る機会のある、お暇なNHK関係者の皆さまがおりましたら、心からお願いを申し上げます。

おぢは今年の暮れに伊東妙子の「愛の賛歌」を紅白で聴きたいぞぉ~!!

さて、

参院選が公示されましたです。

安倍総理は「アベノミクスを進めるのか、後戻りさせるのか」とか申しておるようですが、そりゃ嘘っ八!!

先日も書きましたけど、14ページに及ぶ自民党の公約、その約1400行の一番最後に、わずか6行だけある「憲法改正」が安倍晋三のホントの狙いでござる。

「進めたい」というそのアベノミクスも、日銀が掲げる2%の物価上昇目標について、黒田日銀総裁は20日都内の私大で講演し、以下のように述べておる。

「必ずしも理論通りにはいかないチャレンジングな課題と言ってよいと思います」

「マイナス金利付き量的・質的金融緩和について、その出口に至る時期や政策の進め方についてお話しするのは時期尚早と考えています」と述べておる。

つまりは理論通りにはいかなかった。

マイナス金利付き量的・質的金融緩和の出口の時期もまだだと申しておる。

回りくどいご説明ですけど、黒田バズーカといわれた政策は、うまくいってないということではないのかね。

安倍総理が「アベノミクスを後戻りさせるのか」とか申してみても、実際には前に進んでいないということですわ。

安倍政権は「経済、経済」と国民が最も期待しておることを繰り返し申しておる。

しかしそれだって、上記のように上手くいっておるとは思えない。

雇用が増えたのは事実だけれど、団塊世代などの大量退職に支えられたものに過ぎませぬ。

「経済、経済」「アベノミクス」と連呼して、国民の歓心を買おうとご熱心じゃけど、この内閣の本音はあくまで「憲法改正」。

そしてそのために参院選で与党やその他で参議院の3分の2を狙っておる。

この参議院選挙は歴史的にはそう位置づけられる選挙だ。

そう思って、読者の皆さんも投票することですな。

そこんとこヨロピクじゃ!!

 


魂を揺さぶる歌姫「T字路s」伊東妙子さんは凄い!!

2016年06月21日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス14度。

西の空に明るさが見えます。

札幌管区気象台によれば、ご当地の降水確率は20%。

晴れるとよいのですが管内ではところにより雨だそうな。

寒くて、さっぱりよろしくないお天気が続いておりまする。

どう考えてもエゾ梅雨の日々、今年の6月はどうなっておるの???

そんな雨のきのう、小樽へ恒例のさかなの買い出しに行ってまいりましたです。

その道すがらのことです。

驚愕の歌声がラジオから流れてきて、ふたりしてびっくり仰天したのです

それが「T字路s」(ティージロス)。

まずは以下のユーチューブでこの「愛の賛歌」を聴いてくださいな。

https://www.youtube.com/watch?v=PwVySyLshUc

びっくり仰天、凄まじい歌声とは思いませんか?

こんなもん、ナマで聞いたらおぢは泣いてまう。

ボーカルの伊東妙子さんの歌声があまり衝撃的ですっかり魅了されたのです。

「魂を揺さぶられる」とは、まさにこのこと。

きのうはNHKラジオ「すっぴん」に出演し、生演奏を披露、おぢ夫婦はそこで初めて知ったのでした。

このふたりはHanxsというマイナーレーベルのレコード会社に所属しておって、プロフィールは次の通り。

2010年5月結成というからもう6年も前のことだけど、なんでこんな凄いデュオが知られてなかったのかが不思議。

っていうか世間の方はご存じで、おぢたち夫婦だけが知らんかったか!?

調べたら、2013年に北海道の3地区でライブをしておって、これが札幌と函館、そしてご当地倶知安町だったというからがく然といたしました。

そして昨年5月に「Tの賛歌」というCDが発売されておる。

早速買うことにいたします。

酒を呑みながら、この驚愕の歌声を聴いて、おぢはたぶん泣くのです!!

エディット・ピアフも、美空ひばりも凄かったけど、いま生きておって心揺さぶる伊東妙子は、世界に誇る日本の歌姫と申しておきましょう。

なんとしてもナマで聴きたいけど、北海道にはいつ来るんだ!!

 


「週刊文春・新谷編集長に聞く」が面白い!!

2016年06月20日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス14度。

つい先ほどから雷を伴った土砂降りの豪雨でござる。

きょうは最高気温も20度止まりだそうな。

などと書いておったら、小降りになってまいりました。

ホッといたします。

きのうの日曜日、これは久々に終日良い天気でござった。

そこで薪割りに精を出しましたです。

薪割りは、今月5日にスタートし、6日、7日、10日、15日、きのう19日とこれまで6日間の作業でした。

下の写真は5日朝の状況じゃ。

ずいぶんと減ったんもんです。

雨で3日間作業が空いたので、体のあちこちが痛くなるかと思いましたが、夕方ジムでストレッチしたのがよかったのでしょう。

体がギシギシすることもなく、爽やかな朝を迎えております。

薪割りはこの先、まだ何日も続くのです。

しんどいけど、ガンバルぅ~

さて、

ヤフーニュースに掲載された「弁護士ドットコム」の記事、「『リスクを恐れず、訴訟で負けない記事を作る』週刊文春・新谷編集長に聞く」が面白い

弁護士ドットコムだけに訴訟対策中心の記事がなんとも新鮮です。

記事では編集長が「週刊文春に関しては『訴訟そのものを恐れる必要はない』と現場に伝えています」というから頼もしい。

こういう編集長の下で次々スクープが生まれるのですなぁ、、、

「ただし、その代わり、絶対に裁判で負けない記事を書かなければいけません。記事を作成する段階で、もし書かれた相手から訴えられても勝つことができるかを考えます」だそうだ。

その入念なチェックは「記事のリーガルチェックのために、ちょっとでも危ないと思ったら、必ず顧問弁護士に原稿を読んでもらいますね。弁護士のアドバイスには基本的に全部従います」という。

しっかりした裏付けを取る一方、弁護士のアドバイスに従うあたりが訴訟に勝つ秘訣でしょうかね。

週刊誌が裁判で負ける多くのケースは、「取材源を守って、取材元を明らかにできない」場合が多いといわれておる。

「取材源の秘匿」、つまりは取材源を守ることは週刊誌のみならず、テレビ・新聞でもメディアとしての信頼を継続するためには「必須」ってことでござる。

この記事には、そのほかの具体例がたくさん書かれておってまことに興味深いです。

自民党から2013年の参院選に出馬しようとしていた田島美和さんが、過去に暴力団関係者と男女関係にあったと報じた記事(同年5月16日号他)。

2012年、巨人軍の原辰徳監督(当時)が過去の女性関係をめぐり、元暴力団員に1億円を要求されて支払ったと報じた件。

いずれも興味深いです。

また下刊でも編集長は、他のメディアについてこう申しておる。

「リスクを伴う調査報道が割に合わないと考えるメディアが多くなってきているのは、間違いない事実ですね。頭で考えた企画であれば、そこまでリスクも大きくないでしょうし、当局が発表した裏付けのある情報をベースにするのであれば、リスクもないですよね」。

軽く他のメディアを揶揄しておるのです。

そしてさらにこう続けておる。

「週刊文春という雑誌は、昔からスクープ力が一番大きな武器だと考えてきたし、よそが真似しようと思ってもすぐにはできないものです。そこを徹底的に磨き上げていこうと考えて、これまでやってきました」

「安心安全な企画モノばかりやっていると、なかなか対応できなくなってしまいます。我々はそちらの道に行くべきではない、うちしかできないことをとことん突きつめようと考えています」とまことに頼もしいのです。

報道の自由度ランキングが下がり続けるニッポン国で、週刊文春の取材力とリスクを恐れない姿勢に深く敬意を表します。

不倫スキャンダルも公人ならジャンジャン報道すべきでしょう。

とはいえ、もっと書かねばならんのは政治スキャンダルだ。

なにせ、テレビも新聞も調査報道が少ないことったら、もう、、、

NHKスペシャルは健闘しておりますけど、「政府が右といったら右」というトップが居座っておっておるのでは、現場は委縮する。

甘利明・前経済再生担当相の大臣室での現金授受という文春の大スクープが、よりによって検察に握りつぶされたってのはニッポン国民としてはらわた煮えくり返る思いじゃ。

ときの政権に媚びへつらい社会正義が実現できないのなら、検察官の「秋霜烈日バッジ」が泣くというものです。

ついでながら、秋霜烈日バッジとは「秋の霜と夏の厳しい日差し」を表すそうな。

その意味とは「刑罰・権威・節操・意志などが厳しく、また、厳かなことのたとえと言われ、厳正な検察官の職務とその理想像を示している」とか。

「厳正な検察官の職務とその理想像」いずこへ消えたのか、お教えくださいな検察庁の皆さまよ!!

みんな揃って「右へならへ」のニッポン国、おぢはたいした気持ちが悪い。

だから当ブログ、なんとしても書き続けるのでござる。

しつこくてスマンね!!

 


「炎上」とは、「ごく少数の人の大騒ぎ」だそうな…

2016年06月19日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス12度。

今朝もどんよりした空模様でござる。

札幌管区気象台によると、きょうは日中の気温が24度まで上がるそうだ。

雨も降らないようですが、湿度は相変わらず高い。

北海道はスカッといたしませんなぁ~

一方、埼玉県、群馬県では35度を超えたそうです。

ニッポン列島、狭いようで広いです。

さて、

ネット上で「炎上した」という話を週刊誌などで散見することがある。

なんでも有名人のSNSなどが被害にあっておるらしい。

「らしい」というのは、おとなしい、分別ある? 当ブログではそんな経験がないからじゃ。

6月25日号の週刊現代に「ザ・炎上 名もなき風紀委員たちのメンタリティ あらゆる出来事に外野から首を突っ込む彼らは日ごろ、なにをしている人なのか?」

という記事があって興味深く読みましたです。

この炎上というものによって、CMが放送中止に追い込まれたり、俳優さんやタレントさんのSNSが削除されたり、謝罪に追い込まれたりすることがあるそうだ。

それはまるで社会の「風紀委員」のようだと記事は書いておる。

炎上というからには、とんでもない大人数の人たちの怒りが爆発でもしたのかというと、どうやらそうではないという。

社会科学の手法で分析した「ネット炎上の研究」というのが話題になっておるという。

これによると、著者の一人であるある大学の助教授が約2万人のネットユーザーを対象に調査を行ったところ、書きこんだとのある人は1.1%しかいなかったのだという。

過去1年間に炎上騒動に関係する書き込みをした人に絞ると、わずか0.5%しかないとわかったのだというのです。

16~69歳のアクティブなネットユーザーおよそ4000万人のうち、1事件あたり平均で1000人だ。

これは「東京五輪エンブレムのパクリ疑惑」のような超大規模なモノも含めた数字だそうな。

だから中小規模の炎上の参加者は数十人、場合によっては数人なのだそうな。

ブロガーで投資家の山本一郎さんによると「バッシングを受けたことが何度もあります、アクセス元を調べたり、弁護士を通じてコンタクトをとったところ、執拗に誹謗中傷を書き込んでいたのは特定の5~6人だったと分かりました」そうな。

ようは同じ人が何回も名前を変えて、あたかも多くの人から批判されているように見せかけて投稿しておるのだそうな。

なんだか卑怯で、屈折してる感じだなぁ~

これではテレビのワイドショーなんかが「ネット上の声」をあたかも世論のように紹介しておるのは、とんでもない勘違いとなる。

記事はそう指摘しておる。

また、炎上に加担する人には男性が多く、年収の高い人だったり、子持ちの人が参加する確率が高いのだそうな。

いずれにせよ、炎上とはどうやら一握りの人が、一人何役もこなしながら騒ぎを大きくしているということらしい。

火に油を注ぐという意味ではまさに炎上だ。

結果としては、炎上なんぞというもんをメディアが大きく取り上げると、大きな間違いにつながりかねないといえる。

「炎上」などというと、吉原炎上みたいな大事件のようですが、実際には冷静な対応が必要ということでござる。

へぇ~ って話なのでした。


第三者とは卑怯な「東京電力」 当ブログも「おぢの第三者委員会」に改名じゃ!!

2016年06月18日 | Weblog

 

正午の気温は16度。

あたりは霧に覆われ空気も湿っぽい。

スカッとしませんです。

朝から出かけておって、更新が遅れました。

きょうは終日仕事でござる。

さて、

先日、東京電力の第三者委員会が発表したという報告書の件でござる。

この中で、東電がメルトダウン(炉心溶融)を認めなかったのは「官邸の指示」だったとしておる。

なんだか怪しい!!

確かにアンポンタンの菅直人総理に、枝野幸男幹事長なら、そりゃそんなことしたかもしれんね。

あのアホンダラ政権ならそんなことしかねないと、ニッポン人なら誰しも思うところだ。

しかしねぇ、これが文字通りの第三者委員会の報告書なら信用もいたしましょう。

これが「東電が依頼した弁護士で構成される第三者委員会」だから怪しいと申しておる。

ようは東電のお抱え弁護士のことを第三者と称しておるに過ぎない。

ついこの間、升添さんが雇った「辞め検弁護士による第三者」ってのがあった。

ぼけ老人以外、これを忘れたニッポン人はまだおりませんです。

マムシの善三さんと、佐々木さんとかいう、辞め検弁護士の二人が、千葉の有名ホテルに電話して確認したって話も、出版社社長を探した気配もなく、なにもしないまま「升添さんに違法性はない」とのたまった。

記者会見では、突っ込まれると気色ばんだりもしておったね。

そりゃそうだ。

調査したふりをして、升添さんの言うがままを垂れ流すために臨んだ記者会見だも、突っ込まれたら怒るしかないわなぁ、、、

今回の東電の「第三者委員会」もどうやら似たりゴンベだ。

菅元総理にも、枝野元幹事長にも、問い合わせも取材もしていないけど、東電のいうがまま「官邸の指示」としたわけだから疑問符が100ぐらい付く。

升添第三者委員会と東電第三者委員会、まるきり同じじゃんって話なのだ。

ようは猿芝居、ひでー話じゃないのかね。

そんなこんなで、当ブログも明日からは客観性を持たせるために「おぢの第三者委員会」と名乗ってあれこれ書くことにいたしますわ。

なにせ第三者委員会が書くブログですから、とにもかくにも「客観的」なのです。

右からも左からも文句を言われる筋合いなどさらさらない。

なんと素晴らしい!!

話は戻りますが、だからといって当時の管総理をはじめとする民主党政権が、メルトダウンをひた隠しにした可能性が否定できるわけではありません。

菅政権も、経産官僚からの強いご要望に従って「メルトダウンの公表は避けよ」と東電に指示した可能性も否定はできませんです。

ホントのホント、間違いのない第三者に調査報告させれば信用できたものの、これでは東電=卑怯のそしりは免れん。

もっとも、参院選を前に、民進党のイメージダウンにはたいした貢献したような。

おかげさんで「第三者委員会」って、すっかり胡散臭いイメージにになりましたわ。

そんなことで、

当ブログが「おぢの第三者委員会」と名乗るのは、「9月のリオ五輪以降」に変更じゃ。

スマンね!!


第三者による報告書とは、卑怯な「東京電力」!! 当ブログも「おぢの第三者委員会」に改名じゃ!!

2016年06月18日 | Weblog

 

正午の気温は16度。

あたりは霧に覆われ空気も湿っぽい。

スカッとしませんです。

朝から出かけておって、更新が遅れました。

きょうは終日仕事でござる。

さて、

先日、東京電力の第三者委員会が発表したという報告書の件でござる。

この中で、東電がメルトダウン(炉心溶融)を認めなかったのは「官邸の指示」だったとしておる。

なんだか怪しいぞ!!

確かにアンポンタンの菅直人総理に、枝野幸男幹事長なら、そりゃそんなことしたかもしれんね。

あのアホンダラ政権ならそんなことしかねないと、ニッポン人なら誰しも思うところだ。

しかしねぇ、これが文字通りの第三者委員会の報告書なら信用もいたしましょう。

これが「東電が依頼した弁護士で構成される第三者委員会」だから怪しいと申しておる。

ようは東電のお抱え弁護士のことを第三者と称しておるに過ぎないね。

ついこの間、升添さんが雇った「辞め検弁護士による第三者」ってのがいた。

ぼけ老人以外、これを忘れたニッポン人はまだおりませんです。

マムシの善三さんと、佐々木さんとかいう、辞め検弁護士の二人が、千葉の有名ホテルに電話して確認って話も、出版社社長を探した気配もなく、なにもしないまま「升添さんに違法性はない」とのたまった。

記者会見では、突っ込まれると気色ばんだりもしておったね。

そりゃそうだ。

何にも取材せず、したふりして、升添さんの言うがままを垂れ流すために臨んだ記者会見だも、突っ込まれたら怒るしかないわなぁ、、、

今回の東電の「第三者委員会」もどうやら似たりゴンベだ。

菅元総理にも、枝野元幹事長にも、問い合わせも取材もしていないけど、東電のいうがまま「官邸の指示」としたわけだから疑問符が100ぐらい付く。

升添第三者委員会と東電第三者委員会、まるきり同じじゃんって話なのだ。

ようは猿芝居、ひでー話じゃないのかね。

そんなこんなで、当ブログも明日からは客観性を持たせるために「おぢの第三者委員会」と名乗ってあれこれ書くことにいたしますわ。

なにせ第三者委員会が書くブログですから、とにもかくにも「客観的」なのです。

右からも左からも文句を言われる筋合いなどさらさらない。

なんと素晴らしい!!

話は戻りますが、だからといって当時の管総理をはじめとする民主党政権が、メルトダウンをひた隠しにした可能性が否定できるわけではありません。

菅政権も経産官僚からの強いご要望に従って「メルトダウンの公表は避けよ」と東電に指示した可能性も否定はできませんです。

ホントのホント、間違いのない第三者に調査報告させれば、信用できたものの、これでは東電=卑怯のそしりは免れん。

もっとも、参院選を前に、民進党のイメージダウンにはたいした貢献したような。

おかげさんで「第三者委員会」ってイメージは、すっかり胡散臭いものになりましたわ。

そんなことで、

当ブログが「おぢの第三者委員会」と名乗るのは、「9月のリオ五輪以降」といたしますです、スマンね!!


この際、「政治資金規正法」を改正しないでどうする!!

2016年06月17日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス14度。

雨がしとしと降っておってなんだか寒い。

室温は21度ありますけど、湿度が65%もあるせいだ。

これっていわゆるエゾ梅雨ではないのか???

おかげでお天気屋のおぢ、心もなんだか湿りがちじゃ。

そこで、湿気なんかは飛ばしちゃえ!! とばかり、つい先ほどから薪ストーブに火を入れた。

燃やしておるのは、一昨年切り倒した敷地内にあった桑の木、マルベリーの枝でござる。

普段はペラペラ燃えてしまうので「焚き付け」にしておるのですが、こんな時はちゃんとした薪はもったいない。

そこでマルベリーの枝を燃やしておるのです。

備長炭ではもったいないので、中国産の炭を使うみたいなもんか?

それでもほやほやと燃える火が少しあるだけで、心もホカホカしてきます。

ホッとするなぁ~

話は変わりますが、

昨夜お近くの蘭越町へ出かけたのですが、その帰り道のこと。

道路沿いで4匹ものキタキツネを相次いで見かけたのでした。

車を運転中に、次々4匹なんぞ見たのは初めてのことでびっくりいたしました。

10キロほどの区間で3度も急ブレーキを踏んだのでした。

こぞって痩せギツネでしたが、もう子別れの季節なのか?

それとも観光客がエサを与えたため、道路に出ておればエサがもらえるとでも思ったか?

不用意にエサなど与えて交通事故にあったりしては困ります。

観光でご当地を訪れる皆さんは、路上のキツネにエサなどけっして与えてはいけませんぞ。

そこんとこ、ヨロピクじゃ!!

さて、

辞職することになった升添さんですが、年齢は67歳だ。

おぢより2歳上ですから、いわゆる団塊の世代の最後?

そもそも人数が多い世代ゆえ、生まれたときから厳しい競争に晒されて、そこを優秀な学力で勝ち抜いた。

東大法学部の助教授になって、その後は政治家に転身。

とうとう東京都知事にまで成り上がった。

その昔「末は博士か大臣か」といいましたけど、その両方を実現したわけですから、十分ご立派な人生ですわ

だけど、人生の最後の最後でこの体たらくでござる。

晩節を汚すとはこのこと、ご本人もしみじみ情けないと思っておるに違いない。

この先東京に住めるんだろか??? 

子どもの苗字も升添なわけですから、苛められないかと他人事ながら心配にもなる。

しかし、疑惑をこのまま放置して辞めるのでは許されん。

自民党の都議会議員なんぞは「もう辞めるんだからそれでいいだろ」みたいな発言しておったのでおぢは怒り心頭じゃ。

ここはザル法と言われる「政治資金規正法の改正」を参院選の大きなテーマにしていただきたいね。

マンガ買っても、家族でホテルに泊まっても、キャミソールや下着も政治資金でOKでは、どもこもならんでしょ!!

そもそもが国民の税金だ。

政治資金の使い道については升添さんが特殊だったとはとても思えんね。

右から左まで、どんな政治家にも「性善説」なんぞ通じるわけがない。

「政治家の小遣い」で、いわば掴みガネとなっておる政治資金、この際厳格化しないでどうする!!

…と思うけど、ちゃんとやる気のある政党はいくつある???

 

 

 

 


辞任で全てムニャムニャ、3人続けて任期途中

2016年06月16日 | Weblog

 

午前5時の気温はプラス13度。

お天気は薄曇りで午後から雨だそうだ。

梅雨のようなお天気が続いておりまする。

今朝は珍しく午前4時前に目が覚めた。

日中は薪割り、夜はズンバと肉体的にはたいした疲れたのですが、短時間の睡眠でしたがスッキリした目覚めでござった。

だけど、ちょいと耳鳴りが大きく、今朝はTRT療法のサウンドジェネレーターを耳に着けておるのです

さて、

東京都知事は、石原慎太郎、猪瀬直樹、そして升添要一と3人続けて任期途中で辞職する異常事態でござる。

まずは石原慎太郎さんじゃ。

このじーさん、週に3日程度しか登庁しなかったのは有名な話だ。

公用車もお仲間の選挙応援に使ったりと升添さんとクリソツ。

さらにカネの使い方に至っては、升添さんをはるかに凌ぐ乱脈ぶり。

2001年ワシントンなどに出張しておるけど、夫人を伴って1泊26万円のホテルに泊まったそうな。

夫人の旅費は自腹がフツーだと思うけどね!!

そのワシントンでは1日38万円という高級車リムジンをチャーターして移動したそうな。

1週間の旅費が1132万円、通訳や車両などの経費が1026万円だったとか、チョー豪華な旅でござる。

同じ年、ガラパゴス諸島11日間の旅では、クルーズ船に乗ったりして計1700万円を支出。

クルーズの旅は4泊5日だったという。

そもそもなんでガラパゴスなのかがわけわからん。

ご本人は「エコツーリズム」の視察と申しておったそうですけど、4泊5日クルーズ船の中にいてどうなのよ???

と思ったら、ご本人は都議選の応援が「面倒くさいからガラパゴスに行っていた」(05年2月4日朝日新聞)と正直に告白しておる。

升添さんよりかなり酷い話でござる。

サンデー毎日以外のマスコミはどこもこれを追及しておらんかったですわ。

でもって任期途中で参院選にご出馬とかで辞任した。

猪瀬直樹さんが辞めたのは、徳洲会グループからの5000万円の資金提供だった。

総務委員会で現金5000万円を模した紙パックをボストンバッグに入れようとして入らなかった、かなり恥ずかしも情けない映像は忘れられん。

それにしても、百条委員会なども開かれないまま、升添さんはトットと辞めてしまったわけで、おかげさんで何もかもがムニャムニャでござる。

千葉県にあるホテルとしてはいま日本一有名な「龍宮城スパホテル三日月」、おぢも行ってみたいけど、そこで行なわれたのは「会議」なのか、はたまた家族旅行かも分からずじまい。

美味しいと評判(本人談)という喫茶店のサンドイッチ18000円はホントかね?

1万円の勉強会で「サンドイッチが朝ご飯」なんてなことあるのか?

フツーは豪華弁当だ。

クレヨンしんちゃん400円も政治資金か?

あれやこれや、何もかもが闇の中だ。

はっきりしておるのは「政治資金規正法」がザルもザル、穴だらけの噴飯ものってことだ。

クレヨンしんちゃんも、イタリア料理も回転ずしも政治資金でOK。

自宅を事務所にして毎月家賃を44万円も妻の口座に振り込んでも問題なし。

真面目に税金払っておる国民の神経を逆なでじゃ。

これも升添さんだけではありますまい。

北海道選出で民進党の荒井聡さんだって、キャミソールに少女コミックを政治資金で購入しておったね。

だからこんな議員はゴロゴロいるに違いない。

とにもかくにも「政治資金規正法をトットと改正しないでどうする!!」と思う朝なのでござる