ムシムシ、ムシムシ、蒸し暑い朝でござりました。なんともはや。目が覚めると、おぢのパジャマは首の回りがベッチャベチャで、まことに不快で気持ちが悪くて、参っちゃいました。
この湿気、どうやら台風の影響らしい。で、午前8時の気温は20度、湿度はなんと室内で70%を超えておる。清々しさの丸きりない朝なのでござる。今日は終日こんな感じでござろうか。
おかげさんで、なんとも体調がよろしくない。困りますこういうの!!
さて、野田新総理が人事に動いておりまする。鳩山もカンも、最初はたいそうな期待だったり、それなりの期待だったりいたしましたが、結果、ふたりともボロッボロのカス。
政治家のレベルを逸脱したタコ助による、ボケカス政治が2年も続いたのでござる。
バブル崩壊から20年、この間、ニッポン国は延々と衰退を続け、いまに至るまで「失われた20年」が続いておる。
そんなことでは困ると政権交代が起こったはずだけど、この体たらくなのじゃ。
いくら経験不足の民主党政権とはいえ、ここまでどもこもならん政治とは、想像だにしませなんだ。
この2年、政治がさっぱり前に進まないという、とんでもない事態でござる。ニッポン人こぞって期待感が大きかっただけに、ガッカリ感もピークに達しておりまする。
で、野田総理じゃ。官僚寄りの姿勢に問題はありまするが、それで政治が少しでも前に進むなら、それもやむないことのような気もしておる今日この頃なのじゃ。
野田さんへ期待感がでたのは、なんだかんだいいつつも、幹事長に輿石東参院議員会長を据えて、とりあえず、党内融和を演出したことでござろうか。
震災に原発事故、さらには国債の格下げなどなど、さっぱり明るい気配のないわがニッポン国で、「小沢だ、反小沢だ」とか、ノー天気なことを言っておる場合ではござりませんです。
ここはまず、党内融和を演出し、ねじれ国会ゆえ、自民党にも協力してもらうわなければ、政治が前に進みませぬ。いや復興が前に進みませぬ。
そんなことで、「どじょうは金魚になれない」けれど、「泥臭く頑張る」姿勢に誰もが期待をしておるのじゃ。
本人は保守系と称しておるわけで、民主党にも保守がいるってのも不思議だけれど、ここはもう、保守でも革新でもなかろう。
この災害と原発事故をきっかけに、ニッポン国は、ズブズブ沈んでいる最中じゃ。「回転ドアのように変わる総理」と国際社会からも揶揄される始末じゃ。
世界史的にも、大地震、大災害をきっかけに、国が衰えた例は少なくない。このままでは、ニッポン国もそうなる可能性が高い気がしておる。
そりゃなによりも「政治の体たらく」が原因じゃ。ここがG7並みになってもらわんことには、国に明日の姿が見えませぬ。
野田新総理に大きな期待は抱きませぬが、震災復興と原発災害復旧だけは、何とか成し遂げていただきたいと思う、今日この頃なのでござる。