おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

ワインの産地表示の厳格化とオチガビワイナリー

2017年01月31日 | Weblog

 

更新が遅れました。

ごめんなさい。。

昨夜から今朝にかけて15センチほどの積雪でござる。

応援しておるオチガビワイナリーの落夫妻についてきのう当ブログで書きましたら、1日のPV(ページビュー)がなんと3700を超えておりました。

ビックリ仰天、当ブログ始まって以来の閲覧数ですわ。

全国ネットの長寿番組「新婚さんいらっしゃい」、恐るべしと申しておきましょう。

ところで、

ワインの産地表示が厳格化されるのをご存知でしょうか。

一昨年10月国税庁は「果実酒等の製法品質表示基準」を制定しております。

これは「日本ワインについて、産地や品種、年号などを表示できるようにする」もの。

輸入ワインと日本ワインを明確に区別して、原料ブドウの産地表示も厳格化されます。

日本ワインは、例えば「札幌ワイン」と名乗ることができます。

ただし、この場合、札幌で獲れたブドウ85%を使わないといけません。

どこか別の地域のブドウを使って「札幌ワイン」とは名乗れません。

これは世界の常識らしく、フランス・ボルドー地方のブドウを使って醸造されたワインが「ボルドー」で、ブルゴーニュ地方のワインを「ブルゴーニュ」というのと同じこと。

ところがこれまでニッポンでは、外国産輸入ワインを別のボトルに詰め替えたり、海外のバルクワイン(原料ワイン)を使って国内で醸造し、なのに、あたかも国内産ワインような偽装表示がまかり通っておったです。

これに関してもっとも有名なのは、北海道十勝ワインの「トカップワイン」。

全量輸入原料なのに国産ワインを名乗っておりました。

この輸入原料を用いたワイン、実はたいした美味しいのです。

実際、ニッポンで造られたワインは、その78%が輸入原料を使っておるという。

国産ブドウを100%使ったワインはわずか11%程度に過ぎません。

札幌以外のところで生産されたブドウを使ってワインをつくっても、不思議なことに「札幌ワイン」を名乗ることができました。

これも、来年10月30日から法律が適用されるとできなくなります

こうなると、余市産ブドウ100%で醸造されるオチガビワイナリーのワインは、まさに「正しい日本ワイン」。

「正しいワインにいよいよ追い風が吹いてきたぞ!!」とおぢは思っておりました。

ところが、

ここへきて、この法律を骨抜きにする動きが出ておるというのです。

これは、既存のワインメーカーなどを中心にした「既得権益」を守ろうとする動きです。

なにせ、輸入ワインや輸入原料を使用して「国産ワインと」して売ってきたのですから、産地表示の厳格化は大事件なのだ。

輸入原料については、この先ちゃんと輸入原料使用とボトルに表記しなけりゃなりません。

また、既存メーカーにとっては、国内の産地表示の厳格化も「大逆風」だ。

そこで彼らがいま目論んでいるのは、「余市産」「仁木産」とする表示ではなく、「道産」というあいまいな括りにすること。

そうすれば、余市や仁木の優れたブドウを購入し、これでワインを醸造しても「道産ブドウ使用」とすれば、産地はあいまいにできるので、好都合なのです。

優れた余市・仁木のブドウを使っても、これを表示しなくていいのなら、道内のどこでワインをつくっても道産ワインで逃げられる。

もしこうなると、余市・仁木にとっては、優れたワイン用ブドウの生産地であるということをアピールできなくなるし、産地表示の厳格化は事実上、空洞化する。

きのうも書きましたけど、オチガビワイナリーは自前の畑で原料ブドウを育て、これを畑の中心部にある醸造所でワインにして、自前のレストランで呑んでいただいたり、そこで販売したりする「正統派のブティック・ワイナリー」なのです。

産地表示の厳格化は、ニッポンにも正しいワインが育つ好機ともいえます。

ですから、「産地表示の厳格化」を骨抜きにしようと企む、既得権益を持つ大手メーカーとそれに追随する動きを注視しないとヤバイ。

今後のワインの産地表示を巡る今後の動き、成り行きが大注目なのじゃ!!


オチガビワイナリーの落夫妻「新婚さんいらっしゃい」にご出演

2017年01月30日 | Weblog

 

午前8時半の気温はマイナス4度。

曇り空のお天気で、雪は降っておりません。

スカッとしないお天気なので、おぢも少々どんよりしております。

今日は午後から雪がジャンジャン降るとの予報です。

どんな一日になるのかなぁ、、、、

ところで、

きのう昼下がり放送の大阪朝日放送制作「新婚さんいらっしゃい」はご覧になりましたでしょうか?

おぢが応援するオチガビワイナリーの経営者、落雅美社長と希一郎専務のご夫妻がご出演しておりました。

おぢと3つ違いの落希一郎さんは結婚してすでに3年が経過、どこが新婚なのか???

そこは少々疑問でしたけど…

おぢはこのワイナリーを設立当初から応援しておる。

ワインなどさっぱりわかならいおぢですが、これにはちゃんとしたわけがある。

ニッポンで販売される国産ワインと称するものの多くは、輸入したワインを別のボトルに入れ替えて販売したり、輸入したブドウ濃縮果汁でワインを醸造して販売しておったです。

メチャクチャなことを長らく続けてきたわけなのだ。

どっからどうみても「偽装国産ワイン」ですわ。

これがつい最近まで、ニッポンではごく当たり前のことだった。

本来、ワイン製造というのは農業でござる。

自前の畑でブドウを育て、畑の中ほどにある醸造所でワインを仕込み、隣接するレストランで食事とともに味わう。

これが世界標準の「自家栽培ワイナリー」ですが、こうしたまともなワイナリーは北海道でも、あまりないのが実情なのです。

海外や国内の別の地域から運び込んだブドウでワインを醸造するという、世界の非常識がいまだにまかり通っておるのです。

こうした現状に一石を投じ「正しい日本のワイン」を育てているのが落夫妻でござる。

そして夫妻は、仁木と余市の両町からニセコに至るこの地域一帯を日本のナパバレーに育てたいと考えておる。

アメリカ・カリフォルニア州のナパバレーには、400ものワイナリーがひしめき、切磋琢磨して美味しいワインを生産しておる。

いまやワインの一大産地で、ワインファンが世界中から訪れるそうです。

たいていは1ダース単位で数箱買って、自宅で数年寝かせ、味の変化を楽しむのがワイン通だそうです。

そんなナパバレーのようにご当地を育てるのが落さんの夢でござる。

ドイツ国立ワイン学校で学んだ落さんによると、ご当地周辺は「ワイン用ブドウの生産に適した地域」。

北海道広しといえど、ワイン用ブドウの適地など、そうありません。

函館方面もダメなら空知方面もよろしくないのだそうな。

ニッポンのナパバレーになる可能性を秘めておるのがこの地域だというのです。

大きな夢があって、たいした楽しい。

ワイン用ブドウの一大産地である余市町と仁木町に加え、ニセコもワイン産地の一角を担う可能性を秘めておる。

そんな夢をかなえようと奮闘する落夫妻、おぢは思い切り応援しておるのです

オチガビワイナリーのワインは、下記ホームページから購入可能で、1万円を支払うと9年間毎年1本ワインをいただける「オーナー制度」にも入れる。

http://www.occigabi.net/

数少ない読者の皆さんにもぜひ応援していただきたいので、ヨロピクね!!


雪下ろししました

2017年01月29日 | Weblog

 

午前7時の気温はマイナス10度。

薄曇りのお天気で、風もなく穏やかな朝でござる。

つい先ほどから、雪崩防止のためダイナマイトを使って発破する音が響いております。

今シーズンは雪が少ないので、あまり聞かれませんが、雪の多いシーズンは「ドン、ドン」「ドン、ドン」と喧しいほど。

スキー場のコース外滑走も発破のおかげで、雪崩の危険が避けられますので、しょうがないことになっておるのです。

そんなこんな、まだ強風が吹き荒れたきのう、おぢとハニーさんは薪小屋と物置小屋の屋根雪を処理いたしました。

屋根雪の上部は雨が降ったので少し硬く、中ほどは柔らかく、押し潰された下の方は硬くて、たいしたメンドクサイ。

なかなか作業は終わりませんでした。

作業は午前中2時間かかりましたです。

午後からは落した雪を除雪機で飛ばす作業をこれまた2時間。

「年寄り半日仕事」と思ってますけど、ちょいと働きすぎました。

日中の気温はマイナス3度ほどでしたが、風があって体感温度は今朝のマイナス10度より寒かったような。

それでも、シャツは汗でじゃぶじゃぶ。

着替えを繰り返して、ようやく作業は終えました。

きょうは、みっちり仕事ですし、明日は悪天候だとか。

ってことで、もう仕事に取り掛からんとヤバいので今日はこれまで。

スマンね!!

 


4月から年金が下がります!!

2017年01月28日 | Weblog

 

農家にお願いしておる除雪の重機が来る前に、マイカーを移動させたり、朝からバタバタしておりました。

午前8時の気温はマイナス8度。

ときおり吹雪模様の寒々しい朝でござる。

きのう朝方は雨、その後は凄まじい冬の嵐になったりで、妙ちくりんなお天気でござった。

深夜から未明にかけても、風が吹きまくり、ゴーゴーと鳴り響く音は除雪の重機じゃないかと勘違いしたほど。

つい先ほどはデッキの除雪をしようとしましたが、雨だったもんだから、下は凍りつき、その上に重い雪ですから、どもならん状態ですわ。

すっかりあきらめて、食後に気合を入れなおし、しっかり除雪作業に精を出すことにいたします。

さて、

この4月から3年ぶりに年金が削減されるそうですわ。

27日に公表した消費者物価指数をもとに計算したらそうなるのだそうな。

下げ幅は0.1%~0.2%だそうですから、ま、わずかではあります。

そもそも年金の支給額はというと、物価や賃金の変動に伴って増減することになっておる。

あっ!! 去年国会で決めた年金カット法は2021年からだそうですから、それとは別モノ。

で今回は「去年1年間で、物価と賃金が前年より下がったため、これに連動して年金額を減らす」のだそうですわ。

あれぇ~???

安倍総理は、過日国会の施政方針演説で「べースアップが3年連続で実現」「経済の好循環を前に進めていく」と胸を張っておった。

デフレからとうに脱却したんではないかと勘違いしそうですけど、実際には、デフレは続行中で、賃金も下がっちゃった。

だから年金も下げますってことですわ。

アベノミクスによる賃金上昇も、デフレ脱却もうまくいってないってこと。

もしくは厚生労働省が大ウソついて、じーさん、ばーさんの年金を下げるってことなのか?

「息をするようにウソをつく」安倍総理、失敗は失敗、うまくいってないことはいってないと、国民に正直に申してはどうかね。

いいですか、今回は、物価と賃金が下がったから、年金も下げますってことなのだ。

ベースアップもデフレ脱却もウソってことになる。

安倍晋三という男、こうも平気でウソをつくから信用ができないのだと、100回でも200回でも申しておきますすわ。

恥知らずな総理大臣だなぁ、、、


いまは「低度情報化社会」だそうで、実に納得!!

2017年01月27日 | Weblog

 

午前7時の気温はなんと、プラス1度。

ニャンコにご飯をあげるため外に出ましたら、ポツポツ雨が降っておりました。

1月下旬の厳冬期に雨でござる。

不思議なシーズンだなぁ、、、、

さて、

山田順さんというジャーナリスト、作家・プロデューサーという方の文春オンライン記事「毎日がエイプリル・フール! “トランプ砲”と偽ニュースの幸福な関係」という記事がたいした面白かったのでご紹介いたします。

今回の米大統領選では様々な偽ニュースが流されたとして、山田さんは以下のように書いておる。

「ローマ法王がトランプを支持!」「トム・ハンクスがトランプ支援に転向した」「ヒラリー・クリントンはレズビアンで、闇のペドフィリア(小児性愛)・ネットワークの元締めだ」などである。そして、そのほとんどがトランプに有利なものだった。

私がもっとも驚いたのは、トランプ派の偽ニュースが、欧州の小国マケドニアのある小さな町で大量につくられていたということである。

この町の10代の若者たちが、広告収入欲しさに140以上の英語による偽ニュースサイトをつくり、日々、偽ニュースを発信していたのだ。

しかも、これらのサイトは、バーニー・サンダーズ派やヒラリー・クリントン派のサイトよりも、はるかに多くのPVを稼いでいたという。

もはや、なにを信じていいかわからない、毎日が「エイプリル・フール」になってしまったのだ。

…ということで、

今回アメリカで問題となった偽ニュースの多くが、実はヨーロッパのマケドニアという小さな国の小さな町に住む10代の若者たちが「広告収入欲しさに偽ニュースサイト」をつくり、日々発信していたということに、とにもかくにも驚いた。

「ヒラリー・クリントンはレズビアンで、闇のペドフィリア(小児性愛)・ネットワークの元締めだ」という偽ニュースでは、アメリカ国内のピザ店がその総本山だとして銃を持った男に襲われておる。

この偽ニュースを信じた男の仕業だったわけだけど、そもそもこのニュースが10代のあんちゃんたちが広告収入稼ぎにやっていたという事実にびっくり仰天なのですわ。

そして山田さんはこの事態を「低度情報化時代」だとして次のように書いておる。

ツイッターやフェイスブックなどのSNS世界がやってきたが、低度情報化社会は拡大の一途をたどった。

誰でも情報発信が手軽にできるというツイッターは「バカ発見器」となった。

ツイッターがバカ発見器とは、なるほどねぇ、、、

さらに、

高度情報化社会では、「集合知」-多くの人が参加していくことで、新しい価値創造が起こる-ということが言われた。しかし、参加者がバカだけだと、生まれるのは「集合愚」だ。

ネットで唯一正しいのはPV数であり、PV数がすべてだ。偽だろうと真実だろうと、PVが多ければ勝ちだ。

PVはページビュー、Webページの人気を判断しやすいのがこのページビューだそうです。

でもって、なんといっても、「参加者がバカだと、生まれるのは『集合愚』だ」にもフムフム納得いたしました。

人は難しい知的なことより、物事を単純化したバカな方に多く集まるってことですかね?

そしてこうも書いておる。

マケドニアの偽ニュースサイトを運営していた若者はNBCニュースにこう語った。

「相手が何を欲しがっているかを察知して、ただそれを与えればいいんだ。相手が水をほしがっていれば水を出すし、ワインがいいならワインを出す。単純なことだよ」

こうしてトランプに有利な偽ニュースが、単に広告収入を目当てにした10代の子どもたちによって次々繰り出され、とうとうトランプは当選しちゃったということなのか?

山田さんは最後にこう締めくくっておる。

最近、これではまずいと「ファクトチェック」(fact-check=事実確認)のサイトが林立するようになった。

グーグルもフェイスブックもファクトチェックに乗り出し、「偽ニュース通報ボタン」も導入された。

しかし、「低度情報化社会」では、真実に偽ニュースボタンを付けるユーザーのほうが多いだろうということも容易に想像できるのである。

…ってことで、いまは低度情報化社会だから、実は「真実」なのに、そこに「偽ニュース」のボタンを付けちゃうことが起きるというのだ。

跋扈する「反知性」に「ネトウヨ」の発言を見るにつけ、「低度情報化社会」の現実をしみじみ感じる朝でござる。

そういえば、我が安倍総理も国会で「云々」(うんぬん)が読めず「でんでん」と読んだそうで、口あんぐりじゃ。

未曽有を「みぞゆう」と読んだ麻生財務相とは、政治家二世ってことだけでなく、教育レベルも似たりよったりらしい。

「低度情報化社会」では、漢字がまともに読めなくても、総理も財務相も大人気なのだ。

ニッポンやアメリカだけでなく、世界のあちこちまでもが、そうとう情けない状況なのだと申しておきましょう。


ヨガはハードル高いですぅ~

2017年01月26日 | Weblog

 

午前7時の気温はマイナス7度。

ふあふあ羽毛のような雪が15センチほど積もっております。

穏やかな朝でござる。

昨夜はズンバが中止となったため、ジムでウオーキングと筋トレ、ストレッチをいたしました。

月曜日昼はヨガ、水曜夜がズンバ、日曜午後にジムと、昨年末からそれぞれ違うことをしておるわけ。

なかでも12月から始めたばかりのヨガは、いまんとこさっぱりですわ。

でもって通っておる女性の皆さん、これがたいしたスタイルがよろしい。

でもって、もちろん男はおぢだけですから、居心地はなんともよろしくない。

見物するだけなら「いいかも!!」ですけど、そうはイカキン。

ま、慣れでしょうけど、加えて体が硬いもんだから、あんなことやこんなことが、さっぱりできません。

ではありますが、悲観はしていないのじゃ。

おぢの場合、腰がくねくね(タヒチアンダンス風に)動くようになったのも、60代になってからなのです。

そんな柔らかな動きは、子どもの頃から延々とできませんでした。

出来ないことも継続すれば、そのうち出来るようになるというのを、じーさんは実感しておるわけなのだ。

ほかに「新たなことに挑戦する」という楽しみもある。

いまんとこ、ヨガで一番ハードルが高そうなのは「シルシャアーサナ」とかいう逆立ち。

頭と肘を使った三点倒立のことで、こんなこと、今は到底できません。

頭と肘をマットにつけただけで、なんだかクラクラするのです。

頭に血がのぼるわけですから、当たり前といえば当たり前ですけど、子どものころだってほとんどしたことがない。

ですから、おぢ的には完全、未知の領域ですわ。

それでも肘をついて頭をつけるだけで、しばらくそのままのポーズをしておると、あとでスッキリするから不思議ではありますけどね。

このほか、ネット上にはたいしたスタイルのいい女性が、いとも簡単にあれやこれやのポーズをしておりますが、そんなこと、ほとんどできません。

そもそも、運動オンチですから、そういう動作は子どもの頃から苦手なわけなのです。

それに加えて、ヨガというのはかなりに筋トレなのだということも初めて分かりました。

これを続けておれば、筋肉のバランスも良くなるだろうと、容易に想像できますが、いまんとこ、翌日と翌々日の筋肉痛はハンパない。

ことヨガに関しては、ここ当分、「いばらの道」が続くことになりそうです。


葛根湯はよく効きます!!

2017年01月25日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス14度。

今朝も冷えておりまする。

つい先ほどから雪も降ってまいりました。

今朝のおぢ、体調は良好じゃ。

やっぱ、休肝日が大事だねぇ~

酒を呑むと、たぶん免疫力がガクンと落ちるのでしょう。

昨夜は酒を呑まなかったことで、ちょっぴり風邪気味でしたが今朝はスカッとしております。

就寝前に葛根湯を服用したのもよかったかも。

いまどきは家庭医も処方してくれる漢方薬ですが、薬箱には切らさないよう葛根湯だけは必ず置いてある我が家の常備薬なのです。

江戸時代、当時の医者はなにかといえば葛根湯を患者に勧めたそうで、落語にも「葛根湯医者」という小噺があるほど。

おぢは風邪の引きはじめや肩こりに服用しますけど、血行を促し、発汗を促進するといわれておる。

実際、肩こりなどにはかなりの効果がある。

酷い肩こりや風邪の引きはじめは、葛根湯を服用して温かくして寝ると、翌朝はかなりスッキリいたしますのでお試しを!!

しつこいようですが、喉の痛みには過日の「桔梗石膏」がいいです。

若いころ「漢方薬なんぞ、とても信用できません!」などと思っておりましたが、いまはお医者も処方する時代。

現在、漢方薬は有効な薬と評価され、副作用も長い年月使われてきた経緯から少ない気もします。

モノにもよるのでしょうけどね。

さて、

ニッポンの国会が開会いたしました。

20日は安倍総理の施政方針演説があった。

おぢは、これ聞いて、これが一国の総理かと呆れましたわ。

ただいま現在、ニッポン国の国会は、与党が議席の3分の2を超える圧倒的多数を握っておりまする。

すっかりごみクズ同然となった少数野党ですが、安倍総理はこれについて「批判に明け暮れ、国会でプラカードを掲げても、なにも生まれない」と大批判。

一国の総理、ケツの穴の小さいところを満天下に晒してくれて、たいした呆れましたわ。

皮肉でも言ったつもりでしょうが、そこがそもそも器量が小っちゃい、小っちゃい。

しつこいようですが、国会の3分の2を握って、いまや憲法改正も可能という巨大与党の代表ですわ。

本来なら鷹揚に構えて、いればいい。

なんでも出来ちゃうのがいまの与党ですわ。

野党なんて、残念ながら「屁」みたいなもんではないのかね?

で、今回のプラカード発言ですけど、笑かしてくれるのは、民進党から「自民党も野党時代にプラカードを使っていた」と指摘されて、実はその通りだったこと。

自民党が、そのプラカードを使ったのは1回ではないという。

まずは2010年5月25日の放送法改正、これは当時の民主党による強行採決でしたわ。

また同年5月28日の郵政法に関する総務委員会でもプラカードを持ち出しておる。

こういうの、なんて言ったらいいのかねぇ、、、

自民党も民進党も、双方「目くそ鼻くそを笑う」ですか?

それとも「人のふり見てわがふり直せ」か?

いずれにせよ、総理大臣を含めてレベルの低いことまぁ、ほとほと情けないです、ハイ!!


行ってきましたぁ~

2017年01月24日 | Weblog

 

2時間ほど滑ってまいりましたです。

お天気がよかったのは午前中まで。

おぢは11時過ぎには家に戻っております。

上の写真はオーストラリアの若者で1週間の予定でご当地に滞在中でした。

上はやはりオーストラリアの家族3人。

御用とお急ぎでない方は下記にユーチューブ映像です。

https://youtu.be/wCF-4VjjPxU

カメラの部品が壊れ最終的にスキーから外れたのでした。

もう一工夫が必要です。

 


いい雪なので、スキー場へ「ひろみGO!!」

2017年01月24日 | Weblog

 

午前7時の気温は、なんとマイナス18度。

冷凍庫です。

加えて15センチほどのふあふあ雪が積もっております。

しかも現在は晴れの好天ですわ。

ってことで、起き抜けからばたばたとスキーに行く準備をしております。

ニャンコもさすがに今朝は寝床だろうと思ったら、雪を漕いで玄関前に詰めかけておりましたです。

マイナス18度にもめげない我が家のニャンコたち、たいした愛おしくもなるのでした。

ってことで、いつもよりご飯を多めに与えたりして、おぢも段々とニャンコ寄りなのです。

7時20分過ぎ、ふとスキー場方面を見たら、ニセコアンヌプリは下の写真のようにピーカンじゃ。

ご飯をいただいて、午前8時にはそそくさと出かけることにいたします。

きょうのスキー場の様子は、夕方にでもご紹介じゃ。

スマンね!!

 


知床牛に厚岸のカキ

2017年01月23日 | Weblog

 

更新が遅れました。

午前10時の気温はマイナス2度。

朝方から雪がジャンジャン降ってます。

久々、豪雪ニセコらしいお天気ござる。

今朝のおぢ、ちゃんとした二日酔いです。

昨夜は、オーストラリア人のバーバラさんとデニスさん夫妻を自宅に招き会食。

楽しく過ごしたのですが、気が付いたら夜11時を回っておったです。

タフなオーストラリア人、帰るって言わないもんでずるずる呑んでしまいましたです。

昨夜は写真の知床牛ですき焼き、その前にこれまたお取り寄せした「厚岸のカキ」。

「カキえもん」「マルえもん」の2種類の生カキを、シャブリとともにツルリンといただいたのです。

うまかったですわ。

以前も書きましたけど、広島県広島市に行った際、案内されたカキ料理の店で「年に1度は厚岸のカキ取り寄せて、カキの味を確認しています」と料理人に言わせるのが厚岸のカキでござる。

冷えた生カキにシャブリが旨くてねぇ、招いた二人もたいした喜んでおりました。

なんでも、オーストラリアのカキはかなり小さいのだそうです。

もっとも彼らは「1ダース単位」で注文するそうですから、今回は1人5個ですから少々みみっちかった。

我が家の予算の関係もあるので、ま、そんなもんですけどね。

でもって、知床牛を使ってすき焼きがこれまた絶品でしたわ。

知床牛は、去年、高校の同窓会に1万円寄付すると、700グラムの知床牛がいただけるってことで、食したのですがこれが旨くて驚いた。

でもって、今回も札幌の大金畜産からお取り寄せしたのです。

A4ランクだそうですけど、松坂牛に負けず劣らず。

って、ちゃんとした松坂牛、まだ食べたことないですけどね。

ステーキ大好きの70歳を超えたデニスさんは「オーストラリア牛はA1ランクだ」と申しておりましたから、相当感激したに違いない。

っていうか11年もニセコに通っているのにすき焼きは初めてだったらしい。

生タマゴを溶いて食べたのは、やはり日本通でした。

生魚は食べるけど、生タマゴは食べない方もいますからね。

いずれにせよ、夜11時まで大いに盛り上がったのでした。

カキも牛肉も、ニッポンの食材は世界に誇る優れモノと申しておきましょう。


歯ブラシは乾燥と殺菌消毒が大事!!

2017年01月22日 | Weblog

 

午前8時の気温はマイナス12度。

キンキンに冷えておりまする。

加えて、おぢはなかなか布団から出ることができず、体調は今日もイマイチじゃ。

今夜は、オーストラリアから11年連続でご当地に来ておるバーバラさん夫妻を招いて、我が家で会食なのです。

それまでに体調をなんとかしないといけないけど、どうだろか???

ところで、

土曜日朝の大阪毎日放送「サタデープラス」はご覧になりましたでしょうか?

その中のコーナー「ドクタープラス」がおぢのお気に入りでござる。

きのうは口の周りチェック。

まずはつばを飲み込めないと「隠れ脳梗塞」の可能性だ。

唾を呑みこむというのはどこぞの健康番組でもやっており、おぢも時おり意識してつばを飲み込むようにしておりました。

というのも、イスに座り、背もたれに背中を付けた状態で、お茶やコーヒーを飲むと、たまにゲホゲホと「誤嚥」してしまうからなのじゃ。

ちゃんとした姿勢で呑むなら問題ないのですが、背もたれに寄りかかった姿勢だと誤嚥してしまうときがある。

喉の筋肉、弱ってきておるらしい。

番組では、30秒間で何回つばを呑みこめるか、「ごっくンチェック」というのをしておりました。

口の中につばを貯めながらで良いそうですが、30秒間で6回以下だと要注意だそうな。

おぢはこれまでの訓練の甲斐もあって8回になってました。

以前はもっと少なかったですわ。

喉周辺の筋肉、それなりに復活したってことらしい。

たいした能力のないおぢのような一般人は、何ごと日々の積み重ねが大事なのでござる。

さらに面白かったのが歯ブラシじゃ。

3週間使用した歯ブラシの細菌数は、なんとトイレの水の80倍だそうな。

こと歯ブラシに関しては、ハニーさんがたいした気にしておって、我が家は毎月1日に新しいものに交換しておる。

我が家の歯ブラシは、1か月使用すると水回りの清掃用に転用することになるのです。

さらに、毎朝歯みがきした後、ハニーさんはふたりの歯ブラシをきれいに洗って、水を切りティッシュで拭いておったのでした。

知りませんでしたけど…

番組では、ティッシュで拭いて、さらに日光に当てて紫外線殺菌するのが良いのだと申しておりました。

歯ブラシは乾燥と殺菌が重要だそうです。

ってことで、冒頭の写真のように今朝も窓辺に置いてあります。

これ、曇りの日でも有効だそうです。

以前も書きましたけど、朝起きると口の中にはウンチ10グラム分の細菌がいるそうです。

だから、いまもガラガラうがいして、舌の苔をこそげ取り、白湯をいただいてから、歯みがきしておる。

歯間ブラシもお高い小林製薬製をほぼ毎日使っておる。

中には歯間ブラシが歯間に入らないという人もおりますが、すでに歯垢が歯石に変わり、あとは歯周病の悪化を待つだけですわ。

まずは歯医者で歯石を取って、歯間をスカスカにして、歯間ブラシを使いましょうね。

歯周病は、いまや心臓病や脳梗塞、食道ガンの原因とも言われておる。

女優でなくても「歯は命」の時代、お手入れヨロピクね。

 


カードゲーム大統領で大丈夫かアメリカ???

2017年01月21日 | Weblog

 

午前6時40分の気温はマイナス9度。

雪は降っておりません。

きのうは朝方少し降ってましたけど、あっという間に止んでしまいました。

雪の少ないシーズンです。

そういえば、昨夜近くの温泉に行ったらこんな話が聞かれました。

「今年はおカネ持ちのお客が少ないねぇ~」

「メイドさんとか、ベビーシッターとか連れてくる欧米のおカネ持ちが来てないみたい」

「飲食店も、あれこれ注文するお客が少なくて、シェアして食べてるみたいだから、おカネ持ちは来てないようね」

「飲食店の売り上げも落ちてるそうよ」

「やっぱ、雪が少ないからかしら」

「雪は北欧が多いって聞いたから、おカネ持ちはそっちへ流れたかもね」

ってことで、どうやらおカネ持ちはホテルや飛行機のキャンセルも苦にならないわけで、雪の多いスキー場に流れたらしいというのです。

なるほどねぇ、、、

確かにご当地スキー場は、欧米に比べてコースが長いわけでもなけりゃ、設備が整っておるわけでもない。

なんといっても深雪のパウダーがウリ。

これがないとなれば、お客も減るってことらしい。

こういうの水商売っていうか、この場合は「雪商売」とでもいうのでしょうか!?

さて、

不動産王にして政治経験ゼロの70歳のじーさんが、アメリカの大統領に就任いたしました。

こちらは「雇用の創出」がウリですわ。

アメリカから中産階級がいなくなり、ごく少数のカネ持ちとその他大勢の貧乏人という2極化が進んだのは、リーマンショックからといわれておる。

そのリーマンショックの翌年、オバマは大統領に就任しておる。

この大不景気からいち早く脱出したのはアメリカでござった。

とにもかくにもカネをばら撒き、金融市場は世界に先駆けてアメリカが復活した。

ここはオバマの業績なのでしょう。

ただし、経済は急回復したものの、中産階級は置き去りにされた。

そして、今回の大統領選で、大量に増えたプアホワイトと呼ばれる元中産階級の皆さんがトランプを大統領に選び出したということらしいです。

だからトランプはとにもかくにも「雇用」ってことらしい

就任演説の日本語訳によるとトランプ大統領は「あまりにも長い間、ワシントンの小さなグループが政府の恩恵にあずかる一方で、アメリカ国民が代償を払ってきました。ワシントンは栄えてきましたが、人々はその富を共有していません」

…とそのプアホワイトが泣いて喜ぶ演説をしております。

こういう演説を、世界一貧しい大統領と言われたウルグアイの「ムヒカさん」がいうなら説得力もある。

不動産王にして大金持ちのトランプさんに、プアホワイトの皆さんは裏切られる可能性はないのかね?

そしてこうも申しております。

「それは私たちが黒い肌であろうと、褐色の肌であろうと、白い肌であろうと、私たちは同じ愛国者の赤い血を流し、偉大な自由を享受し、そして、偉大なアメリカ国旗をたたえるということです」

って、これまで散々差別を助長する発言を繰り返し、白人至上主義者たちを喜ばせてきたのに、一転して国民の結束を呼びかけてもねぇ、、、

これまで散々過激な主張を繰り返してますからさっぱり信用できません。

元中産階級の皆さんが、がっかりする大統領にならないことを願うばかりですけど、どうだろ???

 


喉には漢方薬「桔梗石膏」が効く!!

2017年01月20日 | Weblog

 

午前7時の気温はマイナス9度。

ふあふあの雪が、じゃんじゃか降っておって、この調子で降り続けば、深雪を楽しめそうな気配でござる。

ではありますが、おぢは体調がイマイチ。

今朝はいつもの5時半とか6時前に目が覚めません。

朝、定刻に起きられないとき、おぢの場合、たいてい「風邪」と相場が決まっておる。

喉も少々チクチクするしね。

そこで写真の「桔梗石膏」をお湯に溶かして、ガラガラうがいしながら服用したのです。

この「N324 桔梗石膏」(ききょうせっこう)という漢方薬は、喉が痛くなりはじめたばかりの時に、たいしたよく効く。

我が家の家庭医にいつも処方してもらってますけど、風邪の引きはじめなど、喉が痛いときはチョーお勧め。

お試しください!!

考えてみれば、おぢは日常で「薬」というもんを服用しておりません。

せいぜいサプリメントで、いまは「イミダゾールペプチド」だけですわ。

鳥が長時間休みなしで飛べるのはこのおかげだそうで、疲れないよう毎朝服用してますけど、効果があるんだか無いんだかは不明ですわ。

サプリメントのたぐいってば、大体そんなもん。

この年齢になれば、たいていはどこかしら病気で、なんらかの薬を毎日何回か服用しておる感じがしますけど、今朝みたいな場合を除き、医者から処方された薬というもんを一切服用していないおぢです。

今朝は風邪だのなんだのと、ごたくを並べつつ、歳の割には元気なのでござる。

いつも書いておりますが、「健康のためなら死んでもいい!!」(ここはフン!と鼻で笑うところ)おぢなのでござる。

スマンね!!

 


スキャンダルを握ったプーチンがトランプを勝たせた!?

2017年01月19日 | Weblog

 

Eテレ朝の体操を終えた午前6時40分過ぎ。

気温はマイナス5度で、ついさきほどから雪が降り出しましたです。

きのうは当ブログの更新をしませんで、数少ない読者の皆さん、せっかく見に来ていただいたのに、スマンことでした。

今後もテキトーにお休みいたします。

なにせ、目指すところが高田純二さんですんで、そこんとこヨロピクです。

話は変わりますが、

朝の連続ドラマのテーマソングについて、ミスチルの歌う主題歌が気持ち悪いと以前書きました。

今朝聞いてみると、「おや? ずいぶんと印象が違うなぁ」と気が付いた。

どうやら、気持ち悪いところをミキシングかなんかで、柔らかくしたようです。

おぢだけでなく、あちこちから批判の声もあったのか?

いずれにせよ耳触りが悪く、朝から不快だった主題歌が聞きやすくなったのは確か。

おかげで、毎回毎回メンドウな「消音」をしなくていいので、大いに助かっております。

さて、

日本時間で21日の午前2時、アメリカ大統領にトランプさんが就任いたします。

エキセントリックで、わけわかんない大金持ちが大統領ですわ。

政治経験はまったくゼロ!!

おぢに言わせりゃ、大工の棟梁が出世して「大棟梁」(座布団ください!)ですわ。

とても大国の大統領とは思えません。

フィリピンの大統領なら、似たようなのがいるからいいかしらんけど、このままで大丈夫かアメリカ???

今回の米大統領選では、ロシアによる「サイバー攻撃」や「嘘のニュース」が大きな話題となっておる。

昨年末、オバマ大統領は「ロシアが国家間での通常のハッキング活動を超えた情報作戦を展開した」として制裁をほのめかしておる。

ロシアは米大統領選で、トランプに有利なあれやこれやをやった可能性が大きいってことだ。

プーチンには、どうしてもトランプに勝たせたい理由があった。

今回の大統領選に遡ること数年前、トランプさんはロシアのホテルに滞在中、大勢の女性を交えて乱痴気騒ぎをしたという。

当該ホテルの最も高級な部屋は、ロシアの諜報機関がカメラなどを設置しておるところとして知られた場所だ。

つまり、プーチンは米大統領選のずいぶん前から、トランプの性的スキャンダルを握っておった可能性がある。

だからこそ、「トランプ大統領の誕生」を画策したことが容易に想像されるのですわ。

プーチンにとっては、醜聞を握ったアンポンタンが米国大統領になれば、こんな都合のいい話はない。

というのも、2014年ロシアがクリミアを併合したことで、欧米はロシアに対し経済制裁を加えておったです。

産油国でもあるロシアは、「原油安」と、欧米による「経済制裁」のダブルパンチですわ。

ロシア経済はそうとう痛手を負っておりました。

そこへスキャンダルを握った「パペット」が、米大統領となれば、こんな都合のいい話はないってことですわ。

そんなことで、プーチンの操り人形が大統領になって、アメリカは国益を守れるのか、他人事ながら心配にもなるのです。

な~んてことは、

あちこちで報道されておることからおぢが類推した「想像」に過ぎませんけど、可能性は十分ある。

いずれにせよ、トンモないお方が大統領になったものですわ。

この大統領、ちゃんと4年間の任期をまっとう出来るのか?

大いに疑問を感じておる今日この頃でござる。

なみにダイヤモンド社のビジネス情報サイト、ダイヤモンドオンラインには軍事評論家、田岡俊次さんが「トランプ氏のモスクワでの変態行為はロシアの罠か」と書いておって興味深いです。

そういえば、この件に関してテレビ東京のある番組で、国際政治学者の三浦瑠麗とかいう方が、わけわかんないことをのたまっておりましたです。

「ニューリベラル」だそうですけど、喋ることはリベラルとはほど遠いので驚いた。

トランプを褒め上げておったのにはビックリ仰天いたしました。

東大卒の才媛だそうですけど、どこぞのプロパガンダしてるみたいで、気持ちの悪いことおびただしい。

嫌な時代に、嫌~な感じのお方が出てきたもんです。


阪神淡路大震災から22年

2017年01月17日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス6度。

雪も降っておりません。

こう毎日穏やかな日が続くと、このまま春になるんじゃないかと期待もするわけですが、たぶん、そうはイカキン。

過日も書きましたけど、少雪の今シーズンとはいえ、たいていの場合、それなりに帳尻があうことになっておる。

「雪はまだこれからじゃんじゃん降るに違いない!!」という、覚悟だけはしておかないといけません。

人間、「最悪を想定」しておくと、ほぼ怖いものはない。

ときに楽観的になることも必要ですけど、「備えあれば憂いなし」なのでござる。

そんなきょうは、

阪神淡路大震災から22年だそうな。

早いもんです、もう22年だ。

とはいえ、当時生まれた子どもはすでに成人し、大学をそろそろ卒業するというのが22年という歳月でござる。

阪神大震災の実態はテレビニュースでしか知りませんが、高速道路が傾き、あちこちから火災が起きた空撮映像はショッキングでござった。

その後の東日本大震災の空撮映像はもっと衝撃的だった。

避難する車やバスが、次々津波に呑み込まれるライブ中継に息を呑みました。

NHKヘリの中継カメラは水に呑み込まれるバスや乗用車を、アップなどせず通り過ごしておるのが、あまりに印象的でしたわ。

話は阪神淡路に戻りますが、大震災が起きるまで、関西の人たちは「大きな震災など関西では起きまへん」と思っておった感がある。

ある方から関西にお住いの方の話を聞いたことがあるのですが、この方は芦屋のおカネ持ち。

自宅地下にワインセラーを設置し、高価なワインをごっそり貯め込んでおった。

それもこれも、「関西は地震がない」と信じておったため。

だけど、その高価なワインは震災でほぼすべてオジャンになったそうですわ。

これ以降、この方の人生観は一変したそうです。

美味しいものはトットと食べて、いいワインも即座に呑むことにしたのだとか。

高価なワインを「いつの日にか呑もう」と後生大事にとっておいても、一瞬の大地震でアジャパー。

高級ワインを眺めて、眺めてひとり悦にいっても、あっという間にオジャンになるのが地震国ニッポンなのでござる。

そんなことで、ウキペディアで戦後に起きたニッポンの大地震を見てみましたです。

昭和27年の「十勝沖地震」では死者行方不明33人。

昭和35年には地球の裏側チリで起きたチリ地震による津波で、国内では142人が死亡しておる

これはおぢもまだ子どもでしたが、地球の裏側で起きた地震で日本に大きな被害があったことはちゃんと記憶にある。

そして、昭和43年に再び十勝沖地震、これは死者52人だそうですわ。

その後は中部日本海地震(昭和58年)で104人、北海道南西沖地震(平成5年)で230人が死亡・行方不明。

阪神淡路大震災(平成7年)では6400人あまりが死亡・行方不明だ。

そして東日本大震災(平成23年)が2万2000人の死者・行方不明ですわ。

おぢが記憶にあるのはこの程度ですけど、実際にニッポンで起きた地震はこれより一桁も二桁も多い。

ニッポン国は地震大国で、この先は南海トラフに首都直下などなど巨大地震が予想されておる。

そんな不安定な土地に計57基の原発がある。

もう一度、福島の悲劇が繰り返される可能性は大いにあるのだと申しておきましょう。