ちょうど午前6時になりました。
気温はマイナス3度でまだ真っ暗だ。
今日は曇りのお天気で、昼過ぎから雪、日中の最高気温は2度の予想だ。
今年も暖冬、小雪となるのでしょうか?
さて、
週刊文春12月3日号に「『マスク進めない』も感染急増 スウェーデンがついに規制強化」という記事中に、こんな記述があった。
「一方対策を再評価されているのが同じ北欧のフィンランドとノルウェーだ」
「両国はスウェーデンと地理的・社会的特徴が似ているが、100万人当たりの死者数は約10分の1に留まる」というのだ。
独自路線で注目されたスウェーデンも、コロナの感染急増で規制強化に乗り出した。
しかし、死者数の少ないノルウェーは初動が早かったのだという。
「3月にロックダウンや国境管理を厳格化し、移動する人々にPCR検査や自主隔離を強制した」というのだ。
ほらね!!
もし移動するなら、しっかり「PCR検査」すれば感染拡大は防げることはノルウェーで実証済みなのだ。
翻って我がニッポン国、遅ればせながらようやく「GOTO…」の制限に乗り出した。
文春も「菅“GOTOおじさん”『コロナ無策』を暴く」と書いておるけど、まことにごもっとも。
経済優先を旗印に「GOTO…」を目的化しているから困るのだ。
100回でも書くけど、ノルウェーがそうであるように「PCR検査を義務づけてからGOTO…」だろう。
…ってそのPCR検査も増えてきたとはいえ、欧米に比べりゃ、実施している数は屁みたいなもんだ。
先進国ではできる、移動する前に「お気軽ドライブスルーでPCR検査」みたいなことが、ニッポンでなぜできない???
菅さんは「延べ4000万人が利用して、その中で現時点での感染者は約180人だ」から「GOTO…での移動では感染拡大しない」と言い張る。
文春によると「首相の言葉通りなら、トラベル利用者の感染率は約0.0004%。ところが日本国民全体の感染率を計算すると約0.1%」
「トラベルを利用した方が『感染しにくい』という結果になる」というから、さっぱり笑えない、寒気のするジョークだ。
「4000人利用で180人の感染」っていうのはどうやら「感染者の自己申告」なのだという。
つじつま合わせで「GOTO…」を続けるのはどうよ???
「コロナ感染拡大キャンペーン」と言われても返答できまい。
製品輸出で稼ぐのがニッポン国でしたけど、いつの間にか「輸出とインバウンド」で成り立つ経済に変貌した。
だからといって、「コロナ禍で積極的に旅行しろ」って経済対策もどうなのよ??? 菅さん!!
「GOTOで感染するエビデンスを示せ」と菅さんは言うけど、「トラベルとイートの全国展開とともに感染者は急増した」のだから、エビデンスもクソもない。
感染症の専門家が申しているように「人の動きが感染状況に影響する」のは間違いない。
そんなこんなで、早急な対応と「移動にPCR検査を義務づけたノルウェー」の経済成長率はマイナス2.8%にとどまるという。
文春の「菅“GOTOおじさん”『コロナ無策』」に、とっても納得するニセコのおぢなのでした。