おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

原発は「コストが安い」の大ウソ、ったくもう!!

2011年09月30日 | Weblog

午前6時の気温は、プラス14度。ここんとこ一桁だった気温も今朝は10度を上回っておりまする。比較的温かな朝でござる。

きのうの予報によると、きょうは雨。いまヤフーの天気予報をチェックしたら、今日のご当地は昼まで曇りで、午後から弱い雨だそうな。

予報が雨なもんだから、きのうは2時間の作業後、あれやこれや機械類を片づけたり。ではありますが、どうやら今日の午前中なら、まだ作業が出来そうでござる。

「玉切り」だけでもしようかしらん。あっ!! これって原木をストーブに入りやすい大きさに切る。適度な長さに切る、ってことでござる。宦官になるわけではござりませぬ、余計なお世話で、スマンこってす!!

などと書いておったら、雨じゃ。人生、ままなりませぬ…

昨夜のおぢ、就寝は午後8時のお子ちゃまタイム。薪割りの肉体労働で疲れておったため、ビールと焼酎少し呑んで、ヘロヘロに。

で、起床は珍しく午前5時半と早かった。でも考えてみれば、9時間半も寝ちゃったわけで、時間だけみればまさにお子ちゃま。還暦とは赤ちゃんに戻ることというから、まさにその通りなのでござる。

こいうのも、睡眠障害でしょうか… 不眠症の皆さま、スマンこってす!!

さて、観ましたぁ? きのう朝のTV朝日モーニングバードの「そもそも総研 たまペディア」。新聞、テレビの大マスコミにあって、しっかりジャーナリストをしておる「玉川徹」ディレクターのコーナーでござる。

そもそも、発電のコストは以下のように喧伝されておった。政府発表では、発電量あたり、石炭火力が6.2円/kwh、石油火力が10.7円/kwh、水力が11.9円/kwh。これに対して原発は5.3円/kwhと一番安い。

だから原発は凄い、偉い、効率的!! ってことになっておった。ところがギッチョンなのじゃ。

玉川ディレクターの取材によると、立命館大学の大島堅一教授は、原発の発電単価が、10.68円/kwhと指摘しておる。

これまで除外されておった、原発の研究開発費や立地対策費、投入されておる税金、さらには最終処理費用加えると、なんと火力発電より、さらに高いというではないの。

さらに原発は、余った夜間電力を利用する「揚水発電」とセットで建設されるわけで、このコストを入れると、12.23円/kwhと、水力発電を凌ぐ高コスト体質じゃ。

おまけに今回のフクシマ第一原発事故の収束までのコストを考えれば、原発は、他の発電方法との比較などできない「チョー高コスト」ってことでござる。

これじゃぁ、どもこもならんです。経産省やらと結託した電気事業者の陰謀ではないかと思えるほどでござる。

でもって、この大島教授によると、国家戦略局のメンバーが過日、同教授を訪れ、計算方法などレクチャーを受けたのだそうな。

政府も、正しい計算法による原発コストを模索中ってことでござろうか。ただし、大島教授を訪ねたのは、国家戦略局の中の「民間メンバー」だそうな。

この国家戦略局は、ほかに経産相の官僚メンバーやらが多数を占めておるわけで、大島教授の計算方法が国に採用されるかどうかは、まことに不透明。省益中心で動く官僚が、国家戦略局を牛耳っておっては、アジャパーの可能性もありまする。

正確な数字、正確なコストを示して、もう一度しっかり原発を検証しないでどうする!! と思いますけど、どうよ枝野さん?


どうなってんの? 電気料金

2011年09月29日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス7度。なんとまぁ、気持ちのいい朝でござりましょうか。今朝もとっても清々しい。いい季節ですなぁ。

天気も、まさに秋晴れでござる。周りの木々も、緑からずんずん黄色や赤へ変わっておりまする。これが枯葉も散って、間もなく雪か、ってころになると、おぢはすっかり元気がなくなるのじゃ。

雪の降る前ったら、完全にうつ状態、どよ~んとしておるのでござる。ところが、雪が降り出してくると、これまた大復活!! パウダーが楽しめるころになると、テンションは最上級になりまする。

なんとも、めんどくさい性格でござりますなぁ。季節で気分が上下して、天気でも上下しちゃうわけ。で、実は台風とか嵐は、テンションが高くなる。自分で言うのもなんですが、「なんちゅう性格してるんだろ」と思うのでござります。

さて、朝日新聞が報じたところによると、東電は「10年間、電気料金原価を6千億円高く見積もりしていた」のだそうな。ようするに電気料金を不当に高く設定していたということらしい。

政府の「東京電力に関する経営・財務調査委員会」の調査でわかったそうな。

地域独占企業のとんでもない実態が明らかにされた、ってことでござる。悪名高い「総括原価方式」というブラックボックスで電気料金が決まる、その仕組みそのものに問題があるってことじゃ。

どもこもなりませぬ。電力会社のやりたい放題を経産省は放置していたってことでござる。こういうことになるから、電力を規制緩和して、様々な産業が発電事業に参加できるシステムを作らないとダメじゃん、ってことだ。

つまり、電力業界に「競争原理」を導入するってことでござる。その第一歩が、「発送電の分離」でござる。既存の電力会社から、送電線を引きはがさないと、新規参入が難しいことになっておる。

そこがたぶん、枝野大臣ではできないことになってんだよなぁ。なんとかならんのかねぇ… ならんわなぁ、官僚と乳繰り合ってる内閣だもんなぁ。


東電を破たんもさせず、家宅捜査もしない不可解

2011年09月28日 | Weblog

午前7時の気温は、なんとプラス4度。いきなり5度を割り込みましたです。起き抜けにさっそくストーブに点火。室内が、ほやぁ~んと温かくなり、しだいに心も穏やかになりまする。

でもって、天気は良好!! 日中はカラッと晴れわたり、清々しい一日になるそうな。いい陽気です。そんな中、おぢはきのうシコシコ薪割り作業をいたしました。といっても、わずか2時間ほどでござる。

天気の良い日、このペースでやれば、来月半ばまでには終わるでしょう… って、なんとまぁ、のんびりしたことか。地元に生まれ育った方からは、「やれやれ」とか、言われてしまいそうじゃ。

ま、基礎体力に乏しい「元都会っ子」のおぢゆえ、しょうがないことになっておる。しこしこ、しこしこ、薪割り作業は延々と続くのでござる。

さて、9月29日号の週刊文春に経営コンサルタントの小宮さんが「枝野経産相よ、東電をなぜ破綻処理しない」と至極当然のことを書いている。

東電は、ろくな合理化もしないまま、来年度から15%程度の「値上げ」だとか申しておるんだもん、そりゃ当たり前田のクラッカー。

さらに、値上げが終わる2015年には、いま5割削減しておる東電社員の給与を元に戻すことを、検討中だとか。ドアホウなことを言ってもらっては困ります。

福島県民が塗炭の苦しみを味わっておるというのに、給与を元に戻すって何!! って話でござる。小宮さんご指摘の通り「東電の体質は、利益第一、社員の待遇第一になってしまっています」はまさにその通りでござる。

いま、東電にとって最も大事なのは「福島県民への万全の保障」ではないのか。社員の給与が第一という体質の会社では、どもこもならん。

ここは東電を破たんさせて、経営状況を白日の元にさらけ出し、徹底したリストラと不要資産の放出をさせないとダメじゃんって話じゃ。

東電をこのまま存続させていては、何をどうごまかすかわかりませぬ。東電の純資産は1兆6千億円。これでは、賠償は不可能じゃ。

だから「原子力損害賠償支援機構」が設立されて、我々の税金やら各電力会社からの金で、東電に資金援助する仕組みが作られた。

これ、あくまで東電の存続が前提でござる。しかも、経産官僚の天下り先も兼ねておる組織でござる。経産省焼け太り。

しかも、「総括原価方式」という経費が増えれば増えるほど、会社が儲かるトンデモない方式を放置したままじゃ。

この方式で、各社が電気料金を値上げして、それで東電に資金援助することになる。ってことは、国民は保障のため、税金と電気代でダブル負担を強いられることになる。

ここは東電救済ではなくて、破たん処理してできるだけ金を出させて、それから国民負担ではないのかね。東電を破たんさせると、電気が止まるなどというデマが飛び交っておるけど、JALが破たんしても飛行機はしっかり飛んでおる。 

ここは、「発送電分離」に道を切り開くのが枝野さんのもっとも大事な仕事だろうけれど、それはどうにもムリなようじゃ。なにせ、改革派官僚だった古賀さんを追い出すという、経産官僚ベッタリの枝野だもねぇ。

かくして、成長産業とされる再生可能エネルギーへのエネルギー転換は、まるきり進まないことになる。小宮さんご指摘の通り、東電幹部は退職金ゼロで辞めるのはもちろん、東京地検は東電への家宅捜索を進めるべきだと思うけど、そんな気配もござりませぬ。

東京地検も調書をデッチ上げる怪しい組織ゆえ、こちらもムリか。どうなるんだろニッポンは???


「推認」で有罪の恐怖

2011年09月27日 | Weblog

午後1時の気温は、プラス20度。気持ちのよい秋晴れでござる。そんな中、おぢは朝から仕事でござった。つい先ほど、家に戻って、昼食をいただいたところなのじゃ。

このあと、薪割り作業でござる。ここは好天につき、少し頑張ってやるところでしょうけど、ま、ちょこちょこっとやって、おしまい。雪降るまでに少しづつ、無理せず、コツコツってことでございます。

さて、新聞の一面は「小沢氏元3秘書有罪」のどでかい見出しが躍っておる。全員有罪で、検察の求刑通りの判決でござる。

一般的には、2割引きと言われる判決も無視した重い刑。もっとも、皆さんに執行猶予はついてるけどね。それにしても、禁固1~3年でござる。

政治資金規正法違反による虚偽記載は、一般的には形式犯。たいていは、修正して終わり、でござる。しかも今回は、東京地検特捜部による「威圧」「利益誘導」などの違法捜査があったにもかかわらず、なのでありまする。

で、有罪判決を支えるポイントはというと、「推認される」という、まことにわけわからんものじゃ。フツー裁判というのは、証拠に基づいて有罪とするんではないの?

もうこれはアメリカと同じで、裁判所で、いかに陪審員を納得させるかが大事ってことらしい。今回は、小沢一郎の秘書へ4億円を渡したとする水谷建設社長の証言に信憑性があると、裁判長が判断、納得したってことらしい。

運転手らが、当日、そんなところに行ったことはないと否定しておるにもかかわらずでござる。いやはや怖いです。長年この裁判を取材してきたジャーナリストの江川紹子さんも、ブログでこう書いておる。

「判決聞いてびっくりの連続でしたにゃ~。これでは証拠なしでも裁判官の推測や価値観で、いくらでも有罪判決書けちゃいますね。検察官も本音では相当びっくりしているんじゃないでしょうか~」

ニッポンはどうなるんでしょうか…

 

はっきりしておるのは、小沢一郎の政治生命が風前のともしびってこと。小沢一郎も、民主党も、間もなく命脈が尽きることになりまする。民主党も小沢一郎も、どうでもよろしいけど、怖いなぁニッポンの検察ってば!!

いまは「何でもできる」って思ってんだろね。役人がこれほど跋扈する社会、ソートー問題だと思うけど、どうよ?

 


古賀茂明さん、きょう辞任。これで民主党はクズと化した

2011年09月26日 | Weblog

午前8時の気温は、プラス12度。清々しい晴れの朝でござります。秋の北海道、こうでなくてはねぇ、っていう天気でござる。

きのうも良い天気に恵まれて、おぢとハニーさんは、真狩へ遊びに行ったり、ジムでしっかり筋トレしたり、有意義な一日でござった。

ジムでは久々に「トータルトレーニング」という筋トレメニューをいたしました。ようはスクワット3セット、腕立て3セット、腹筋3セットで計30分なのですけれど、一年前なら軽々こなしたメニューが、たいそうしんどい。

ぼーっとしておる間に筋肉は、やたらめったら衰えているではないの。足なんか、スクワットの最後の方は、吊りそうになってましたです。ヤバイのぉ。

筋肉の放置プレーはダメでござる。ちゃんと鍛えましょうね。じぃさんもばぁさんもシャキッと立ち姿が美しいのは、筋肉があるからこそ!! 顔はともかく、スタイルだけでも、目指せ加山雄三、目指せ吉永小百合なのでござります。

さて、きのうのTV朝日の昼ワイド「ワイドスクランブル」に経産官僚の古賀茂明さんが出演しておった。きょう月曜日にとうとう辞任するそうな。

改革に熱心で、公に尽くす「公僕」精神を持ち合わせた有能な官僚であった古賀さん。これを放逐する民主党、おかげさんで、もう二度と支持などいたしませぬ。

民主党は、気づいていないかも知らんけど、国民を完全に舐めておる。なんで自民党政権を倒して民主党に政権を渡したのか、その意味が分かっておらん。

仙石なにがしを筆頭に、政治主導どころか、官僚に媚を売って権力にしがみつく民主党に、もはや存在意義もござりませぬ。

自民党によるチョー長期政権で、ニッポンの制度疲労がもう取り返しのつかないところまで来ておった。だから政権交代して、世直しをしようと思った国民の気持ちは、完全に裏切られましたです。

公務員制度改革はどうしたのか? 官僚の天下りは止めるのではなかったのか? なにもかにもが、期待外れ。ここはもう、政界再編、ガラガラポンしていただかないことには、どもこもならん。

ドアホウなニッポン政治は忘れて、薪割りに精出しますか。スマンねぇ~

 


冬はいつでもこい!!状態になりました~

2011年09月25日 | Weblog

午前7時の気温は、なんとプラス6度。霜も降りたかなぁ? これって11月の寒さではないのか。そんなことで、昨夜もストーブ焚いちゃって、ちょっと信じられぬ寒さなのでござる。

そんなこんなの好天のきのう、おぢとハニーさんは懸案の薪の取り込み作業をいたしましたです。写真のように薪小屋の半分は空になったのでござる。

つまりは、我が家の一冬分の薪を、めでたいことに床下にすべて取り込んだのでござる。もういつ冬が来ても安心でござる。どわっはっはぁ~

などと言いながら、来年、再来年用の薪は、いまだ放置プレー状態じゃ。作業はまだ残っておるわけで、しんどいことになっておる。とはいえ、それもこれも、冬のお楽しみゆえしょうがない。

昨夜もTVを観ながら、薪を2~3本燃やしましたけど、ほんわか温かになって、おぢとハニーさん思わず「いいねぇ~」と顔を見合わせたのでござる。なんか、幸せだなぁ~

さて、そんなきのうの朝、札幌の旧友から電話がかかってきましたです。「円高だけど、大丈夫か?」。そう、おぢの少ない資産の約半分は、現在「豪ドル」なのでござる。

このところのとんでもない円高なもんだから、旧友は心配して電話してきたわけ。確かに「円ベース」でみると、我が家の資産は大きく目減りしておる。

心配と言えば心配ではありますが、別にどうでもないといえば、どうでもないのでござる。というのも、目減りしておるのは、あくまで円ベースで見た場合。

「豪ドルベース」でみれば、年5%の金利で、確実に増えておるのじゃ。おぢの場合、この豪ドル資産は、5年、10年の単位で放置プレーすることに当初から決めておる。

ま、おぢの資産というよりは、おぢが死んだあとのハニーさんへ引き継ぎぐ資産とでも申しましょうかね。

計算してみてくださいな。年5%の金利を複利で計算すると、資産は10年で1.6倍に増えまする。その10年間の間に、買値の水準の為替に戻れば、資産は1.6倍ってこと。さらに円安になるなら、資産倍増も現実味を帯びまする。

いまの日本、郵貯の1年ものの金利は0.35%と屁みたいなもの。このチョー低金利で10年預貯金して、お金はいくら増えるのですか? どもこもならんではないの。

豪ドル年5%の金利と、日本円の年0.35%の金利、比較になりますか? とんでもない差が出るのではありませんか。

おまけに長いスタンスでみれば、今の円高は一時のことと思いますです。というか、こんな円高になるということは、同時に底なしの円安になる可能性もあるということでござる。

つまり、上下に大きくぶれることが、そもそも投機筋と呼ばれる方々の思惑。上下にぶれればぶれるほど、儲けのチャンスが来るってことでござる。

そんなことですから、10年、20年のスタンスでみれば、おぢは1ドル200円のチョー円安の可能性もあるとみておるわけ。

そういうことで、おぢはとりあえず、いまの円高は心配しておりませぬ。もし豪ドル預金をするなら手数料の安いSBIネット銀行をお勧めしますです。

また、小金を持ちの皆々さまなら、ここは円高を利用して、海外旅行するのが正しい円高の活用策。おぢはいま、長期のお休みがとりにくいゆえ、今年、ヨーロッパ旅行するのはムリ。

だけど、なんとか、来年はチョー円高を利用して、海外旅行を楽しむ算段でござる。円高、円安をうまく利用するのが、庶民の知恵ってもんでござります、ハイ!!  

 


ようやく秋晴れ!!

2011年09月24日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス8度。この秋一番の冷え込みでござる。あたりは霧に包まれておりまする。どうやら、きょうはかなり良い天気になりそうでござる。

そんなことで、おぢとハニーさん、きょうは、ケツに火がついておった薪の取り込み作業をいたしまする。残り半分ほどを取り込めば、この冬燃やす薪は確保できるのでござる。

で、そのあと、放置プレー状態だった、薪割り作業に取りかかるのでござる。嫌なことは、できるだけ先送りにするあたり、おぢも「ニッポンの政治家」の資質十分なのでござる。スマンけど。

そういえば、野田総理も早速の二枚舌。ついこの間、所信表明演説では「原発への依存度を可能な限り引き下げる」とか申しておったはずじゃ。

その舌の根も乾かぬうちに、アメリカ行ったら「原発は輸出します」それに加えて「原発の再稼働」だそうで、まことにニッポンの政治家らしい、ことでござる。

どいつにも、こいつにも、期待などまるきりできない政治家ばかりじゃ。スウェーデンみたいに年収800万円程度の庶民感覚の歳費で、「ボランティア精神」で政治をしてもらう仕組みなど、この国では100年たっても無理だろう。

既得権を持ったお方ばかりが得をする社会って、新興国と変わらんような気もしますけど、この先のニッポン、再び新興国並み衰退するのは必至じゃ。なにせ、この不景気に増税だもなぁ…

 


秋晴れでござる

2011年09月23日 | Weblog

午前8時の気温は、プラス11度。日差しが温かく、心地よい朝でござる。秋らしいとってもいい陽気で、おぢはたいそう気分がよろしい。文字通りのお天気屋でござる。スマン!!

この1週間、世間ではシルバーウイークとか申すのだそうで、今年は火、水、木の3日間休めば、なんと9連休だそうな。

そのせいか、いつになく観光客も多いようですけど、きのうまでは、どうにもこうにも悪天候。まことに残念なことでござった。台風被害を受けられた本州の皆々さまには深く同情いたします。

とりわけ、台風15号が上陸した静岡県はどうなのか? 奈良県はどうなのか? ペ様おばのお宅、ゆきママさんのお宅はどうなのか、気になっておりまする、ご連絡を…

それにつけてもですが、福島の被災地では、なんと、仮設住宅が水浸しとか。地震に原発事故、避難した先で台風被害と、予想もしないダブルパンチ、トリプルパンチ。心を病む人が出てこないかと、たいそう心配でござる。

さて、野田総理が外交デビューだそうな。国連の演説では、呆れたことに高らかに「原発活用」だそうな。オバマにベンチャラってことか。で、ニッポンでは政府税調で増税論議だそうな。

しかも、相続税まで含めて増税へまっしぐらだそうな。どもこもならん。増税して、経済が上向きになることなど考えられないのが世界の常識。この大不況に増税など論外でござる。

この増税案は「財務省栄えて、国滅びる」構図ではないのかね。

ここは、財務省の反対を押し切ってでも相続税を無税とする「無利子国債」を発行して、お金持ちのタンス預金を引き出させ、復興財源にするのがもっとも健全だけど、その相続税を増税ではどもこもならん。

官僚さまに媚を売って、官僚さえ味方につけておけば、「長期政権」が維持できると踏んでおるのか。野田政権、これでは単なる「自民党のカーボンコピー」。

その流れで、官僚にべんちゃら振って、改革派官僚の古賀茂明さんも辞任寸前じゃ。民主党に期待したあれもこれも、アジャパーでござる。そんなこんなで、いまの民主党政権には改革など、望むべくもありませぬ。

ということで、政権交代の意味は、ほぼなくなりました。長年民主党を支持してきたおぢも、もう匙を投げた。この先の選挙では、民主党とその候補者への投票は一切止めて、「みんなの党」にでも宗旨替えじゃ。

「制度疲労」し、完全に陳腐化したこの国のシステム、なんとかしないと、二流、三流の国家へ、ひろみGOだと思うけど、どうよ?


台風一過

2011年09月22日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス12度。天候はというと、多少風があるももの、曇り空。夜間、雨が降ったらしいのですが、まるで気が付かない程度の少雨。

ご当地ニセコは、台風の影響が、ほとんどなかった様子でござる。いがったぁ。今回の台風15号、進路図を見ると、東日本をほぼ縦断しておる感じでござりますが、微妙に東へ流れておる。

それもこれも偏西風のおかげさんでござろうか。おかげで、ご当地に際立った台風被害はなさそうでござる。この先心配なのは、北海道の東、釧路方面。何事もなければよいのですが…

一方、テレビを観ておると、首都圏は大騒ぎでござる。震災の時に見られた帰宅困難者が、またまたごっちゃり出現しておった。

電車が動かないと、にっちもさっちもいかない都会生活、まことにぜい弱でござる。駅に集まった人を見ても、その数はハンパない。

悪いけど、ムリだね。東京では人間がちゃっんと暮らすのは、到底ムリ。台風でこの騒ぎ、この先30年以内に予想されるという震災、それも関東、中部、関西を含めた3連動ならどうなるの?

先日発表されたニッポンの住宅地の地価は20年連続して下がり続けておる。東京だけは将来とも上がり続けるような気もしたけれど、震災が予想されるとあっては、土地や建物の不動産に価値を求めるのは、あまりにリスキーじゃ。

住宅ローンのないお方ならいざ知らず、ローンが残っておる方は、大変じゃ。震災でガレキと化したマンションのローンを支払い続けるなど、考えただけで気が滅入りまする。

ニッポン国内では、借金をして不動産を持つことに、もはや意味がなくなってきておるような気がしますけど…

話はゴロンと変わって、おととい、札幌でのことでござる。昼食はどこにしようか困って、旧友歯科医の奥さんに教えていただいたのが、「座忘庵」(ざぼうあん)という、うどん屋さん。

ここで、久々に関西風の美味しいおうどんをいただきましたです。南2条西24丁目の中通り東向きにある、「中華とうどん」がメインという、ちょっと変わったお店でござる。

いただいたのは、この日のランチ。日替わりのうどんに、あれこれ丼が選べることになっておった。おぢはアナゴの天ぷらが乗ったアナゴ丼、ハニーさんは豚角煮丼を食しましたです。

うまかったなぁ、久々の関西風の「おうどん」。出汁が効いておって、澄んだ汁がなんともよろしい。ご当地周辺にも有名店やそうでないところも含めて「うどん屋」さんはいくつかあるのですが、どこもここも、はてなマークが付くお味。

残念ながら、「これは美味い!!」という、うどんがないのでござる。しかしながら、今回はいがったぁ。丼も甘辛いタレが、アナゴの天ぷらと絶妙に絡んで、サクサク美味。 写真はそのランチ。

ハニーさんの豚角煮丼も、甘辛く仕上げてあってなんとも美味しかったです。次回は中華にしようと思いますけど、我が倶知安町は、中華のレベルが高いので、昼食はどうしても中華が多くなる。

そういうことで、なかなか中華は挑戦しにくいのでござる。それにしてもですが、美味しい食事をしておると、どうにもこうにも幸せ感でいっぱいになる。

先ほどいただいた朝食は、昨年産の「ゆめぴりか」にギンダラの味噌漬け、それにナスの味噌炒めにミツカン梅黒酢納豆。毎日のことですが、ホントに美味い。ご飯と納豆以外は日替わりで、ほぼ毎日このパターン。

まだ「らんこし米」の新米が出てこないゆえ、昨年産のゆめぴりか5キロを過日購入しましたけど、予想を超えた美味さでござる。我が家御用達の「おぼろづき」とは、いわば親戚同士の米ですけれど、今回はびっくり。

同じゆめぴりかでも、おぼろづきでも、生産場所と、生産者によって、味が違うのですなぁ。誰が作ったか、どこで作ったか、出処進退の明確なお米が、どうやらよろしいようで… って書いたけど、そういうお米、値段が高いんだなあ、これが。 

 


買い物ごっちゃり!!

2011年09月21日 | Weblog

午前8時の気温は、きょうもプラス9度と一桁じゃ。空もどんよりしておる。も少ししたら、ストーブに火を入れましょうかね。気温だけみれば、すっかり晩秋の趣。ここ数日、なんか寒すぎないかぁ? 

きのうは、既報の通り、中古レガシーを大切に乗ろうと、下回りの塗装やら冬に便利なエンジンのスターターなんかを旧友Sのスタンドでお願いして装着したり、旧友歯医者へも検診に行ったのでござる。

で、ハニーさんが先に歯のチェックと歯垢を取ってもらっておる間、おぢは円山周辺をぶらぶらいたしましたです。

そんなこんなの円山の「ドンク」の前、おぢは突然、声をかけられたのでござる。場所柄、時間柄、客引き、キャッチバーのねーちゃんではござりませぬ。高校同期で3年生の時は1組におった旧姓Hさんでござる。

高校同期ゆえ、当然ながら今年還暦なのだけれど、今でもすこぶる美人でござる。おぢの経験から言えば、歳をとっても美人のお方は、たいてい幸せに暮らしておりまする。

不幸なお方は、あれっ? ってほど老けちゃうんだなぁ、これが。で、話は戻って、そのHさん、入院しておる母親の病院へ行くところだそうな。

ま、そんな世代でござります。おぢの場合はとっくに逝っちゃったけどね。で、病院行きの送迎バスを待つ短い間、お話したのだけれど、Hさん、当ブログの読者だそうでびっくり。それゆえ、おぢのことはなんでも、まるっとお見通しなのじゃ。

そういうの、恥ずかしいですぅ~ そりゃたいていのお方は、どこのだれが、こんなおバカなことを毎日毎日書き綴っておるか知ってはいるでしょうけれど、面と向かって告白されると、ただただ赤面でなのでござる。じっちゃんが、ウンチがどうたらとか、書いてて委員会?

で、おぢの歯科検診ですけれど、去年は、右の奥歯の内側にある歯周ポケットの深さが4~5ミリもあって、そこが歯槽膿漏の危機でござった。

そんなことで、この1年半というもの、歯を磨くときは、磨きにくい右と左の奥歯の内側にある歯茎を、歯ブラシで血が出るのをかまわずゴシゴシ磨いておったら、すっかり血が出なくなり、歯周ポケットも3~4ミリに深さに復活しておった。

いくら年をとっても、日々の努力は報われまする。おぢの歯が一番の危機を迎えておったのは、実は三十代の前半でござった。

このころ、夜更かしして遊んだり、寝る前にはもちろん歯も磨かず、おぢの口内、虫歯と歯槽膿漏の危機でござった。このあたりから、ほぼ毎年のように歯科医に通い続け、いまでは虫歯ゼロ。

これまで虫歯で失った歯も、奥歯が2本だけ。まことに健康的な歯なのでござる。もっとも、それもこれも、単なる痛がり、怖がりゆえ、痛くなってから歯医者に行きたくないゆえ、ではありますがね。

それと、旧友歯科医曰く「デンタルフロス使ってるから、歯垢も少ない」とのお見立てでござった。お安い100本いくらだかのデンタルフロス使っておるけれど、効果ありってことでござる。歯は磨いておるだけではダメですぞぉ~ デンタルフロスで歯間を綺麗にしておくのがたいそうよろしい、ってことでござる。

写真は、スーパー? 「円山クラス」の2階にあるおぢ御用達のキッチン用品店「アマーティ&アマーティ」で買い求めた、メガネかけ。遠近両用と、中近両用を外出と仕事で使い分けておるおぢですけど、いつも置き場所がハチャメチャで、3日に1回は、あちこち探して大騒ぎ。

これが一挙に解決となるのかどうか、お楽しみでござる。下の写真は、やはり「アマーティ&アマーティ」で買い求めた、カギを吊るしておく雑貨。小鳥がなかなかにメンコイのでござる。

そんなことで、きょうはこれから仕事が忙しいゆえ、これまで!! 懲りずにまた来てねぇ~


きょうは札幌へ、ひろみGO!!

2011年09月20日 | Weblog

午前6時の気温は、プラス9度と、とうとう一桁でござる。この秋初めて10度を下回りましたです。天気は晴れておって、清々しいというか、ちょと寒い。そんなことで、昨夜は今シーズン初めてストーブを焚いたほどでござる。

2、3本薪を入れて、燃やしましたけど、「ほぁん」と暖かくなって、ホッといたします。おぢは、暑いもの嫌だけど、寒いのも嫌という、わがままのサンプルみたいな北海道民なのでござる。

きのう東京へ戻った旧友Tが「帰ったらまた30度超えか、嫌だなぁ」とか申しておったけど、9月も下旬というのに30度チョーの気温では、おぢなど、とても生きていけませぬ。東京の皆さん我慢強いのですなぁ。

そんなこんなで、きょうはおぢとハニーさん、これから札幌でござる。旧友歯科医へ行って歯のチェックと、この夏購入した中古レガシーの足回りの塗装などなどでござる。

ついでながら、きょうは20日ゆえ、イオンでお買い物もするのでござる。イオン各店、2の付く日は、5%オフじゃ。 

それにしても、ここんとこなんだか胃の調子がよろしくない。胃腸は丈夫なのが取り柄のおぢでござるけど、なんとも不調じゃ。胃がむかむかすると、いいウンチも出てこない。不思議な連関じゃねぇ。

ってことで、ドアホウなこと書いてる場合ではござりませぬ。トットと出発なのじゃ。そんなこんなで、また明日ねぇ~


更新遅れて、スマンこってす!!

2011年09月19日 | Weblog

午後1時の気温は、プラス15度。何とも肌寒い敬老の日でござる。近くの踏切には「鉄っちゃん」が、SLニセコ号の写真を撮ろうと、集まっておる。

なかにはたいそう高価なチョー望遠レンズ持参のお方もおるようでござる。あれなら、いい写真撮れるわなぁ。とちょいとばかり羨ましいのでござる。

話がゴロンと変わりますが、ついさきほどまでNHKのTVドラマ「テンペスト」を観ておりましたです。沖縄の琉球王朝最期の物語で、きのうが最終回でござった。

たぶん、仲間由紀恵さんのTVドラマにおける代表作となるのでしょうなぁ。なんかいいお話で、最後はウルウルしてしまったのでござる。

以前も書きましたけど、機会があれば再放送を観るとよろしいです。損は致しませんです。で、そのあと、やはり録画しておった「ジウ」を観たのでござる。

こちらは、TV朝日、金曜深夜放送のドラマで、黒木メイサさま主演でござる。カラリオのTVCMもよろしいです。役所広司さん、まことに羨ましい。

別の刑事役の多部未華子さんもいんだなぁ。あえて言えば、お金がないせいか、脇役がイマイチでござる。これも来週で最終回。楽しみがなくなりまする。

とかなんとか、何の意味もなく、ちょこっと書いて、きょうはおしまい!! チョー手抜きでスマンねぇ~


連休スタート

2011年09月18日 | Weblog

午前9時の気温は、プラス11度。天気は相も変わらずよろしくない。まだ、雨は降っていないものの、いつ降ってもおかしくない、怪しい空模様なのじゃ。

で、世間では、きょうから3連休。そんなことで、東京からは旧友Tがやってきておる。札幌からは、ハニーさんのお友達一行がやってきておって、こちらはヒルトンニセコに宿泊だそうな。

ということで、昨夜おぢは、旧友のお相手で、町内のお店でジンギスカン。ハニーさんはお友だちと、ヒラフの居酒屋と、別行動でござった。一卵性夫婦、ちょいと寂しことになっておった。

それにしてもTの奴、ジンギスカンが好きで、好きで、なんであんなにジンギスカン、ジンギスカンと五月蠅いのかねぇ。そりゃ確かに北海道民にとって、ジンギスカンは、いわば「国民食」。

夏、海へ行けばテントを張って、火を起こし、そりゃもうビールにジンギスカン。なんだかんだ、昭和30年代から、人が集まって、アウトドアならジンギスカンと、これが北海道民の正しいバーベキューなのでござります。おぢはそんなに好きではないけどね。

いまでは気取って、東京人のような顔しておるTだけど、元々は生まれも育ちも札幌近郊の田舎町、当別町の出身じゃ。おぢのように札幌の町中で生まれ育った、洗練されたぢぃさんとは決定的に違うあやつらしいお好みがジンギスカンなのじゃ。

そういえば、ご当地に子連れで遊びに来始めた約20年前も、おぢの知らない鳥の鳴き声聞いて、「あっ!! 山鳩だ」とかなんとか、実に詳しい。都会っ子は、綺麗なねーちゃんか、そうでないねーちゃんの声は聞き分けても、鳥の声など、聞き分けられないことになっておる。

ま、そんなことはどうでもよろしいけど…

写真は、きのうからヒラフスキー場の近くにあるサンスポーツランドで開催中の「ヒラフ秋のマルシェ」でござる。被り物をした外人さんは、ワインなどを売っておった。

おぢとハニーさんは、昼ごはんはここで、いただきましたです。インド人経営の「タージマハール」が、屋台を出しており、ナンとチキンカレーをいただいた。また、魚やイカなど生鮮食品を炭火で焼いて食べるコーナーもあったりでなかなかに楽しい。

きょうも、朝8時から夜8時まで、フリマや屋台などなど、たいそう国際色豊かなお祭りでござる。一度覗いてみてはいかがかな?

 


官僚と寝た野田総理、「官僚主導」政治へGO!!

2011年09月17日 | Weblog

午前8時の気温は20度もありまする。室内の湿度は80%近い。細かな雨が時おり降っておる。なんともムシムシした朝で、たいそう不快でござる。

昨夜、ジムでジャブジャブ汗かいて、さっぱり気分で朝を迎えるかと思っておったけれど、パジャマは真夏並みにべったべた。本州ではきのう、熱中症が続出したそうだし、9月も半ばというのにどうなってんだろ?

さて、野田政権、いきなり増税だそうな。政府税調は大震災の復興策に充てる臨時増税、A案とB案を決定したのだそうな。

財務省がほくそ笑んでおるのぉ。読売新聞によると、「次官会議」も復活だそうな。これって、官僚さまがやると決めたこと以外、閣議には上がらないという、あの官僚主導政治へ回帰かね?

どうやら看板だけの政治主導から「自民党型官僚主導」へ、ってことでござる。もっとも、ちゃんとした政治主導ならよかったけれど、「官僚排除」だったから鳩もカンも大失敗。

改革派官僚の古賀茂明さんによると「大臣が、人事権をしっかり握れば、官僚はついてくる」そうな。実態は、事務次官が人事権を丸々握っておる様子ゆえ、どうやら「官僚へ丸投げ」状態だった自民党政治へカンバックサーモン状態。

その改革派官僚の古賀さんを、枝野経産大臣も使わないそうで、辞めざるを得ないそうな。なんだか、気分も暗くなってまいります。

過日、みんなの党の渡辺喜美が代表質問で「朝霞の公務員宿舎建設」について質しておった。大震災で金がないにもかかわらず、100億円も出して公務員宿舎建てて、いいんかね、ってことじゃ。

朝霞の公務員宿舎とは、あの事業仕分けで、建設しないことに決まった代物じゃ。ゾンビのようにそれを復活させたのは、当時の野田財務大臣でござる。

これについて野田総理は「全体で15%の削減になる」とか、官僚の書いた答弁を丸々読んでおった。いまや野田総理の腰ぎんちゃくと化した蓮舫さんも、右へ倣え。

話はねぇ、15%削減とか、そういうことではないじゃんか。大震災で金がないときに、公務員宿舎ってもんが、「そもそも不要」ってことではないのかね。

いまどき民間で社宅なんて話は、聞いたことがない。民間より高給取りと化した公務員、もう宿舎でもなかろうに。官僚にやりたい放題させておけば、「政権は安泰」って判断なのでござろうか。

官僚主導から政治主導を看板に、政権交代させたあの熱気は何処へ。そんなことも、すっかり忘れて政権にしがみつく姿、なんだかなぁ~


東電にケンカを売った東京都

2011年09月16日 | Weblog

午前6時の気温は、19度。家の周りは段々と秋色に染まってまいりました。本格的な秋でござる。これで好天が続けば、いよいよ薪の取り込み作業でござるけど、ニッポンの天気、どうよ???

きのうのおぢ、丸一日、自宅でせっせと仕事しておりましたです。今週は、あっち行ったり、こっち行ったりで、散々遊んでしまって、丸々一週間というもの、運動もしておらんかったです。

身体を動かさないでいると、あちこちがギスギスする感じで、ちょいと困る。身体も重い感じがいたしまする。60歳を過ぎたじっちゃんは、筋肉をしっかり鍛えておかないと、あきまへん。

例えば、立ったまま、片足づつ靴下をはけないようでは、将来は寝たきりになるそうな。ようは足の筋肉が弱ると「寝たきり予備軍」ってこと。そんなことで、今夜は一週間のご無沙汰、ジムでジャブジャブ汗をかくことにいたしまする。

さて、東京都が「天然ガス発電施設」を4年以内に造る計画だそうな。ようは都営の発電施設を造って、電気を販売するってことなのじゃ。

で、障害となるのは、送電の問題じゃ。「発送電の分離」がないいまは、バカ高い送電量を東電に支払うことになる。東京都の動きは、そこに風穴を開けようってことらしい。

発送電の分離を待っておっては、「何も進まん」ってことで、ある種の見切り発車、ある意味、東電にケンカを売り、政府に発送電分離を迫る挑戦なのでござる。

まことに小気味よい!! 頑張れ東京都!! と申しておきましょう。

きのう昼のTV朝日「ワイドスクランブル」に出演しておった、猪瀬副知事によると、東京都は、都内の5ヘクタールの土地に250億円をかけて天然ガス発電施設を建設するそうな。

フクシマ原発を設置しておる土地は350ヘクタール、一方の天然ガス発電所はわずか5ヘクタール。建設費の250億円も原発の10分の1だそうな。

土地は狭くてよろしいし、建設費も10分の1、とりあえずいいことずくめじゃ。しかも、発電効率は58%で、原発の2倍、火力発電の1.5倍だそうな。

さらに天然ガスの埋蔵量はいま400年分あるという。石炭並みなのじゃ。それに加えてこの発電、ハイブリッドな発電だそうな。よくわからんけど。

これが稼働すれば、東京都にとっては、いわば電気の「地産地消」となる。長い送電線を使った送電は、効率がたいそうよろしくない。送電線が長ければ長いほど、電気は送電中にじゃんじゃんロスいたします。

電気は消費に近いところで生産するのが一番効率が良い。今回は、都内に発電所が建設されるわけでまことに結構。しかも東電の一社独占システムに風穴を開けるのじゃ。

過日の映画、「ミツバチの羽音…」ではないけれど、スウェーデンのように「原発で生産された電気」を買うのか「再生可能エネルギーの電気」を買うのか選択できるシステムに一歩近づく動きなのでござる。

ニッポンでも、電気を選択できるシステムになれば、その様相はがらりと変わりまする。例えば、食品会社なら、「わが社は原発を使わない電気を使用しています」と食品パッケージに書いて、イメージアップを図るだろう。

もちろん、一般家庭も再生可能エネルギーを使うところが増えて、原発は自然淘汰されまする。ここは原発ムラの論理ではなくて、資本の論理で原発が排除されるのじゃ。

ってことで、ここは東京都にエールを送ります。ここの知事には、いろいろ言いたいことのあるおぢだけど、いまは断固として東京都を支持するのじゃ。頑張れ東京都!! と申しておきましょう。

ホントはねぇ、クリーン北海道を目指して、我が北海道庁こそ、苫東あたりにこうした発電設備を設けるべきだろうけどなぁ。実態はというと、原発を推進する経産省の出身にして、その資金管理団体の会長は元北電会長というトンデモ高橋はるみが知事では、どもこもならん。

しつこいようだけど、経産省のパシリみたいな、こんなもんを知事にした道民の皆さまよ、「恥を知れ!!」と申しておきましょう。

ついでながら高橋はるみを北海道に呼んできたのは、あの鼻持ちならない二世議員「町村信孝」ってことも、よ~く覚えておいてほしいものでござる。

美しい大自然とクリーンで安全な農水産物を生産する我が北海道に、経産官僚のパシリとなって、原発推進するような知事だけは、もう御免こうむりたい。

おぢは、発電の多様化へ向け、まさに突破口を開こうという東京都に動きに、熱い声援を送るのじゃ。フレー!!フレー!! 東京都!!