おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

国会質問時間「野党7・与党3」は、野党時代の自民党の要望からとは笑止千万!!

2017年10月31日 | Weblog

午前7時の気温はプラス3度。

あちこちに晴れ間も見えますが、おおむね曇り空だ。

昨夜は風もあって、雨と雪が交互に降ったような。

写真のニセコアンヌプリにはサッと雪が積もっております。

外に出たら、澄んだ冷たい空気が胸にスーッと入ってきて、まことに気持ちが良かった。

あたりはすっかり冬の趣でござる。

ところで、

昨夜は録画しておいた10月24日放送の「たけしの家庭の医学」を拝見いたしました。

つまづくことの多い方には「下半身の筋肉強化」、それに「便秘解消」「血管の老化を止める法に」ついての内容でした。

下半身の筋肉の劣化も、便秘も、いまんとこ問題はまるでないおぢ。

関心あるのはなんといっても血管でござる。

先年亡くなった母親は脳出血が原因で倒れております。

以前も書きましたけど、親がり患した病気は子どももかかる可能性が大でござる。

食生活や生活習慣は親子ですからどうしても似ておる。

加えて、遺伝的要素も加わるから、当然ながら同じ様な病気が予想される。

ってことで、おぢは血管系の病気が心配なわけ。

血管の病気を防ぐには、「高血圧を防い」で「血管を若く保つ」ことが必要だそうな。

そのためには、塩分を体外に出す必要がある。

摂り過ぎた塩分をじん臓で取り出すには「マグネシウム」の摂取が大事だそうな。

大量のマグネシウムを摂るには、「豆腐」がいいとか。

豆腐を作る時の「にがり」は、塩分を取り除いた「海水」だ。

ここに大量のマグネシウムが含まれるそうだ。

ってことで、今晩は湯豆腐にしようかしらん。

血管年齢は「歳相応」まで上昇しておるおぢゆえ、マグネシウムをしっかり摂ることにいたします。

さて、

国会での質問時間について、つい先ほどのTV朝日「羽鳥慎一のモーニングショー」であれこれ解説しておりました。

そもそも、自民党と社会党のいわゆる「55年体制」以来、野党と与党の質問時間は6対4の割合で野党が多かったのだそうな。

それが民主党政権時代に自民党の要望で「野党7対与党3」に拡大したのだそうな。

いやはや、ビックリ仰天ですわ。

6対4が慣例だったのに、民主党政権時代に「自民党の要望」でこれを「7対3」にした。

それを今度の国会では、自民党が全く逆に「議席に応じて7対3」にすべきと言い出した。

こういうの「朝令暮改」か、はたまた「我田引水」か?

モーニングショーにご出演の時事通信の解説委員こと、自民党広報の田崎史郎によると「自民党若手がテレビに出る機会がなくて…」という話からだそうな。

取ってつけたようなこと言ってもらっては困りますわ。

そんなもんは自民党内で調整して若手に質問させればいい話ではないのかね?

しかも7対3は自民党の要望で野党に時間を長くしたのですぞ!!

笑かしてもらっては困ります。

質問時間の変更、どう考えても「もり・かけ問題」に触れて欲しくない安倍総理の要望だろ!! って話なのだ。

与党圧勝に終わった総選挙ですが自公の得票と立憲民主と希望を合わせた得票数は、大きく野党が上回る。

負け惜しみかも知らんけど、「敵失」と「嫌われ小池」、そして「進次郎人気」で勝ったに過ぎないって話なのだ。

それこそ、今国会では、もり・かけ問題に「ていねいな説明」すべきとき。

そこで野党の質問時間を減らすって、あまりにやり方が薄汚い。

サッカーや野球、ボクシングのスポーツで、試合直前にチャンピオンに都合よくルール改正するみたいなもんではないのかね。

「恥知らず」とは、安倍晋三を指す言葉なのだと思う。


ニセコエクスプレスがラストラン

2017年10月30日 | Weblog

寝坊いたしました。

就寝したのが午後9時半でしたが、夫婦して午前5時に目覚めてから、2度寝してしまいました。

起床は午前8時前。

台風の影響による雨風にも関わらず、よくもまぁ寝ること寝ること。

そんなことで9時半を過ぎて、ようやくパソコンの前に鎮座しております。

外はというと、すっかり嵐でござる。

強風と冷たい雨で枯葉の落ちた木々が揺れております。

寒々した朝でござる。

上の写真は、29年間ご当地を走った「ニセコエクスプレス」の「ラストラン」ですわ。

きのうと、あとは11月3日、4日にご当地を走って引退だそうな。

SLニセコ号がなくなり、ニセコエクスプレスがなくなりで、さっぱり元気がないのがJR北海道だ。

きのうは「撮り鉄」の皆さんが多数、ご当地周辺に出没しておりました。

おぢは気づくのが遅く、撮り鉄さんのクルマの影からかろうじて撮影したにとどまりました。

かつてはたいしたオシャレなリゾート列車でしたけど…

いまはもっとご立派な車両が本州のあちこちで走る中、衰退の一途を辿るJR北海道。

なんだか情けないなぁ、、、


美術館でジャズ

2017年10月29日 | Weblog

寝坊いたしました。

午前8時の気温はプラス13度。

ストーブは燃えておりますが、ずいぶんと暖かです。

きょう日中は最高気温が17度まで上がるそうです。

午前中は曇りのお天気で、午後から雨だそうです。

明日はというと、最低気温プラス3度で最高気温は4度だ。

一気に寒くなるようなのです。

そんなことで、きのうタイヤの交換をしてまいりました。

雪への準備、冬支度、あれやこれや備えておかないといけませんけど、薪割りがまだ残っておるのよねぇ~

そんなこんなの昨夜、

隣町の共和町にある「西村計雄記念美術館」へ行ってまいりました。

この美術館の開館イベントで、上記写真のジャズライブがあるというので聞きに行ったのです。

写真右奥の「魔女」は、この美術館の学芸員さん、この日はハロウインの催しもあったのです。

美術作品に囲まれながら聞くジャズ、なかなかよろしいのでした。

パリで活躍した画家の西村計雄さんは、旧小澤村、現在の共和町生まれ。

画家を目指して上京し、東京芸大の前身東京美術学校に入学する。

その同期には「爆発だぁ~」の岡本太郎さんもおったそうです。

その西村さんの作品を所蔵しておるのがこの美術館。

今回は18周年記念ということで、札幌のジャズバー、「スローボート」からベースとピアノの二人がやってきて、スタンダードを中心にあれやこれやを披露してくれたのです。

終了後には、西村計雄さんの次男が営むチーズ工房のチーズやワインで交流いたしました。

実は、札幌のスローボートにはかつてずいぶん通っていたことがある。

30代のころですから、もう30年以上も前のことだ。

当時は女性二人で経営するジャズバーでした。

10年ほど営業したのですが、もう一人の女性がガンで亡くなってからは、このお店を、札幌で活躍しておったピアノの福井良さんが引き継いで今に至る。

当時は、小説「マドンナのごとく」で知られる作家の藤堂志津子さんとよくこの店でお会いいたしました。

ほとんどいつも、へべれけ状態でしたけど、いまはどうしておられるのか?

そんなこんな懐かしいあれやこれやも思い出しました。

そして、心地よいジャズの調べとワインにチーズ、そして、先年亡くなった福井良さんの奥さんとお話できてたりで、楽しいひとときを過ごしたのでした。

ではありますが、苦言を一つ。

ライブ終了後に「館長肝いり」という抽選会があったのですが、これがもう長々と続いて呆れましたです。

わざわざ子どもたちに抽選箱の中から数字の書かれたカードを引かせるのですが、チャッチャと進めればいのにうだうだ、うだうだ。

誰も抽選会を楽しみに来ておりません。

演奏を楽しく聞いたあとで、ワインとチーズを楽しみにしておったのに、30分以上もしょうもない抽選会で呆れてしまいました。

楽しい時間がすっかり台無しになった、と申しておきましょう。

 


「森友学園8億円値引き」に会計検査院が疑義

2017年10月28日 | Weblog

午前7時の気温はマイナス3度。

晴れの良い天気で、今朝も霜が降りてます。

それでも日中は温かくなるようで、きょうは時間があるので、薪割りに精出すことにいたします。

さて、

麻生副総理は衆院選での自民党大勝に関して「明らかに北朝鮮のおかげもありましょうし…」と述べておる。

これに対して、野党から批判の声が上がっておるそうだ。

安倍総理は「国難突破 解散」と、すっかり太平洋戦争直前を彷彿とさせる「薄気味悪い名前」を自らつけた。

ではありますが、北朝鮮を巡って国難を導いたのは、一体全体、誰なんだって話なのだ。

「いまは対話のときではない、圧力を高めるべきとき」と申しておるのは、ほかならぬ安倍総理じゃん。

そんなことを言うから北朝鮮との関係は緊張し、結果的に国難を招いておるのではないのかね?

話し合いを続け、北朝鮮とアメリカの架け橋になるぐらいのことを言っておれば、危機などになるかね?

こういうの、世間では「自作自演」と申します。

まさにナチスの手口で、麻生さんも安倍さんも、どうやらあれこれしっかり勉強しておる。

感心いたします。

そんな折も折、森友学園の建設を巡って、国有地を8億円値引きした問題で、会計検査院がゴミの撤去費用は2~4億円程度と試算していることが分かったと東京新聞電子版が伝えておる。

ご承知のように、会計検査院は税金の無駄遣いをチェックする機関。

さっぱり機能しておらんとの声もあるけれど、今回の報道が事実なら「健闘してるじゃん!!」って話だ。

ゴミ撤去費用が4億円なら、あとの4億円の値引きはなんなのさ、って話になる。

売却にかかわったとされる財務省と国交相の責任が改めて問われるわけだ。

その森友学園は、園児に「教育勅語」を暗唱させるという、極めて異常な教育がなされ、名誉理事長には安倍総理夫人の昭恵さんが就任しておったことは記憶に新しい。

また、加計学園問題も、建物の建設は着々と進んでおるとか。

こうした中で、

これまで国会では与党3割、野党7割に質疑時間を割り振っておったけど、これを逆転させると安倍総理は言い出した。

今回の選挙で勝ったからだという。

だったら前回選挙では、なぜこうしなかったのかね?

国会で「もり・かけ問題」に触れてほしくない安倍総理、あまりにわかりやすくてドン引きいたします。

「ていねいな説明」が聞いて呆れる所業でもある。

民主主義国家においては、国会は喧々諤々、さまざなま論議をする場でござる。

野党を口封じして、なんでもかんでも強引に進めようという安倍総理。

民主主義の基本ルールを無視した姿勢は、どうにもこうにも許せないおぢでござる。


「持ってる日ハム」、大谷メジャーでも清宮獲得だ!!

2017年10月27日 | Weblog

午前7時の気温はマイナス1度。

霜が降りて寒い朝ですけど、晴れ間の広がるお天気です。

外に出ると、空気がピリッと冷たく心地よい。

静かな晩秋の朝でござる。

今日の北海道、日ハムに清宮選手がやってくるらしいってことで大騒ぎでござる。

なんといっても高校最多111本のホームラン王が清宮選手だ。

二刀流でこの先大選手になる大谷翔平選手は来季メジャー行き。

で、目玉がいなくなってしまう日本ハム。

二番手といえば、バッティングは陰りが見えてきたけど、陰毛だけはしっかり処理しておるという中田翔だけど、これもねぇ、、、

ってことで、清宮選手なのだ。

加入していただければ、日ハム人気はまたまた上昇気流に乗るのは確実だ。

もっとも、清宮選手は守備に難があるという。

そこらも含めて、「育て上手な」日ハムに気持ちよく入団していただけると、ご本人も道産子も、こぞって嬉しいことになる。

それにしても、「さんまさんのアドバイス」で左手でくじを引き当てた木田優夫GM補佐だ。

日刊スポーツ電子版によると、さんまさんは「お前の右手は運を持ってないだろ」とアドバイス。

この一言で、左手使って交渉権獲得ってんだから笑っちゃう。

ちなみに木田優夫さんは現役時代は右投げの投手でござった。

また木田さんは、クリスマスに生放送する「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー」には、トナカイの着ぐるみ姿で出演するそうだ。

99年大リーグ、デトロイトタイガースの入団会見には、さんまさんのアドバイスで羽織はかま姿で行ったこともあるとか。

木田さんとさんまさん、親交が深いのね。

「くじといえばさんまさんかな」と思ったというのも笑わせてくれますわ。

ようはあの伝説のおバカ番組「オレたちひょうきん族」で、さんまさんが「アミダばばあ」を演じておったからだ。

そんなこんなで、「アミダばばあが清宮を引き当てた!?」

関西大学の宮本勝浩名誉教授の試算によると、清宮獲得の経済効果は62億6320万円だそうだ。

年間通してグッズだけで約5億円の売り上げがあるという。

こうなると、日本ハム懸案の「ボールパーク」構想にも拍車がかかる。

現在は北広島市が誘致に熱心だけど、札幌も南区の真駒内が急浮上。

おぢもかつては真駒内にマンション買って住んでおりましたです。

20代後半に買った狭いマンションで、当時は金利4%、ローンの支払いは総額2000万円を超えましたけど、売る際にはわずか250万円でございました。

マンションの老朽化と、地域の高齢化もあったね。

そこへボールパークとなれば、札幌五輪を機に大開発された真駒内が再び脚光を浴びることにもなる。

日ハムボールパークは、真駒内がいいと思うけど、さてどうなるのか???

清宮選手の活躍とボールパークの行方、今後、大注目でござる!!


キッチンで足踏みだ!!

2017年10月26日 | Weblog

Eテレ朝の体操が終わった午前6時40分の気温はマイナス1度。

紅葉も終わり、あたりの木々も寒々して参りました。

来月23日にはご当地スキー場がオープンの予定だそうな。

スキー場がオープンすると、一転、シーズン延べ30万人ものスキー・スノボ客が世界各国からやって来て大賑わいとなるのがご当地ニセコ地区だ。

そんなことなもんだから、これから本格的な降雪が始まるまで、ご当地は一番寂しい時期となる。

そもそもお天気屋のおぢ、晩秋は最も元気のない時期でもある。

本格的な降雪、積雪になれば、除雪だ、スキーだ、とあれやこれや忙しく、元気も復活するはずだ。

その前に、なんとか薪割りを終了したいけど、どうだろ???

ところで、

昨夜は恒例のズンバでじゃぶじゃぶ汗かいてまいりました。

そこで足裏の話になったのですが、ある方が「青竹踏み」をしておるという。

しかも台所で食器洗いするときに使うのだとか。

なるほど!! 

ってことで、朝昼晩と食器洗いを完璧にこなしておるおぢ、以前購入して放置したままの「足つぼマッサージ」を思い出しましたです。

でもって、今朝の朝食の後片付けから、ソッコーこれをパクったのでした。

青竹踏みだけをする、というのはなかなかメンドイわけですが、食器洗いと同時なら悪くない。

ってことで、血液検査は100点満点で、この先は足裏も絶好調になる。

そんなこんな、増々健康になって、いよいよ「100歳超え」も視野に入ってきたおぢなのでござる!?

元気でスマン!!


薪割りも終盤ですが…

2017年10月25日 | Weblog

Eテレ朝の体操を終えた午前6時40分の気温はマイナス3度。

スカッと初冬の青空で無風、霜が降りてます。

予報によると、きょうは終日晴れの良いお天気だそうな。

写真は玉切りもまだ終了していない薪の山。

寒くなってきましたし、雪も降るし、いくらなんでも、そろそろ決着つけねばなりませんが、嬉々として進みません。

きのう当ブログを検索したら、2007年はなんと11月8日に薪割り終了しておりました。

こんときは、けっこう雪も降っておりました。

たぶんこれが薪割りの最長記録、作業終了はこの年が一番遅かった。

現在はというと、あと3日も作業すれば終わりそうですが、仕事との兼ね合いや、おぢの体調など、薪割りの前に難問? 山積みでござる。

今月中に終わるかどうか、なかなか見通せません。

このまま春まで放置するわけにもいかず、ガンバルことにいたします。

冬の燃料代をお安く上げようとするには、時間と体力が必要でござる。

って今日は仕事で忙しく、手が付けられませんけどね!!

さて、

安倍政権ができてからというもの、当ブログは政治の話ばかりで、どもこもならん、と自分でも思う。

そもそも政治のことなど書きたくもないのですが、この安倍政権だけはどうしても看過できない。

戦後平和国家として世界に確固たる地位を築いてきたニッポンが、この極右政権のおかげで様変わりするのではたいした困る。

この先憲法が改正されれば、くどいようですが、アメリカのための戦争に自衛隊員が参加し、犠牲者が出ることになる。

おぢたち世代は、戦争とは無関係ですみそうですが、この先戦争で死んでしまうのはニッポンの若者たちになる。

自分は安全なところに身を置いて、「若者に死んで来い」という年寄りでいいのか?

安倍政権による憲法改正は、ニッポン人とニッポン国のためにならんと思う。

先の大戦で亡くなった300万人で、ニッポン人の戦争犠牲者はもうたくさんでござる。

そのために安倍政権批判をしておりますし、おぢなりに「使命感」をもって書き続けておる。

政治が大きな話題になる時代は、けっしていい時代だとはおぢには思えません。

ですが、安倍政権の命脈が尽きるまで書き続け、訴え続ける所存です。

そのときまでしつこく継続し、大暴走はなんとしても許さないと思うのでした。

そういえば、過日講演を聞いた元京大原子炉実験所の小出裕章さんは、毎日地元の駅前で「安倍政治を許さない」とのプラカードを掲げて立っておるそうです。

頭が下がります。


「選挙上手」???

2017年10月24日 | Weblog

午前7時の気温はマイナス1度。

一部黒い雲が見えますが、おおむね晴れのお天気でござる。

デッキには霜が降りてますが、雪は消えてます。

台風一過、穏やかな朝を迎えております。

さて、

「いずれかの議院の総議員の4分の1以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない」

これは憲法第53条の後段にあるそうだ。

今回、憲法53条に基づいた、野党の臨時国会召集要求をスルーしたのが安倍総理だ。

さらに、内閣改造後の代表質問すら受けずに解散。

これでは独裁と言われても言い返す言葉などないだろ、って話だ。

解散の理由も「消費税の使い道を変更する」と民進党のパクりといわれてもしょうがない。

取ってつけたような理由です。

選挙中は北朝鮮の危機で「国難」だと煽るばかり。

そんな国難なら「選挙なんぞしてる場合でないだろ!!」との声も当然だ。

前代未聞、国会軽視のメチャクチャをして、憲法をも軽く踏みにじり、大義もないにもかかわらずの大勝利。

「選挙上手」と言えばその通りでしょうけど、やり方が正しいかといえば疑問符が付く。

また、自民党以外に「受け皿政党がない」ことが、国民にとっていかに悲劇か物語る。

旧民主党政権のお粗末が招いたこととはいえ、何とも情けない。

TBSの国会王子こと武田一顯記者が申しておった以下の言葉がなかなか皮肉でよろしい。

「安倍さん持ってるねぇ~票を減らして議席を増やした」

どうやらその通りだ。

比例の自民党は明らかに前回より票を減らしておる。

にもかかわらず議席を増やしたわけですから笑いが止まらない。

まさに敵失による「棚ぼた大勝利」なのです。

選挙3日目ぐらいまでは、かなり小池百合子さんにも期待感がありました。

おぢも安倍政権を倒すその一点で、希望の党も悪くないと思ったこともあったね。

しかし、都議会都民ファーストの会の2人の議員が突如辞職するなど、小池さん、なんだかへんでないの?

…とようやく世間も思いはじめ、その後はドタバタ劇ですわ。

初の女性総理に期待する声もありましたが、言葉は先行するけど、いうところのガバナンスがあまりにいい加減。

ようは自分の党内をまとめることもなにも、さっぱりできゃしなかった。

代表代行・若狭さんの落選には「さもありなん」の声もある。

当初は反安倍の保守派を巻き込んで、大きな勢力になることも期待されたけど、選挙後「自民党と連携」発言や、「排除」発言で大失速。

これでもう政治家としてアウト、首相への野望も完全に潰えたとみるのが正しい。

そんなこんな、小池さんにいいように振り回されたあげくの果てに自民党の大勝利だから腹も立つ。

それでも立憲民主党がいまんとこ55議席ですが、この先は無所属と希望の党の脱落組が合流もしくは統一会派を組むことで100議席近くまで増やす可能性もある。

また、自民党内だって、安倍晋三を筆頭とした極右ばかりではありますまい。

心ある自民党国会議員の皆さんへ期待もある。

それと、「解散は首相の専権事項」というのもあまりに政権与党に有利でおかしな話だ。

一番有利な場面で解散するわけだから、与党が有利に決まっておる。

こうした解散権は、世界の議会制民主主義国家で消えつつある。

実際、イギリスでも解散は議会の3分の2以上の賛成がないと認めないことになった。

安倍独裁政権ではどもこもならん話だろうけど、この先考えねばならん大きな課題でもあるようです。

人気の小泉進次郎さんが総理なら、国民こぞって納得なのかも知らんけどねぇ、、、

極右の独裁坊ちゃんでは、どもこもなりませんですハイ!!


1番不人気だった「安倍」、これを凌いだ「小池」の不人気と、「進次郎」人気で勝った自民

2017年10月23日 | Weblog

午前9時の気温はプラス1度。

冷たい雨が降っております。

風も時おり横殴りで強く吹いております。

台風が近づいておるのでしょう。

きょうのご当地は、雨または場所によって雪だそうですから、我が家の周辺では雪になるのでしょう。

などと書いておったら、雨がみぞれに変わってきた。

寒々したお天気でござる。

さて、

昨夜はトットと就寝しましたので、ついさきほど選挙結果を知りました。

事前の予想通り、自公で3分の2を確保したとか。

残念なことです。

それでも、立憲民主党が野党1党になったことで、安倍晋三による憲法改正に対する国民の懸念が、しっかり形となったのは朗報でござろう。

憲法改正の動きを、大きくけん制することになったのは間違いない。

それによりなにより、今回の自民党勝利は「敵失」以外の何物でもないじゃんって話だ。

ある自民党幹部の話として「首相が一番嫌われていたが、小池さんが追い抜いて首相は2番になった。小池さんに感謝しないといけない」とはまことにごもっとも。

ようは小池さんが、「自民党を大アシスト」した、ってことにでもなるんだろ。

また、TV朝日羽鳥慎一のモーニングショーでも報道されておりましたけど「小泉進次郎さん」の人気も大きかった。

演説を聞いていても、人気のほどがよくわかる、

次代の総理候補なのだとしみじみいたします。

こういう人が総理なら、自民党でも悪くはないと思う人も多かろう。

話は選挙に戻りますが、自民勝利の極めつけは、「人柄の信用できない安倍晋三」をあまり表に立てない作戦の成功でしょう。

「もり・かけ問題」には一切触れず、憲法改正も演説では触れない徹底ぶり。

今回の選挙の焦点はなんといっても、ご本人の悲願でもある「憲法改正」であるにもかかわらずだ。

表に立つのは人気の小泉進次郎にお任せし、嫌われ者ゆえ、目立たぬようにした結果の勝利でござる。

安倍晋三、目的のためには手段を選ばずというまったくもって恥知らず。

憲法にも時代に合わないことも確かにある。

いつの日か改正も必要でしょうが、9条周辺を含めて改正するときかね?

安倍晋三のような卑劣な極右総理には、「憲法改正などさせてたまるか!」と申しておきましょう。


あきらめは禁物「投票」に行こう!!

2017年10月22日 | Weblog

午前6時40分、ただいまのご当地の気温はプラス7度。

雲が低く垂れこめ、曇り空のお天気。

無風で静かな朝でござる。

大型台風21号はずんずん北上しておりますが、幸いご当地は「予報円」の外。

しかも台風の西側に位置することになるのでホッとしております。

大雨が降る可能性はありますけどね。

その大雨は、すでに沖縄や九州、四国などでジャンジャン降っておるそうです。

大きな被害が出ないといいのですが…

ところで、

テレビドラマ大好きの我が家、いま一番ホッコリさせてくれるラブコメディ、NHK土曜ドラマの「アシガール」についで、またまた好発進のドラマを発見いたしました。

テレビ東京の金曜ドラマ「ユニバーサル広告社」ですわ。

弱小広告会社に籍を置く、沢村一樹さん演じる元大手広告代理店の敏腕社員などなどが、シャッター街と化した街の再生に取り組むお話らしい。

広告会社の社長に三宅裕司さん、「純喫茶」の看板娘に和久井映見さんがご出演。

で、脚本は「ひよっこ」の岡田惠和さんで、そりゃもう楽しげなのです。

三宅さんはこの番組のホームページでこう申しております。

「家族が揃って楽しめる昔ながらのホームドラマを復活させたいという想いに賛同して、参加させて頂きました」

おぢと同年齢の三宅裕司さんが、こう言うからには間違いのない好ドラマだ。

今クール、おぢの一押しドラマでござる。

さて、

とうとう衆院選の投票日でござる。

自民・公明両党で、3分の2の議席を得る可能性もあるという。

そうなると、憲法改正が安倍晋三の手で発議される。

これでは、戦後ニッポンが300万人の犠牲者の上に築き上げてきた「平和国家」が大きく変質しかねない。

そもそも国会も開催しないという異常事態の中で、大義のないムリ筋の解散。

酷い話なのだ。

ここは安倍政権に危機感を持っておる国民が大勢いるのだということを、しっかり知ってもらわねばなりません。

この際は、立憲民主党を野党第1党に押し上げる必要もある。

安倍晋三のような「人柄の信用できない輩に憲法改正など発議させてたまるか!!」とおぢは思う。

本州では台風による大雨などで、投票率の低下も囁かれる。

前回が戦後最低の投票率で、今回もさらに下回ると投票率は5割を割りかねない。

そこをもってしても、ニッポンの民主主義は危機ですわ。

投票に行くと、税金が控除されるとか、なんらかのメリットを与えることも必要だし、投票しないと、なんらかの罰則を設けるのも方策だ。

そうした方策も必要だとは思うけど、権力を握る自民党は投票率が下がるほど有利というのではどもこもならん。

どよんとした気分にもなりますが、それでも安倍晋三に一矢報いる1票をしていただきたいと思うのでござる。

諦めてはいけません、ぜひ投票所で1票を投じてくださいな。

2017年10月22日をニッポンの「歴史的転換点」にしてはいけないと思うおぢでござる。


株価14連騰の不思議?

2017年10月21日 | Weblog

午前7時の気温はプラス7度。

どうやらいつもの気温に戻ったようです。

10月も下旬とはいえ、朝の気温がマイナスではどもこもならんです。

きょうのご当地、晴れのち曇り、夜遅くに雨の予報です。

きのう、

我が家の家庭医である真狩村の「野の花診療所」へ行ってまいりました。

先日の血液検査の結果が知りたかったのです。

なにせ「寿命を決める」とまでいわれるじん臓の機能を表す数値が、ここ数年右肩上がりで気になっておった。

今年4月の血液検査では尿タンパクがそもそも「1+」でショック。

さらにクレアチニンが上限1.09に対して1.03と、もう少しで上限。

尿酸値も尿素窒素も上限に近くて、「老化もいよいよ進行してきたか…」とけっこう気落ちしておりました。

今回はというと、驚き桃の木山椒の木。

尿タンパクはマイナスに戻って、クレアチニンも0.91に戻り、尿酸値も、尿素窒素も数値が下がっておった。

ずっと気になっておる悪玉コレステロールの値も前回138(上限139)が133に下がった。

前立腺ガンの「PSA検査」もしていただき、測定値が3.217と4以下でしたので、これもどうやらセーフ。

ってことで、風邪引き中の血液検査でしたけど、ようは久々に100点満点の結果なのでした。

この先も、しばらくは元気で楽しく過ごせそうなのでした。

まずはメデタシメデタシでござる。

さて、

日経平均株価が連日高値を付ける絶好調だ。

なんでも14連騰だそうで、約57年ぶりに並ぶ歴代1位の記録になったそうです。

まったくもって不自然な高騰ぶりで、「根拠なき活況」だとの見方もある。

さっぱり景気がいい話も聞かないし、景気が良くなるとも見通しだって、少子化が進行する中考えにくい。

そんなことで、

選挙に自民党が勝てば、きのうも書きましたけど、自衛隊はアメリカの戦争に参加することも可能になる。

先々アメリカにとって、自国民が死ぬより、ニッポン人に死んでもらった方が都合がいいことにもなる。

ってことで、アメリカの投資ファンドが安倍政権をアシストし、株価は好調なのか???

気持ちが悪いなぁ、、、、

世論調査では「安倍内閣の支持率は38%。不支持率は40%。安倍続投を望まない回答は51%に上る」

調子こいておる安倍晋三だけど実態はそんなもんだ。

どっこいニッポン国民を舐めてもらっては困るのでござる!!


「9条に自衛隊明記」で「9条2項は事実上死文化」だそうな

2017年10月20日 | Weblog

午前7時の気温は零度。

スカッと晴れの朝を迎えました。

寒いけど気持ちのいい朝ですわ。

昨夜は、町内のホテルで「ディスコパーティー」が開かれるというので、行ってまいりました。

チケットをいただいたのです。

ビールなどが飲み放題で、軽食が付き、生バンドの演奏で3500円なり。

楽しく呑んで踊ってまいりましたが、想像通り、若い皆さんはほとんどおらず、中高年ばっか。

ほぼ50代以上でした。

演奏曲目がコニー・フランシスの「バケーション」だったり、エルビス・プレスリーのヒット曲だ。

50代には懐かしのメロディーのような気もしましたけど…

キラキラミラーボールが回る中、ハニーさんと踊っておると、あれこれ昔を思い出した。

けっして硬派ではなかった高校時代のおぢ、夜な夜な通った「クレージースポット」というお店が札幌の狸小路にあった。

オーティス・レディングの「ドック・オブ・ザ・ベイ」が大流行しておりました。

時代は1960年代の後半で、70年安保で社会は騒然としており、おぢは暗い青春を過ごしておったような気がします。

さて、

安倍総理が唐突に言い出した「憲法9条に自衛隊を明記する」はいったい何を意味するのか。

憲法学者の本秀紀・名古屋大学大学院教授はこう申しております。

「もしも現在、自衛隊が合憲であるなら憲法の条文を変える必要はない。戦力の不保持を定めた9条2項があろうがなかろうが、自衛隊は合憲なのですから」

公明党が申しておる通り、国民は自衛隊を合憲と思っておるから憲法に盛り込む必要はないということですわ。

また、安倍総理が「憲法9条の1項と2項を残したまま、自衛隊を明記する提案」をしていることについてはこう申しておる。

まずは「 『明記するだけだから、変わりませんよ』と言っても、条文が変わると、その結果、異なった解釈の余地が出てきます」そうだ。

そして「私は2項は事実上死文化すると考えます。9条2項が残ることで『自衛隊は戦力ではない』とは言えても、自衛隊が憲法上の機関として正式に認められることで、活動に対する制約はどうしても弱くなります」

憲法9条2項は「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」の2つで成り立っておる。

ほとんどの憲法学者や2014年以前のニッポン政府の解釈では、集団的自衛権を違憲としていた。

これは、9条2項がある以上、仮に自衛隊が合憲だとしても、自衛のための必要最小限度の実力行使しかできないからとされてきた。

安倍政権は、この集団的自衛権の行使を合憲だと「解釈変更」し、安保法制で自衛隊が行使できるようにした。

9条に「自衛隊」が明記されれば、集団的自衛権を行使する軍事組織になる。

自衛隊を憲法上正当化することで、「安保法制も丸ごと合憲化」の可能性がでてくる。

ようは、憲法に自衛隊を盛り込むことで、「違憲状態」の集団的自衛権行使容認を事実上追認するってことらしい。

だから「9条2項による歯止めが弱くなれば、日本とは関係のない戦争に自衛隊が参戦することも、認められるかもしれません」ということになる。

「アメリカの戦争」にニッポンの自衛隊が参戦するってことだ。

ようは自衛隊員がアメリカのために犠牲になることを正当化することになる。

アメリカにとっては、たいした嬉しいことか知らんけど、自衛隊員の命をアメリカに売るってことにもなる。

こういうの「売国奴」というんではないのか?

「自衛隊を憲法に明記する」ってのは、誰でも納得しそうで、自民党は「何も変わりませんよ」というけど、その裏には上記のように9条2項の死文化を目論んでおると考えねばなりません。

賢い有権者は、キレイごとに騙されてはいけません。


いよいよ改憲!? ニッポンの「若者が戦場で血を流す」、そのどこがいい?

2017年10月19日 | Weblog

午前6時の気温はマイナス3度。

朝の最低気温を更新中で、晩秋というより初冬の気配です。

今朝も霜が降りてます。

さて、

「もり・かけ問題」には黙して語らず、臭いものにすっかり蓋をしておるのが安倍総理だ。

「ていねいな説明」が聞いて呆れます。

なんでも投開票日の翌日には、文科省の大学設置・学校法人審議会が、「加計学園獣医学部の設置を認可する」という話まででておるとか。

もしホントにそうなら、あまりにひどい。

国民を舐めくさっておる。

そしてさらに、安倍総理は街頭演説で、これまた一切触れていない「憲法改正」を、選挙後は「政権は信任された」として発議する。

先の大戦で300万人ものニッポン人の犠牲の上にできたのがニッポンの「平和憲法」だ。

これを誇りとしてまいりましたが、いまや風前のともしびでござる。

憲法改正は安倍総理の悲願か知らんけど、ニッポン国にいま差し迫って憲法改正が必要か?

何遍でもいますが、憲法改正すると国民に何か利益でもあるのか?

憲法改正で、国民は幸せになるか? 豊かになるか? さらに安全になるか?

憲法の改正で、平和国家ニッポンが危険にさらされることはあっても、安全になるとは到底思えない。

民主的で穏健な総理大臣が発議する憲法改正ならまだ理解もいたします。

しかし極端な右より政権が発議する「憲法改正」だ。

「人柄が信用できない」総理がやることなのだ。

そんなことで、とにもかくにも、今回の選挙では自民党に過半数など与えてはいけません。

なんとしても自民党を過半数割れに追い込み、安倍退陣させなければ、ニッポンの将来は相当危うい。

いま十代だったり二十代だったりするニッポンの若者が、どこぞ外国の戦場で瀕死の重傷を負ったり、犠牲になったりする可能性が極めて大きくなる。

太平洋戦争では、屍となった多くのニッポン人がいる。

250万人ともいわれるニッポン兵の死者の、6割とも7割ともされるのがなんと「餓死」でござる。

旧日本軍では、兵站(へいたん)、いまどきはロジスティックスといいますが、兵士の食事や衣類などはすっかり無視されておった。

人間は食事をしないと死にますけど、ひとり3日で6合のコメと飯ごうで、自分で食事をつくって食えというのが旧日本軍ですわ。

最前線に温かい食事を届けたアメリカ軍と大違い。

東南アジアや太平洋上の島々で救援すらなく、餓死した皆さんの犠牲の上に成り立っておるのが日本国憲法だ。

なんとかして安倍政治を終わらせないと、その憲法が危うい。

若い皆さんは自民党支持というけれど、安倍総理の下で憲法が改正されれば、自分自身や仲間が戦争に駆り出されることになりかねない。

そう心得て投票所に向かいましょう。


「働く人を貧しくしたアベノミクス」by野口悠紀雄

2017年10月18日 | Weblog

午前6時の気温は、とうとうマイナス1度。

この秋初めてマイナスを記録いたしました。

写真のニセコアンヌプリも霜なのか雪なのか、すっかり白くなっております。

そんな昨夜、大雪山系旭岳で男女4人が行方不明だそうな。

きのう午後5時の時点で、旭岳姿見駅の気温はマイナス3度。

70代の夫と60代の妻、外国人のカップルだそうです。

心配なことです。

また、北海道新聞電子版によると、ご当地に近い中山峠では積雪5センチで道路の除雪が行われたという。

冬将軍が駆け足でやって来ております。

さて、

元官僚で経済学者、「1940年体制-さらば戦時経済」で知られる野口悠紀雄さんが、「働く人を貧しくしたアベノミクスが総選挙で問われない理由」を書いておって興味深く読みました。

野口さんによるとアベノミクス以降、人々が豊かになったかどうかの指標である「消費支出」は、2000年から減り続け、12~14年には増加したが、15年から再び減少しておるそうだ。

安倍総理はアベノミクスについて、たいした成果があるとか、庶民にまで滴り落ちるとか申しておった。

結果は、なんだかんだいいつつ庶民生活が豊かになるどころか、どんどん消費は減っておるじゃんって話だ。

ノー天気な安倍支持者の皆さま、これでいいのかね?

またこうも書いておる。

「GDP統計で見ると、名目家計最終消費は、12年度から16年度にかけて増加している。ただし、増加率は3.3%にすぎない。消費税増税の影響を除けば、ほとんど増加していないことになる」

 以上のことから、「アベノミクスは、働く人の生活を豊かにしてはいない」そうだ。

ニッポンにおける名目賃金は、きれいな右肩下がり。

ジャンジャン減る傾向で「2013年をボトムとして、その後は上昇しているが上昇率はごくわずか」だそうな。

また「家計調査で、12年と16年を比較すると、1世帯当たりの有業人員(働く人の数)は、1.33人から1.34人に増えた。収入が増えないため、主婦がパートで働きに出るようになった」のだという。

共稼ぎしないと生活できないのが実情だというのです。

一方、豊かになったのは富裕層。

「金融資産保有額3000万円以上の世帯が金融資産保有世帯に占める比率は、増えている。

この比率は、12年には13.6%であったが、13年に14.2%に上昇した。

その後、14年に15.6%、15年に15.4%、16年に14.8%となっている。

つまり、富裕層の比率が上昇している」そうだ。

ようは二極化が進んだのです。

株価が上がり、人件費の圧縮で企業の営業利益は右肩上がりだ。

野口さんは、企業利益が上がる一方、日本の企業の従業員給与は、長期的に減少傾向だという。

そんなことで野口さんは、希望の党が申しておる「法人税の二重課税になってしまう内部留保課税ではなく、法人税率そのものを引き上げるべきだ」としております。

ようするに、「アベノミクスは株の保有者や大企業の経営者に恩恵を与え、一般労働者の生活を貧しくした」と申しておる。

そして「今回の総選挙では、金融緩和政策や円安政策に反対する声はほとんど上がっていない。

これは、働く人々が自分の生活と経済政策の関係を正しく理解していないからではなく、政治制度にバイアスがあるからだろう。

本当に働く人の立場に立つ政治勢力が存在しないのだ。『労働者側』を標榜する政治勢力は、実は大企業の組合をバックとしており、労働者一般の利害というよりは、大企業の利害に近い立場にいる。

日本の政治制度がこうしたバイアスを持っていることは、悲劇と言わざるを得ない」としておる。

つまりは、「原発に賛成」する電力会社の労働組合が連合に加盟して、原発反対にバイアスかけておるのと同じ構造ですわ。

大企業の労働者が、労働者の立場に立たず、会社の利害に近い立場では、どもこもならんということ。

そして、アベノミクスは庶民生活をさっぱり向上させていないということも、よ~くわかったのでした。

安倍政権、何をした、どこがいい???


2017年10月22日は「日本史のターニングポイント」!?

2017年10月17日 | Weblog

寝坊いたしました。

起床は午前8時前、朝食をいただき、食器など後片付けを終えたところです。

午前9時過ぎの気温はプラス6度。

雨上がりで、ときおりポツポツ雨が降ります。

今朝も寒い朝を迎えております。

ところで、

ほぼ毎晩、録画で見ておるTVドラマですが、いま我が家のお気に入りはNHK土曜ドラマ「アシガール」。

脚力が取り柄という現代高校生がタイムマシンに乗って戦国時代へ行くという、そもそもがおバカな設定なのです。

戦国時代で出会ったイケメン若殿のピンチを救おうと、女子高生が「足軽」になって大活躍するわけ。

黒島結菜さんは、おぢがいま一押しの若手女優さんですわ。

2014年のクドカン・ドラマ「ごめんね青春」から注目しておりました。

若君さまのため、バカバカしくも健気に尽す「アシガール」、今後の成り行き大注目で、視聴もまだ間に合います。

始まったばかりのTV東京、木曜深夜の「新宿セブン」は伝説の怪しい質屋のお話、これも面白そうですわ。

そして、注目のドラマはというと、今夜スタートするクドカン脚本のTBS「監獄のお姫さま」。

小泉今日子さんやら満島ひかりさん、菅野美穂さんらがご出演で、皆さん監獄にいた女性ばっかという設定ですわ。

これら女性が男にリベンジするドラマらしい。

当代きっての脚本家、宮藤官九郎さんですから、面白くないわけがない。

今クール大注目のTVドラマでござる。

このほか、読売テレビ、木曜深夜の「ブラックリベンジ」は、木村たえさんが週刊誌の記者になって復讐するという、「全員ゲス」なジェットコースター復讐劇。

ホッコリしたことろでは、NHKドラマ10の「この声をきみに」。

大学の数学教授に扮する竹ノ内豊さんがいまどき流行らない「朗読教室」で、人生について学ぶというロマンチックなお話ですわ。

次回は10月20日木曜10時放送です。

ほかには日テレ水曜10時の「奥さまは取扱注意」か。

綾瀬はるかさんファンは必見ですわ。

TV東京の「三匹のおっさん」の女性版かな?

さて、

自民党は300議席をうかがう報道を受けて、今秋にも「憲法9条改正案」を示すとか。

安倍総理の悲願が実現する気配で、ホント気持ちが悪い。

党内で論議もほとんどないまま、憲法に「自衛隊明記」などを盛り込みたいのだとか。

一方、共同通信の世論調査では、「安倍晋三首相の下での憲法改正に賛成は34・5%。反対は53・4%」だ。

安倍晋三に憲法改正をさせたくない人の方が大きく上まわっておる。

なのに、このたびの選挙で安倍自民党が大きく勝てば、憲法改正が現実味を帯びるというまことに奇妙奇天烈な話なのだ。

そもそも、今回の選挙の街頭演説で安倍総理は、「憲法改正」に全く触れておりません。

「もり・かけ問題」も一切触れていない。

街頭ではひとことも国民に説明せず、憲法を改正するっておかしいだろ。

正々堂々と、憲法改正を旗印にかかげて選挙するならわかる。

選挙戦では全く触れずに選挙後には憲法を改正するってやり方がそもそも卑劣。

どうみても「国民を騙す」感じがありありで、「ナチス手口」そのまんま。

安々と騙される国民も悪いか知らんけど、騙す方はもっと悪いのだと申しておきましょう。