おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「フクシマ支援、世界から」ってありゃりゃぁ~

2011年03月31日 | Weblog

午前8時の気温は、プラスの2度。今朝も温かでござる。これで、ようやく雪どけも本格化なのじゃ。きのうはおぢも、玄関前の氷をツルハシでコツコツ割りましたです。こうすると、雪どけがジャンジャン、ガンガン進みまする。春の訪れを肌で感じる、北国独特の作業なのでござります。

さて、進んでるんだか、後退してるんだか、さっぱり見通しの付かないのが、福島原発でござる。直線距離で600キロも離れておる北海道ですけれど、それより遥か彼方のアメリカあたりで放射線が観測されておるというのに、放射線レベルに何の変化もないというのも、なんか変じゃ? 当局は、ちゃんと情報を公開してるんだろかと、心配にもなりまする。

そんなこんなの今日この頃、朝日新聞によると「フクシマ支援、世界から続々 原発専門家やロボット派遣」だそうだ。フクシマ原発は、いまや世界の注目を集める大事件。で、アメリカの原子力担当官は「現時点の情報では、原発は事故からの復旧作業が遅れているように見える」と指摘しておるそうな。そうだよなぁ、誰でもそう思うわなぁ…

そんなことで、「エネルギー省から40人の専門家を派遣するとともに、作業に必要な機材約7トンも日本に送るなど、全力で支援する姿勢だ。」そうだ。ようは、「何やってんだろ」「こんなにグズグズしていたら、被害が世界に拡散されるんではないのか」と危惧しておるってことじゃ。

さらには「原発大国フランスからはサルコジ大統領が31日に来日し、菅直人首相と会談して原発事故対応に全面的に協力する意向を表明する方向だ」そうだ。いやはや、皆さんあまりに杜撰なニッポン政府の対応に口あんぐりしておる様子が手に取るようじゃ。

聞いたところによると、世界の常識としては、原発の設置は常に1基なのだそうだ。つまりは事故の危険に備えて、1基建設しては、かなりの距離をとって、別の場所に1基だそうだ。原発大国フランスの常識だそうだ。

ニッポンの場合は、反対運動があるからと、福島にまとめて6基作っちゃえ、という非常識。おかげさんで福島県には計10基もあるそうな。こんな狭い地域にごっちゃりあるなどということは、世界のどこにもないのだそうだ。しかも使用済み核燃料を同じ建屋に保存するなど、考えられん仰天の実態じゃ。

こと、ニッポンの原発に関しては、なにもかにもが神話の世界。国策として推進してきた以上、「安全神話」でなくては、ならんらしい。聞くところによると、原発というのは、一度動かすと、なかなか止められない。だからジャンジャン、ガンガン電気が生産されることになる。

なもんだから、 余って、余って、ってことで、ジャンジャンと使ってもらわないと困るらしい。そこで、世の中には余計な家電製品などが溢れることになる。よく出来たシステムじゃ。電気を使った豊かな生活は、一度覚えると、捨てられませぬ。かくして原発は、増え続けてきたってことらしい。

ただし、原発は定期点検で、止めねばならんらしい。3基ある泊原発も、一気に全て止めることがあるらしい。つまりは火力や水力で北海道内の電力は賄えるってことだ。そうすると、原発がなくっても、とりあえず北海道では不自由しないってことだろか? 原発なしで生活できるなら、それはそれでいいのかも。

とにもかくにも、我が倶知安町は、泊原発から30キロ圏内にございます。なんだか怖いで~す!!


ここは国を挙げて「史上最大の作戦」だろう!!

2011年03月30日 | Weblog

午前8時の気温は、プラスの4度。きのうから温かくなりました。本格的な春の訪れでしょうか。この調子で、ポカポカしてきて欲しいけど、北国はそううまいこといきませんです。いつものことですが、「行きつ戻りつ」ってことのようでござります。

大震災のおかげさんで、ただでも到着の遅い週刊誌は、いまや、ほぼ一週間遅れでございます。首都圏や本州では、水曜日発売となっておる週刊文春、これまでは土曜日に読むことができたのだけれど、それがいまや月曜日でござる。週刊誌の意味、あんまりないじゃん、と思いますです。

発売中の3月31日号には、たいそう驚かされた。東電と保安院がそろって行った数々のデタラメが書いてありまする。告発しておるおひとりは、元の福島県知事である佐藤栄佐久さんでござる。曰く「私が県知事の時代だけでも、原発の下請け業者から三十数通の内部告発が寄せられました」そうな。

で、「今回の原発事故は、間違いなく人災です。私は自信を持ってそう言える―」ときっぱり話しておる。いやはや。現状はというと、東電と原子力・安全保安院、国3者の大罪によって、国民こぞって危険なことになっておる。なにしてんだか。中でもとんでもないのは、なんといっても東電でござる。7次、8次の下請け作業員が現場で今回の地震にあった際に、誘導も何もなく、真っ先に逃げてしまったのが、東電社員とか。一番安全といわれる免震棟で、被害を聞いて驚いていたとか。口あんぐりじゃ。

最も犯罪的なのは、東電の社長でござる。14日の3号機爆発の際、海江田経産相と枝野官房長官に「現場から撤退したい」と連絡してきたとか。現場の所長に連絡すると、「まだ、やりようがある」と言ったそうな。この未曾有の大危機に、トンズラしようという社長さん、もはや「人間失格」のレベルでござる。この3月31日号の週刊文春、呆れた事実が満載なのじゃ。ご一読をお勧めいたします。

ところで、きのうの報道ステーションに、東工大の鈴木正昭教授というお方が、あれこれ提言しておった。いま問題となっておる、「『たまり水』処理には、タンカーを使ってはどうか」「いまこそ英知を集めて収拾に当たるべきだ」などなど。まさにおっしゃるとおり。ここはニッポンの英知を集めて、史上最大の作戦を行うべきところではないのか。

内閣の下に直轄の組織をつくり、そこに大学教授から原発の専門家、原発の現場作業員代表などなど、あらゆる英知と専門家を集めて、収拾に取りかかるくらいのことをせんでどうする!! と思いますです。連合軍のノルマンディー上陸作戦、いわゆる「史上最大の作戦」に倣って、ニッポン版の史上最大の作戦を展開し、この事態を収束させねばならんと思いますです。

もはや、当事者能力を失った東電などに任せておく時期ではなかろうに。14日の爆発でトンズラしようとした東電に任せておいたのも、大問題じゃ。ここはもう、国家プロジェクトで史上最大の作戦を立てて、とにもかくにも前に進める時ではなかろうか。

この大事故は世界が注目しておりまする。しかもさっぱり収束に向かっていないわけで、世界中がイライラ状態じゃ。ニッポンそのものが問われておる。いまこそニッポンの英知を集めた史上最大の作戦が、必要だと思うけど、どうよ???

 


解決のメドの見えない原発にイライラ

2011年03月29日 | Weblog

午前8時の気温は、零度。風もなく温かでござります。春らしくて、まことによろしい。写真は薪小屋ですけど、まだ完全に雪に埋もれておる。雪解けの遅いこと、遅いこと。どうなってんだろ。スキー場も上から下まで、雪が付いておりまする。シーズンによっては、そろそろ下のほうが滑れなくなるんだけど、今シーズンはその心配はござりませぬ。ゴールデンウイークもジャンジャン、ガンガン楽しめる気配でござります。

さて、春の高校野球がたけなわでござる。我が北海道代表の北海高校もベストエイト進出だそうだ。これって1963年の準優勝以来の8強とか。奈良の名門、天理高校を破ったというところが凄いです。1963年ということは昭和38年じゃ、おぢが12歳のときでござる。そういえば、このときって「谷木」とかいう北海高校の選手が、大活躍したときでござろうか。

このとき谷木選手は、1試合5盗塁の大会記録を含む9盗塁をマークしたのだそうだ。のちには中日ドラゴンズでも活躍し、いまはススキノで飲食店を経営しておったような? いずれにせよ、高校野球で準決勝進出は、それ以来というから、なんと、約半世紀ぶりのことでござる。かつて活躍した北海高校も、その後は駒大苫小牧が、甲子園で優勝するという、道民こぞってびっくり仰天で、すっかり忘れられておったけど。このチャンスを逃さず、決勝戦まで勝ち進んでほしいもんだけどねぇ…

さて、さっぱり明るい兆しの見えない福島原発じゃ。たまった水に大量の放射線があったり、海水からも大量の放射線が見つかったり、微量とはいえプルトニウムが見つかったりと、不安を助長することばかり。明るい光どころか、真っ暗なトンネルをひたすら走っておる印象で、被災地から遠く、放射線量にも変化のない北海道民ですら、イライラしてきておる。

しかも、この事態をなんとか解決しようと奮闘しておる作業員、1日2食で、ビスケットを食しておるのだそうだ。当ブログで何度も書いたけど、旧日本軍は食料を兵士に供給する「兵站」という概念がなかった。ひたすら「精神力でガンバレ!!」ってことで、兵隊はジャンジャン飢え死にした。ドアホウでござった。いまならロジスティックス、ロジ担とか申して、しっかりそのあたりフォローすることになっておるはずだけど、コラッ東電!!なにしてんだか!!

アメリカなら、大ヒーローになろうという皆さんが、ろくに食事もしてないってどういうことよ??? そんなんで、この大事故を解決できるんだろか? と、まことに不安になりまする。チェルノブイリ事故では、事故後に30万人もの人が、作業したそうな。

それが、今回の福島では、わずか450人だそうだ。ニッポン国の危機というのに、このお寒い体制、なんなのよ? ここは放射線量の関係から、作業時間は限られるわけで、1万人とかでもおかしくないのじゃないか。作業のプロが必要なら、各電力会社の職員を送って対処せんかい、二千回!! と思うけど、どうよ東電? 

 

 


毎朝、寒いで~す!!

2011年03月28日 | Weblog

午前7時の気温は、マイナス10度。3日連続でほぼマイナス10度でござる。先ほどTVを見ておったら、同じ時間の札幌はマイナス1度だとか。札幌、ご当地間はわずか100キロ足らずですけど、エライ違いでござります。ってことで、今朝もジャンジャン、ガンガンとストーブが燃えてます。

それでも、ご当地の日中の最高気温は、プラスの6度になるのだそうだ。少し雪どけが進んでもらわんことには、どもこもならん。今年の春、目に見えて雪どけしてる感じがさっぱりないのでござります。どうなってんだろ???

写真は、きのう倶知安町で行われた「東日本大震災 被災者支援 義援金募金 和太鼓響演」でござる。地元の「鼓流」、岩見沢市の「ほろむい太鼓」、札幌の「風雪太鼓」、仁木町の「若鮎太鼓」の競演なのでござった。

地元在住の外国人も多数来ておって、なかなかの盛況でござった。なにせ、カッコいいのでござる。中でも贔屓するわけではござりませんが、倶知安町の「鼓流」がなんともよろしい。ようは、「優れたパフォーマンスの和太鼓」といった風情なのじゃ。迫力もパフォーマンスも、頭一つ抜けておる。

演目の中に「ふきだし太鼓」というのがあったのだけれど、これがなんともミュージカル風。開拓から今日に至るまでを描いておって、パフォーマンスとしてはまことに面白い太鼓でござった。

感激した習い事大好きなハニーさん、「私もやろうかしら?」とか申しておった。あれやれば、肩こりなどないのでしょうなぁ。出演しておる男も女も揃って、腕の筋肉隆々でござる。二の腕プルプルの女性など、まるきりいないのじゃ。

こういうの観ちゃうと、こりゃもう世界で活躍する佐渡の「鼓童」を一度観てみたいです。凄いんだろなぁ。単純な楽器で、世界を魅了するんですから、凄いに違いない。一度佐渡へ行って、観てこないとねぇ。っていうか、だれぞ、一度ご当地に呼んで来ないのかねぇ。

考えてみれば、おぢの父親のルーツは、佐渡。ご先祖さまは、たぶん犯罪人で、佐渡に流されたのござろう。政治犯のお公家さんかなんかが、地元・佐渡の農家のねーちゃんかなんかを押し倒して、出来ちゃったのがおぢのご先祖でござろうか? 足の短さは、この農家の血、端正なお顔?は、お公家様の血でござろう、たぶん???

で、犯罪者と「一発当てよう組」の父が、流れ流れて北海道へ。その一発も外れたってことでござる。なんだかねぇ…ではありますが、ルーツの佐渡、一度訪ねてみたいものだと思っておりまする。いまはまるで縁のない、ご親戚もいることだし、ご先祖様の話など聞いてみたいものではござります、ハイ。


議員歳費、ようやく削減だそうだ

2011年03月27日 | Weblog

午前6時の気温は、今朝もマイナス9度と冷え込んでおりまする。まもなく4月というのに、毎日、毎日続く、朝方のこの寒さったら、ハンパではござりません。どうなってんだろ? 我が家は薪ストーブゆえ、多少寒かろうと、暖房費に影響はござりませぬが、灯油で暖を取っておる家庭では、原油高ゆえ、気がかりなことではござります。

首都圏をはじめ、静岡県、神奈川県などでは、計画停電とかいう聞きなれないものが行われておるそうじゃ。おかげで、いま一番困っておるのは「オール電化」の家庭とか。何か一つに頼るというのは、危機管理という点では、たいそう問題ってことでござります。

電気がなければ、灯りはもとより、煮炊きもできず、暖も取れないとなれば、生活など成り立ちませぬ。それに加えて、高層マンションなら、エレベーターも動かないわけで、なにもかにもが、アジャパーじゃ。

そんなことではなくても、灯油ストーブだって電気がなければ使えないことになっておる。停電でストーブが使えないってのも、たいそう困ったことでござります。いくら暖かな本州とはいえ、まだ3月じゃ。ストーブに火のない夜は、なんとも寒かろうに、と思います。家庭でも、電気、ガス、灯油など、面倒でも幾つかを併用するのが、危機管理上は重要ってことでござろうか。

現在、我が家では、ストーブは薪、煮炊きはプロパンガス、温水は灯油ボイラーじゃ。ここいらあたりでは、極普通の生活でござる。都市ガスも今回のような災害では、使えなくなるわけで、「不便な田舎暮らし」と思われておる生活が、実は災害には強いというのがよく分かりましたです。

それに比べりゃ、首都・東京のぜい弱なことったら。電気なしでは、どもこもならんことになっておる。信号は止まって、運転もままならず、もちろん電車は動かない。一方、ご当地は、信号元々ほとんどないし、JR北海道は、ディーゼルカーだもんなぁ。

今回は、北関東と東北の大地震だけれど、30年以内にあるといわれる東京直下の大地震で、首都機能は、一体全体どうなんるんだろ? あれこれ心配なことではござります。そんなこんなの中、谷垣自民党総裁が、大連立に含みを持たせた発言をしたそうな。

大連立など、「何を言ってんだか!!」と思っておったおぢだけど、この未曾有(「みぞゆう」ではござらんのよ)の大災害、加えてスリーマイル島の原発事故を上回る今回の大事故。ここは大連立という選択肢もありじゃないかと思っておりまする。

なにせ、政治主導とはいいながら、官に頼りきりの「官」政権ゆえ、ここはそれなりに官を使いこなす自民党との連携もありじゃないかとも思う。なにせ、いまはニッポンの緊急事態、未曾有の事態なのじゃ。揃いも揃って、能力ないんだから、ここは「枯れ木も山の賑わい」ってことで、なんでもありで、いんではないのか? と思う今日この頃じゃ。

そんな中、今朝のNHKによれば、政府は「来月から半年間、国会議員の歳費の3割削減を提案する方向で調整することになり、速やかに自民党や公明党などと合意を目指すことにしている」そうな。

まことにけっこうじゃ。ここは半年といわず、この先しばらくは3割削減を「隗より始めて」いただいて、国家公務員、地方公務員の給与削減へ広げていく、いい機会ではござります。何も生産しない公務員が、納税しておる貧しい国民よりも豊かな暮らしをしておる現状は、この大災害をきっかけに見直すのがよろしいと思うけど、どうよ?

 

 


なんでこんなに寒いんだろ?

2011年03月26日 | Weblog

今朝は寒くて目が覚めましたです。トイレに起きたら、6時の気温はマイナス11度。まもなく4月というのに、なんでこんなに寒いのかしらん。日中は、ストーブなど炊かなくてよいほどの温かさですけど、朝方の冷え込みが、かなりきつい。ここんところの朝の冷え込み、どうなってんだろ???

さて、被災地への支援があれこれ進んでおりまする。北海道内の市町村でも、被災者の受け入れ体制が整いつつあるそうな。公営住宅などへ、半年ほどの間、無料で入居できるものでござる。光熱費なんかは自腹のようですけどね。被災地の避難所で、お年寄りなどが生活するってのは、相当に厳しい。なにせ、お風呂もなけりゃ、トイレも不自由じゃ。

地縁、血縁を頼って、北海道でも九州でも、とりあえず避難所を脱出して、一時的でも、どこぞに移住しないと体調を崩すと思うけど。被災地を離れれば、スーパーもコンビにもありまする。なんといっても、被災者の県外避難については、国が全額補助だそうだ。できるだけ早く、被災地を離れて、「疎開」するのが正しい選択だと思いますです。

この週末、ご当地ニセコグラン・ヒラフスキー場では、プロのスノーボーダーやスキーヤーが参加して、チャリティーが行われるとか。プロと一緒に滑って、寄付をするってことらしい。被災地救援のためのチャリティーが活発に行われておる。まことにけっこうじゃ。

で、そんな中ではありますが、きのうご当地の生協前で、子どもを連れて募金が行われておったそうな。すでにあちこちで募金しておる真狩の義母は、「子どもに大声出させて、なんだか入りにくいわぁ」とのたまっておった。

そう、いまニッポン国民こぞって、あちらこちらの募金箱に、幾ばくかのお金を入れておる。市町村も義援金を拠出しておる。散々募金してきておるのに、子どもに大声出されては、無視するわけにもいきませぬ。もちろん、募金やそれを行う行為に文句などつけてはいけませぬが、「ちょいとばかり、押し付けがましい」と思うのはおぢだけかねぇ?

 


雪の朝

2011年03月25日 | Weblog

午前8時の気温は、マイナス1度。はらはらと雪が舞っておりまする。一面、銀世界なのじゃ。日中はプラスの気温で、温かいけど、朝はというと、あんまり真冬と変わらぬ風景じゃ。ここへきて、なんとも春の訪れが恋しいおぢでござります。

きのうのおぢ、朝から夕方まで、びっしりパソコンに向かって仕事しておりましたです。きょうも終日パソコンなのじゃ。しんどいのぉ~ ハニーさんはというと、きのうは真狩村の叔父の家で、掃除でござった。入院しておった叔父さんが帰ってくるというので、たいそう汚れておるという部屋の中を、真狩の母親と叔母と3人でこれまた夕方まで。

ってことで、ふたりともたいそう疲れたわけで、「何か美味しいものでも食べようか」ってことで、ゆったり温泉に使ったあと、ニセコ町の人気すし屋に行きましたです。おぢはビールにお酒などいただきながらつまみましたね。美味かった。茶碗蒸しが大好きなハニーさんは、「チーズ茶碗蒸し」を発見し、これまた美味しくいただいたのでした。

で、帰ってからハニーさんが「おすしのシャリが乾いてたのはなんで?」と申しておりましたです。そう、おぢも気がついておったのだけれど、シャリが乾いておったのじゃ。回るおすしなら、乾いておるのは分かるけど、なんでかねぇ。シャリだけ握っておいて、ネタを乗っけたんだろか? ちょっとがっかり。今度は今度行く機会があれば、しっかりカウンターに座ってチェックいたしますです、ハイ。

そういえば、過日、倶知安町内の居酒屋に行った際でござった。カウンター前には炭火が赤々と燃え、たいそういい感じ。で、頼んだ焼き鳥はというと、パサパサの冷凍モノじゃった。なんだかねぇ… ニセコのすし屋といい、倶知安町の居酒屋といい、なんかお客を舐めてんではないのか? 人気店で忙しいのは分かるけど、手抜きや品質落とすってのは、いかがなもんじゃろか。地元民を大事にしない商売、あっという間に傾くと思うけど、どうよ?


ラジオドキュメンタリーのご案内なのじゃ

2011年03月24日 | Weblog

午前8時の気温は、マイナス9度。冷え込みました。2日ほど、朝の気温がプラスでしたが、今朝は一気にマイナス10度近いわけで、三寒四温というより、まだまだ四寒三温状態でござります。春は近いようで、けっこう遠い北国、ニセコなのでござります。

昔、お世話になったGさんから、きのうハガキが届きましたです。「HBCラジオ開局60周年記念ドキュメンタリー インターが聴こえない~白鳥事件60年目の真実~」(3月27日(日)午前10時45分放送)。「古い奴とお思いでしょうが…」と書き添えてある。どうやら、このGさんがディレクターとしてつくったドキュメンタリー。「聞いてくださいな」ということらしい。本人に確認してませんけど…

白鳥事件とは、昭和27年というから、おぢが1歳のころ。その年の冬、札幌で現職の公安警察官(白鳥警部)が、自転車で走行中にピストルで射殺さたのでござる。捜査当局は、日本共産党のテロと断定し、労働者や北大の学生たちを逮捕した。いまでは、証拠そのものが捏造された疑いが強いとされておる事件だそうな。ドキュメンタリーは、犯行に関わったとされた若者たちの、「インターナショナルを歌い正義に燃えた学生たちの青春の光と長い影を描く」そうな。

Gさんらしいドキュメンタリーでござる。犯行に関わったとされる何人かは中国へ亡命したり、逮捕されて裁判で闘ったりしておる。この事件を追いかけておった、今はなき北海タイムス社の記者だった奥田二郎さんは、おぢの旧友の父でござった。聞いてみたい番組でござるけど、我が家はラジオの難視聴地域。札幌1287KHZは、聞けるのかしらん?


「速やかにやらなければ処分する」と言ったドアホウ!!

2011年03月23日 | Weblog

午前8時の気温は、プラスの零度。朝方に冷え込んだのでしょうか、5~6センチのパウダースノーが積もっておりまする。いまさら、パウダー降ってどうする!! と言いたくなる弥生は下旬の今日この頃でござります。

さて、福島原発では、懸命の放水作業が続いておる。自衛隊、東京消防庁などの皆さんの努力で、少しづつではありますが、最悪の事態脱出へ向けて、動き出しておりまする。なんとか、一日でも早く、放射能を封じ込めてほしいものでござります。とはいえ、命の危険と隣り合わせの作業ゆえ、ムリは禁物でござります。

それにしても、放水作業をしておる、消防や自衛隊の方々の奥さんや子ども、おじいちゃん、おばあちゃんの気持ちを考えると、なんともやり切れませぬ。ではありますが、ニッポン国の命運を担って決死の作業する皆さんの士気は高いのだそうだ。「我々がニッポンを救う」覚悟で立ち向かっておるのでしょう。頭が下がります。

そんなこんなの今日この頃、閣僚からびっくり発言が飛び出した。石原都知事が、「官」総理に抗議して、判明したのだそうだ。それが標記の「速やかにやらなければ処分する」発言じゃ。

東京消防庁の幹部に対して、サイテーの発言をしたのは、ボケカス経産相の海江田万里だそうだ。最近では総理候補にも名前が挙がっておったけど、今回の発言で、リーダーの資質ってもんが、まるきりないと分かっちゃった。

これで、次の総選挙、東京1区の勝者は、与謝野さんに決まりましたです。海江田万里の落選が、この発言で決定じゃ。リーダーの資質のないお方の落選、まことにけっこう。死んでお詫びせんといかんところじゃ、プンプン!!

国民のため、命がけで作業する消防署員に「処分する」とは何事じゃ。死と隣りあわせの作業なのじゃ。ここは、「安全に十分配慮しながら、しかしニッポン国のために頑張ってください」って言うしかなかろうに。それが「ちゃんとしないと処分する」じゃ、士気が下がるんではなかろうか。ここまで、ドアホウとはねぇ。大臣にはむいておらんゆえ、トットと辞めてほしいけど、どうなよ???

 


80歳と16歳が助かったけど…

2011年03月22日 | Weblog

久々に雪の朝でござリンス。気温も午前7時半でマイナス2度。3日ぶりにマイナスの朝でござります。一面の雪景色、きれいでござる。毎度のことながら、行きつ戻りつ、春へ向かってひろみGO!!なのでござる。

さて、福島原発3号機から灰色の煙だそうだ。ちゃんと使用済みの燃料棒は冷えてるのかねぇ。ややこしいことに成ってはいないのか。順調に冷却が進んでいるんではないかと思っておった矢先の煙、心配なことではありまする。

話は変わりますが、被災地で80歳のお年寄りと、16歳の孫が無事に見つかったそうな。警察官が、ガレキと化した家から出てきたこの孫を見つけたのだそうだ。その子の第一声が「80歳のおばあちゃんが、中にいる」ということだった。優しい孫じゃねぇ。

それにしても、被災した際に冷蔵庫がそばにあった。近くで乾いた毛布を手に入れられた。こうしたことが災害から10日以上過ぎてふたりが生きてこれた理由だそうだ。運にも恵まれたわけで、ホントに良かったです。

被災地では、いまも自衛隊や警察などによる捜索が続いておる。ご苦労さんではありますが、おぢは気になることがある。過日のニュージーランド地震をTVで観ておったときじゃ。感心したのは、被害に遭った車や建物に、スプレーで「clear」と書かれておったことじゃ。

そう、こうした場合、欧米などでは、「捜索しました」という印に、clearとスプレーで書いておるのじゃ。まことに簡単なことだけど、それだけでどんなに効率的な捜索ができることか。今回の災害でも、例えば自衛隊のA隊が捜索したあと、交代でB隊がやってくる場合だって、十分考えられるわけ。今のやり方なら、二度手間になる可能性は否定できませぬ。

これを省くために、「×」印でも「○」印でもスプレーで書いておけば、重複は避けられるし、効率的に捜索もできるはず。なのに、なんでしないのよ? こんな簡単でうまい方法。今回助かった80歳のお年寄りと16歳の孫が居たという壊れた家は、捜索はされてなかったってことだ。他の家の捜索が終わって、スプレー書きしてあれば、してないこの家の捜索は、もっと早く進んだのではなかろうか。状況見てないので、なんとも言えませんがね。

それでも、スプレー書きするだけで、重複が避けられる訳で、どうしてこういう方法を導入して捜索しないのか、我がニッポン国、不思議な国だと思うけど、どうよ?

 


あれこれ、分かんないことばかり???

2011年03月21日 | Weblog

午前8時の気温は、プラス2度。さらっと雪が降っておりまする。日に日に春の気配でござります。きのうは、ちょいとスキー場をのぞいてきましたです。下のほうは、けっこうザクザクになってきて、滑りやすそうでござった。上のほうは、まだガリガリしてるかも、上まで行ってませんので分かりませんがね。

さて、福島の原発でござる。ここでも分かんないことがたくさんござる。まずは地震直後に「官」総理が現地を訪れたことじゃ。政権側としては、原発の安全性をアピールする狙い。おバカのパフォーマンスってことで、そりゃ分かる。

分かんないのは、もうその時点で、原発が危機的状況に陥るのを分かっておるはずの東電が、しっかり現状を総理に説明したのかどうか? とりあえず原発は止まったてはいるけれど、すでに冷却ポンプを動かす電気がないし、屋外に置いてあった非常用のものも使えないわけで、絶体絶命の危機は目前だった。危機的状況が目の前にあったわけなのに、状況をどう説明したのか? どうしてたのよ、そのあたり? 何してたんだ、東電!!と思いますです。

事故後の対応も、官房長官が記者会見したり、いままで誰も知らなかった原子力保安院とかいう役人が会見したり、当事者の東電が会見したりと、何がなんだか分けわからん。もうどうなってんだ? という混乱ぶりじゃ。ここは情報の発信を一本化せんでどうする!! と思いますです。本来は、現地に本部を置いて、そこから情報発信するはずではなかったのか、どうにも分けわからんです。

一方、被災地じゃ。多くの方が避難所生活を強いられておる。ではありますが、東京など被災しておらんところに、息子などが住んでおる例はごまんとあるはずじゃ。都や市町村では住宅含めて被災者を受け入れてくれるのですから、年老いた父や母が被災地で厳しい避難所生活しておるのがわかっておったら、とりあえず車でトットと連れて来るのが筋じゃなかろかね。

息子や娘が、安全なところでのうのうと生活しておって、年老いた父と母は食事もトイレもプライバシーもままならない避難所で生活してるって、分けわからんです。自宅マンションが狭くて、自分たちのアパートが狭くて、親を受け入れられないなら、とにもかくにも自分の住んでる市町村に相談すれば、公営住宅は受け入れてくれることになっておる。準備を整えて、父や母をトットと迎えに行かんでどうする!!と思いますです。いまの状況、どうにもよく分からん。 

 そして、原発の使用済み燃料棒の保管を、原子炉そばに保管していたという分けわからん事態のことでござる。おぢが調べたわけではないのですが、世界の原発の常識からいって、原子炉の横に使用済み燃料プールがあるというのはたいそう異常なのだそうでござる。

シロウト考えでも、冷静に考えりゃ、そりゃそうだ。危険極まりない原発とセットで、使用済みの核燃料が置いてあれば、万一の際には、今回のようにとんでもない事態になる。効率最優先のデタラメと言えないのか? 東電のやり方、分けわからんです。

こうしてみると、今回の地震と原発事故では、分けわからんことばかり。でもいくつか、分かりすぎることもありますです。おかげさんで、女優の仁科亜季子さんが、「38歳で子宮頸がん」になったことを知らないニッポン人は、被災地以外にはおりませんです。

AC公共広告機構のCMで、すっかり頭の中に刷り込まれちゃった。ニッポン人は、これから仁科さんがドラマに出ても、子宮頸がんを思い出しちゃうのじゃ。子宮頸がんの検査の重要性を訴えるにはいいけど、ドラマとしてはどうなんだろ? と余計な心配をする今日この頃でござります、ハイ!!

 


進む雪どけ、進まぬ原発冷却作業

2011年03月20日 | Weblog

午前8時の気温は、プラス3度。温かな日が続いておりまする。雪どけも進んでおるようじゃ。スキー場は、カリカリ斜面だそうだ。もう少し融けて、ザクザクになると、これまたほんわか春スキーが楽しめることになる。もうちょっと温かくなるのを待っておるのでござる。

いま楽しめるのは、スノーシューを履いてのお散歩でござる。、硬雪の状態ですから、長靴でも山のあちこちを散策できまする。これ、たいそう気持ちがよろしいのです。きょうはハニーさんと裏山あたりを散策するつもりでござります。

さて、福島の原発じゃ。いまんとこ、核分裂など最悪の事態には至っておらんけど、だからといって、解決へ向かっておるかというと、そうではないらしい。このまま延々と水を掛け続けることなどできないわけで、早く冷却システムを回復させなければならんと思うけど。いまはまだ、そのための電源確保のレベル。

その冷却システムが回復しておるのは、5号機と6号機の2機だけだそうだ。この2つは痛んでない原発じゃ。痛んでおる他の原発の冷却システムを回復して、ようやく困難な状況から脱出ってことでござる。そこから、ずんずん燃料棒を冷やして、取り出して。そういういうことになるのは、一体全体、いつのことになるのでござろうか。考えただけで、クラクラいたしまする。

お試し移住中のニセコのTさんによると、福島原発からご当地ニセコまでは、直線で約600キロだそうだ。おぢは700キロはあると思ったけど、そうでもない。ま、それでもこれだけ離れておれば、一番危険とされる放射能の粒などを吸入する可能性は、交通事故よりはるかに小さいことになっておる。

とはいえ、ご当地は、前門の福島原発に後門の泊原発じゃ。当面は、泊原発が事故起こさないよう、願うばかりなのじゃ。ここで事故があったなら、おぢとハニーさん、トットと海外へ逃げまする。北海道電力の電力生産量の約4割が、泊原発というから、「明日にもなくしてくれ!!」と願ったところで、そうはいかん状態じゃ。なんとか20年先には代替エネルギーで家庭の電気がまかなえるようになってほしいけど… ここまで原発に頼っておっては、なかなか難しい、いやはやじゃ。

 

 


ガンバレ、雄勝町の避難民!!

2011年03月19日 | Weblog

きのう昼、TVで宮城県の雄勝町という町の避難所を放送しておった。田舎の人々の逞しさには、びっくりさせられましたです。救援物資がいまだに届かないというのに、地震から今に至るまで、1日3食をしっかり食べてきたという。

どっから調達したかというと、ようは川から拾ってきた野菜、調味料などなどに、それぞれ自宅にあった食べ物だそうだ。子どもたちは、拾ってくる係、男たちはガレキの整理、女たちは食事の支度と役割分担をしておった。

男たちは、ブルーシートと釜で風呂のようなのもを作っておった。おばあちゃんたちは、紙オムツを解体して、女性の生理用品を作っていた。子どもたちが拾ってきたのは野菜に、醤油、缶入りのお茶など。支援物資が届かななくても、自力でしっかり生きておる。

阪神大震災の際、自宅マンションで被災した女性は、怖くて身動きできず、マンションで衰弱しておったりした。ご当地でもそうだけど、田舎の皆さんは、なんでもかんでも自分たちで作ってしまう。家は建てるは、物置小屋は建てる。被災したら、すぐさま廃材で自宅を建ててしまうに違いない。そんなことはお茶の子さいさいだと思いますです。

おぢだって、被災したらハニーさんと二人で、それこそ掘っ立て小屋くらいは出来そうじゃ。で、あちこちの廃材を薪にして、乾燥させて冬に備えまする。つまりは雄勝町の皆さん、逞しいのじゃ。そういえばどこぞの避難所では、灯油不足で、1時間しか火の気がないとかもうしておった。

外で廃材を燃やして、多少汚い水でもいいから沸かして、それを拾ってきたペットボトルに入れれば、「簡易湯たんぽ」じゃ。あれこれ工夫してこの難局を乗り切ってほしいけど、もっと知恵出して頑張ってほしいなぁ…

 


身近な危機管理

2011年03月18日 | Weblog

午前6時の気温は、なんと、プラス2度。朝の気温がプラスとは、今年初めてではなかろかね? 春ですなぁ~そんなことなもんだから、我が家のニャンは、玄関前で、箱座りして、チョーリラックスしておる。被災地の皆さまには申し訳ないけれど、早朝から、のんびりムードがそこここに漂うニセコなのでござります。

さて、おぢとハニーさん、実はおととい札幌へ行ってまいりました。踏んずけてしまったメガネを直してもらったり、ハニーさんはお世話になったお方へ届ける「佐藤水産のお魚」を買ったり、昨年購入したTVのエコポイントで、掃除機を購入したりしてまいったのじゃ。

ヨドバシカメラやイオンやらへ行って驚いたのは、携帯ラジオを大々的に売り出しておったり、水を山積みにして売っておったり、電池はひとり3個までだったり。都会の住民、なんだかなぁ~ ようはパニックしておるらしい。あんまり賢くない感じ。きのうも書いたけど、電池は保存が利きませんです。さらには、札幌市民がごっちゃり水買ってどうするの? 不安心理がそうさせるのでしょう、でもねぇ…

それもこれも、原発事故に対して、しっかりした対策が出来ない東電、政府のおかげでござる。ようは、後手後手。http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110318-OYT1T00578.htmニッポンは、ちゃんとした危機管理ができない困った指導者しかおらんのじゃ。なんとも情けない。  

写真は、おぢが持っておる、とっておきの防災グッズ。スキーする際のディバッグに、常に携帯しておる。これ、東芝製「防まつ形充電ラジオ CUTE BEAT TY-JR10」。かつて、お試し品としていただいたものでござる。

裏についているハンドルを回して発電し、内臓の充電池に充電して使えるラジオなのじゃ。もちろん、単4電池2本でも使えまする。AM、FMとTVが受信可能。加えて、防水保護4等級ってことで、屋外でも使えるし、サイレンが付いておって、「ウ~ウ~」唸るのじゃ。暗いところではライトとしても使えまする。さらに、さらに凄いのは、携帯電話の充電ができるのでござる。しかもドコモ、auなど各社に対応しておる。

サイレンは、電池がない場合、ハンドルを1分間120回、回すと5分鳴るそうな。ウ~ン、なんかしんどい。ライトの場合はやはり1分回して30分明るいそうな。携帯は同じく1分回して3分通話が可能となる。ラジオは1分で1時間聞けるそうな。これぞ、いざというときのお役立ちグッズなのでござる。この手の防災グッズこそ、ひとつぐらい家に置いておいて、いんではないのか。

時間とともに使えなくなる乾電池をごっちゃり買うより、こっちだと思うけど。あっ!!これも、品切れでござった。もしかすると、アウトドアショップなんかで売ってるかも。まことに便利な逸品につき、地震被害が一段落したら、ぜひともお買い求め願いたいけど、誰も買わんだろなぁ。電池だもんなぁ、指導者も国民もトホホなことで…

 


決死の作業員を褒め称える外国紙、ニッポンは???

2011年03月18日 | Weblog

午前8時の気温は、マイナス2度。数センチの積雪でござる。6時前の気温はマイナス8度もありましたです。早朝は寒くてもずんずん気温が上がるのが、三寒四温の春なのじゃ。今朝はすっかり雪景色ですけどね。

さて、きのうは、福島原発3号機で、ヘリからの散水が4回行われたそうな。1回7.5トンだそうですけど、たった4回で委員会? 毎日50トンが蒸発して失われるというから、単純に7回はヘリで水かけないとと思うけど? わずか4回って、ニッポンのお役人の行動原理、「戦力の逐次投入」ではなかろかね。

ここは、ヘリ10機でも20機でも使って、100トンでも500トンでも撒いたらどうだ!! と原発のシロートは思うわなぁ。なにせ、水で冷やすしかないわけだというし。やってることがよくわかりませんです。なんだかなぁ??? と思うけど。一体全体、だれがリーダーシップとってやってる作業なんだろ? ここは専門家が中心となって、ぐいぐい進めないでどうする、と思いますです。

仮に4回程度の散水でいいなら、その理由をしっかり広報しないのでは、わけわかりませんです。しっかり説明しないと、皆さんパニックになる。ここは分かりやすい説明が必要ではないのか? 各マスコミの記者も、そこらあたりしっかり質問せんでどうする!! と思いますです。

福島原発の現状は、核融合でも核爆発でもないわけで、まだまだ心配するレベルではありませぬ。とはいえ、アメリカのオバマは自国民に「原発から80キロの圏外に避難せよ」と言っておるから、ニッポンでもその程度の避難は必要かもしれませぬ。ま、被災地では逃げたくても逃げられない現状もありますが…

そういう意味では、福島原発から本州最北端の青森までが約400キロ、函館からご当地ニセコまでが約250キロ、これに津軽海峡がありますから福島原発からニセコまでは海を隔てて約700キロ超だ。いまはまだ、チェルノブイリみたいな事態ではないわけで、北海道民の場合は、まさに冷静な対応が必要でござる。

パニックしておる外国人は、ニッポンを脱出をしておるそうです。ニッポン人だって、海外で何かあれば、トットと帰国する心理に似ておりまする。外国に居れば、言葉の問題もあるし、なんだか怖いのはフツーの心理。ただし、福島から250キロは離れておる東京在住の外国人、まだ心配はないと思うけど、どうよ? 北海道へ疎開するのも、いいと思うけど…

そんなことですから、北海道民の皆々さまは、冷静に対応することが必要かと思いますです。聞くところによると、電池を3パックも4パックも買いだめしている向きもあるそうじゃ。あんまり賢くないわなぁ。電池は黙っていても、時間とともに放電して使えなくなるじゃん。保存の利くものではありませぬゆえ、冷静に行動しましょうね。電池切れしている懐中電灯に新しいものを入れておく程度のことで、いんでないの?電池買いだめしてどうするの? 

ここは、原発の現場で必死に頑張っておる現地50人の原発作業員にエールを送るのが正しいと思っておる。ニューヨークタイムスなどは、この「50人の英雄」を褒め称えておるという。ニッポン人は、こぞって、これら決死隊に、応援の声を送ろうじゃあ、ありませんか。彼らがガンバる以外に、この事態は解決しませんです。彼らに指示をするのは政府か、原子力保安院か東電か知りませぬが、タコスケには違いない。でも、命がけでガンバル彼らに、さらに頑張ってもらわねば、どもこもならんのが現状じゃ。命がけで闘う彼らに、スポットを当てないニッポンのマスコミ、なにしてんだか、プンプン!!