午前6時の気温はプラス3度。
秋晴れのお天気ですが、とにかく寒い。
そそくさと薪ストーブに着火いたしました。
パチパチ薪のはじける音もして、「厳しい冬が迫ってるわい!」と実感する朝なのでござる。
そんな中、きのう大雪山系旭岳が初冠雪したと気象台が発表しております。
平年より4日遅いそうですが、いよいよです。
写真は青空に映えるニセコアンヌプリでござる。
ここに大勢のスキーヤー、スノーボーダーがやって来るのも、まもなくのこと。
秋の深まりを感じる今日この頃でござる。
さて、
自民党の農林部会長である小泉進次郎さんがJA全農の幹部を批判したとTBSテレビが伝えておる。
農業改革会合の席上、小泉農林部会長とJA全農幹部との間で激しい応酬があったのだそうな。
農家が農作物を出荷する際に負担する「手数料」を巡るやりとりでござる。
この手数料というのは、全農の大きな収入源だそうな。
手数料の削減を求める小泉進次郎に対して、全農幹部は「従業員を養う財源だから簡単に切るのは賛成できない」と述べたという。
これに小泉さんは「じゃあ、いったい農家って農協職員を食わせるために農業やっているんですか。それ違うじゃないですか!」と言葉を荒げたという。
まことにごもっとも!! なのでござる。
農家の皆さんが口に出せないけど、心の底から思っておることをしっかり言ってくれたわけだ。
そもそも、農協職員の給料や退職金が、彼らを支える農家の皆さんよりはるかに多いって、なんじゃらほいって話なのだ。
だから農家のとーさんも、息子をなんとか農協職員にして、楽をさせたいと願ったりする。
おかげさんで農業後継者がいなくなるという、本末転倒の事態もあると聞いた。
あくまで農家あっての農協、これが当然といえば当然のことなのじゃ。
小泉さんは「経営の発想、これがこの農業には必ず必要だという思いを持っているので」としたそうだけど、これまたごもっとも。
一方、JAの代表理事専務は、小泉さんの言葉について聞かれると「あれはあの、私もちょっと・・・」と述べた上で「農家の利益のために働いている職員もいる」と強調したそうな。
いやはや「語るに落ちる」とはこのことじゃ。
「農家のために働いている職員もいる」って、「農協は農家のために働くのが当たり前でしょう」、とおぢなんかは思うけど…
農家の上に「君臨する農協」って話になったら、こりゃたいしたおかしなことになる。
農家から年貢米を召し上げる「江戸時代の悪代官」みたいな考え方が農協職員の根底にあるんだろか?
そうではないでしょう。
演歌の三波春夫さんはステージに立つとき、おいでいただいた観客の皆さんに「お客様は神様です」と申しました。
来ていただいたお客さんがあるから三波春夫が成り立つということでした。
農協だって、支えていただいておる農家がいるからこそ成り立つ。
それこそ「神様です」として、神さまのために尽くすのが農協職員ってもんではないのかね。
農家が出荷するときに支払う手数料をいかに安くして、農家が豊かになるよう考えるのが、そもそもの農協のあり方だと思うけどねぇ、、、
農業とはまるで無縁なおぢが言うのもなんだけど、どうよそのあたり???