おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

DIYはジョイフルじゃ

2007年03月30日 | Weblog


5月の連休に小屋の塗装をいたすことにいたしました。
なにせ、ここ4年は放置しておったので、ステインと呼ばれる木部保護剤を塗らんと、そのうち小屋が腐ってしまうのじゃ。

今年のゴールデンウイークはハニーと一緒にペンキ塗りとなりそうです。
ということで昨夜、塗料を購入するため札幌の大曲、っていうか北広島町にあるジョイフルAKに行きました。
札幌の東急ハンズも悪くないけど値段が高いし、渋谷のハンズに比べりゃ品揃えは貧弱じゃ。
なもんだから、どうしてもジョイフルAK。

北海道に本拠地を置くホームセンター、ホーマックよりも品揃えは豊富だし、値段も安い。
ホーマックが素人ユースなら、ジョイフルはプロユースなのじゃ。

このジョイフルAKは、本社を茨城県土浦市に置く「ジョイフル本田」が資本参加し、札幌のキムラが設立しておる。
キムラは住宅資材を扱っておる会社じゃ。

一方、千葉と宇都宮にある本家のジョイフル本田はたいそうどでかいそうだ。
近く東京にも進出するそうで、現在は茨城、千葉を中心に10数店舗を展開しておる。
ジョイフル本田も、ハンズと一緒で本州の店舗の品揃えは、北海道のAKよりはるかに多いのだろう。
AKもけっこうなもんだけどね。

小屋に塗る塗料は、16リットル1缶で3万円もする高価なもんじゃ。
で、小屋全体を塗るにはこれを3缶も使う。
これを業者にお願いすると、たぶん30万円はかかる。

なもだから、足場をご近所Sさんからお借りしたりで、なんだかんだ4~5日の作業をするのでござる。
貧乏人は金のないぶん、体力使うしかない。
もっともこれも楽しんでやれば、いいわけですけどね。
田舎暮らしは自力本願なのじゃ。

「あぁ~ペンキ塗りが楽しみだぁ」などと、本気で思ってるわきゃぁないね。
できれば、遊んでいたいのじゃ。
金持ちがうらやましいよぉ~



値上がり続く倶知安の土地

2007年03月29日 | Weblog
山科けいすけさんという漫画家をご存知でしょうかね?
ビッグコミックに「C級-サラリーマン」を連載しておる「天才四コマ漫画家」じゃ。
誰も天才とは言わんけど、おぢは天才と思っておる。

そのバカバカしさと皮肉さ加減は、他の追随を許さん。
どんな漫画か、知らん人はここでわかります。
http://www.s-book.com/plsql/samplepage?sha=1&type=sos&isbn_id=4091791611&page=1&e_id=0

で、今週号のビッグコミックには大笑いしてもうた。
主人公は、団塊の世代のおぢ。
このおぢがマイカーを買いに行く。
そこで勧められるのは、「団塊の世代向けの高級乗用車」
「これが団塊世代に売れてます!!」と販売員。

で、「みなさん、買っております」というので、それに怒って、若者向けの乗用車を買う。
この世代ならではの反応じゃね。
次のコマでは、「若者向けの乗用車が団塊世代に売れてます」というニュース。
あ然、ぼう然とする団塊おぢ。

いかにも団塊世代を象徴する大笑いの漫画じゃ。
ま、大笑いするのはこの世代だけかもね。
つまりこの世代は、横並びの「他人と同じ」が嫌なわけ。

みんなと同じは嫌だけど、その結果、みんなと同じ選択をしてしまう。
その心情がわかって大笑いなのじゃ。
世代によっては、この漫画のどこが面白いの?…となるかも知らんね。

さて、昨年からおぢはアパートを建てる土地を物色中だ。
スキー場に近いところに、地元に暮らす若者向けに安くてよい物件を建てたいと奔走しておる。
昨年ももう一歩で土地購入だと思ったが、条件が折り合わず、ペンディング。

あっ、「ペンディング」とは「未決定・留保」。
ニッポン語的には、留保って感じだろうか。
ようは先送りしてもうたわけ。

その後、格安のいい土地が見つかったので、今年は建設にこぎつけたいと思っておる。
そんなわけで、きょう、この土地の地主さんと昼食しながらお話したのだが、昨年言ってた価格とはどうにも違う。
まぁ、OGバブルのせいだろかねぇ。

地主さん「少し考えさせてね」ってことで、またもやペンディングじゃ。
それにしても、土地の値上がりがすさまじい。
おぢが買おうとしておる土地は、スキー場からはかなり遠い。

だけども、その隣接地はすでに香港資本がそっくり買い上げたという。
売り手が強気になるはずじゃね。
とはいえ前述のように、おぢが目指すのは、地元に暮らす方々の格安アパート。
あまり土地が高くては、家賃に影響しますです。
悩ましいのぉ~

こんどは植木等さん、あぁ~

2007年03月28日 | Weblog
あの人が、ウァハハハハ~と笑うだけで、とにかく明るい気分になりました。
100歳とか120歳までとか、生きる人だと思っておったのに…
植木等さんが亡くなるなんて、残念無念です。

クレージーキャッツが出現するまで、ニッポン人はしかめっ面して、肩に力を入れて生きておったような気がしますです。
たぶん、昭和20年の敗戦以来、ずーっと悲劇の主人公みたいに生きてきたと思います。
関西人は別として。
断っときますが、おぢは関西のお方が大好き!!誤解のないように…

そんな時代、「♪サラリーマンは気楽な家業ときたもんだ」と歌い、「♪金のない奴ぁ、俺んとこへ来い、俺も無いけど心配するな」と歌った。
あの爆発するような笑顔で、ニッポン人の肩の力をすーっと抜いてもうた。

高度成長の時代とピッタリ符合しておったわけで、ニッポン中が沸き立つような、浮き立つような気分の中におりました。
テレビも普及して、中でも「シャボン玉ホリデー」は、軽妙洒脱、お洒落な番組でした。

これ見なかったら、日曜日は終わりません。
「お呼びでない、お呼びでない?こりゃまた失礼しましたぁ~」、で毎週大笑いしておった。
なにせこれ見ないと、月曜朝からクラスメートの話題に入れないのじゃ。
ザ・ピーナッツの歌は、いまでも大好きなのでござります。

映画も次々公開され、ドライで限りなくナンセンスな笑いは、ニッポン人を変えたと思いますです。
多感な中学生のおぢだって、「♪そのうちなんとか、なるだろう~」という気分になっておった。
「♪あなただけが生きがいなの~」と真面目に歌って、この暗い歌なんなの?
と思ったら、続いて「てなこと言われてその気になってぇ」といきなりツイストになっちゃってさ。
破天荒な明るさでおました。

「バブル崩壊」を経て、「格差社会」となったいま、植木さんの「ウァハハハハ~」が懐かしく思い出されますです。
時代の風に乗り、ニッポンを明るくし、元気にして、ニッポン人の肩の力を軽くした植木等さんを忘れません。

あなたは、おバカなおぢの原点でもあります。
これからも、「スイスイスダララッタ~」と生きていきます。
合掌…


アレキサンダーさんが亡くなりました

2007年03月27日 | Weblog

アレキサンダーさんが亡くなったと、おぢ御用達の焼き鳥屋「福鳥」で聞きました。
ショックでした。
アレキサンダーさんは、白系ロシア人ですが、心はニッポン人、いやニッポン人以上にニッポン人らしいお方でした。

ロシア革命のとき、父母がニッポンに亡命しました。
名横綱として知られる大鵬関と同じパターンです。
たぶん、生まれも育ちもニッポン。
三男がおぢの中学の同級生でした。

ですからアレキサンダーさんは、中学校の先輩。
見た目は、どっからどうみてもロシア人、っていうか美形の西洋人でした。
時代背景もあって、差別もあったかもしれません。
だけどもそんなことは一言も言わない「義理と人情」「先輩、後輩を大事にする」人でした。
目は青いけど、ホントのニッポン人でした。

三男が二十代で亡くなったから、時おり福鳥でお会いすると、ご馳走していただきました。
弟の昔話、中学校の思い出などなどあれやこれやお話いたしました。
弟の死に関しては、無念の心情が溢れていて、言葉もありませなんだ。

あるときは、札幌の有名すし店「まる寿司」でご馳走になりました。
食べて1万5千円のお店、札幌では高級店の一つです。
で、さらには円山公園近くの御用達のお店にも連れて行っていただきました。
気持ちは、亡き弟と飲んでる気分だったかもしれません。
ちょっと寂しげでもありました。

母親が亡くなって、通夜も葬儀も涙が出なかったおぢでしたが、アレキサンダーさんの訃報には涙してしまいました。
近しい人が亡くなるってのは、心底しんどいです。



続々・カメムシホイホイ

2007年03月26日 | Weblog


ババの家の片付けが日曜日でようやく終了しました。
あとはゴミを捨てるだけです。
人が死ぬというのは、大変なことですね。

そんなこんなのこの一ヶ月で疲れはピークを遥かに超えておりますです。
仕事もなんだかんだと忙しい。
「♪サラリーマンは気楽な家業ときたもんだ」
と歌った時代は、すっかり過去のものです。
で、今夜は久しぶりにマッサージを受けました。

「首も肩も、足の裏まで張ってますねぇ」とマッサージのおば。
そんなこと言われなくても、自分が良く知ってますです。
あっちも、こっちも痛くて痛くて、トホホでござりました。
本来、も少しコリがあってもいいところは、すっかり元気がないってことで…
人生ままなりませぬのぉ、新婚なのに…

肩こりの原因は、パソコンです。
皆さんご同様だろうけど、目の疲れからきておる。
いまどきはパソコン使わんと仕事にならんわけで、どもこもなりませぬ。

それでもマッサージのおかげか、ちょびっとは楽になりました。
こんなに疲れが溜まるんじゃぁ、週に一度くらいマッサージしないとダメかもね。
ぢぢぃは金がかかるねぇ…

ところで、話はゴロンと変わりまするが、例の「カメムシホイホイ」、モニターを募集中でおます。
いまご近所Sさんの勤め先がモニター探しております。

以前、カメムシの件で書き込みいただいた「三重県のナノさん」、当ブログ見ておりますでしょうか?
件のホイホイ、いまもご希望でしたら、下記の私宛メールアドレスにご連絡ください。

とりあえずモニターとして使っていただき、ご意見など伺って、気に入らなければご返却。
また、気に入っていただければ、安く買い取ることも出来るのだそうです。
ようは、本州の方にも使っていただき、あれこれ改良を加えたいとのことのようです。
niseko@kve.biglobe.ne.jp ←でご連絡お待ちしております。

実は、いまわが小屋にこのカメムシホイホイがないのでござります。
どこにあるかというと、喜茂別町にある手作りソーセージのお店に出張中。
こちらのお店では、今年カメムシよりはてんとう虫がごっちゃりなのだとか。

で、ご近所Sさんが「試しにいかが」ってことで置いてあります。
これがまたまた効果抜群で、一晩50匹も取れるのだそうです。
カメムシホイホイ、恐るべし!!
カメもてんとう虫にも大効果なのじゃ。

ナノさんご連絡くださいねぇ~

どうなる新・人材バンク

2007年03月23日 | Weblog
きのう当ブログに書いた「公務員制度に関する世論調査」は、どうやら「新・人材バンク」構想の法案化を意識したもののようだ。
ちゃんとした天下り防止のための「人材バンク」ができるものやら、できないものやら。
これが「骨抜き」なら、安倍晋三おぼっちゃんは、完全にアウトじゃ。
逆に成功すれば、人気凋落に歯止めがかかると踏んでおる。
国民こぞって注目じゃね。

そもそも国家公務員の再就職をあっせんする「人材バンク」というのは、もうすでにあるのだそうだ。
だから「新」なんだね。
これは2000年に総務省内に設置されているそうな。
ところがこれが機能していない、っていうか実は、なんも仕事しておらんのよ。
実態は、とんでもない税金のムダづかい。

この人材バンクには職員が3人いて、この6年間で再就職をあっせんした実績はわずか1件。
こんな楽な職場におぢも勤めてみたかったねぇ。
3人で何してたんだか。
っていうか、税金使って、何もしないようにしてたのね。
事実上の「人材バンク潰し」だ。

で、このたびの「新・人材バンク」だ。
これもすでに省庁の「人事担当者が関与する」との話が出ておって、すでに「骨抜き」状態じゃ。
こんな見せかけだけの「天下り禁止」ならおぢも許さん。

役人には関与させないで、しかもトットと実施できるかどうか、これがポイントじゃ。
内閣府につくる「新・人材バンク」が一元的に再就職あっせんを行うことを想定しているというが、どうだろう。
渡辺ミッチーの息子の渡辺喜美公務員制度担当大臣は、出身省庁へ「口利き」することを禁じ、違反した場合は最高で懲役3年以下、罰金50万円以下を科すとしている。

しかしじゃ、役人と自民党幹部の皆さんがこぞって抵抗しておる。
中には200項目を超える疑問点を示した省庁もあったという。
「骨抜きなし」に法律ができたなら、たいしたもんだけど、無理だろねぇ~
やっぱ、高級官僚様は65歳まで役所に居ていただくのが良いと思いますです。



国家公務員の働きぶりはペケだってさ

2007年03月22日 | Weblog


国家公務員の働きぶりについて、56%の人が「国民のニーズに応える働きをしていない」と答えたそうな。
内閣府が発表した公務員制度に関する特別世論調査の結果でござる。
でもって、7割以上のお方が天下りが多いことを問題視しているという。

まっとうな回答っていうか、逆に44%ものお方が「役人の働きにある程度は満足してる」ってことで、ちょっとビックリ。
毒薬・タミフルと厚労省の関係でお分かりのように、役に立つどころか、国民様をモルモット代わりにしておるというのにねぇ。

働きぶりを評価しないと答えた方の理由については、「天下りが多い」が75・5%。
「働きが悪くても身分が保障されている」(65・1%)。
「給料が民間に比べ高い」(56・7%)だそうだ。
やっぱ、お役人の問題は「天下り」だと思っておるのね。

解決策については、全体の44・1%が「企業などに再就職することは認めるが、出身の役所とは接触できないよう規制する」。
「定年まで勤め上げるようにする」が26・8%。
「再就職が可能な企業などの選択を制限する」が19・6%だったそうな。

おぢと同じように「定年まで勤め上げるようにする」ってのが、26・8%しかいないってのには、ちょっとがっかり。
「企業などに再就職することは認めるが、出身の役所とは接触できないよう規制する」なんてことが出来るかねぇ。
不可能だと思うけど。

第一、法律作ってるのは彼らじゃ。
必ず抜け穴を作るに違いない。
自分たちで法律をつくり、そこにこっそり穴を開けておくのが、彼らの得意分野。
自分の首を完全に締め上げる法律など作るはずがありませぬ。

定年まで役所に縛り付けておかないと、頭がいいだけに始末に悪いと改めて思いますです。
ハイ。

薬害エイズとタミフル

2007年03月21日 | Weblog

薬害エイズ問題で悪名をはせた厚労省がまたもやってくれておる。
件のタミフル問題じゃ。
昨夜、厚生労働省は、これまで10代の飛び降り・転落事故は計15件だと公表した。
でもって「10歳以上の未成年の患者に、原則として使用を差し控えること」とタミフルの添付文書に書き加えることとした。

しかしじゃ、3月22日号の週刊文春は大人の突然死だけで23人だと書いておる。
でもって、服用後の死亡者は、計56人にものぼるのだという。
これって、厚労省に報告された数だという。

ちゃんと公表しないとダメでないの厚労省は。
一体全体、何人死んでるんだか、しかも10代だけじゃない、大人もだ。
やれやれ。

国民の安全と健康を第一義に考えるべき厚生労働省さまは、どっちを向いてんだろねぇ?
タミフルを輸入販売しておる製薬会社にはしっかり天下りしておるわけで、これでは国民より天下り先を最優先にしておるといわれてもしようがない。
国民の税金で飯食ってるのに、だ。

週刊文春によれば、タミフルの世界の使用量のうち8割がニッポンなのだという。
このお国では、タミフルがインフルエンザの特効薬のように言われておるが、なんのことはない、薬の効果は、熱が一日早く引くだけだそうだ。

熱が一日早く引くだけの効果で、殺されてはたまりませぬ。
しかもA香港型やB型にも効かないのだという。
製薬会社の売り上げ増には効くようだけどね。

そんな怪しい薬が世界の8割もニッポンで消費されておるってのは、どう見ても異常じゃ。
第一、欧米ではインフルエンザだからといって、投薬などすることはないのだそうだ。
しっかり休養すれば治ると考えているという。

いやぁ、製薬会社が大儲けするシステムに、厚労省が加担しておるといわれてもこれではしようがない。
死ぬかもしれないリスクを抱えて、飲ませる風邪薬って、いったいなんなのじゃ状態じゃ。
官僚支配の共産国家ニッポン、これに極めりってことのようだ。

お国に殺されないよう、皆さん注意しましょうね。
…って書いたけど、これって変だと思いませんかぁ?


積丹岳の教訓

2007年03月20日 | Weblog

東京でさくらが開花したそうですね。
1990年と並び過去3位タイだそうです。
しかも全国一番乗りとか。

花のお江戸は温暖化に加え、ヒートアイランドってこともあるんでしょうか。
一方、札幌は雪がちらついていましたです。
三寒四温ってことのようで、行きつ戻りつ北国にも遅い春がやって来ます。

そんな中、18日積丹岳で雪崩が発生、スノーモービルに分乗していた4人が死亡いたしました。
亡くなった方には心からお悔やみを申し上げますが、今回の事故、ちょっと無謀でした。
おぢたち山スキーヤーはかねてからスノーモービルの傍若無人さにほとほと手を焼いておったのです。
山の暴走族と呼ぶ方もおりますです。
ある意味、起きるべくして起きた事故といえましょう。

山スキーヤーや山ボーダーは、現在地や高度を測定するGPSを所持しています。
多くの方は雪崩にあったときのために、埋まった人を探す折りたたみ式の細い金属棒のソンデ棒、いち早く埋まった人を発見するためのビーコンを常備していますです。

そんでもって、雪崩を誘発させないよう、気遣いながら登ります。
場合によっては雪崩が起きないかどうか、弱層試験も行うのでございます。
ところが、スノーモービルの皆さんがそうした装備や試験やらをしているという話は聞いたことがござりません。

ただただ、山の中を高速で走り回るのです。
中には山中で雪にはまって動けなくなり、そのまま放置されるスノーモービルもあちこちにあるやに聞きます。
数百キロもの重さがあるので、どにもこうにもならんというのです。

今回の事故を教訓にスノーモービルの皆さんに、も少しお山の厳しさ、危険を知っていただきたいもんです。
それにしても4人もの犠牲者が出るなんて、むごい事故でした。

今回、雪崩を誘発した1台のスノーモービル。
運転していた方の心情を思うと、やりきれませんね。



乱立、夕張市長選

2007年03月19日 | Weblog


夕張の前市長のトンズラに伴う市長選が行われる。
すっかり全国区の話題になってもうて、候補者は乱立じゃ。
なにせ19人も立候補の予定とか。

有名どころは、青森県の羽柴誠三秀吉ぐらいか。
あとは前千葉県野田市議の若林丈人など。
そのほとんどが、東京や京都、沖縄など道外在住者なのだそうだ。
唯一の地元は、夕張市議の千代川則男とかいうお方じゃ。

市長選に出るには供託金というのが必要で、夕張市の場合100万円が必要だそうだ。
これが法定得票数に達しないと没収される。
市の収入になるってことだ。

この際、千人ぐらい立候補すると、けっこうなことになる。
あと980人ぐらい立候補したら良いのにねぇ。
1000人×100万円で、10億円じゃ。
毎年、毎年、選挙やって、千人ずつ立候補すると、あっさり赤字解消いたしますです。
いずれにせよ、最終的な立候補者は不明だけれど、大乱立選挙になるのは間違いないことになっておる。

選ぶ市民も大変じゃ
どれもこれも、なにがなんだか、さっぱり分からんでしょうに。
石原慎太郎が東京都知事選を辞めて夕張市長に立候補するってんなら分かりやすいが…

ところで、散骨について調べましたです。
いまはどうやら問題ないのですね。
お上は黙認状態でおます。

「墓地、埋葬等に関する法律」に反しない限りは、規制されてないそうだ。
っていうか、古い法律なんで現状に合わないってこと。
この法律は昭和23年にできたそうで、戦後のどさくさゆえ、あちこちに散骨などされては困るって事情もあったんじゃね。

「節度をもって行われる限りは違法性はない」のでお好きにしたら状態だそうだ。
なもんだから、お骨を撒きやすいように粉末にしてくれる会社もあるようだ。
なんかお骨もブレンドされそうで、信用できない気がしちゃうけどね。

ということで、ババのお骨は細かく砕いて、羊蹄山の土に返すことにいたします。
蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山を見るたびにババを思い出すのは、かなり良い。
ホッとしましたです。



散骨!?

2007年03月18日 | Weblog


うだうだ、ごろごろの週末でござりました。
そんな中、ババの終の棲家も届きました。
世間では仏壇と呼んどります。

前にも書きましたが、「モダン仏壇」。
扉を閉じたままだと家具ようにも見えますです。
遺骨は一応、札幌・里塚にある墓に入れる予定です。

ただ本人も、とあるお山に散骨してほしいと言っておったので、年内には最後の親孝行をいたしたいのですが…
調べてはおりませんが、散骨ってのは、やっぱ違法なのでしょうね。

おぢは順法を旨としておりますゆえ、いろいろと方策を探って見ますです。
どなたか、詳しいことをご存知であれば、お教えくださいませ。

ホリエモンと東証

2007年03月16日 | Weblog

「じゅるじゅる」「ゴホンゴホン!!」「ハクション!!」
鼻水をすする音や咳込む音、そしてくしゃみが聞こえるからと言って、そこは病院ではない。
朝の通勤途中の札幌地下鉄車内なのじゃ。

とにかく風邪が流行っておる。
地下鉄の中も街中も、白いマスクのオンパレードなのよ。
どうなっておるのかねぇ?

ということで、流行に敏感?なおぢは月曜からまた風邪っぴきじゃ。
どないもこないもなりません。
暖冬ってことで、身体はすっかり春の準備が出来上がっているところに、この寒波。
北海道民こぞって風邪引いても不思議はないのじゃ。
おぢもおかげさまでピークは過ぎたけどね。

そんなこんなの今日このごろ、ホリエモンに実刑判決が出された。
執行猶予付きの有罪判決と思っておったけど、ちょと意外。
厳しい判決じゃね。

「はぁ?」と思ったのは、東証の社長のコメントじゃ。
「証券市場の公正性の確保と秩序維持のために重要な意味をもつ」だと!!
ちょっと、ちょっと、東証さん、日興コーディアルグループを不正会計問題で、ほぼ上場廃止にしておいて、米のシティグループが株式公開買い付け(TOB)をかけるとなったら、上場廃止を覆すっていうとんでもないことしようというのに、「公正性の確保と秩序維持」って、酷くないかぁ?

日経は今月7日、こう書いた。
「東京証券取引所は6日、日興コーディアルグループ株の上場廃止を9日に決定する方針を固めた。昨年12月に発覚した不正会計が悪質で組織的だと判断した。決定後は1カ月間、整理ポストに割り当て、4月前半に上場廃止となる。」でもって、東証は日興株を管理ポストに割り当てた。
「日興は、4月に上場廃止へ」なもんだから、一般投資家は慌てふためいて日興株を売っちゃった。

ところがシティが買収するとなったら、上場廃止の話はどこへやら。
シティだって、上場廃止がほぼ決定してから買収なもんだから二束三文で買えちゃう。
大損したのは、人のいいニッポンの個人投資家だけ!!

東証もシティも「証券市場の公正性の確保と秩序維持」とは無縁の対応でないのぉ?
シティがTOBするからといって、なんで上場廃止が覆るのよ。
「不正会計が悪質で組織的」だから上場廃止とするんだったのじゃないかね。

東証が日興の上場維持をする根拠は、「 真っ黒ではなく、グレーだから 」。
「不正な決算は極めて悪質だった」のに「 意図的 ・ 利益水増し 」 も 「 組織ぐるみ 」 もおとがめなしなのだそうだ。

こんなデタラメ許していいのかねぇ。
ホリエモンより悪質だと思うけどね。
どうなってんだい!!この国に正義はないのかい、トホホな国じゃね。

正直な若者を誰か救わんかい!!

2007年03月15日 | Weblog

いまどき、あっぱれな若者がいた。
西武の裏金問題で、早稲田大学の野球部に所属していた清水選手だ。
西武から金銭を受け取っていたことを公表し、謝罪した。

でもって退部だという。
確かに金銭を受け取っていたのは弁解しようのないことじゃ。
だけど、正直に告白した将来ある若者のこの先を憂慮しちゃう。

金銭授受について何も知らなかったことにするよう指示されたけど、大学側に真実を伝えた。
恥をしのんで記者会見もした。
こんないい若者を大学は退部させるというのは、いかがなものじゃろ。

謹慎、でいいんでないの。
この若者の勇気と正直な気持ちをなんとかしてあげないといかんのではないのかねぇ。
第一、悪いのは野球界の体質ではないの?

この若者が腐ることのないよう、大人たちは知恵を絞らんといけません。
正直者がバカを見る社会では、どもこもならん。
アメリカって国は好きじゃないけど、こういう場合、彼はヒーローになっただろうにねぇ…



たどりついたら…

2007年03月14日 | Weblog


「♪疲れ果てていることは 誰にも隠せはしないだろう ところがおいらは何のために こんなに疲れてしまったのか 今日という日が そんなにも大きな一日とは思わないが それでもやっぱり 考えてしまう ああ このけだるさは何だろ~」

鈴木ヒロミツさんが亡くなった。
60歳だったという。
若い方なら、俳優としてしか知らんかもわからんけど、おぢの世代にとっては、彼がボーカルを務めるモップスの鈴木ヒロミツ。
そしてこの曲、「たどりついたらいつも雨ふり」だ。
吉田拓郎作詞作曲のこの曲は、あの70年代、そうおぢが青春しておったころヒットしておった。

ススキノの風俗店が密集しているあたりに「ひょっこりひょうたん島」というスナックがあった。
でもって、おぢとそのお仲間はいつもこの店で飲んだくれておった。
店の中にはジュークボックスがあって、この曲がかかると大盛り上がり。
踊って大騒ぎし、ナンパもしたかねぇ。

苦い思い出やら、ゲロゲロ吐いた思い出やらがこの曲とともに甦ります。
カラオケのない時代でもあったね。
なんだか寂しい…

ANAの機長は凄いね

2007年03月13日 | Weblog


きょうも雪の一日でございました。
道民はみんな知っておるけど、雪に関しては、例年ちゃーんと最後に帳尻が合うように降ることになっておる。
つい忘れておるけどね。

さて本日のハイライトといえば、ANA機の胴体着陸じゃ。
TVで中継しておったけど、これが絵に書いたようなみごとな着陸じゃった。
ANAはお詫びしておったけど、これでかえって安全イメージがアップしたね。

機長は、みごとな着陸をしたもんじゃね。
どこぞの機長は航行中、操縦席にスッチーを座らせて写真撮っておったというしねぇ。
そりゃ航行中に写真撮ることもあるかしらん。

このこと自体はたいした問題じゃありません。
第一、自動運行中なんだもん。
何より問題なのは、このことをマスコミにチクってしまう体質じゃ。
なんかどろどろしておるねぇ、JALは。

こんなんじゃスムーズに飛行できない気がしちゃう。
どこぞのハゲタカファンドがこの会社を狙っておるという話もあるやに聞くし…
いずれにせよ、胴体着陸でANAは株を上げたってことのようだ。

今回もうひとつ明らかになったのは、ボンバルディアとかいうカナダの飛行機がかなり怪しいってことじゃ。
この飛行機、ニッポンの名機YS11の後継機として導入されたというけど、どうやらトラブルは今に始まったことではないそうだ。

ボンバルディアのトラブルは昨年、一昨年から相次いでおる。
なんか決定的に問題があるんだろね。
日本の戦闘機ゼロ戦の技術を受け継いだYS11、乗り心地悪いけど丈夫で、短い滑走路でも発着できるメリットもあった。
なんで造るのやめちゃったかねぇ~

ちなみにおぢはこの30年ほど、ずーっとスバル(富士重工)のクルマに乗っておる。
富士重工は戦前「中島飛行機」と呼ばれ、ゼロ戦のエンジンを開発しておった。
戦後、中島飛行機はなくなったけど、航空機のエンジニアはそのまま富士重工に残った。

スバルのクルマは無骨だけれど、ゼロ戦のノウハウが息づいておると信じておるのじゃ。
「だからどうした?」と問われれても、
「どうもしません」と答えるしかないけどね。