おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

塗装作業しま~す!!

2014年05月31日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス13度。ずんずん晴れてまいりました。

「ホーホー」という山鳩と小鳥のさえずりが聞こえてきて、山の朝を実感いたします。

明日からいよいよ6月、北海道は待ってましたの初夏でござる。いい季節だなぁ、、、

きょうは朝食後、すっかり放置しておりました家のもう片面の塗装作業をいたします。

涼しいうちに片づけないと、暑くなりそうです。

そんなことで、今朝はチョー手抜き、スマンね!!


国富とは

2014年05月30日 | Weblog

「原発停止で多額の貿易赤字が出るとしても、豊かな国土に国民が根を下ろして生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失である」

これは福井地裁の樋口英明裁判長が5月21日に出した、大飯原発3、4号機の運転再開を認めない判決文に書かれていた文言でござる。

日経新聞などは以前「原発が止まったせいで燃料の輸入が増えて貿易赤字が拡大している」と申してました。

いまはさすがに大ウソと分かってそうはいってませんけどね。

事実、燃料の輸入は増えてないそうだ。

貿易赤字が増えてるのは、円安による輸入価格の上昇と、国内需要の拡大、半導体や携帯電話など企業自身が国内生産から撤退した製品の輸入の増加、これらが原因でござる。

話は戻りますが、いまも15万人もの人々が家にも帰れず「流浪の民」と化しているのが福島の現実でござる。

「豊かな国土に根を下ろして生活できなくなった」ことこそが「国富の喪失」だとしておる今回の判決、どっからどうみても、正しいのではないのかね。

さらにいえば、現役のキャリア官僚で小説「原発ホワイトアウト」の作者である若杉冽さんは、今週号の週刊現代で古賀茂明さんと対談し、こう述べておる。

「原発が全部止まったら日本は破滅だとまで言われていたのに、景気は好調で、消費税も10%に上げても大丈夫という状況になってきている」

古賀さんは「4月末にテキサスの大手電力会社FEHが破たんしました。負債規模は4兆円です。…同じ基準で考えるなら、関電や九電、北電は潰してしまった方がいい状態」。

なのにニッポンでは、こと電力会社については市場原理とは無縁でござる。

ありゃ、ニッポンは共産国家か???

経済通を標榜する日経新聞さま、市場原理に乗っ取れば、ニッポンの電力会社の実態は、存続していいほど健全かね? 

我がニッポン国は資本主義国家ですから、経営状態の悪い企業はちゃんと破たん処理すべきでしょう。

社会主義国家でも共産主義国家でもないのです。

事実上債務超過の東電を、そもそも企業として存続させておること自体、アメリカなら考えられない異常事態。

この国の「電力会社は宗教法人か、いや旧ソ連のコルホーズ?ソホーズ?」か。

いや、かつて大蔵省が銀行にしておった「護送船団方式」でござる。

かつて銀行は潰せないとしておったけど、たくぎん、山一證券は破たんさせ、護送船団方式は終焉を迎えましたけど…

いまだ電力会社は護送船団方式で守られてるんだわ。 

古賀さんは「東電を破たん処理して、政府が支援する条件として発電所を全部売却させていれば、とうに発送電分離はできていたはず」と語ってます。

発送電が「しっかり分離」されれば、発電コストは大きく下がります。

くどいようですが、ニッポンは資本主義社会です。

だから、儲かるとなれば、あっちでもこっちもで風力、波力、太陽光に木質バイオマスの発電業者が林立し、競争が促され、当たり前ですけど電気料金は安くなる。

ところが電力の自由化は出来るだけ阻止したいのが既得権益を持つ電力会社。

なかでも、廃棄物問題と過酷事故の危険さえ目をつぶっておれば、大いに儲かる原発はなんとしても再稼動したいということだ。

安倍総理はニッポンの原発について「世界最高水準の安全性」と大ウソをこいて、再稼動を進めようとしております。

以前も書きましたけど、欧州の最新原発には「コアキャッチャー」というものが付いております。

ようは過酷事故が発生しても、「メルトダウンはしない」のが現在の世界最高水準。

これ、とんでもないコストがかるのだといいます。

格納容器の下にあるコアキャッチャーで、融けた核燃料を受け止めるのです。放射性物質が地中深く流れ出ないのが最高水準です。

ではありますが、ニッポンにコアキャッチャーの付いた原発は1基たりともありません!!

だから、世界最高水準の安全性は単なる大ウソでござる。

しかも福島で人災ともいえる過酷事故を起こしたのが、ニッポンの電力会社のトップに君臨する東京電力なのです。

あとは推して知るべしでしょう。

砂糖にアリが群がるように、原発には経産省の官僚から清掃業者までが群がります。

電気料金を支払う国民以外は、みんなが儲かるシステムこそ原発の実態です。

しかも電力会社は、資本主義の論理を無視し、経営破たんしても存続する摩訶不思議。

そして原発は、一旦事故を起こせば、国富を失い、10万人を超える人々が流浪の民となるのです。

百歩譲って、原発は今に至るニッポン経済の発展には大きく寄与してきたけれど、もういい加減、その時代は終わったとおもいますけど、どうよそのあたり???

 


腕のストレッチはいいどぉ~

2014年05月29日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス12度。薄曇りですが、良い天気でござる。

昨夜はズンバでじゃぶじゃぶに汗をかきましたので、今朝はたいそうすっきりしております。

スカッとした朝でござる。

それでも、毎日こうしてパソコンに向かっておると、どうしても前かがみの不健康な姿勢になりまする。

おまけに入力で指に力が入って、先年は腱鞘炎で病院通いをしたり。

そんなことで、腕や指先を毎日苛めておるわけだ。そこで腱鞘炎などの対策には下記のストレッチがまことに効果的。

ぜひお試しくださいな。

2枚とも同じような写真に見えますが、すぐ下の写真は手の甲を下のマットに押し付けています。

また、下の写真は手のひらを下に押し付けています。

いずれも、「指を自分の体の方に向けて」行ないます。

普段は一切しない動作ですので、このストレッチを初めてしたときは痛くて痛くて、どもこもなりませんでした。

最初は、腕も手首も硬いもんだから、ひざのすぐ横でしかできませんでしたが、いまは多少は進化、柔らかくなって、ひざより前でできるようになっております。

おぢはここ1ヶ月ほど、就寝前と起床時にこのストレッチを繰り返しておりますが、二の腕の張りは、かなり解消。

また、以前は起床時に「手がこわばって」いましたが、これはすっかり解消しております。

全体として腱鞘炎も良化しておる。

パソコンで長時間仕事をしておる方にお勧めのストレッチ。始めはたいした痛いけど、継続すると効果抜群!!

パソコンで仕事する皆さんにチョーお勧めでござる!!

さて、

今朝はなんといっても、「維新の分裂」が大きなニュースでござる。

これがきっかけとなり、自民党に対抗するしっかりした野党勢力が再編される可能性がでてきてくれると、そこはまことに面白い。

おぢも含めて世間の皆さん、民主党にはたいしたうんざり。もはや到底自民党の対抗勢力などにはなりえませんです。

一方、ばらばらカネをばら撒く大きな政府で、保守と思ったらどうやらトップは「革命家」という、いまの自民党ではどもこもならん。

集団的自衛権を巡る安倍総理のきのうの国会答弁だって、聴いてても何を喋っておるのかまるきり意味不明。

グレーゾーンというのも、どうやら個別具体的にさまざまあって、自衛隊の皆さん、困っておるということは分かりましたです。

とはいえ「解釈改憲」などというのは、民主主義を根底から否定するものでござる。

いまニッポンにない政治勢力といえば「リベラルで、小さな政府を目指す政党」。

結いの党の江田氏と橋下氏が、どこを目指すのかはわかりませんが、そんな受け皿がいまのニッポンに求められるのだと、おぢは思っておるのです。

 ま、野党再編の第一歩として、注目したいと思う、おぢでござる。


ポールは腸閉塞で手術!?

2014年05月28日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス15度。晴れ間の広がる天気でござる。

窓を開けると、遠くで小鳥のさえずりが聞こえ、近くではセミの鳴き声が聞こえます。

ご当地では毎年いま時期にセミの声が聞かれます。何て名前のセミかねぇ、、、

気持ちのよろしい朝ですが、いつものように5時半ごろの起床とはならなかったので、少し体調がよろしくない。

ちゃんと定刻に目覚めるかどうかが、その日の体調のバロメーターなのでござる。

体調が悪くて世間をお騒がせしたのは、元ビートルズのポール・マッカートニーだ。

日刊ゲンダイによると、病名は「腸閉塞」で、日本で手術を受けていたというから穏やかでない。

お早い回復を祈るばかりです。

それにしても旧友Sからレンタルしておる「前略おふくろ様」、40年近く前の作品というのに、やたらめったら面白い。

夫婦して、毎日1回分45分を視聴中。困ったことになってます。

あの時代のテレビには凄い力があったのだと、改めて思い知ったわけなのです。

機会があれば、レンタルショップで借りてみてくださいな。

出演者が揃いも揃ってカッコいいし、とにもかくにも面白い。

こんな番組もう製作できないのでしょうなぁ、、、

ところで、きのうのサッカー男子、ニッポンVSキプロス戦でござる。

1対0で勝ちましたけど、チャンスがいくつもあったのに追加点が取れないわけで、不安といえばここらあたりでしょうかね。

それにしても、ヨーロッパ各地で活躍するニッポン選手の多いこと。

ニッポンサッカーすっかり国際化しておって、おかげで層も厚いし、レベルも高い。

Jリーグがスタートしたのは1993年といいますから、すでに20年を超えておる。この間ニッポンサッカーはとんでもない飛躍を遂げたってことだ。

そういう意味ではワールドカップブラジル大会、まことに楽しみ。

おぢの目の黒いうちに、ワールドカップ優勝なんてこともありそうな気がしております。

ってこりゃ贔屓の引き倒し、素人だもね、スマンこってす!!

 


あの前略おふくろ様、いま観ても…

2014年05月27日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス12度。雨が上がっておって、今日も曇り空でござる。

空気が湿っぽいので、エアコンを使おうかとも思いましたが、寒くはないけど、薪ストーブに火を入れております。

電気代の節約、ようはケチ臭いのでござる、スマンね。

きのう日中は夫婦してうだうだ、ごろごろ。

でもって、過日札幌の旧友Sが「自分で録画した」という「前略おふくろ様」を観始めたら、これが止まらない。

旧友Sは「自分で録画してCMも取って、編集した」とか申しておりましたけど、どうやら真っ赤なウソ。

アマゾンで30823円で売っておりました。

「無料レンタルしてやるから、観たら返せ」とも申しておりましたけど、どうやら大枚3万円で買ったものだったのだ。

あやつの大ウソには、この50年近く、延々100回は騙されておる。

ま、どうでもよろしい話ですけどね。

ウキペディアによると、前略おふくろ様は日本テレビで1975年から77年まで2年にわたって放送された人気ドラマ。

脚本は倉本聰さん、ってことで面白いはずです。

若き日のショーケンこと萩原健一さんが、やたらカッコいい。でもって梅宮辰夫さん、亡くなった川谷宅三さん、室田日出男さん、坂口良子さんらが出演しております。

坂口良子さんは、ときおりバラエティー番組に出ておる娘さんによく似ておる。っていうか娘よりはるかにきれいで驚きましたね。

お近く余市町出身でござった。

DVDで計3巻あるのですが、1枚に17~18回分ありますから、終わるまでしばらくかかりそうなのでござる。

録画しているNHKスペシャルや映画などなど、ごっちゃりある上に前略おふくろ様ですから、どもこもなりませんです。

病気でもして寝込んだら、番組を視聴するにはいいようなもんですけど、そうもいかん。

そんなことで、しょうもないバラエティー番組など見ておるヒマもなくなっておりまする。

午後には、真狩のTさん兄が、久々に来てくれました。

なんでも懸案だった自宅玄関前にデッキとスロープをいま製作中なのだそうな。

それって重労働なんだろか、少し痩せたようで気になります。

Tさん兄の自宅は、玄関前の階段が、とんでもない急なもので、家に入るのも至難の業でござった。

そこを使い勝手の良いものに作り替えておるのだそうな。

そんな忙しい最中というのに、すっかり動かなくなって困っておった我が家の「運搬機」の修理に来てくれたのです。

過日このエンジンが壊れたもんだから、おぢはスバルの汎用エンジンを大枚7万円でネット購入しておりました。

そんなことでTさん兄はエンジンの乗せ換えに来てくれたのです。

ヨットからヘリコプターまで、何でもかんでも修理できる人なので、作業はチャッチャと進み、1時間足らずで新エンジンが運搬機に付いたのです。

ではありますが、エンジンシャフトとプーリーが合わないのよ。札幌のジョイフルAKで買ってこないとダメなのだそうな。

とはいえ助かりました。プーリーが届いたら、さっそく薪の取り込み作業に取り掛かることができるのです。

Tさん兄「人に感謝されるのが生きがい」と思えるほど、人に優しい人なのでござる。

こういう人には頭が下がります。

人生の第4コーナーを回ったおぢも、少しは見習わないといけません。

「人のお役にたつ人生」を、ぐうたらおぢもも少し考えないといけませんです、ハイ!!


AKBのビジネスモデル

2014年05月26日 | Weblog

 

午前10時の気温はプラス16度。いつものに起床できなかったわけで、風邪でも引いたのかしらん?

風が強く、曇り空の天気で、気分もイマイチでござる。

今朝一番のニュースは、AKB48のメンバーが切りつけられてケガをしたってことだ。

きのう夕方の日テレ「バンキシャ!!」でも第一報を再三再四取り上げるなど、悪いけどAKBにさっぱり関心のないおぢとしては、少々過剰反応ではないかと思ったり。

東京新聞によるとこのニュースは、中国でも複数メディアが取り上げたという。

AKBメンバーのケガは、どうやら国際ニュースなのだ。

ひとりは右手親指の骨折と裂傷、もうひとりは右手小指の骨折と裂傷で、二人とも手術を受けたというから大きなケガには違いない。

若いおねーちゃんが酷いケガをしたわけで、痛く同情もいたしますし、犯人も許せないのではありますが、こんなに大きく扱うニュースかね?

かつて、美空ひばりさんがファンから顔に塩酸をかけられるという事件があったと記憶しております。

「顔」と「塩酸」ってことで、大きなニュースだったようです。

「だったようです」というのは、いま調べたら、事件が起きたのは昭和32年、おぢ6歳の時のことなのでした。

なんで記憶にあるんだろ? やっぱ「顔」と「塩酸」だったからだろか

ひばりさんは意外に早く復帰してますけど、周囲の人がすぐに水をかけたのと、厚化粧だったことで大事に至らなかったとか。

厚化粧、役に立つこともあるのだねぇ、、、

いずれにせよ、こうした嫌な事件、困った事件は歌手や俳優さんにはつきもののようです。

だから「そのうちこんなこともあるだろう」とAKB関係者は思っておったに違いない。

この事件で、「会いに行けるアイドル」という「ビジネスモデル」が壊れてしまったわけで、AKB人気がこれをきっかけに下降していく可能性もありまする。

平成の世に大人気となったアイドルグループですけど、総選挙とか、握手会とか、ファンに多くのカネを使わせるあざといやり方は、なんだかなぁ、と思ってました。

メンバーの〇〇ちゃんのためにと、CDを何十枚、何百枚も買って応援するって、いかがなものか?

買う方の勝手ではありますが、総選挙の1票がCD1枚みたいな話も聞きましたゆえ、ファンはごっちゃり買うという。

握手会というのも、CDにこの「参加券」というのが入っているのだそうな。

CD買わないと握手できないわけ。

ずいぶんあざとい商売だなぁ、とも思うのです。

レコードでなくてCDの売れない時代にあっては、「最強のビジネスモデル」だわ。

とはいえ、おぢは貧乏に育ちましたゆえ、レコードというものをこれまで一度も買ったことがない。

ご同輩の皆さんは、ようやく買った1枚のレコードを擦り切れるまで聞いたのではなかったか。

1度に数百枚も買うCD、擦り切れるまで聞いたレコード、隔世の感がありますけど、少しおかしい気がします。

平成の世を跳梁跋扈するAKB、メンバーご本人たちにはなんの責任もないけれど、仕掛け人といわれる皆さんには大いに責任がある「大事件」なのでした。

写真はきのう喜茂別町で開かれた「花の市」、ハニーさんと義母はあれこれたくさん買ってました。

この時期、羊蹄山ろく周辺ではこうした花や野菜の苗の即売会があちこちで開かれます。

北海道もいよいよ本格的に花の季節を迎えるのです。

 


脱原発9割のパブリックコメントをスルー

2014年05月25日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス12度。気温は高いのですが、外は曇り空で霧雨もちらほら。

そんなこの週末、ご当地周辺のあちこちで「花や野菜苗の市」が開かれております。

このあときょうは、ハニーさんと義母の3人で、お近くの喜茂別町「郷の駅」で開かれる「花の市きもべつ」へ行きまする。

ハニーさんは、ピーマン、大葉、ネギなど「家計にやさしい」野菜の苗などを買い求めるそうな。

すくすく育てば、朝摘んで、すぐさま食卓に上るこれら食材は嬉しい夏のお楽しみでござる。

そんなこんなで、いよいよ北海道も本格的に花や野菜の季節を迎えます。

いい季節ですなぁ、、、

でもって、買い物から戻ったら、再び家の塗装作業でござる。

なんだかんだ、あれやこれや、山暮らしは忙しいことになっておる。

都会だと、なんでもかんでも外部に発注せざるを得ないところがある。

水のトラブルは「クラシアン」だったりね。

田舎の場合は、周囲を気にせずDIYでうだうだ作業ができるのがよろしいのです。

カネはないけど、時間はたっぷりあるし、道具もそこそこある。

ここでは楽しみながらの作業になりますから、たいしたストレスもない。

そこらあたりが「することがなくて困る」都会の年寄りとは、大いに違うところなのです。

聞くところによると、都会ではデパートやパチンコ屋、図書館などにごっちゃりジジババが集まるそうな。

そこで日がな一日、ボーッと過ごす年寄りが多いとか。

することがないんだろねぇ、都会の年寄りは、、、

ここでは家の塗装から、薪割り、草刈りなどなど、することならごまんとある。

田舎暮らし、ボケてるヒマがないほど忙しい。

以前も書きましたけど、都会の子どもが田舎の年寄りを心配し、薪スートブ止めさせ、灯油ストーブに変えたことがあったとか。

火事の危険や薪を運ぶ苦労を、孝行息子が案じたのでしょう。

ところがおかげで楽になったお年寄り、あっという間にボケたのだそうです。

息子が良かれと思ってしたことですが、おかげでじーさんの人生、すっかり狂ったのでした。

人生楽な方がいいとは限りませんです、ハイ!!

さて、

朝日新聞ネット版によると、政府がエネルギー計画を策定する際に、国民からパブリックコメントを募ったのですが、政府はこれを一切無視したと伝えておる。

このパブリックコメント、朝日新聞が経産省に情報公開を求め、開示された分について原発への賛否を集計したのだそうな。

その結果、9割が脱原発を求めた意見だったというのだ。

経産省は2月に「代表的な意見」を発表したそうだけど、原発への賛否は集計しなかったという。

脱原発が圧倒的な多数だったことから、賛否については「スルー」したわけだ。

政府が「ベースロード電源」と位置づけた原発、9割の声を無視するってどうかね?

2005年に改正された行政手続法は「意見を十分に考慮しなければならない」と定めておるぞ。

「無視する」のと「十分考慮」は180度違うと思うけど、経産省のお役人さま、どうよそのあたり???


「朝日」のスクープが大注目

2014年05月24日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス8度。いまにも降り出しそうな曇り空で、肌寒い朝でござる。

朝日新聞電子版によると、

きのう国会内で医師や福島県在住の母親らが、マンガ「美味しんぼ」を巡って記者会見、政府や福島県が「風評被害を助長する」などとして原発事故と鼻血の関連を否定していることに対し、「因果関係は否定できない」と反論したそうな。

北海道がんセンターの西尾正道名誉院長は「放射性物質が付着した微粒子が鼻腔内に入って低線量でも鼻血が出る現象はあり、医学的根拠がある」と指摘。

電話で会見に参加した母親は「子どもに鼻血が出ても、話を聞く前から因果関係を否定するような人たちに私たちは本当のことは言わない。国の責任で鼻血を含めた健康調査をしてほしい」と述べたという。

また、崎山比早子・元国会事故調査委員は「汚染地域は広範にあり、健康被害への懸念は鼻血どころでない。正確な情報を」と説いたとか。

そんなことで、福島県知事が「風評被害を助長する」というのはご自由ですけど、違う見解もしっかりあるということ。

「低線量被ばくなんぞはない、そりゃもう風評被害」とキッパリ言い切れるものではないってことだ。

50人もの子どもが甲状腺がんになっても、チェルノブイリ原発事故では、事故から4~5年後に子どもの甲状腺がんが増加したというデータを基に「現時点では放射線の影響は考えにくい」と、福島県の「県民健康調査」の検討委員会はいう。

だけど、チェルノブイリではちゃんとした甲状腺がんの調査が行われたのは、そもそも事故から4~5年後だった。

それ以前は、甲状腺がんを検査するしっかりした機器すらチェルノブイリの医師の手元になかった。

アメリカの富豪が調査機器を持ち込んだのが、事故から4年後だったと、チェルノブイリの子どもたちを取材したドキュメンタリー映画で観ております。

話は戻りますが、世間の人が欲しいのは、正確な情報だけど、今回医者らの記者会見を報じておるのは、どうやら朝日だけらしい。

朝日がいい新聞かどうかは別として、他の新聞、メディアがこれを報じないのでは、あまりに一方的ではないのかね。

福島県知事の見解を大騒ぎで報じるなら、こっちの会見もしっかり報じるべきと思うけど、どうよそのあたり???

ところで、

何回も朝日新聞でスマンけど、朝日新聞の「吉田調書 福島原発事故、吉田所長が語ったもの」というスクープ記事が話題となっておる。

亡くなった吉田昌郎所長が、政府事故調の調べに対して答えた「聴取結果書」を朝日新聞が入手したものだ。

非公開とされたこの資料、公開されたことで、官邸が激怒しておると日刊ゲンダイが伝えておる

ゲンダイによると、誰がこの資料を朝日に流したのか、犯人探しが始まっているとか。

再稼動に突き進む安倍政権にとっては少しでも反原発につながる動きは許せんということらしい。

さらに問題なのは、今回の資料は特定機密法が施行されていれば、同法違反で情報提供者も記者も逮捕だそうな。

怖いことになりましたねぇ、ニッポン国。

なんでもかんでも「闇から闇」って社会、息が詰まりますけど、こんなことでいいのか???


サッカーと尖閣

2014年05月23日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス7度。スカッと晴れた気持ちのいい朝でござる。

こうしてブログを書いておると、たまに「ドン!」と音を立てて、窓に小鳥がぶつかったりいたします。

いまぶつかった小鳥は、何ごともなかったように飛び去りましたけど、時折失神したり、そのまま死んでしまうのもいたり。

でもって、そうなるとニャンコが一目散にやって来て、小鳥はさっそくヤツラの餌食。

そんなことで、「ドン!」とぶつかるたびに小鳥の救出に外へ出ないとならん。

ボーッとしておっては、小鳥の危機一髪なのじゃ。

そんな今朝も、寝坊です。理由は「なでしこ」だ。

昨夜の女子サッカー、日本と中国の戦いは、まさに熱戦でござった。

加えて、中国のやり口が汚いのです。ボールを持ってないニッポン選手に頭突きを食らわしたり、ぶつかったりと、ラフプレーを繰り返しておった。

これも中国らしいといえば中国らしい試合っぷり、どもこもならん。

一方、我がニッポンなでしこはというと、まさにフェアプレー。

とはいえ、澤さんなんか、上に乗っかった中国人選手を思い切りどかして怒りを露わにしておった。

それでも、フェアプレーニッポン、まさに大和撫子なのでした。

でもって、コーナーキックから澤穂希さんの狙いすましたヘディングでとうとう先制ゴール!! あれはまさしく前回ワールドカップで決めたゴールでした。

前回はキックでしたけど、今回はヘディング。まさに宮間あやと沢穂希の絶妙コンビが生んだ職人技でござった。

その後はというと、中島依美さんが再三再四のシュートを決められないこと、決められないこと。

そしてとうとう、ハンドの反則までしちゃいましたです。

この後に交代となりましたけど、頑張っておった中島依美さん、ドンだけ悔しかったことか。

そして試合はもつれにもつれて、延長戦へ。

でもってその後半、最後は再び宮間さんのコーナーキックから、岩清水梓さんが値千金のヘディングシュート。

これが決まって、延長戦終了間際に勝利を勝ち取ったのでした。

強いです、なでしこ!!

しかし、チャンスを再三にわたって生かせななかった中島依美さん、忸怩たる思いだったろねぇ。

泣いてました。

この悔しい思いをバネに、次回以降の闘いで「女の意地」をみせて、「雪辱」を果たしてほしい。

監督さん、どうか中島依美さんにもう一度チャンスを与えてくださいな。

そこんとこヨロピクね!!

写真上は勿忘草、可憐なお花です。先年、我が高校のマドンナ嬢からいただいたものが、ずんずん増えております。

ご当地の土壌に合っておるんだねぇ、、、

さて、

サッカーというスポーツでは、中国に勝利いたしましたけど、我がニッポン国の固有の領土である尖閣諸島を、この国が虎視眈々と狙っておる。

一触即発の事態も想定されておってまことにヤバイ。

でもって、世論は「目には目を、歯には歯を」ではないけれど、ニッポン国内では強硬論が台頭しておってまことに困る。

中には「中国との戦争も辞さない」みたいな、やたら元気のいいアンポンタンもおったりで、どもこもならん。

サッカーなどスポーツは時間がくれば、待ったなしに終了いたします。

ま、今回のように延長戦となっても、再延長まで。あとはPK戦で勝負が決まります。

試合は、そこそこ決まった時間に終了となる。

ところが戦争はそうはイカキンだ。

盧溝橋に響く「1発の銃声」から始まったのは、日中戦争。このときの指揮官は歩兵第1連隊長の牟田口廉也大佐。

のちにチョー無謀なインパール作戦を指揮して、多数の日本兵を餓死させた張本人でござる。

太平洋戦争は「真珠湾の奇襲攻撃」で始まった。

ところが、一旦始めた戦争をどこで止めるか、ニッポンの時の政府はまことにあいまいだったね。

結局、ずるずる敗戦を引き伸ばし、沖縄戦、広島、長崎の原爆投下、首都東京の空襲と、民間人に多数の死者を出し、ボロ負け。

民間人も兵隊も、食べるモノも無い、惨めな中で敗戦を選択せざるを得なかった。

この間死亡したニッポン人は約300万人。兵士に至っては270万人の死者のその半数が、なんと餓死でござる。

こんなみじめな軍隊、世界の歴史上ニッポン国だけじゃ。 

そんな経験をした我がニッポン、またぞろ戦争を仕掛けたら、どうなるか?

一旦始めた戦争を、どうやって終わらせるのか? 中国との戦争も辞さない威勢のいいことを申しておる右寄りの方は、「出口戦略」についてしっかり考えているのか。

「島」を取った取られたで済むのかね? どんどん、どんどんエスカレートしたときはどうするのか?

始めた戦争をどう終わらせるか、考えておるのだろか。

しっかり考えておったところで、これまた相手のあることだ。局地戦が全面戦争に拡大する可能性はごっちゃりある。

一旦戦争になれば、自衛隊員を辞める方もごっちゃり出るし、死者も出る。

そうなりゃ自衛隊員のなり手はいなくなるから、当然のことながら徴兵制が敷かれる。

自分も死ぬかもしれない覚悟は、ネトウヨの若者にあるのかね?

ベトナム戦争だって、延々ベトコンに負け続けたにもかかわらず、アメリカ軍はサイゴン陥落まで来て、ようやく負けを認めざるを得なかった。

戦争はスポーツのように時間が来れば終わるのもではありませぬ。

どこまでもエスカレートする可能性を秘めておる、危険な殺人ゲーム。

それが戦争じゃ。

まずは、なんといっても外交、粘り強い外交を続けるのが、惨めな敗戦をしたニッポンが唯一学んだことだとおぢは思うけど、どうよそのあたり???


「大飯」差し止め判決

2014年05月22日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス13度。朝の気温が10度を超えるのは1週間ぶりか?

雨上がりのようですが、温かなため、ニャンコはデッキでうだうだ過ごしております。

「ご飯を持ってこい」とこっちを睨んでいるように感じますけど、あっさり無視してこっちもうだうだブログ書いてます。

今朝は夫婦して寝坊しちゃいましたしね。

昨夜のズンバで疲れたのでしょう。ハニーさんは実家の家庭菜園のお手伝いもしましたので、おぢよりかなりお疲れなわけ。

とはいえ、おぢも会社やらに出勤しなくていい生活ですから、疲れておってもあまりストレスがない。

「寄らば大樹」の宮仕えは、お気楽そうですけど、これは公務員ぐらい。

一般のサラリーマンはしんどいことばかりだ。フリーで仕事するってのは、なかなかいいもんです。

いつ切られるか分かんないということもありますがね。

さて、

きのうの福井地裁判決には驚きました。

「地震の想定が甘い」として大飯原発3、4号機の運転差し止めを命じたわけで、原発をトットと再稼動したい「安倍政権」に抗う判決だ。

この判決を出した福井地裁の樋口英明裁判長、偉いのです。

しっかり名前を憶えておきましょうね。

「司法は生きていた」と弁護団が掲げた横断幕にもニンマリもいたしました。

ではありますが、樋口裁判長の出世を含めた今後の人事が気になるのです。

5月24号の週刊現代には「実名と素顔を公開 この裁判官はおかしい」という記事があったね。

これによると、

最難関の国家試験のひとつである司法試験を突破したエリートが、ちょっと考えれば誰もが違和感を抱くような、現実離れした判決を下している。

…というのだ。

記事によると、

東京地裁裁判長、最高裁判所調査官などを務めたものの、裁判官の劣化、腐敗ぶりに辟易して退官、『絶望の裁判所』を著した元エリート裁判官・瀬木比呂志氏は「官僚裁判官システム」が諸悪の根源だと指摘する。

「弁護士を長期間やった人が裁判官に選ばれる英米に対して、日本は司法試験を突破した学生の中でも成績優秀者を純粋培養する官僚システム。特別な見識も教養もなく、視野の狭い裁判官が増えるのは当然です」

ようは学校の先生と同じ。世間知らずのあんちゃんやねーちゃんが、いきなり教室の王様になるのと一緒。

社会のイロハも知らないお坊ちゃま、お嬢ちゃんが、世間の機微をあれこれを裁くことなど到底ムリだね。

記事では幾つもの事例を挙げて、裁判官のトンデモぶりが明らかにしておりますが、それは省略。

そしてこう書いておる。

「権力側を批判するような立派な判決を出すと、一瞬は脚光を浴びます。ところが、その裁判官が何年かすると、左遷人事を受ける。そんなケースを私は山ほど見てきました。良識派と言われる裁判官は、どれだけ優秀でも東京高裁の裁判長止まりでしょう。出世しようと思ったら、最高裁の意向をつねに気にする、ヒラメ的な裁判官になるしかない。自分では何も考えず、ただ追随するしかない。だから、判で押したような、おかしな判決が下されるのです」

常に最高裁の意向を気にしながら、自分で何も考えないのが裁判官だそうな。

だからデタラメ判決がドンドコでてきておったわけだ。

事件から48年もの時を経て、ようやく再審の道が開けた「袴田事件」など、その最たるものだ。

証拠といわれた犯人の着衣をデッチ上げた警察、これを追認して死刑判決を出した裁判官、怖い国でござる。

だけど、今回の被告の関西電力は、当然のことながら高裁に控訴するだろうから、ここで待ってましたとばかり「ヒラメ裁判官」が登場、判決を覆すことになるんだろ。

ニッポン国は「三権分立」と習いましたけど、その実態はどうよ???

週刊現代のこの号には、アホバカ判決を出して、その後はしっかり出世組になった裁判官が、写真付で掲載されておる。

こういう企画は、大きな裁判の場合に必ずやっていただき、アホバカ裁判官を写真付きで公開するのがよろしい。

記事の積み重ねることで、形骸化した三権分離を復活させる足掛かりにしていただきたいね。

こうでもしないと、ニッポン国の「官僚支配」はどもこもならんことになる。

そんな中で福井地裁のこの裁判官が出した判決、まことに勇気ある判決と申せましょう。

そういう意味では、今回の判決を出した樋口英明裁判長が、しっかり出世できるものか出来ないものか、今後のこの裁判官の人事がどうなるか、大注目なのでござる!!


墓穴を掘った片山君

2014年05月21日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス7度。薄曇りの朝でござる。

窓を開けると小鳥のさえずりがあちこちから聞こえて、気持ちはよろしいのですが、きょう一日こんな天気が続くのだそうです

スカッとしませんなぁ、、、

スカッとしたのは、PC遠隔操作事件の顛末じゃね。これには正直驚きましたです。

そもそもは2012年、大量殺人や爆破の予告などがメールなどで送られた事件でござる。

でもって、犯人とされる4人の男が逮捕されたが、これがどれもこれも、ビックリ仰天の誤認逮捕。

おかげで警察の威信は地に墜ちた。

そして13年に片山被告が逮捕されましたけど、一貫して否認し続け、今年3月には最高裁が認める形で保釈だ。

ダジャレで申し訳ないけど「5人目の誤認逮捕」かとおぢは思いましたね。

警察にしてみれば失態に次ぐ大失態と、頭を抱えたに違いない。

弁護士の江川昭子さんは、保釈の翌日、片山被告にインタビューをしておる。

この中で片山なにがしは「正直にいうと、僕に落ち度がないというわけでない。あの4人はITの素人でした。でも僕は、プロだから、最低限のセキュリティは備えてないといけなかった。実際の業務で、情報セキュリティインシデントを引き起こせば、その人の責任。犯人に何かされました、というのは、プロとしてはすまされない」。

…などと「プロを自認して」エラそうに申しておったです。

今回の逮捕のきっかけは、片山被告が16日に報道機関などに対して「真犯人」を名乗るメールを送ったこと。

そしてそのメールを送った携帯を地中に埋めたのを、尾行していた刑事が目撃したってことだ。

携帯を掘り出してみれば、付着したDNAが被告と一致、これをマスコミにリークした。

警察はあくまで片山を怪しいと睨み尾行、諦めてはいなかったってわけだ。

この事件に関しては、週刊現代も誤認逮捕の可能性もあると伝えておって、おぢもその可能性は大いにあると思いましたけど、ニッポンの警察、やるときはやるのでした

トットと「裁判を終わらせたい」とメールなんか送ったところで足が付いたわけで、結果、このあんちゃんは墓穴を掘った。

ITを用いたハイテク犯罪だけど、最後はアナログな尾行捜査に観念したわけだ。

無実の4人に罪なすりつけて、警察をも欺き、のうのうと過ごしておったけど、おてんとうさまを欺くことはできなかったってことだ。

これで、すっかり警察の威信は回復し、面目は保たれた。

片山被告にはしっかり罪を償っていただいて、その後は「ITのプロ」として、警察がうまく使った方がいんでないか、「警察が雇う」ってのもありだと思うけど、どうよそのあたり???

 


集団的自衛権、とりあえず先送り

2014年05月20日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス7度。

久々に霧の朝ですが、ずんずん晴れてきそうな気配でござる。

辺りは新緑に包まれ、まことに清々しい。それもこれも、花粉症が発症しなかったため。

春の心はまことにのどかなのでござる。

そんなこんなのきのう午後、とうとう我が家にエアコンが設置されましたです。

ですが、この先しばらく使用する予定はありませぬ。使ってもせいぜい「除湿」でござる。

この機能は山暮らしの我が家でたいしたお役立ち。なにせ夏になると我が家のトイレのドアが渋くなる。

湿気でログの家のあちこちが膨らんでしまうためでしょうか。

でもって、冬になると乾燥して元に戻るわけ。

これからは一年を通して湿度も安定しそうですから、トイレドア、年中しっかり開閉することになると思うけど…

どうだろか?

さて、

朝日新聞ネット版によると「集団的自衛権の国会審議が先送り」だそうな。

それもこれも、いきなり存在感を増した公明党のおかげでござる。

白いネコでも黒いネコでも、ネズミを捕ってくるネコはいいネコなのじゃ。

なんだかんだ、この問題で公明党にそっぽ向かれたら、自民党は来年春の統一地方選に負ける可能性も出てくるってことなんだろな。

衆院で300近い議席を持つ自民党、わが世の春だけど、そこれもこれも公明票のおかげ。

公明党の協力が無ければ、自民党は50以上の議席が軽くアジャパーだから、単独過半数も危ういのじゃ。

公明党、好き嫌いは別にして、たいした存在感なのでござる。

もっとも、池田大作が元気なら、消費増税も特定機密法の成立も無かっただろうとの見方もあるけどね。

とはいえ、政府自民党は突然急浮上した「グレーゾーン」事態法案の審議は進めるのだという。

グレーゾーン、「有事とまでは言えないが、警察権では対応できないおそれがある事態を指す」そうですけど、よくわかりません。

尖閣問題だって、時の都知事が大騒ぎしてからというもの、一気にややこしいことになっておる。

国有化だとかなんとかいう前は、大きな問題にはなってなかったじゃん、って話だ。

昨今の安倍内閣も、余計な挑発をして、国際関係を面倒なことにしておると思う。

平和外交を長らく続けてきたニッポン国だけど、いまは戦争も辞さない「積極的平和外交」だそうな。

嫌な国、嫌いな国でも、隣国は選べません。

とにもかくにも外交関係をしっかり構築し、隣国と揉めない努力こそ必要ではないのかね。

角突き合わせて、どうするね?

殺して殺される事態になる前に、すべきことはごっちゃりあると思います。

こういう事態、外務省の怠慢にすぎないと思いますけど、どうよそのあたり???

ところで、5月5日首都圏はマグニチュード5の地震に襲われた。

ネット版週刊現代で、武立命館大学歴史都市防災研究所の高橋学教授は、こう唱えているそうな。

「気象庁にある地震の全記録のデータを精査してみると、①それまで滅多に地震の起こっていない場所で地震が発生し、②約2週間、静かな期間がつづき、③また周辺で地震が発生し始めると、④1~2日後に地下の力のバランス上、関係する地点でM7級以上の大地震が発生する、というパターンが見えてきたのです」

この「2週間の法則」とも言える現象、東日本大震災、新潟県中越地震などほとんどの大地震に当てはまるという。

「かりに、珍しい深さで起きた今月5日のM6地震が2週間の法則の第一段階だったとすれば、約2週間をおいた20日頃から再び地震活動が活発化した後、M7級以上の地震につながる可能性もあるということだ」とか。

M7級以上の地震につながる!! こんな予想、当たらないことを祈るばかりですが、当たるかもしれないということだけは、心に留めておくのが大事でござる。

 


手抜きでスマンね!

2014年05月19日 | Weblog

 

午前5時の気温はプラス6度。晴れの良い天気!!

ニセコアンヌプリは写真のように朝焼けに染まっておりまする。山の雪は以前に比べずいぶん少なくなってきました。

パジャマのままデッキに出てみましたが、寒いです。

道東の北見峠では、きのう31センチの積雪だったそうな。

宇登呂や羅臼など知床でも積雪があったようでござる。

北海道は6月にならんと、いい季節とはいえませんな。

そんなきのう日中は、風もあり、少し肌寒かったのですが、ときおり陽も差しておった。

そんな中、しばらくぶりに家の塗装作業をいたしました。

これで右の側面がようやく終了、次は左の側面でござる。

ただ塗るだけなら、もっと早く終わるのですが、窓の断熱やコーキングをやり直しておるので、時間がかかっておる。

木の家というのは、年々乾燥が進み、日向と日陰ではその縮み方が違ったりして、狂いが生じる。

ようはあちこちに隙間ができちゃうわけ。

だから窓のあちこちをコーキングしながらの塗装となる。

その間、しっかり自分の仕事もしなきゃならんわけで、なかなか進まない。

ま、気長に進めることにいたします。

金曜日は、待望のエアコンが設置される予定でしたけど、雨のため室内配線だけで作業は終了。

きょう午後から再び作業だそうな。

なんでも、かんでも、なかなかスムーズにはいきません。

ってことで、きょうはさして書きたいことも無く、天気も良いわけで、うだうだブログなど書いてるのも、たいしたもったいないような。

そんなことで、チョー手抜き。

スマンね!!


集団的自衛権

2014年05月18日 | Weblog

 

午前5時の気温はプラス6度。真っ黒な雲が低く垂れこめております。

予報によると、今日は終日こんなお天気だとか…

おかげさんで、心もどよんとしてしまう。

札幌ではライラックが咲き初めており、文字通りの「リラ冷え」だそうな。

この時期、街を漂うあの香が好きでした。

リラ冷えという言葉がよく知られるようになったのは、過日亡くなった作家、渡辺淳一さんの小説「リラ冷えの街」だとおもっておりましたら、そもそもは違うのだそうな。

俳人の榛谷(はんがい)美枝子さんという方が「リラ冷えや 睡眠剤は まだ効きて」という句を昭和35年に詠んでおって、これを渡辺淳一さんが気に入って小説の題名にしたのだそうな。

知らんかったです。

写真は過日購入した「シイタケのほだ木」。1本650円なりで余市の市民農園でゲットいたしました。

来年から年に2回、でもって、4~5年は自家製しいたけが楽しめるそうです。

ところで、

CHAGE and ASKAの飛鳥が覚せい剤所持の疑いで逮捕だそうな。

これについては週刊文春が昨年、ろれつが回らないなど、相当ヤバイことになっておったと報じておる。

警察はこれを延々放置しておったわけで、なにしてたんだって話だ。

そういえば、その週刊文春の編集長はメルマガで以下のように嘆いておりました。

「事実」にもかかわらず、「取材源秘匿」の壁があって、当事者を証人に出せないため、裁判に負けてしまうことがある。それを受けて、原告側は「事実ではない」と喧伝し、世間も「週刊誌がデタラメを書いて負けた」と受けとめる。こんなに悔しいことはありません。日本以上に有名人のスキャンダル報道が盛んなアメリカでは、真実性の立証は原告側に求められるというのに……。

取材源を「秘匿して守る」のは取材の大原則でござる。これができないと誰も真実は話してくれません。

だから文春は、取材源を守って、裁判に負けることがあるという。

ニッポンでは、週刊誌にこそ「ジャーナリズム精神」がちゃんと残っておると、この際は申しておきましょう。

さて、

集団的自衛権でござる。公明党が急に存在感を増して来ております。

創価学会が行使には「憲法改正を経るべきだ」と至極まっとうなことを申しておるからです。

こうなると応援のひとつもしたくなる。

はっきり申して、解釈しだいでなんでもできるなら、憲法も法律もいりません。

いわゆる「ノーズロ」状態。

おぢが若いときでも古い言葉と思ったけど、ようは「ノー・ズロース」、その後はノーパンとも申しました。

だらしないことの「例え」だわな。

どうとでも受け取れる「あいまいない法律」をつくるのは、官僚のもっとも得意とするところ。

いか様にも解釈して、官僚に都合のよろしい方に決めて、省益の拡大を図るのです。

崩壊寸前ともいわれる年金だって、法律に「加入者の福祉増進を目的」なんて文言をねじ込んで、テニスコートやプール、かんぽの宿、グリーンピアなどなど、湯水のように国民の年金をつぎ込んだのは官僚さまでござる。

しかもこれが法律に「加入者の福祉増進を目的」と盛り込んでおるため「合法」という「解釈」なのです。

閣議はサイン会ですから、そんな文言が法律に紛れておっても、大臣も総理も気が付くはずもない。

だから、解釈改憲なんぞは官僚さまのお手の物。

それに乗っかって、憲法の解釈を勝手に変更する政治家、あまりにデタラメじゃ。

そもそも湾岸戦争のとき、1兆円を超えるカネを出したニッポンが感謝されなかったのは、「血を流さなかった」からだと言われました。

憲法で戦争することは禁じられておるから、協力できることはカネを出すことぐらい。

ニッポンには「憲法の事情」があって「戦争はできない」ってことは、諸外国にも当然のことながら理解してもらえるのではないのかね。

ところが、解釈改憲して戦争に参加すると、これはもう「大義名分」が立ちません。

憲法で「戦争放棄」を謳いながら、「戦争する」国家なんぞ、とても信用できないことになる。

「平和国家」と世界に認知されてきたニッポン国は、大きく変節することになるのです。

いまは憲法上、「人を助ける自衛隊」だ。

これを「殺して殺される自衛隊」にしたいなら、国民の多数が納得する形、つまりは憲法をちゃんと改正してから、そうするのがよろしい。

それが民主主義ってもんではないのかね。

いくら世界を取りまく情勢が変化したからといって、していいことと、してはいけないことが世の中にはあると思うけど、どうよそのあたり???

 


「ニセコ」ナンバーが欲しい…

2014年05月17日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス6度。雨上がり、空はどんよりした曇り空で、予報によるときょう一日、こんな天気なのだそうな。

これではさっぱり元気が出ませんです。

しなけゃならん仕事がごっちゃりあるので、なんとか自分を奮い立たせないといけません。

ガンバレ自分!! と思う朝なのです。

そういえば、在原業平は「世の中に  絶えて桜の  なかりせば  春の心は  のどけからまし」と謳いましたね。

サクラの花が無ければ、春の心は穏やです、って大昔に習ったような…

心がざわざわするほどサクラが気になるってことらしい。

おぢも花粉症が発症せず、今年の「春の心」は、まことにのどかなことになってます。

目は少し痒いけど、それだけ。

これまでなら、頭までボーッとして、わけわからん状態になっただけに、たいした嬉しい。

何が良かったのか、ホントに治ったのか、こと花粉症に関しては???疑問符だらけでござる。

ま、結果オーライ、ってことですけどね。

写真は道内2番目の高額当選本数を誇る、余市のイオンにあるチャンスセンター。

先日テレビニュースで初めて知り、余市に行ったついでに宝くじを買い求めましたです。

札幌の第一勧銀に次ぐ高額当選が余市とはビックリでござった。

さて、

東京新聞によると、鎌倉の名物「鳩サブレー」を製造販売する「豊島屋」という会社が、市内にある3つの海水浴場の命名権を手に入れたそうな。

だけど、3つの海水浴場を従来通りの名前にしたという。

命名権は年間1000万円、12年支払うとか。なんか嬉しいニュースです。

北海道のドームやビーチ、音楽ホールなら、どんな名前でもよろしい気がしますけど、「古都鎌倉」の海水浴場が「鳩サブレービーチ」ではどもこもならん。

この会社の社長さんは「宣伝ではなく地元への恩返しをしたい」と表明しておるそうで、まことにけっこう。

実は、おぢのいとこが鎌倉に嫁いでおる。

でもって札幌に来る際のお土産といったら、いつも鳩サブレー。

正直、美味しいともなんとも思いませんでしたが(スマンね)、今回の件ですっかりよろしいイメージになったのです。

12年で計1億2000万円、結果、お安い宣伝費でしたし、会社のイメージもアップいたしましたです。

この社長さんの「地元愛」が伝わるお話なのでした。

ところで、つい先ほどのNHKラジオニュースによると、車のご当地ナンバーが新たに10地域増えるのだそうな。

ついこの間も町内を走っておったら「富士山」ナンバーに遭遇して、「おおっ!!」と思ったばかりでござった。

今回は「世田谷」「平泉」などが追加だそうな。

ご当地は「札幌」ナンバーでござる。ここは札幌かねぇ?

やっぱ「ニセコ」ナンバーがいいと思うけど、そんな声は上がってないの?

「ニセコ55 1919」なんかどうよ??? と思いますです、ハイ!!