おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

ようやく回復の気配!?

2011年05月31日 | Weblog

きのうは、我が家の家庭医、真狩村の「野の花診療所」へ行って、点滴して、クスリをいただいて、その後、ずーっと死んでました。なもんだから当ブログの更新もせずに、数少ない読者の皆さんには、ご迷惑をおかけしましたです。

更新してないにもかかわらず、いつもとほぼ同じ人数の方が当ブログを見に来ておったわけで、まことにスマンこってす。何か「一言でも書いとこか」とも思ったのですが、体調が許しませなんだ。昨年10月以来の風邪でござります。

以前は「お前なら、1年360日は風邪引いてるべ!!」と言われましたけど、それに比べりゃ、たいそうな進歩ですけどね。今回は、週末に仕事が重なって、かなりムリしたおかげでござる。

しかも、ニセコにお試し移住中のTさんにお教えいただいたニンニク丸ごと食すのを、ここんとこサボったりしておった。そんなこんなで、酷い風邪になっちゃいましたです。それも、今日一日おとなしくしておれば、明日には回復と思いますです。ご心配かけましたです。

そによりなにより、実はきょう、札幌で旧友たちとの呑み会なのでござった。今夜の宴に合わせて回復するつもりでしたけど…まことに残念なのでござる。シクシク…

さて、いよいよカン総理に不信任だそうな。可決されるのかどうか、大注目でござります。世間の多くは、「この非常時に総理を交代すべきじゃない」「川の中で馬を乗り換えるべきじゃない」とか申しております。

だけど、どなたかも言っておったけど、「嵐の中、操舵室をのぞきに行ったら、お子ちゃまが操縦していた」という口あんぐりがニッポンの状況。たぶん、不信任は否決されることになるんだろうけど、あのうっとおしいカン総理の顔見るのはもう嫌じゃ。国会議員の皆々さま、そこんとこ、なんとかせんかい、二千回と思いますけど、どうよ???


寝込んでますぅ~

2011年05月29日 | Weblog

きょうもきょうとて、更新が遅れましたです。いま午後5時過ぎでござる。朝からずーっと寝込んでおりました。なにせ、喉がパンパンに腫れて、水を飲むのも難渋なことになっておったです。

でも、今日一日寝ていたおかげで、ようやく回復基調でござる。ここんとこ、体調悪いのに、ムリしてたからねぇ。風邪気味かなぁ、と感じたのは先週のことでござった。なんだか、朝、起きられないことになってましたけど、ムリしてたわけ。

あそこで、ゆっくり寝ていれば、ここまでこじれなかったと、後悔しきりなのでござる。ってことで、喉の腫れも引いてきて、夕食とって、ソッコー寝れば、明日には回復でござる。たぶん…スマンねぇ。。。

 


ETV特集、観ましたぁ

2011年05月28日 | Weblog

更新が遅れました。ごめんなさい。体調がよろしくない中、忙しくしておりましたです。で、つい先ほど、午後3時から、NHK教育テレビのETV特集「ネットワークで造る放射能汚染地図 福島原発から2か月」観ておりましたです。

二人の研究者が、とんでもない放射能汚染の実態を次々と明らかにしておった。ひとりは厚労省の研究所に在籍していた木村さん。フクシマでの放射線測定をしないよう指示され、職を辞して調査を続けた硬骨漢だ。

もうひとりはニッポンの放射線計測学の第一人者、岡野さんだ。このふたりとNHKの取材チームが原発周辺の放射能汚染状況を徹底的に調べておる。「ここは安全だ」と信じ込んでおった住民が、大量の放射線を浴びながらそれを知らされていなかった事実が明らかにされる。

そして、膨大なデータを基に汚染地図を作り上げる。怖いなぁこの国。ニッポン国、酷いことになってます。東電も国も、発表はどもならんほど杜撰です。原発被災地の皆さんに深く同情するとともに、この番組、ちゃんとフツーにNHKで放送しないとダメでないのかねぇ…


「原発事故は会議室で起きてるんじゃない!」by吉田所長

2011年05月27日 | Weblog

きのう日中の気温は、ようやく20度を超えましたです。初夏でござります。たいそう気持ちよろしい一日でござった。ところが、おぢはというと、久々に風邪引いちゃいましたです。喉が痛くて痛くて、困りんちょん。早々に寝ましたけど、まだ辛いです。困ったなぁ…

さて、どうにもこうにも釈然としなかった、原発への海水注水ですけど、したとか、止めたとか、わけわからんかった。で、とうとうホントのことが明らかになっちゃった。ようは、「原発事故は現場で起きている!!」と、青島刑事よろしく、吉田所長の判断で、注水を続けていたことが分かっちゃったのだ。

東電、保安院、官邸の皆々さまが、会議室で踊っておる間にも、原発は深刻な事態に突入しようとしておった。いまではニッポン国民こぞって知っておるけど、原発はとにかく冷やさんことには危ないことになっておる。

で、吉田所長は、アホウどもにかかわっておっては、取り返しのつかない事態になると判断し、海水を注入し続けたということらしい。原発を再臨界から救ったのが吉田所長ってこと。映画「踊る大走査線」の青島刑事並みのヒーローってことだ。

とはいえ、東電のようなお役所では、「勝手な判断」をした、不逞の輩ということになりかねない。いまやニッポンの命運を握っているともいえる吉田さん、処分などないことを願っとります。

それにしてもですが、一連の海水注入だとか、中止するだとか、再注入だとか。どうにもこうにも、政府やら東電やら、保安院、ワヤクチャなのでござります。しつこいようだけど、ニッポン国では、危機管理などできない体制になっておる。取り扱いのややこしい原発の管理などムリってことだと思うけど、どうよ?

 

 


どうなってんだろ? この寒さ

2011年05月26日 | Weblog

午前6時の気温は、プラスの5度。正直、寒いです。どうなってんだろ今年の天気は。農家はここ十数年経験したことのない、作業の遅れだそうな。こういうときは、農家も無理して、深夜まで農作業したりして、事故になったりする。

トラクターが転覆して、谷に落ちたり、ひっくり返ったり。労災の危険が高まったりもするのだそうじゃ。北海道の農家の皆さま、どうかお気をつけくださいな。…って農家は見てるか? このブログ???

さて、にわか「脱原発おやじ」に変身したここんとこのおぢ、このところ、BSフジテレビのプライムニュースという午後9時からの「報道番組」を見ておる。生番組できのうも、断層や活断層と原発について扱っておった。

それにしても、びっくりするのだけれど、露骨に原発容認なのね、この番組。まずは原発ありきという姿勢がとにかく痛い。フジテレビ政治部長の反町理ってお方、しかめっ面して、どんだけ東電の毒まんじゅう食らったのか。この手の報道番組、ちゃんと眉に唾つけて観ないと危ないことになっておる。

それにしても、八木亜希子さん、老けたねぇ。元々がバラエティー・アナで、なんとか硬派に変身しようってことだろうけど、あんたにはムリ。お茶らけてるのがお似合いなのでござります。残念!!

ところで、花のパリではサミットだそうな。フランス大統領は、ミッテランさんもシラクさんもニッポン贔屓でござった。相撲が好きだったり、日本文化そのものを愛したり。ところが現在のサルコジ大統領は、日本嫌いで有名なことになっておる。

そのパリでのサミットに到着したカン総理を、サルコジさん、たいそうなもてなしをしておる。その心はというと、やっぱ原発じゃ。なにせフランスは原発大国。世界各地へも輸出しておる。フクシマ事故で原発の信頼が揺らぐ中、ここはニッポンに踏ん張ってもらわんことには、大事な輸出産業に穴が開きかねないってことだろう。

おまけに、放射線で汚染された水の処理にも、10兆円ともいわれるお金と、おフランスの技術が必要ってことで、ここはサルコジさんの笑顔にも気合が入るってもんだ。

とはいえ原発の将来どうなのよ。これまではコストが安くて、CO2も出さないクリーンエネルギーと申しておった。だけど今回のフクシマ事故で、使用済みの核燃料の処理もできない、いわゆるトイレのないマンションだってことが満天下に明らかにされたわけ。

おまけに、低コストというのも大ウソと判っちゃった。国からの補助金はごっちゃりだし、かつて耐用年数は15年とかだったはずなのに、フクシマ原発は建設後40年の老朽施設。そりゃ金も生むだろう。コストかかんないもんねぇ。で、今回の大事故じゃ。

おぢの愛車もすでに21万キロを走破いたしましたです。世間では「25万キロはいける」とか申しておるけど、そろそろ危ないことになっておる。その伝でいくと、フクシマ原発は50万キロ以上走った車と同等か?

地震がなくても、もう限界ではなかったのか。でもってコストが安いとはなんだねぇ。いずれにせよちゃんとした原発のコストを、電力会社や経産省ではないことろが、しっかり出してみる必要がありそうじゃ。

そういえば、泊原発が占める電力量は、道内使用量の4割とか北電は発表しておるけれど、これもたいそう怪しい。実際、泊原発の発電量が占める割合は、わずか1割という計算もあるそうな。わずか1割の電力ならば、いつ止めてもいいじゃん泊原発、と思うきょうこのごろでござります。

今回の事故で北海道観光も大きな影響を受けておる。ここは北海道庁が「脱原発」を宣言すれば、たちまち世界各国から観光客は来るだろう。道産食材も、飛ぶような売れ行きとなりまする。ニッポンはともかく、北海道が「脱原発、クリーン宣言」出したらいいんでないのかねぇ。

といってもねぇ、道経連会長も北電会長だもんなぁ、ありゃりゃなことじゃ…

 

 


原発事故に「失敗学」

2011年05月25日 | Weblog

午前8時の気温は、プラスの15度と温かじゃ。こういう陽気ホッとしますです。いよいよ初夏か? このまま順調に温かくなってほしいけど、今年はなんか変なので、このまま冬が来るんじゃないかと心配になるきょうこの頃でござる。

昨夜のおぢ、ハニーさんとボクササイズで汗を流しましたです。コーチの動きについていこうとしたら、激しい動きで、心臓が口から飛び出そうでござった。で、よく見ると、足元に転がってましたね、ぴくぴく動く心臓。慌てて口からゴクンと飲み込み、事なきを得ましたです。危なく死ぬとこでした。

皆さんはありますか? 心臓が飛び出たこと。おぢも初体験、いやぁ、驚きました。いずれにせよ歳なのです。無理をしてはいけません。とはいえ、目指せ若大将!! ってことで、おぢはガンバるのじゃ。スマンね。

さて、原発事故調査に、「失敗学」の研究で知られる畑村洋太郎さんという東大の名誉教授が起用されるそうな。まことにけっこう。こういうことは、カン総理を選んだ民主党に、まずは失敗学を学んでもらわんことには、どもこもならんけどね。

それにしても、いまになって、2号機、3号機もメルトダウンだそうな。官僚さまのやり口とまったく同じ「知らしむべからず」ですか。東電は自分たちを何様と思っておるのか。

腹が立つのぉ。もしおぢが大金持ちだったなら、ありったけの金叩いて東電株の空売りしてやるんだけどねぇ。一般社員には何の恨みもないけれど、この会社の体質は、許せませぬ。なんとか潰していただきたい。

何べんでも書くけれど、東電は、世界中に放射性物質をばら撒いた、世界史に残る大犯罪企業でござる。美しい地球を汚染した史上初の大公害企業じゃ。しかも、ことここに至っても、隠蔽体質は相も変わらず。

一般家庭や企業から高い電気料金を吸い上げて、それを「原発は安全」という大プロパガンダに使い、政治家にバラマいてきた。経団連から何から牛耳ってきた。

 かつては数百社もあったという電力会社が統廃合されて以降、地域独占で大儲けしてきた結果が、今回の大事故につながっておる。もうこういうの、終わらせないとねぇ。発送電分離して、異業種企業が続々参入できるようにせんと、この国滅びます、ハイ!!

 


公務員給与削減は、予想どおりの展開でありゃりゃぁ~

2011年05月24日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス10度。今朝も曇り空で、さぶい。ストーブ焚いてます。どうなってんだろ? この寒さ。農作業も相当な遅れとなってるみたい。もうまもなく6月というのに、きのうは、オホーツク海側で雪だったそうな。

ご当地から400キロも離れたオホーツク沿岸のお話です。だけど、雪降るほどではないものの、ご当地も寒いことには変わりませぬ。寒い冬はいいけれど、寒い初夏って、どうよ???

さて、「海水注水停止」を巡る一連の報道だけど、なにがなんだか、さっぱり分かりませぬ。どっちがどうなのよ??? どれも、これも、さっぱり不透明で、グジャグジャで、こんなことでこの大事故、収束するんかい。まことに不安なことでございます。

民主党はもちろん、自民党であろうが、何党であろうが、危機管理など丸きりできないこの国で、原発のような、大きな危険を伴うモノを管理するなどムリってことでござる。きのうのTVタックルに出ておった、なんちゃらいう原発村のおやじ、単なる神話に乗っかっておっただけではないの。

「8時間後に電源回復すれば…」とか申しておって、それそこ危機管理が出来ないから電源の回復がなくて、事故ったんだろに。反省ってもんがありませぬ。東電を筆頭にした原発村のお歴々、しつこいようだけど、ひとりぐらい腹かっさばいてお詫びせんかい、二千回と思いますです。

ところで、東日本大震災の復興財源を確保するため、菅政権と連合系の組合が、国家公務員給与の削減幅について合意したそうな。課長以上の幹部が10%、課長補佐・係長を8%、係員を5%それぞれ削減だそうだ。で、ボーナスは一律10%減だそうな。

ほれみたことか!! おぢの言ったとおりじゃん!! 交渉ごとゆえ、10%と言っても5%にもなる。今回は、一応政府の顔立てて、5~10%の削減に止まったってことだ。

最初からデキレースの可能性もありますね。それにしても、最初は20%削減しろと言って、結果10~20%の削減で終われば、まだ良かった。ったくもう。ここは、公務員給与20%削減の歴史的大チャンスだったのに、お粗末至極なことでござります、ハイ!!

 


若大将は凄いでぇ~

2011年05月23日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス8度。肌寒い曇り空の朝でござる。きのうも朝はなんともよろしくない天気でしたけど、日中は気持ちのよい初夏の日差しでござった。きょうもそうなると良いのだけれど、どんより空からは、ポツポツ雨も…

そんな上々のお天気のきのう、おぢとハニーさんは、50キロほど離れた海沿いの町、寿都町へ。この日ここでは、恒例の「ふるさとまつり」が開かれておったのでござる。ようは地元特産の「寿カキ」を大盤振る舞いするお祭りなのじゃ。この寿カキというのは、5月、6月限定で獲れる美味しいカキなのじゃ。個人的には、厚岸のカキの方が好きですけどね。

で、この日は美谷(びや)漁港というところに、4万個ものカキが用意され、訪れた皆さんは、1個80円とか60円で買い求め、いただくのでござる。その場で焼いてくれたりもするのですが、それだと食べるときには冷めてまう。

そんなことなもんだから、おぢとハニーさんは七輪に炭、焚付けに、アウトドア用のイスやらなにやらを持参。漁港の隅で炭をおこして、熱々のカキを楽しんだのでござる。美味かったなぁ。

加えて、ホタテの味噌汁が無料なのじゃ。少し大きめの稚貝ですけど2~3個入っていて、これがタダ。ハニーさんとおぢ、2杯づついただいちゃいましたです。このほか、タコのザンギ(から揚げ)やら、焼き鳥、おそばなどなどあれこれ、美味しいものがたくさんありました。それもこれも、ご当地の初夏のお楽しみなのでござります。

ところで、昨夜の「エグザイル魂」観ましたぁ? 若大将・加山雄三さんがご出演でしたけど、凄いねぇ。声の張りといい、音程といい、若い頃とほぼ変わらずの豊かな声量でござった。

過日、おぢと同年齢の中村雅俊さんがとあるtv番組で「恋人も濡れる街角」を歌っておったけど、もう声が出ないことったら、聞いてて悲しいほどでござった。一方74歳という若大将の凄いこと!! お酒もやめて節制しているとか。かくありたいものですけど、おぢは酒やめるのだけはムリ。

ってことで、カラオケ行って、ジムでエクササイズして、目指せ若大将!! ってことでござる!! 元気出しましょう、ご同輩の皆々さま。

さて、混迷を続けるカン政権ですけど、今度は海水注入を巡って、「言った」「言わない」のお子ちゃま論議でござる。斑目春樹という内閣原子力安全委員会委員長が「再臨界の危険性がある」または「可能性はゼロでない」と言ったとか言わないとか。ア・ホ・くさっ!! 

海水を注水するのか、しないのか、なんてこと、いくら東工大出身の総理とだとはいえ、決断できるかね。専門家以外が判断出来ないことだと思うけど、こんな大事なことが、なんともはっきりしない、お粗末。カンさんにはムリだって言ってるでしょ総理は。ホンに呆れまする。どっちもどっちで、なんか薄汚い。

薄汚いといえば、東電のメルトダウン公表について、週刊文春は、以下のように書いておる。「メルトダウンが公表された翌十三日には、東電の賠償枠組みが政府によって決定されている。その基本方針は、巨額にのぼる賠償金で東電を破綻させないように国が機構を通じて支援するというものだ」

ようは、「国による賠償支援の道筋がつくまで、東電がメルトダウンの発表を引き伸ばしたのではないか、といぶかしむ声も出たほど」だというのだ。国による救済が決まってから、メルトダウンを公表したってことらしい。まことに薄汚いやり口でござる。だからこういう会社はちゃんと潰せと申しておる。さすれば、発送電分離もやり易い。

そして、こうも書いている。「多重の備えで『絶対安全』だったはずの緊急装置はことごとく機能せず、1~3号機はメルトダウンしてしまった。2号機の建屋内では高い放射線量が検出され、3号機も水温が上昇と低下を繰り返して不安定化している」

おまけに汚染水しょりだけで、1トン2億円ともいわれておるそうな。水処理だけで計5兆円。東電幹部、ひとりぐらい死んでお詫びするヤツはいないのか。いないのだろうねぇ。誰も自分の責任だとは思ってないもんねぇ、お役人さまと一緒でござる、嗚呼!!

 


チャリティーコンサート

2011年05月22日 | Weblog

午前8時の気温は、プラス15度。曇り空ですが、温かな朝でござる。ではありますが、どうにもこうにも、布団から出られず、起床は7時近くになっておりました。ここ数日のおぢ、少しお疲れなのでござる。

昨日夜は、お近くの樺山小学校で、震災チャリティーコンサートがあるというので、ハニーさんといってまいりましたです。出演しておったのは、札幌の素人バンド「スタディー小山&ゆかいな仲間たち」と、エリモ町を中心としたメンバーでつくる浜田省吾のコピーバンド「CHI-BOH KING BAND」。

いやはや、なんとも楽しかったです。小さな学校の体育館での演奏会というのも良かった。「スタディー小山…」は、学校の先生たちのバンドでござろうか。商売柄か、語りも楽しい。

一方、チーボーキングバンドは玄人はだし。8人編成の年期の入ったハマショーのコピー。おぢもハニーさんも、ハマショーの曲はよくわからんけれど、熱の入った演奏、楽ませていただきましたです。いがったねぇ。

さて、発送電分離が、かまびすしいことになってます。今朝のフジテレビ「報道2001」でも扱っておりました。ま、フジテレビは、当たり前だけど、大スポンサーさまの東電に抗うわけもなく、「慎重に…」ってスタンスじゃ。ようは東電からの広告費、金でござる。

客観的な報道でもしておるようないい方してもらっては、困りまする。「報道2001」は、単なる東電の「提灯持ち」に過ぎないね。出ておる議員もいわゆる「慎重派」は、「東電の毒まんじゅう」食らっておるってこと。しょうもない「報道」番組なのじゃ。

 過日のカン総理による浜岡原発の停止も、「単なる政治的パフォーマンス」と批判する声も、世間にはあるらしい。バカを言ってはいけませんです。おバカ総理による政治パフォーマンスであったとしても、活断層の上にある腐れ原発を止めるのは、どう逆立ちしても正しいことになっておる。

浜岡原発停止は、単なるパフォーマンスだからダメだという方は、もし、ここであすにでも大地震が起きて、東海地方から首都圏にかけてが、放射能汚染で機能停止したら、どう責任取ってくれるのか。責任の取りようもござりません。ここは、どもこもならん総理だけれど、浜岡原発の停止だけは、評価しないとしょうがない。

で、話は発送電分離だけれど、今後のエネルギー問題を考える上でも、これは必須でござる。発電と送電を分離すれば、各家庭で発電して、送電会社に売るのも容易じゃ。電気料金も安くなりまする。今回の原発事故で、発電の一極集中が、どんだけ問題を大きくするかも、よーくわかりましたです。

ここで登場するのが、スマートグリッド(次世代送電網)じゃ。これ、新エネルギー導入のキモでござる。例えば、太陽光や風力などの発電は、発電量が天候に左右されて、不安定でござる。

更に、電力需要が少ない時に、家庭などでの発電で、供給量が増加してまうと、配電線に大量の電力が送られ、負荷をかける。そこで、需要と供給のバランスを調整するといった「安定化策」が不可欠になる。

ということで、大型の蓄電池を家庭に設置して電力を貯めておく。電気自動車を蓄電池としての代替する。コ・ジェネレーションやガスエンジンといった機器を電力源としての利用する。などなど、他の設備に余剰分の電力を溜めたり、使ったり、余った電力を売ったり、という方法がある

つまりは、再生可能エネルギーの導入のために推進されるべきなのが、我がニッポンのスマートグリッド。これを実施するには、発送電の分離が必要というわけでござる。これをしないで、ニッポンの明日のエネルギー開発などありえませぬ。

「分離に慎重」など言う輩は、単なる「電力会社の回し者」。毒まんじゅうを食らっただけ。発送電分離では、「停電が心配」「電力の安定供給」というのも、アメリカの大停電の事例があるからだけど、これも発送電分離は、どうしてもしたくない電力各社の「決まり文句」でござる。

アンポンタンのカン総理ではありますが、ここはもう散り際。「原発から自然エネルギーへの段階的転換」とか「発送電の分離」「クリーンエネルギーへの予算、補助金の大幅増」とか、「言い切れば」褒めてやるけどねぇ、ムリだわなぁ、あんたには…

 


ニッポンは「放射能地獄」!!

2011年05月21日 | Weblog

午前8時の気温は、プラスの13度。先ほどまでポツポツ降っていた雨も止み、曇り空ながら爽やかな朝でござります。朝の気温が、二桁って、なんかいいなぁ。ご当地ニセコも、ようやく初夏の趣でござります。

昨夜は、金曜日恒例のズンバ・エクササイズでござった。このところ、TV番組のひとこまですけど、外国のフィットネスクラブで、ズンバをやっておるのを何度か見ましたです。外国でも流行っておるのね、ズンバってば。

そんなことで、今朝も快腸といいたいところですけど、お腹の調子はイマイチでござる。ここんとこ、少し呑みすぎか? 節制しないといけませぬ。若い奥さんと一緒ゆえ、長生きせんとねぇ…

さて、ご当地ではきょう発売の週刊文春を、朝一でコンビニに買いに行きましたです。「東京電力の大ウソ 放射能地獄に日本は陥ちた」は、原発作業員のとんでもない実態が明らかにされておる。

心筋梗塞で亡くなったと伝えられた60代の作業員、防護マスクを外して作業していたのだそうな。暑すぎて耐えられないのだそうだ。それより驚いたのは、この方が亡くなった日、作業は中止、豪華な弁当が出たそうな。口あんぐりで、言葉もござりませぬ。おぢも、舛添さんも指摘した「兵站」どうなってんだか?

もっとも作業員はほとんど下請けだそうで、東電社員は安全な「免震棟」にいるのだそうな。命に関わるしんどい作業は、すべて下請けの作業員ってことらしい。こういう企業は、トットと整理するのがよろしいです。

で、最近は防護服にマジックでメッセージを書く若い作業員が増えているという。ある20代作業員は「政府よ、文句があるなら現場に来い!」だそうだ。カン総理は、どう受け止めるかね、この言葉!!

こういう情報は、新聞やTVでは、さっぱり知ることができませぬ。どうなってんだ??? 週刊現代の魚住さん、言うとおりでござろうか… こと情報に関しては、上杉隆さんも厳しく指摘しておる。

氏は、「記者クラブによって情報統制されている日本では国民の意識が薄いが、放射能事故に関する世界の見方は一貫して厳しい。」のだそうだ。人類史上経験のない、まさに未曾有の事故というのに、大マスコミの報道は、甘いと言われてもせんないことなのじゃ。

一方、永田町では、カン降ろしの大合唱でござる。ここは一気にカン総理に辞めていただき、文字通りの救国内閣が必要でござるけど、誰なんだい次の総理は??? さっぱり想像がつきませぬ。民主も自民も、人材のいないこといないこと、酷いことになっておりまする。おぢは、こういうとき、元警察官僚で、官僚さまの使い方をよく知っておる亀井静香さんなんかがいいと思うけど、どうよ?

 


もう総理を取り替えないとダメじゃん!!

2011年05月20日 | Weblog

日に日に緑が濃くなってまいりました。新緑ってのは、なんとも美しい。真夏の緑とは丸きり違う新鮮な色なのでござります。北海道は、春爛漫の季節を迎えたのじゃ。写真のように、お隣のスイセンも咲き誇ってます。我が家のはというと、まだつぼみばっかで、全然ダメですけど…

きのうは、お母さんニャンコが避妊手術から戻ってきましたです。ニャンはたいそう元気。病院にいる間は、とっても静かにしておったようで、「ネコをかぶる」というのは、こういうことなのかと妙に納得したのでござった。

手術痕は、たいそうきれいで、医師の正確な技術を物語っておりまする。技術料、高いですけど、それもせんないことか、シクシク… ニャンは首にエリザベスカラーとかいう妙なものを付けておって、これがないと傷口を舐めたりするそうな。

見ておっても、たいそう不自由そうじゃ。人間様が交通事故でつける首のコルセットより、はるかにしんどい感じか。元々が自由に暮らしておったノラだもんなぁ、どんだけしんどいか。ま、それも1週間の辛抱なのでござります。

さて、5月28日号の週刊現代で、久々に舛添要一さんが、吼えておる。すっかり影が薄くなった政治家ですけど、今回は、言ってることがまったく正しいことになっておる。

曰く「作業員が大量被爆しまった場合に備えて、僕は彼らの『造血幹細胞の事前採取と凍結保存』を訴えてきました」そうな。まことにごもっともじゃ。造血幹細胞とは血液を造る元になる細胞で、放射線をたくさん浴びると血液細胞が失われて病気を発症したり、死に至ったりするそうな。

ところがカン総理は、「それを頑なに拒んでいる」という。その理由とは「原子力安全委員会がその必要はないと言っている」「250ミリシーベルトを超える環境での作業は想定していない」「採取には時間がかる」「作業員の精神的、身体的負担になる」と、まことにトンチンカンな言い訳をしておるそうな。

原発の事故現場では、膨大な作業があって、このままだと作業員が浴びてよい放射線量を、あっという間に超えてしまいかねない勢いだそうな。早晩、作業できるお方がニッポンからいなくなる可能性もあるという。

それならば、作業員の方が心配のないように、『造血幹細胞の事前採取と凍結保存』をすべきじゃないのかね。今後に憂いない状態で仕事してもらうのが大事ではないのか。ニッポン国の命運は、これら命がけの作業員の手に委ねられているのではないのか。

カン総理がアホウなのはしょうがないけれど、アホウのおかげで命を取られたでのは、死んでも死にきれませぬ。これじゃぁ、舛添さんご指摘の通り、「旧日本軍の首脳そっくり」と言われてもしょうがない。

さらに舛添さんは、兵站についても触れておる。おぢが4月20日に書いたのと同じでござる。つまりは、先の大戦で、米軍が温かな食事していたのと対照的に、日本軍はトカゲ食べて飢えを凌いでいたわけ。原発事故現場でも同じだ指摘しておる。

昔の名前ででておるに過ぎない舛添さんではありますが、今回言っておることはまことに正しい。で、最後にこう述べておる。「菅さんが危険にさらしているのは、原発の作業員だけではない。今や国民全体の生命が、彼のリーダーとしての資質の欠如によって脅かされています。一刻も早く、総理の座から去ってもらう他はありません」。

ごもっとも!!


勿忘草(わすれなぐさ)

2011年05月19日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス10度。小雨が降っておりまする。きのう日中は20度近い気温となって、暑いほどでござりました。春から一気に初夏ってこと。びっくりです。きょうはまた寒い春に逆戻り。どうなってんだか…

そんなポカポカ陽気だったものだから、きのうは物置小屋を片付けたり、沢山余っておる布団を取り出して、捨てる準備をしたりと、あれやこれや忙しい時間を過ごしましたです。

聞いた話ですけれど、ニセコ町のあるお年寄り、7棟もの建物が、敷地内にあったとか。薪小屋やら物置小屋やらってことらしい。それを毎年、毎年、処分して、亡くなった時はすべて壊して、きれいさっぱりだったそうな。見事な身の処し方と申せましょう。

その第一歩でもないけれど、とりあえずは、不要な布団6組ほどを捨てることにしたのでござる。余計なものをそぎ落とすことも、そろそろ大事かなぁ、と思う今日このごろなのでございます。

さて、見ましたぁ? 5月28日号の週刊現代。「ジャーナリストの目」では、魚住昭氏が、こう書いておる。「社会が破局に直面したとき、メディアは重大情報をストレートには報じられない…」

フクシマで起きた出来事は、世界史に残る大事故。今後予想されておるガンなどの病気の多発、深刻な大気汚染、海水汚染。それがどれもこれも、しっかり報道されない可能性もあるってことを魚住さんは指摘しておる。

ガンバレ・フクシマではあるけれど、深刻な放射能汚染も広がっておるのは事実じゃ。同誌の「あなたの町の『本当』の放射線量」によれば、東京でも地域によっては、「管理区域」寸前だという。

また同誌の「水産庁『魚は安全』捏造していた」によると、原発から40キロ南で採ったコンブからは、1万9000ベクレルの放射性物質を検出したそうな。とんでもないことがニッポン国で起きてます。

匂いもしなけりゃ、色もない放射能だから、一般国民にはさっぱり分かりませぬ。今になって思えば、フクシマ原発事故の直後、外国人がこぞってニッポン脱出を図ったのは正しかった、ってことだろう。

なにせ、「社会が破局に直面したとき、メディアは重大情報をストレートには報じられない…」のだから。ニッポン国の放射能汚染の実態は、相当にヤバイってことでござります。クラクラするなぁ…


私の「青い鳥」

2011年05月18日 | Weblog

「♪ようこそここへ、クック、クック~私の青い鳥」と歌ったのは、桜田淳子さん。大昔の話でござる。写真は、ここんとこ我が家周辺に出没しておる、きれいな青い鳥。家の周りに来て、きょうで3日目でござります。渡り鳥でござろうか?

ということで、我が家には探しに行かなくても、幸せの象徴・青い鳥が、勝手にやってきておるのじゃ。参ったか、メーテルリンク!! 恐れ入ったか、チルチルミチルに城みちる!! そんなこんなで、なんかいいことありそうな今日この頃なのでござる。

きのうは、ネコ用のゲージを買い求めにホームセンターへ行きましたです。きょうから、我が家の女子ニャンを次々と動物病院へ連れて行き、念願だった避妊手術をするのでござる。で、手術したニャンを隔離するのに大きなゲージが必要なのじゃ。

ホームセンターでは、安いけど狭いのは3980円、広くて高いのは2万円近く。で、この先10回も20回も使うわけではないので、どうしたもんか、ゲージの前で、夫婦して思案投げ首しておった。そこへ、突如現れたのが、羊蹄山の山際に住む自称「北の犬バカ」さんでござる。

北の犬バカさんは、やはり移住組で、リタイアして本州のどこぞから来ておる。もう5年ほどニセコ暮らしなのじゃ。で、向こうから声をかけてきた。「うちに大きなゲージあるよ」。おお!! な、な、なんと、ここは渡りに船。

北の犬バカさん、ちょっと汚いけど、幸せの青い鳥だったのでござる。さっそく自宅におじゃまして、大きなワンコ用のゲージを借りてまいったのでござる。助かりますです。向こうにとっては、不用品の再活用、我が家にとっては、しばらくの必需品。

ってことで、たいそう助かったのじゃ。お返しするとき、高級ビールでも焼酎でもお届けすれば、双方ニッコリでござる。さっそく青い鳥効果が出たのでござる。凄いねぇ。この幸せの青い鳥、我が家のニャンが食べちゃわないかどうか、それだけがいま、心配だなぁ…

さて、原発じゃ。朝日新聞によると、ドイツの環境相は、政府が「脱原発」のスケジュールを決めるにあたり、原子力発電所が飛行機の墜落に対して安全性を確保しているかどうかも、考慮する方針を明らかにしたそうな。墜落への備えが不十分な原発は、廃炉に追い込まれる可能性があるという。

ドイツ人、凄いと思います。飛行機の墜落へ備えた原子炉だぜぇ。事実上、原発はもうダメ!! ってことだけど、いいねぇ、こういうの。片や我がニッポンはどうなのよ。「安全だ、安全だ」と「ナマンダー、ナマンダー」のように唱えておっただけで、実態はというと、地震にも耐えられない、お粗末極まりない安全対策でござった。

この際は、さっぱり生気のない総理も、ドイツ政府の爪の垢を煎じて飲んでは、いかがでござろう。公務員給与2割削減がマニフェストだったのに、1割削減だとか、分けわかんないこと言っておって、どもこもならん。

大体、給与削減などという交渉ごとは、2割削減といっても、相手がいることだから、互いに譲歩して、結果1割削減に落ち着くこともあるだろう。それが、最初から1割とか申しておれば、0.5割てこともある。

交渉事というもんを丸きり分かっておらんね。鼻から1割削減とは、単なるおバカでござる。ここはマニフェスト通りに、2割削減で通せば、筋も通った。結果は、2割かも1割かもじゃ。ホンに頭が悪い。

その原発だけど、我がニッポン国では、全体の3分の2に当たる34基が停止中だそうな。3分の2も止まっておって、停電もなにもない。経済界やら電力各社が、「電力が不足する、不足する」と大騒ぎしておるけれど、現在は3分の1しか動いていないのに、まったく問題なし、じゃん!!

なんだか、こと、ここに至っても、原発推進派の皆々さまに、騙されているような感じがするのはおぢだけか。ここはもう、現在稼働中の3分の1だけにして、国民に節電をお願いし、新エネルギーへシフトする各種政策を打ち出す手もある。太陽光発電、マイクロ水力発電、その他、もろもろやれば、減税に補助金たっぷり出す政策じゃ。

そうなりゃ、雪崩を打って新エネルギー開発へ向け、国中が動き出すのではなかろうか。世界最先端の省エネ技術に加え、新エネルギーの最先端で、世界に打って出ることもできるだろう。

ピンチはチャンス、脱原発へ向け、この好機を生かせるかどうか、ニッポン国の浮沈が懸かっておると思うけど、どうよ?


笑えぬ「お笑い東電」

2011年05月17日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス3度。今朝もなんでこんなに寒いのよ。きょうも薪ストーブ、しっかり焚いてます。ではありますが、きのうの日中温かだったためでござろうか、お隣の桜が、写真のようにいきなり7分咲きでござる。

これ、例年より10日は遅いのです。どうなってんだこの春は。ここ数年見たことない寒い寒い春なのです、ブルブル。

さて、今朝の新聞の一面、見ましたぁ。まぁ、いまどき新聞見てる人もいないか。年寄りだけか。で、呆れてものが言えない大事件なのじゃ。な、な、なんと、フクシマ第1原発の「冷却装置」は、「津波が来る前に」停止していたというのじゃ。ジャンジャン怪しいことが、「後出しじゃんけん」で出てきますです。卑劣なヤツじゃねぇ、東電は。

世界史に残る、空前絶後のフクシマ原発事故は、「地震後の津波によって、タービン建屋内にある冷却用の『複水器』が故障して起きた」と、国民こぞって思っておった。ところが事実は丸きり違うというのじゃ。

地震直後に原発が緊急停止したまでは、よかったです。で、冷却装置の「非常用複水器」が動いて、冷却が始まったけど、それが10分足らずで停止したそうな。この複水器、8時間は動くような設計だったとか。そこへ、40分後の津波というわけ。

なんとまぁ、すばらしい安全神話!! 大ウソこきの東電、ここに極まれり、ってことでござる。想像できる事故原因は、素人でもいくつかありまする。

原発の緊急停止後、冷却用の複水器はとにもかくにも動いた。ここからは想像だけれど、たぶん、地震直後に原子炉建屋の中は、ぐちゃぐちゃに破壊された。原子炉格納容器はともかく、給水系のパイプらや何やらが、折れたり、壊れたり。原子炉を冷却しようにも、給水用のパイプなんかが、地震で壊れてバラバラだった可能性が大なのじゃ。「絶対安全原発」、お粗末の一言なのじゃ!!

で、そんなことなもんだから、まもなく複水器も壊れちゃった。そして、それからやってきた津波が、完全にタービン建屋ら何やらを破壊しちゃったんだろう。

そのあたりが真相に近いのではないかね。ま、素人考えですけど、たぶん、そんなとこ。素人でも考えが及ぶような、人災だったってことでござる。

ということは、事はそんな簡単なことではないということ。津波対策とか、高い壁を作るとか、浜岡原発もするそうだけど、それじゃぁ、ダメじゃんってことだ。津波以前に、原子炉建屋の耐震構造そのものに問題ありってことだ。

「津波対策さえ」すれば、「すべて大丈夫」なわけないってことじゃん!! これじゃぁ、動いておる全国の原発、どれもこれも止めないと危ないってことではないのかね??? 

ようは、原発の耐震構造などといっても、程度が知れてるってことじゃ。圧力容器こそ丈夫な構造かしらんけど、あとは積み木に毛が生えた程度の構造だったってことでしょう。酷いなぁ。

とはいえ、我がニッポンは地震国じゃ。で、「想定外」の巨大地震だったから起きた事故ってことで済ませては困りまする。ここは「絶対安全」をお経のように唱えておった、灯台教授、元へ、東大教授さまには、腹かっさばいて、お詫びしていただきたい。

大ウソこきやがって!! 我が家に帰ることも出来ない福島県民に塗炭の苦しみ与えた原発専門家の先生さまは、ひとりぐらい、死んでお詫びはしないのか??? 腹切ってお詫びしないのか??? どいつもこいつも、まことに腹立たしい。薄汚いことおびただしい。ここはおぢが福島県民になり代わって、原発村の皆々さまは、利権に群がった「腐れ外道」と申しておきましょう。

 


東電は丸裸になって、原発被災者救済だろが!!

2011年05月16日 | Weblog

午前6時の気温は、プラスの5度。今朝は体調良好、目覚めもたいそうよろしい。だけど、日課となっておるニャンのご飯とトイレ掃除が、寒くて、寒くて。体調はそろそろ初夏モードに入ろうというのに、季節はまだ初春なのでござる。こんなに寒くては、身体がついていけませんです。

それでも、にっくきシラカバだけは、ドンドコ緑が濃くなってきておりまする。見ているだけで、目がかゆくて、目がかゆくて。それでも現役サラリーマンの頃に比べりゃ、花粉症も、たいそう楽でござる。ストレスが少ないのでしょうなぁ。都会にいては、ろくなことがない。いいどぉ、田舎暮らし!!

きのうのおぢ、所用があってお近くの余市町へ行きましたです。ニッカウヰスキーと宇宙飛行士、毛利さんの町でござる。で、ついでながら小樽へ。ハニーさんと久々にマイカル小樽でウインドーショッピング。そこで発見したのが写真の醤油なのじゃ。

タバスコってのは、スパゲッティーにかけて使う辛くて赤いヤツと思ったら、なんと醤油だもんなぁ。で、裏を見たら群馬県の正田醤油というところのご謹製なのじゃ。いまどきの言い方ですと、「タバスコと醤油のコラボ」ってことか?

まだ食しておりませんけど、味が想像つきませぬ。やはり裏面には「和食はもちろん、あらゆる料理に合うピリッとした風味はグルメが選ぶ最上のパートナーです。」とかなんとか。

グルメが選ぶ最上のパートナーとは、なんとも大げさ。ですけど、どう使えばいいんか、さっぱり想像力が働きませぬ。ご存知のお方、おせーてね!!

さて、フクシマ原発でござる。東電はきのう、1号機のメルトダウンが3月11日に起きていたと発表した。内部電源が全て落ちていたとはいえ、なんのことはない、地震当日には、もうレベル7になっておったということではないのか? あまりにお寒いのぉ、原発の安全ってば!!

政府も東電も、大ウソこいておって、どもこもなりませぬ。それよりなにより、今朝の新聞の世論調査の結果が怖いことになっておる。原発の賠償は、国が負担すべきというのが56%にも上るそうな。国民の皆さんは、わかっておるのか? 国が負担するってことは、税金で国民が負担するってことですぞ!!

冗談ではござりませぬ。確かに国が推進したエネルギー政策で起きた事故とはいえ、あくまで東電が責任負う問題ではないのかね。足りなければ、そこで初めて国が負担するのではないのかね。本末転倒してはいけませぬ。

週刊文春には、「東電がひた隠す3兆円の埋蔵金」があるというではないの。東電には、「利益余剰金」「原発事業に関する積立金」「使用済み核燃料再処理等引当金」の三つがあり、これを転用するだけで、3兆6000億円以上捻出できるという。

さらには、全国の保養所からゴルフ会員権、絵画にいたるまで経産省が全容を握っておるというではないの。おまけに「財団法人電力中央研究所」というところがあって、売り上げの0.2%を拠出しておるそうな。東電の売り上げが5兆円なので、毎年100億円もだしておるそうな。

これら全ては電気代じゃ。世界一ともいわれる電気代は、こうして東電に溜め込まれておる。でもって、驚くべきことに、「財団法人原子力環境整備促進・資金管理センター」というところに、「最終処理等積立金」「最終処分積立金」というのがあって、これが計3兆5000億円だそうな。

数え上げても、これだけでざっと7兆円数千億円が、ラクラクに確保できるではないの。なにが消費税だ。何が国の負担だか。東電救済のためのスキーム作る増税するなど、どうにも許せんです。

心優しいニッポン国民から、金を吸い上げて、原発被災者の救済など、許せません。東電は、まずは丸裸になって、対処せんでどうする!! 先ほどTVで一時帰宅した原発被災者が、「もう家に帰ってこれないかも」と呟いておった。我が家に二度と帰れないかもしれない悲劇、これを作り出したのは、東電に、ほかなりません。東電よ、恥を知れ!!