「♪ようこそここへ、クック、クック~私の青い鳥」と歌ったのは、桜田淳子さん。大昔の話でござる。写真は、ここんとこ我が家周辺に出没しておる、きれいな青い鳥。家の周りに来て、きょうで3日目でござります。渡り鳥でござろうか?
ということで、我が家には探しに行かなくても、幸せの象徴・青い鳥が、勝手にやってきておるのじゃ。参ったか、メーテルリンク!! 恐れ入ったか、チルチルミチルに城みちる!! そんなこんなで、なんかいいことありそうな今日この頃なのでござる。
きのうは、ネコ用のゲージを買い求めにホームセンターへ行きましたです。きょうから、我が家の女子ニャンを次々と動物病院へ連れて行き、念願だった避妊手術をするのでござる。で、手術したニャンを隔離するのに大きなゲージが必要なのじゃ。
ホームセンターでは、安いけど狭いのは3980円、広くて高いのは2万円近く。で、この先10回も20回も使うわけではないので、どうしたもんか、ゲージの前で、夫婦して思案投げ首しておった。そこへ、突如現れたのが、羊蹄山の山際に住む自称「北の犬バカ」さんでござる。
北の犬バカさんは、やはり移住組で、リタイアして本州のどこぞから来ておる。もう5年ほどニセコ暮らしなのじゃ。で、向こうから声をかけてきた。「うちに大きなゲージあるよ」。おお!! な、な、なんと、ここは渡りに船。
北の犬バカさん、ちょっと汚いけど、幸せの青い鳥だったのでござる。さっそく自宅におじゃまして、大きなワンコ用のゲージを借りてまいったのでござる。助かりますです。向こうにとっては、不用品の再活用、我が家にとっては、しばらくの必需品。
ってことで、たいそう助かったのじゃ。お返しするとき、高級ビールでも焼酎でもお届けすれば、双方ニッコリでござる。さっそく青い鳥効果が出たのでござる。凄いねぇ。この幸せの青い鳥、我が家のニャンが食べちゃわないかどうか、それだけがいま、心配だなぁ…
さて、原発じゃ。朝日新聞によると、ドイツの環境相は、政府が「脱原発」のスケジュールを決めるにあたり、原子力発電所が飛行機の墜落に対して安全性を確保しているかどうかも、考慮する方針を明らかにしたそうな。墜落への備えが不十分な原発は、廃炉に追い込まれる可能性があるという。
ドイツ人、凄いと思います。飛行機の墜落へ備えた原子炉だぜぇ。事実上、原発はもうダメ!! ってことだけど、いいねぇ、こういうの。片や我がニッポンはどうなのよ。「安全だ、安全だ」と「ナマンダー、ナマンダー」のように唱えておっただけで、実態はというと、地震にも耐えられない、お粗末極まりない安全対策でござった。
この際は、さっぱり生気のない総理も、ドイツ政府の爪の垢を煎じて飲んでは、いかがでござろう。公務員給与2割削減がマニフェストだったのに、1割削減だとか、分けわかんないこと言っておって、どもこもならん。
大体、給与削減などという交渉ごとは、2割削減といっても、相手がいることだから、互いに譲歩して、結果1割削減に落ち着くこともあるだろう。それが、最初から1割とか申しておれば、0.5割てこともある。
交渉事というもんを丸きり分かっておらんね。鼻から1割削減とは、単なるおバカでござる。ここはマニフェスト通りに、2割削減で通せば、筋も通った。結果は、2割かも1割かもじゃ。ホンに頭が悪い。
その原発だけど、我がニッポン国では、全体の3分の2に当たる34基が停止中だそうな。3分の2も止まっておって、停電もなにもない。経済界やら電力各社が、「電力が不足する、不足する」と大騒ぎしておるけれど、現在は3分の1しか動いていないのに、まったく問題なし、じゃん!!
なんだか、こと、ここに至っても、原発推進派の皆々さまに、騙されているような感じがするのはおぢだけか。ここはもう、現在稼働中の3分の1だけにして、国民に節電をお願いし、新エネルギーへシフトする各種政策を打ち出す手もある。太陽光発電、マイクロ水力発電、その他、もろもろやれば、減税に補助金たっぷり出す政策じゃ。
そうなりゃ、雪崩を打って新エネルギー開発へ向け、国中が動き出すのではなかろうか。世界最先端の省エネ技術に加え、新エネルギーの最先端で、世界に打って出ることもできるだろう。
ピンチはチャンス、脱原発へ向け、この好機を生かせるかどうか、ニッポン国の浮沈が懸かっておると思うけど、どうよ?