おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

怪しいぞぉ~「POWER FOR LIVING」

2007年01月31日 | Weblog


日本ハムのヒルマン監督が出てくる「POWER FOR LIVING」という変てこなCMがある。
何じゃろかいなぁ?と、ここんところ気になっておった。
何せさっぱり意味不明のコマーシャルなのじゃ。

2月10日号の週刊現代にこの正体が書かれておった。
10億円もの巨額な費用でこのコマーシャルを放送したり、新聞掲載にしておるのは、「アーサーS・デモス財団」という団体なのだそうだ。

ニッポンでのキャンペーンは初めてだそうで、アメリカでは93年に中絶禁止のCMを放映したのだそうだ。
ようするに「キリスト教保守派」の支援者で、「進化論を否定」し、「妊娠中絶」「喫煙」「同性愛」に反対している財団なのだそうだ。

いやはやとんでもない財団じゃ。
ただでもアンポンタンになっておるニッポン人に、こんなカルトが浸透してはえらい事になる。

だいたいアメリカでは公立高校の8割で進化論を教えないそうだ。
「生命の起源の背後に創造主が存在するからである」ということなのだそうだ。
つまりは神様あっての世の中じゃ、ということらしい。

猿ブッシュも、その取り巻きもこぞってこのキリスト教保守派といわれておる。
「妊娠中絶」「喫煙」「同性愛」に反対して、イラクで戦争やっておるってのがサッパリわかりませぬ。
中絶だって女性の権利、喫煙は大人のたしなみ、同性愛は…しょうがないじゃん。
ってことで、キリスト教保守派なんぞは、まったくもって薄気味悪い。

日本ハムにこんな監督はいらんのじゃ。
どうにもこうにも、宗教というだけで虫唾が走るわい!!
こんな怪しいCMを放送したり、掲載したりしていいんかい?
どうなっておるのかねぇ?

個人的には、昔の「11PM」みたいに、もっとスッポンポンの女性なんか放送してほしいのじゃがねぇ。
昔のテレビはスケベで良かったなぁ…

欽ちゃんと次郎さんの番組で「野球拳」でスッポンポンになっちゃうのがあったねぇ。
ああいうバカバカしい番組、復活してほしいなぁ。
「POWER FOR LIVING」よりよっぽど健康的?だと思うけどね。



柳澤さま

2007年01月30日 | Weblog

「女性は子供を産む機械」とのたまった柳澤伯夫。
大蔵官僚出身で、厚生労働大臣でござります。
東大法学部から旧大蔵省、でもって自民党衆議院議員に転身じゃ。
ニッポン国では、まことに「おエライ方」ということになる。

それゆえか、「女性が機械」などというあ然、呆然の発言だけど、口が滑ったレベルではござりませぬ。
日ごろから思っていないと、とても急にこんなアホウなことは言えるものではありませぬ。
官僚様は、ここまで人を見下し、偉そうにしておるのかと、口あんぐりじゃ。

このお方、小泉内閣では金融担当大臣じゃった。
「日本の銀行はいたって健全、公的資金の投入は必要ない」と発言し、竹中平蔵と対立したのは記憶に新しい。
で、いかにも大蔵省出身らしく、「増税による財政再建」が金科玉条じゃ。
しかもついこの間見送りになった「ホワイトカラー・エグゼンプション」の推進にもまっしぐらでござった。

庶民から言わせていただければ、「百害あって一利なし」のトンでもない人物じゃ。
「美しい国」を目指しているはずの安陪内閣だけど、おかげさまですっかり「小汚い内閣」になってもうた。
小汚い内閣が、美しい国を目指すことなど、できるわけはありませんってば!!
「タガが緩んだ」などと言う新聞もあるけれど、そうだろか?

行革担当大臣だった佐田なにがしは、政治資金収支報告書に虚偽記載して辞めちゃった。
税調会長だった本間なにがしは、官舎に愛人で辞めちゃった。
でもって、ここんとこの柳澤「女性は機械」発言じゃ。
安倍お坊ちゃん内閣は、わずか4カ月というのに、なんとグッチャグチャ。

これから先はどんなかなぁ?と思って閣僚名簿を見ましたら、いたいたいたぁ。
西の鈴木宗男こと松岡利勝が農水大臣じゃ。
疑惑の総合商社・松岡から、この先何が出てくるか、楽しみじゃねぇ。

それにしてもこの状態でも国民に大人気だとしたら、安倍の坊ちゃんは稀に見る天才政治家だろうね。
いまでも4割近いノー天気なニッポン人が支持しておるそうじゃ。
テレビ見て「納豆買いに走る」ようなお方なんだろねぇ、支持者ってのはさ!!



メディアの敗北 小泉の勝利

2007年01月29日 | Weblog


「誰もが小泉政治を見誤っていた」と帯に書かれた表題の本を読みましたです。
たいそう面白かった。
マスコミ関係者はもとより、小泉あんちゃんを支持された皆々様こぞって読むべきご本でおます。

著者の上杉隆氏はフリーのジャーナリスト。
数々のスクープをものにしておるが、自らの大誤報もきっちり掲載し、自ら検証しておる。
まことに好感の持てるお方じゃ。
そしてなによりこの本は、「小泉純一郎」という男をしっかり見抜いた本でありました。

印象的だったのは以下のくだりじゃ。
「その番組中に、小泉は驚くべき失態を演じている。キャスターの小栗泉が郵政民営化法案の冊子を持ちながら、『小泉総理はもちろんお読みになっていると思いますが』と水を向けた瞬間だった。『そんなの全部読めるわけないじゃないか。だいたい政治家でそんなもん全部読んでる人なんていませんよ』歴代の総理大臣なら致命傷になりかねない発言が、小泉の場合にはなぜかそのまま通ってしまう。あまりにも堂々とした発言にスタジオは静まりかえり、他の党首も二の句が継げぬまま、番組は次の話題に移行してしまった」

ようは郵政民営化を推進しておったご本人も、この民営化を分かっておらんかったということ。
凄いお方じゃねぇ。

一方、次のように小泉を評価しておる。
「オフレコは一切なく、その善悪は別として、さまざまなメディアを通じて直接国民に語り掛ける。永田町の風土は大きく変わり、テレポリティクスと呼ばれはしたがメディアの重要性は高まった。少なくとも、前政権よりは政治の意思決定過程における密室性は薄まっている」

ジャーナリストを目指す若者にもぜひお読みいただきたいもんじゃ。
お勧め本でございます。

衰弱するばかり…

2007年01月28日 | Weblog

今週も土日は、ほとんど「寝たきりおぢ」でおました。
いつまでたっても体調が元に戻らず、まことにしんどいのでおます。
参ったなぁ~

女性の場合は更年期障害というのがあるらしい。
どうやらそれはその人の性格が大きく影響するそうだ。
人によっては、あっさり閉経を迎え「更年期障害?そんなもん知りませなんだ」ってお方もいる。
一方、あれこれ思い悩む人は、更年期障害もかなり大変なのだという。

男の場合も同じかもねぇ~
心も身体もけっこうひ弱なおぢは、ホントに更年期障害なのかもしれませぬ。
ここんとこあれこれ思い悩むことばかりだもんねぇ。

そんな中、夕方いつものようにババのご機嫌伺い。
衰弱がさらに進んでおる。
昨夜から6度も嘔吐したのだそうだ。
熱もある。

持参したプリンも口にしない。
水を少し含んだだけじゃった。
来月21日はババの86回目の誕生日だけれど、元気でその日を迎えられるかどうか…

辛そうなのに、夕食に遅れるから「早く帰れ」という。
体調が良くないと、いつもこうだ。
これはババなりの気遣いともいえるけど、「もうちょっと居てね」とは言えんのだ。

「また来るね」と言ったら、弱弱しい声で「もう会えないかもね」。
どうやら自分の状態は先刻ご承知じゃ。
最期が近いと知っておる。
切ない。

体調不良にますます拍車がかかりそうだけど、この先のあれこれを考えれば、しっかりせねばならん。
「男はつらいよ」状態は、この先しばらく続くことになる。


アパグループ対震偽装と安倍晋三

2007年01月25日 | Weblog
「アパグループ」の京都市内のホテル2棟で耐震強度不足が見つかったと国土交通省が発表したそうじゃ。
「アパヴィラホテル京都駅前」と「アパホテル京都駅堀川通」のふたつがアウトだそうだ。
アパグループによる対震偽装については、昨年10月に「きっこの日記」が指摘をしておった。

「イーホームズ」の藤田東吾元社長も東京地裁での有罪判決後、アパグループと田村水落設計で「耐震偽装が行われていた」と名指しで告発していたのじゃ。
当ブログでも書いたねぇ~

藤田東吾氏は当時、こう話しておった。
「アパは安倍首相の後援会『安晋会』の有力後援者で、同社の広報誌には、自らCMにも登場するアパホテルの元谷芙美子社長らと安倍首相がワインをたしなむ写真が掲載されている。そのため、安倍首相と親しいアパを守るために、自身がスケープゴートされた」

今回、発表された対震強度は基準の70%台。
構造設計を担当したのは設計事務所「田村水落設計」の1級建築士だそうだ。
国交省では、この建築士が過去に手がけた168物件すべてについて、偽装あるかどうか調査するという。
京都市はこのふたつのホテルの使用禁止を勧告したそうな。
当たり前じゃがね。

問題は、妖しいおばはんが会社の看板となっておる、このアッパラパーのアパと、安倍ぼっちゃんの関係じゃ。
なんたってアパ社長の妖しいおばはんとその会長の旦那が「安晋会」の有力後援者なのじゃ。

それにしても発足間もない政権だというのに、支持率はつるべ落とし。
こうした中で、この発表じゃ。
安倍坊ちゃんは、もうもちませぬ。

てぇことは、麻生太郎外相の出番じゃろか?
選挙の顔としては安倍坊ちゃんよりはるかにマシと、自民党の皆々様が思ったとしても不思議はないね。
ここで一気に安倍をつぶして、麻生で選挙を戦おうってことじゃろか?

おまけに名古屋市営地下鉄延伸工事を巡る談合事件じゃ。
これだって、有力政治家の関与が指摘されておる。
どうやらこのままでは終わりませぬ。
本命は、中部国際空港か関西空港だというしねぇ…

さらには、政府税制調査会の本間正明会長は失脚したが、ほかにもう一人「愛人と同居しておる」のがいるという噂が飛び交っているそうな。

安倍政権は、すでに末期といって間違いないね。
いのち短し、坊ちゃん政権、まもなく泥水にボッチャンってことのようだ。


人生50年…

2007年01月24日 | Weblog


「五十過ぎの時間がオマケであることは事実だろう」といったのは、五木寛之氏。
週刊現代で連載中の「新・風に吹かれて」でこう書いておる。
「会社や組織に属している人間は、五十歳で定年退職するのが理想だと思う。六十歳ではおそいのだ」そうだ。

七〇歳を超えた五木氏が「おそまきながら思う」と言うのだから説得力がある。
そうかもしらんね。
確かに、五十を過ぎて体力は急激に衰えてきておる。
忙しくて、ジムにも行けないことも増えてきた。

さっぱり運動もしていないご同輩なら、あと10年もしたらよぼよぼ、かもしらん。
なんたって遊びには、体力がいる。
旅行するにも体力がなけりゃどもこもならん。
体力なしに山スキーなどできゃしません。

五木氏も「五十歳をむかえたら、耐用期限を過ぎた心身をいたわりつつ、楽しんで暮らす。それが理想だ」と。
ホントだねぇ。
早く「楽しんで暮らしたいもんだ」けど、そこがなかなか上手くはいかん。

ただ、どうにもこうにもはっきりしておるけれど、人生は一回かぎりじゃ。
ここんとこ、すっかり気弱になっておるおぢゆえ、どうにも焦っちゃう。
なにせ、これからハニーとの楽しい暮らしが待っておるというのに、こう風邪引いてばかりじゃねぇ…

ということで、「楽しんで暮らす」プランをきょうから真剣に考えることにしたのじゃ。
もたもたしてはいられませぬ。
ただ漠然と考えておったことを、きっちりいたしますです。
皆々様もいかがかな?



第1回まっかり温泉スリッパ卓球大会

2007年01月23日 | Weblog
バカバカしくも楽しそうな催しが、おぢ御用達の「まっかり温泉」で開催されることになりましたです。
なんと!!「来たれ!! 腕自慢! 第1回まっかり温泉スリッパ卓球大会」なのだ。
聞くところによると、スリッパをラケット代わりに卓球を行う大会なのじゃ。
でもって、目立つラケット(スリッパ)を持参した人には、特別賞も用意されるのだそうだ。
何が賞品かは知らんけど…

そのスリッパの大きさも問わないというから、トンでもラケットが登場するはず。
なんかバカバカしくてよろしいのぉ、おぢはこういうの、大好きぃ!!
たぶん象が履くようなスリッパとか、ねずみでも履くような小さなスリッパとか、おバカがチエを絞って、どんどこあれこれ登場するに違いないのじゃぁ。

試合は、1セット11点のトーナメント方式で、賞品は真狩特産ハーブ豚など。
けっこう美味しい賞品なのじゃ。
でもって参加費はなんと千円。
しかも、温泉入浴、食事、傷害保険代を含んでおるというから、なかなか良い。

千円で入浴して、飯食って、遊んでくるのじゃ。
まことにけっこうなイベント、旧友Iをはじめとした中高年おぢ軍団にはぜひとも参加いただきたいもんじゃ。

この手のイベントでは、壮瞥町の「昭和新山国際雪合戦」が、いまでは全国から集客する巨大イベントになったのだけれど、これもやり方次第では一大イベントになりそうな予感じゃ。
「細川たかし」に「百合根」ぐらいしかなかった真狩村の救世主となる可能性もある。

いやはや、楽しみじゃのぉ~
ついでながら下記に募集要項じゃ。
レジオネラ菌ですっかり閑古鳥が泣いておるまっかり温泉を助けてあげてねぇぇぇぇ

日  時:2月10日午前9時、真狩村のまっかり温泉。
募集人員:48名(先着順)。
応募の締め切り:2月7日。
申し込み、問い合わせ:真狩村商工会の高見さんTEL0136・45・2126

ってことで、これから大マスコミで告知されれば、あっと言う間に応募者48名は埋まっちゃうので、要注意じゃ!!
トットと真狩村商工会に電話してねぇ~




ニュースな日々

2007年01月22日 | Weblog


週明けのニュースといえば、関テレのテレビ番組、「発掘あるある大事典」で「納豆で痩せる」と放送したこと。
で、突然、主婦が納豆に群がっちゃったこと。
北見市のガス洩れ事故やわが倶知安町長選もあったけどね。

あるある大事典の捏造は論外だけど、突然、スーパーに納豆買いに行くアホタレなニッポン人に腹が立っちゃった。
なんでも、あちこちのスーパーで売り切れじゃったそうな。

ア・ホ・ウじゃ。
この国の皆々様は…

毎日毎日納豆を食しておるデブを、おぢは知っておるぞぉ。
納豆嫌いの痩せた関西人も知っておるぞぉ。

健康食だし、大好きじゃけど、だからってTVを真に受けて買いに走るってのはどうじゃろか?
ニッポン人はどこまでタコスケになったんかねぇ。

別に納豆に始まったことではない。
テレビで放送されたら、もう行列じゃ。
右といわれりゃ右、左といわれりゃ左。
小泉あんちゃんの一言で、右往左往。
TVやマスコミの問題だけじゃない、ニッポン人がおかしくなっておる。

北見市のガス漏れは、北ガスも問題なしとはしないけど、なんと言っても問題は北見市じゃ。
市がデタラメ、ズサンな経営をしておって、会社をポイと北ガスに放り投げちゃった。
どもこもならんね。
そのあたり、これからどれぐらい明らかになるか、注目じゃね。

さて、わが倶知安町は、3期12年を務めた町長が勇退したため、一騎打ちの選挙じゃった。
元道議の佐藤時雄と前町議会議長の福島世二という新鮮味もなんもあったもんじゃないクソ選挙じゃった。
前の町長は道庁からやって来た、人の良いスキー大好き親父でござった。
ただ、それだけ。
12年で残したものといえば、さっぱり思いつかん。
それどころか、町財政は、全国危ない市町村のベスト70に入っておるのじゃ。

その後継者が当選したってことで倶知安町にはさっぱり明るさが見えてこない。
もっとも元代議士・佐藤静雄の弟の時雄では、これもどうもこもならん。
そのまんま東氏みたいなお方が出てこないとダメってことじゃ。
これからの4年間、お役所に期待することは全くできないわい!!


円安と景気拡大

2007年01月19日 | Weblog

円安ですねぇ。
ニッポン売りってことでしょうか。
金融政策が、あっちこっちにフラフラしてるもんだから、世界中からアホバカの大合唱ってことのようだ。

豪州ドルは96円を超えておる。
先週、85円ぐらいだったのを、豪州企業の北海道トラックスで見たのにねぇ。
まぁ、豪州からのニセコツアーに割安感が出てきておるゆえ、OGの皆さんが、どんどこやってきて、お金を使っていただければ、ぼんぼりも大繁盛?

と、うまい具合にはいかんかね、そうは問屋が卸さんね、きっと。
そのぼんぼりだけど、お客さんがお客さんを連れてくる嬉しいパターンになってきたのだそうだ。
OG旅行客の口コミ情報はけっこう凄いもんがある。

たぶん、居酒屋などで情報交換してるんだろね。
フライヤー(チラシ)を読んでもらうより、口から口へ、ってのがいいようだ。
豪州のタブロイド紙なんかが書いてくれるといいのだが…


ところで、財部誠一さんは今後の日本経済について、なるほどぉ、ってことを書いておる。
http://headlines.yahoo.co.jp/column/bp/detail/20070117-00000000-nkbp-bus_all.html
ようは、「日本経済は2007年も手堅い拡大を続けていくとしか思えない」というのだ。

ただし、「格差」問題は別の問題としてみておる。
確かに景気拡大と広がる格差は関係ない。
この格差問題は、政治の問題といっていい。
安倍お坊ちゃんには、なんのことかさえ、わからんだろうけどね。



東京都は、空前の税収とかいうけど…

2007年01月18日 | Weblog

東京都の06年度の税収額が約4兆9000億円になったという。
法人の都税が順調に増えて、3年前に比べて1兆円増えたそうだ。
バブル期を上回る過去最高額だ。
大江戸は空前の好景気ってことだ。

結構じゃね~。
だけど、わが北海道では夕張じゃ。
かたや空前の好景気、かたや財政破たん。
天地の差とはよくいったもんじゃね。

きょう、日銀は当面の利上げを断念した。
ダッチロールの末の判断じゃ。
中央銀行ってのは政府の干渉を受けない独自の組織だってことは世界の常識じゃが、この国ではどうやら違う。

村上ファンドの問題で、すねに傷持つ日銀総裁では、独自性など発揮できるわきゃぁない。
政府が利上げ大反対で、それに屈したのがホントのとこだろね。
この日銀のダッチロールで、すっかり円安になったと見るのがエコノミストの間では常識だそうだ。
世界は日銀をアホウと見ておるってことだ。

だからといって、利上げに突っ走ろうという日銀が正しいかと言うとどうじゃろ?
大江戸は確かに好景気、しかし、夕張をはじめとして北海道も沖縄も好景気とは程遠い。
景気がいいから「利上げして鎮静を図る」状況だろかねぇ?

日銀では、利上げは「勝ち」で、利下げは「負け」というのだそうだ。
オカシイねぇ。
景気が悪ければ金利を下げて、お金の回りをよくする。
景気がよければ、それが行き過ぎないよう金利を下げるってのが、素人でも知っておる常識じゃ。

そんなもんに勝ちも負けもあるかい!!
利上げしたい日銀は、この国の経済の現状をどう見ておるの?
さっぱり好景気は感じられぬゆえ、おぢにはサッパリわかりませぬ。

ところで、三菱UFJは株式を10分割すると、一部で報道されたね。
当の三菱UFJはホームページで否定しておるけどさ。
ライブドアの100分割はいかにも怪しかったけど、これって「買い」かねぇ?

どなたかにお教え願いたいもんじゃ。



またもや風邪じゃぁ

2007年01月17日 | Weblog

昨夜から何だかゾクゾクすると思っておったら、今朝から喉が痛い。
またじゃ。
昨夜だって、なんちゃらいううがい薬でガラガラうがいしたってのにねぇ。

疲れが溜まっておるのよ。
こんなことでは、長生きなどできそうにないね。
早く札幌を逃げ出さんことには、ボロボロになっちゃう。

だいたい、昨夜のおばからの電話でまずは意気消沈じゃった。
なんでも従兄弟がホスピスに入ったのだという。
うちのババとほぼ同時に脳溢血で倒れ、半身不随になっておった。

おまけにこれまたババとほぼ同時期にガンになって、ホスピスだという。
おじも昨年11月に脳梗塞で倒れておる。
参るねぇ~親族のこと考えただけで、体調が悪くなりそうじゃ。

ってことで、ガラガラうがいして、風邪薬飲んで寝ますです。
皆さんも、風邪ひかんようにねぇ。
あぁ~喉が痛いよぉ…元気が出ないよぉ…


不二家の株が上がったそうな

2007年01月16日 | Weblog

不二家の株価が5日ぶりに上昇したそうだ。
日経は、「消費期限切れ原料使用が発覚する前の10日から前日までの下落率が18%に達しただけに、買い戻しが入った。『自力再建が難しくなれば、大株主の森永製菓など他社の支援が入る可能性がある』との報道も買い材料になったようだ。」
などとノー天気に言っておるけど、ゴールドマンサックスが空売りの買戻しに動いたってことじゃないの?

なんのことはない、一旦、利益を確定した、と考えるのが正しいと思うけどね。
大儲けしたわけじゃ。
つまりはあっと言う間に18%もの利益が転がり込んだということだね。

また下落するだろうから、さらに利益が膨らむ勘定じゃ。
元祖インサイダー、ロスチャイルドが大儲けしたのは、これじゃ。

ご承知かも知らんけど、大儲けはしたのは、ワーテルローの戦い。
ナポレオンが率いるフランス軍と、イギリス・オランダプロイセンを中心としたヨーロッパ連合軍との戦いだね。
当時、ロスチャイルド家はイギリスで銀行を営んでいた。

ナポレオンが勝利するとイギリス軍が敗北して、イギリス国債は大暴落じゃ。
一方、ナポレオンが敗北するとイギリス国債の価格が大暴騰する。

当時、ロンドンでは「ナポレオンが勝つ」と大方が思っておった。
しかし、実際の勝敗は誰も知らんかった。
そこに、各地に情報網を持っていたロスチャイルドに「ナポレオン敗北」の情報が入ってきた。
実はこの情報、イギリス政府より1日早かったのよ。

そしてロスチャイルドは取引所で、沈痛な顔を装っておった。
でもって、取引所見つめかけた人々は「こりゃ、ナポレオンが勝った」イギリス国債は売りだぁ!!
でもってロスチャイルドは追随するように莫大な売り注文を入れた。

市場はパニック、イギリス国債は二束三文で叩き売られた。
その時、一気に買いに出たのじゃ。
なにせ戦争の結果を知っておるのじゃ、国債が上がるのは百も承知二百もガッテンじゃ。
国債が二束三文になったところで安値で買い占めた。

その後、ようやく取引所に「ナポレオン敗北」のニュースが飛び込み、イギリス国債はバカスカ跳ね上がった。
ロスチャイルドはここで大儲けしたってわけじゃ。
ようするに情報なのよねぇ…

ロスチャイルドの場合は、情報をいち早く入手し、演技して大儲けしたけれど、今回のゴールドマンサックスは、市場で空売りが禁止されておる不二家株を「空売り目的で買い占めた」ってことが容易に想像できる。

いずれにせよ、いち早い情報の入手が儲けにつながる。
ナポレオンの時代はともかく、いまはこんなんはインサイダー取引として違法行為なのじゃ。
さぁ、どうするんだ、この国の司法は、そして東証は…



不二家とゴールドマンサックス

2007年01月15日 | Weblog
札幌の地下鉄大通駅の改札口のそばに不二家がある。
昔はほぼ同じ場所の2階にあった。
三越デパートの向かいだね。

高校時代は、どなたとだったかは忘れたけど、パフェなど食べた記憶がある。
デートしたんじゃろねぇ、不二家でさぁ。
いきなり「同伴喫茶」には当然ながら行かんかった。
少女の安心感を誘うのは、やっぱ不二家なのよ。
パフェ食べながら、もっこりしておったかもしらんね。

けさ、ひょいと見た不二家は入り口に大きな張り紙が張ってあるだけじゃった。
いつもはイチゴの乗ったショートケーキがあったりしちゃうショーケースは、ガランガランの空っぽじゃ。
店員一人が所在なげにしておった。

ぺこちゃん、ぽこちゃんは子どものころから、なんかホンワカした雰囲気じゃった。
「ミルキーはママの味」ってキャッチコピーも良かったね。
だけど、ぽこ、ぺこっていうと、なんか、やらしい感じもしちゃったりしたけどさ。

あれやこれやあっても、お菓子に関する限り、不二家には信頼ってもんがあった。
これが地に落ちゃった。
期限切れの牛乳に始まって、ネズミ50匹やら、なんだかんだと出るわ出るわ。

その一方、株の世界では仕手戦にもたびたび登場した怪しい銘柄でもありましたです。
かの是川銀蔵さんの仕手戦銘柄としても有名じゃった。
その後も何度か仕手戦の対象として脚光を浴びておる。
ぽこちゃん、ぺこちゃんのイメージとは全く違う不二家の一面じゃ。

その株に関しておったまげたのが、かのゴールドマンサックスじゃ。
「きっこの日記」にある「江草 乗の言いたい放題」が指摘しておる。
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=41506&pg=20070114

ようするにゴールドマンサックスが「確実に値下がりする株」として「空売り目的」で不二家株を大量保有してたってことじゃ。
すでに空売り禁止で、一般投資家は手出しできため、空売りでひとり勝ちじゃ。
いやはや、これが事実なら、ニッポンは外資の食い物だね。
社員の平均年収7300万円も納得じゃ。

こんなうまい商売はない。
何してんだかねぇ?東証は…
どう考えたって、不二家株の大量保有は変じゃ。
ご指摘の通り、空売り目的での大量保有以外に考えにくい。
これ取り締まらんでどうするの?
これってインサイダー以外のなんだってぇの?

どんどこ値下がりする不二家の株価と共に、ゴールドマンサックスのやり口は大注目じゃ。
ちょっと目が離せませんです。



進む衰弱…

2007年01月14日 | Weblog


どんどこどんどこ雪が降って、ようやくニセコらしい風景となりました。
土曜日は5センチほどの積雪でしたが、日曜は本格的に雪、雪、雪。
見る間に5センチ、10センチと降る積るさまは、ババじゃないけど「ちょっと怖い」ほど。

でも、これが羊蹄山麓の魅力じゃね。
確かに除雪のことを考えるとしんどいけれど、世界に類を見ないこの極上パウダーがあってのニセコじゃ。
冬のリゾートとしての可能性はまだまだある、としみじみ思っちゃう。

一方、OGがガンガンジャンジャン来ておるご当地じゃけど、ぼんぼりは、順調に売り上げを伸ばしておる、とは言えませぬ。
認知度がまだまだ低んだね。
来ていただいたOGの皆さんには、「いいお店ね」と言っていただくのじゃけれど、なにせお客がなかなか来ない。

今シーズンは軌道に乗るのが難しいかもね。
…とちょいと弱気になるけど、まぁ、こんなもんかなぁとも思う。
あれやこれや、ややこしい人間関係もあるらしく、順風満帆とは程遠い。
揃いも揃ってど素人ゆえ、しょうがないのかねぇ…

きょうはあれこれ用事があって、昼にはババのご機嫌伺いへ。
衰弱が進んでおる。
声も弱弱しく、気力も衰えている様子じゃ。

「この部屋の4人のうち、誰が先かねぇ」などとのたまっておる。
もっとも同部屋のあとの3人は、寝たきりでほぼ植物状態だ。
一番元気なのがうちのババなんだけどさ…