おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

暴力監督で柔道は勝てるの?

2013年01月31日 | Weblog

午前8時の気温はマイナス4度。温かで雪も降っておりません。

今朝のおぢ、すっかり朝寝坊でござる。昨夜は恒例のズンバ・エクササイズでジャブジャブに汗かいて、さらに月曜、火曜の辛い休肝日を乗り切った勢いで、お酒をごっちゃり呑んじゃった。

おかげさんで就寝は午後11時を過ぎておりました。それゆえの朝寝坊、判りやすいことでござる。

きょうは延々と仕事モードのおぢ、これから頑張るのじゃ!!

ところで、柔道界でも暴力沙汰だそうな。日本柔道女子のトップ選手15人が、暴力行為やパワハラがあったとして、告発文書を、なぜかJOC(日本オリンピック委員会)に提出していたそうな。

最初は全日本柔道連盟に対する告発が、ロンドンオリンピック直後の昨年9月下旬にあった。しかし暴力をふるったとされる当該女子柔道監督は、厳重注意と始末書のみ。

そこで、15人はこんな柔道連盟ではどもこもならんと思ったのか、今回JOCに告発文を提出。なのに、あ然呆然、柔道連盟は監督を更迭することもしないのだそうな。

完全に選手の信頼を失っている監督をそのままにしておいて、五輪や世界大会でニッポン女子柔道勝てるのか??? なんともはや、呆れかえった組織ですなぁ、全日本柔道連盟!!

一体全体どこ見て、こんな判断しておるんだろ???  メンツか体面か知りませんけど、この20年延々と円高、株安を放置してきた財務省、日銀とよく似ておりまする。

官僚は、決して間違いは起こさない(無謬)とかいってやりたい放題ですけど、全日本柔道連盟も似たりゴンベなのじゃ。

バッカじゃなかろか、サンバでござる。

柔道に限らず、世界レベルの選手って、そもそも意識が高い。そうでなければ、世界大会や五輪になんか行けません。人一倍ガンバリもするから実力があるのじゃ。

そこをさらに精神的にも技術的にもサポートして、伸び伸び練習させる環境を整えるあたりが、監督の大事な仕事ではないのかね。

世界と闘う選手って、監督が怒鳴りつけて、なんとかなるレベルかぁ? 以前も書きましたけど、地域の大会レベルなら怒鳴って勝つこともあるかしらんけど、相手は世界で闘う選手だぜぇ。

それを遅刻だなんだと、どうでもいいようなことで殴るってんだから、どもこもならん。ニッポン柔道低迷の理由がよくわかります。

ニッポン柔道界、今後復活するカギは、まずこの全日本柔道連盟というチョーアンポンタンな組織の解体から。ここからスタートしないことには、ニッポン柔道の復活、再生など、夢のまた夢と思うけど、どうよ???


区域外滑走による死亡事故その2

2013年01月30日 | Weblog

午前6時の気温はマイナス7度。雪が降っております。いまのことろ5~6センチ程度。これからズンズン増える気配でござる。

午前7時を過ぎて、スキー場方向から発破の音がドンドンと響いております。雪崩防止のため、人工的に雪崩を起こしておるのでしょう。関係者の皆さま、早朝からまことにご苦労さんなことでございます。

先日の区域外滑走による死亡事故ですが、聞くところによると、窒息死だそうな。

数少ない読者の中にも、深雪ファン、新雪ファンがいるでしょうから、よくおわかりでしょう。ふあふあした浮遊感、むせ返るような粉雪を胸から頭までかぶりながらの滑走、なんともいえない快感なのでござる。

この魅力に取りつかれてご当地に移住する人は、おぢだけではございません。亡くなったニセコ町の方もレンタルコテージを経営する50代後半のベテラン深雪ファンだと聞いております。

一度、深雪の魅力にはまったら、もう抜けられませんのです。ただ、どうしてあの日、ルールを無視して滑ったのか。

いい感じで深雪があったので、おぢも滑りたかったのですが、吹雪のあとは雪崩の危険が大きく、だからこそ、ゲートは閉じておったのに… まことに残念なことです。

一般に深雪で転倒すると、起き上がるのがたいそうしんどい。おぢのような年齢だと、体力的にもかなりの疲労でござる。起き上がるまで疲れること、疲れること、ハンパないのでござる。おまけに一人で滑走して転倒すると、不安にもなりますしね。

とにもかくにも、一旦転んだら、底付きのない深雪ですから、もがいても、もがいてもなかなか起き上がれない。

スキーの場合は、ストックを突こうにもずぶずぶどこまでも埋まる。いまどきは、ストックの先についているリングもゲレンデ用の小さな輪から深雪用の大きな輪までありますが、その大きな輪ですら、深雪で転ぶとほぼ役に立たない。

立ち上がろうと、ストックを下向きに突き立てても、ずぶずぶ。この時ばかりは昔の竹でできたチョー大きな輪のストックが重宝すると思うけど、いまは売っておるのか?

なんとか起き上がるには、斜面に対して横向きになり、腹筋やら何やら、あっちこっちの筋肉を使い、さらに体制を整えて、ストックを短く持って、ようやく起き上がる。ホッとすると同時に、どっと疲れも出るのです。

おぢのようにメガネを着用しておると、起き上がってもゴーグルからメガネから雪まみれであたりがまるで見えない。さらにホワイトアウトしておったら、どっちが山側で、どっちが谷側かもわからない。起き上がって、いきなり谷側に倒れてしまったこともありましたです。

ニセコアンヌプリ山頂からの滑走だと、山スキーとほぼ一緒。滑ってる人は見えてもはるか遠くで、声も届かない。一応、笛は身に着けてますけどね。

転倒した場合、これに加えてリーシュ(流れ止め)を付けていないと、スキーが外れて行方不明になる。深雪の中なら、外れたスキーを探すだけでも、周りに数人仲間がいても1時間もかかる場合だってある。

実際、今シーズンも管理されたスキー場内にもかかわらず、リフト下で延々30分以上も子供のスキーを探しておる外人スキー客がおりましたね。

たいていは、転倒して止まった地点のかなり上、3~5メートルも上にスキーが埋まってる場合が多いです。

そんなことで、足とスキーをつないでスキーが逃げないようにしておく、ひも状のリーシュは、深雪を滑るときの必須アイテムでござる。

ことほど左様で深雪で転倒すると、たいそう危険でヤバい。ひとりで区域外に入るときは、「ニセコなだれ情報」をきちんとチャックするとともに、パトロールの指示に従い、けっしてロープをくぐってはいらないことが肝要でござる。

まして今回のように亀裂に落ちたら、這い上がるのは至難の業。深い亀裂なら、そのまま完全に雪に埋もれます。身動きがとれずに窒息死するのも無理ないのでござる。

世界に誇る魅力あるご当地の深雪ですが、命の危険も多くはらんでおる。くれぐれも装備を整え、ルールに従って滑走していただくよう、ご当地を愛する深雪ファンのひとりとして、切にお願いいたしまする。

 


滑走区域外で2人死亡

2013年01月29日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス19度。まだ明けない西の空に大きな満月が輝いておりまする。

きょうも雪は降っておりませぬ。雪かきがないと、たいした楽だなぁ~ と思う朝でござる。

そんなこんなで、きのうは今シーズン3度目となる薪小屋の屋根雪を下しました。以前ご紹介した新潟のスノーダンプが今回も大活躍。薪小屋の雪を下し、落した雪を除雪機で跳ね飛ばしてちょうど1時間でござった。

これまでと比べれば、鈍行と特急ほどの差でござる。

でもって、道具といえば薪の玉切りにこんなものを発見いたしました。これはどう見ても優れものでござる。なんといっても、チェンソーの歯が土に触れることがない! これがあれば丸太をくるりとひっくり返せるし、浮いたままで玉切りができる。

おぢの購入する「追い込み材」は、重くて、硬くて、大きいのでござる。「重くて、硬くて、大きい」それだけでなんか凄い、羨ましい。ではなくて、扱いが危険だし、大変なのでござる。

そんなことですから、大きな木の根もこれで軽々動かせるような気がします。たぶん…

ご存じない方にお教えしますけど、チェンソーの歯、これに石でもひっかけようもんなら、いきなり切れなくなる。歯を研ぎ直せばいいようですが、まずは時間がもったいない。歯の寿命もいきなり縮まります。

そんなことで、この優れもの、雪解けまでに購入いたす所存なのじゃ。

ところで、おとといの強風の中、滑走区域外で二人が死亡しておる。HANAZONOの滑走区域外ではフィンランド人、アンヌプリビレッジの区域外ではニセコ町の方でござる。

フィンランド人の方は「テロさん」というのだそうな。だから「北海道でテロ、死亡」と揶揄するブログまで…

いずれもクラックに落ちたらしい。「ニセコなだれ情報」でも注意を促しておったのに、二人とも閉鎖されておる区域外へ出るゲートをくぐって、中に入り亡くなった。

警察では「スキー場が管理している安全な場所でスキーを行うように注意を呼びかけている」そうだけど、それを言ってしまってはニセコのスキー場にはるばる来る意味がない。

ご当地スキー場の魅力は、なんといっても非圧雪の深雪斜面でござる。滑走区域外と呼ばれるところが素晴らしいから、わざわざ北欧フィンランドからもやってくる。

整備された圧雪斜面を滑るなら、どこのスキー場でもいいようなもんです。別にわざわざヨーロッパから東の果て日ニッポンの北海道ニセコまで来ることはないのです。ノートラックの深雪こそが、ご当地の魅力なのです。

ただし、おとといは吹雪の翌日で強風、上部のリフトは動いていなかった。当然ながら区域外へ出るゲートは閉じておった。だけど、だれかがゲートをくぐっておったので無謀にも行ってしまい、事故に遭った。

ご当地スキー場周辺は、吹雪のあとに雪崩の危険が増大することになっておる。過去の雪崩事故、遭難事故はほぼ吹雪の翌日でござる。これはもうはっきりしておる。

今回は、雪崩の端緒となるような、深雪の深い亀裂に落下して這い上がれなかったか、頭を打ったか。いずれにせよ、ルールを無視する暴挙。

お二人のご冥福をお祈りするとともに、ご当地においでの際は、「ニセコルール」をしっかり守って、滑りを楽しんでいただきたいものでござる。

しつこいようですが、「生きてるだけで丸儲け」なのでござる。


リフト動かず

2013年01月28日 | Weblog

 

午前7時の気温はマイナス12度。ちらちら雪が降っております。昨夜はかなり呑みました。

ただし、ゲロゲロしておりません。けっこう元気です。

きのうの朝はごっちゃりひざ上まで雪が降って、しかもスカッっと晴れたもんだから、そそくさとスキー場に行きましたけど、これが大失敗。

チャンと事前に情報仕入れてないもんだから、強風でリフトが動かないことを知りませなんでした。ゴンドラも4人乗りのリフトもとんでもない長い行列。

せっかちなおぢ、ゴンドラ1本で、トットと帰ってきましたです。スキー場でもあんまり強風は感じませんでしたけど、ときおり突風があって、どうやらそれでリフトが動かないことになったらしい。

それにしても、ニッポンのスキー場とは思えません。あっちを向いても、こっちをむいても、外国人ばっか。まさに国際スキー場なのでござる。

外人さんの場合、だいたいが長期の休暇で来ておるわけで、ニッポン人のようにガツガツしておりません。ゴンドラ待ちの行列でも、楽しげにおしゃべりしておるのが印象的でござった。

帰宅後は、しっかり仕事して、午後2時過ぎからは延々と除雪作業をいたしました。デッキの上の雪を下して、軒下の雪を跳ね飛ばすと、あっという間に夕方でござった。

きのうは、ハニーさんのお友だちを招いて、我が家で食事する約束をしておりました。でもって、お土産に大好物のビールをいただきました。我が家は恒例ポークしゃぶしゃぶでもてなしたのでござる。

ハニーさんと高校の同窓のTさん、実は当ブログの数少ない読者でござる。したがって、おぢは日ごろの感謝を込めてかいがいしく働いたのでござる。もちろん、美味しくお酒も呑みましたけどね。

楽しい一夜でござった。

そんなきのう夕方、遠く離れた我が町内で、一家心中もどきがございましたです。奥さんと次女を殺して、自分も自殺しようとしたそうな。殺した夫は現場で逮捕されておる。生活苦で自分も死ぬつもりだったそうだけど、なんだかとっても嫌な事件でござった。

ひとり残された長女の先行きを考えると、胸が痛みます。長々と続く不況下の事件でござる。

話は変わりますが、過日購入した「業務用掃除機」がきのう到着。さっそくストーブ内をこれで掃除いたしましたが、これ使えます!!

水も吸い取れるし、中に溜まったごみの処理も簡単。中古といいますけど、ほぼ新品。この掃除機で、ストーブの天板を外すと現れる筒状の触媒に詰まった灰を、さっと吸い取りました。そしたらその後のストーブの燃えようったらもう素晴らしいこと!!

日常は、ニャンコの小屋の床やトイレ周りの清掃に使います。これでこの先の煙突掃除がさらに楽になること確実なのでござる。やっぱ、道具ですなぁ…

 って、きょうもとりとめのないことばかり。しょうもないブログですけど、懲りずにまた来てねぇ、、、

 


大雪でござる

2013年01月27日 | Weblog

 

午前9時の気温はマイナス5度。きのう日中は吹雪で、その後も昼夜を通して延々と雪が降っておりました。

写真のように、薪小屋は雪に完全に埋もれました。今年は雪がメチャ多いのです。

でもって、今朝はピカッと晴れておりまする。絶好のパウダー日和でござる!! 積雪は多分40センチを超えておる。まことに素晴らしい感じでして、こりゃひとシーズン何日もないスキー日和なのでござる。

きょうは、底付きしないふあふあパウダーでしょう、行きたいですぅ~

ではありますが、おぢは今日も仕事でござる。きのうも朝からずーっと忙しく、ブログの更新もままなりませなんだ。数少ない読者の皆さん、スマンこってす!!

それにしても、きのうは凄い吹雪と寒波でござった。朝はマイナス20度、日中も10度前と寒かった上に雪がジャンジャン積もって「この先、どうなるんだろ」と心配にもなったのです。

おまけに、屋根の上にある煙突の天板が風で吹き飛ばされて、ストーブの燃え具合にも影響いたしましたです。天板が吹き飛んだもんだから、煙突の中に雪が降り注ぐ。

もちろん融けるわけですけど、煙突をつたってぽたぽた落ちるんじゃないかとたいそう心配いたしました。そんなことで、いつもお世話いただいておる真狩村の板金屋さんに電話。

とんでもない忙しい方で、昨夜8時過ぎになって、ようやくきていただき、吹雪の中、屋根に登って応急処置をしていただきましたです。

ホントにご苦労さまなことで、処置が終わって屋根から降りてきましたので、思わず手を合わせちゃいました。こんな天気に来ていただいて、ちゃんと直していただいて、ホントにありがたい。

この際、ご当地周辺の屋根の板金工事は、いい仕事をしっかりしていただいておる真狩村の「西村板金」が一等賞!! と申しておきましょう。

ここのOさん、ホントに頼りになりまする。いまどきは朝は3~4時から仕事して、帰宅は午後9時を過ぎることもあるのだとか。

50歳をとうに過ぎておるのに、チャッチャと命綱も付けずに屋根に上って、チャッチャと仕事するOさん、この場を借りてお礼を申しまする。いつもありがとうございます。

ってことで、スキーに行きたくてお尻がムズムズしておったらハニーさんが「行ってきてから仕事したら」って言うもんだから、行ってきますぅ~

スマンこってす!!

 

 


原発事故の責任は…

2013年01月25日 | Weblog

午前6時の気温はマイナス1度とたいした温かでござる。雪の予報でしたけど、いまんとこ降ってはおりませぬ。昨夜から今朝にかけて、サラッと2センチほどの雪。

今朝も静かな朝だ。丸々この一週間、穏やかな天気が続きました。年末から延々と雪が降り続いておったわけで、たいした厳しい冬なのでござる。

朝食後の午前8時半を過ぎて、雪がじゃんじゃん降ってきております。深々と降る雪ではなくて、吹雪模様じゃ。ありゃりゃなことで…

さて、

フクシマ第一原発の事故をめぐり、業務上過失致死傷などの容疑で、東電幹部が告訴・告発され、検察当局は捜査を進めておるそうな。

勝俣恒久・前会長や清水正孝・元社長ら東電幹部から、任意で事情を聴いたという。きのうの報道ステーションは、マスクして道路を歩く勝俣前会長に直撃インタビューしておった。

なんとまぁ、木で鼻をくくったような発言をしておって、腹が立ちましたです。

今回の捜査の焦点は、津波によって全電源が喪失する事態を、事故前に予見できたかどうか。

政府事故調の報告書によると、東電は2008年に、それまでの想定を超える高さ15・7メートルの津波を試算、しかし対策はその後もさっぱり具体化していなかった。

「検察当局は、東電幹部が安全対策について社内でどのような検討をしていたかなどについて、説明を求めたとみられる」と新聞などは伝えておる。

、ビックリ仰天なのだけど「今のところ検察内部では、個人の刑事責任を問うのは難しいとの見方が強い」と報じておる。

んなバカな!! わけがわかりません!! 

いいですか、東電は2008年に高さ15・7メートルの津波を試算しておった。なのに対策はすっかり放置プレーしておいて事故が起きた。だけど責任は問えないってどういうことかね、検察さまよ?

こんなことで納得する福島県民は、どこにもおりません。故郷はすっかり放射能で汚染され、家にも帰れない。そんな大事故を起こして、東電幹部に責任はないってことがありますかね?

大阪の桜宮高校で体罰と称する「暴行傷害事件」を起こした教諭を逮捕しないのと似たりごんべ!! わけ判りませんってば!!

もっとも、フクシマの事故の場合は、津波以前に地震そのもので建屋内部が崩壊して、事故が起きた可能性もありますがね。

いずれにせよ、地球規模の大公害事故を起こして、責任がないわけがない。あまりに酷いと思います。

そんな中、東電の柏崎刈羽原発直下を通る断層は、活断層と判定される可能性が大だそうな。地層のずれが24万年前だからだそうな。

これまでニッポン国の基準では「12~13万年前」に活動した断層を活断層としておった。しかし規制委の検討チームが今月示した「新基準」は活断層の定義を「過去40万年間」に拡大した。だから今回、活断層と断定され、柏崎刈羽原発は再稼動できなくなるというのだ。

ではありますが、過日の週刊現代で古賀茂明さんが指摘する通り、世界の常識では180万年以降だ。

この国の安全基準、なんと、ずるずる、ずる賢く古くなっておる。

当初、我がニッポン国では、活断層の定義は5万年前以降に動いたものとされていた。ところが、最近12万年前までに拡大、これをついこの間さらに40万年前までに拡大した。

世界の常識が180万年前だというのに、なにしてんだか。たぶん、180万年前に定義すると、この国で原発を動かすことは不可能になるってことなのだろう。

ったくもう、この国には、正義というもんがないのかね。カネと利権で動く原発、地球規模の大事故を起こしても幹部には責任がないという。

こんなこと、このまま放置しておって委員会???

 


灯油高騰で急がれる次世代暖房

2013年01月24日 | Weblog

 

午前7時の気温はマイナス15度。今日も晴れております。

雪の降らない日が続いておって、パウダーファンには残念なことですが、この一服感、何ともホッといたします。

きのうは日中の気温がプラス1度にもなってぽかぽか陽気でござった。そんな午後、おぢとハニーさんは今シーズン2度目の煙突掃除をいたしました。

きのうご紹介した掃除袋が活躍して、掃除は1時間半ほどで終了いたしましたです。

我が家の場合、煙突は外すことなくそのまま掃除いたします。1階にあるストーブから斜めに立ち上がり、天井の一番高いところまで伸びた煙突を、2階のロフトから下に向かってブラシでゴシゴシ掃除するのでござる。

したがって、煙突内に付着したススの多くはストーブ内に落ちるのです。これをストーブの天板を外し、屋外に置いた家庭用掃除機(煙突掃除専用です)で吸い取っておったのです。

煙突を外して掃除するのが1番良い方法なのでしょうが、厳冬期は手間暇がかかるので、こうしております。

でも、小型の家庭用掃除機では、紙パックがあっという間にススで一杯になってまう。今回も紙パックを途中で3回も取り替えたのでござる。なんとまぁめんどくさいことでござる。

そこできのう、新たに業務用掃除機を導入することにいたしました。この掃除機のウリは「一般ゴミ・水に加え、新たに金属切粉の吸引が可能」という、なんとも優れもの。

しかもゴミは10リットル入るそうで、1回の煙突掃除で出てくるススは、すべて吸い取れるに違いないのでござる。もっとも、今回我が家で購入するのは、この掃除機の中古品でござる。

煙突のススを吸ったり、雨や雪で濡れたニャンの小屋を掃除したりするわけで、主に屋外で使用しますからピカピカの新品は不要なのでござる。ただし、ネット購入ゆえ、どんな程度のものが届くのか、ちょと怖い気もしますがね。

そんなことで、けさも薪ストーブは、写真のように絶好調で燃えております。灯油が1リットル100円を超える高値でございますが、我が家では安価な薪が遠慮しらずでじゃんじゃん燃えておりまする。

一方、灯油は1リットル100円超というビックリの高値。こんな値段となっては、この先灯油ストーブを使い続けるなど、庶民感覚からして到底ムリじゃ。灯油に代わる代替エネルギー、早く何とかしないとなりません。

鈴木宗男さんではないけれど、ロシア・サハリンからの天然ガスの輸入なら値段は安い。しかも、エネルギーを中東に頼る現状から、供給源を多様化できるわけで、我が国の安全保障の観点からもまことに結構なのじゃ。

トットとなんとかせんかい、二千回と思います。ロシアとの友好な関係は、北方領土の返還とも大きくかかわること必定でござる。

また、きのう地元北海道のテレビでは、十勝で行なわれておる馬ふんの発酵による暖房実験とか、ワラの発酵による暖房実験が放映されておったです。

冬の暖房も、地域の特性を生かしたユニークなものが、規制緩和や政府の支援で、ジャンジャン出てきてほしいものでござる。

官僚さまが、許認可権をちらつかせ、大威張りしてあらゆる業界の新規参入の障壁となっておるのでは、ニッポン国に先行きはありませぬ。

アベノミックス3本の矢の1本、特に成長戦略への期待は大きいのでござる。官僚を使いこなし、ニッポンを再び成長路線に戻せるのかどうか、安倍政権の真価が問われまする。

そんな中、小泉政権で大モメの末に一般財源化された「道路特定財源」、これが先祖がえりしようとしておるそうな。「自民党道路族」の復権か? 土建屋自民党の復活か?

なんだかんだいいつつ、さっぱり変わってませんなぁ、自民党ってば!!

 

 


「発送電分離」大詰め

2013年01月23日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス15度と冷え込んでおります。今朝も晴れておって、放射冷却による冷え込みなのでしょう。

この3日ほど降雪のない朝を迎えていて、豪雪地帯の住民もさすがにホッとしておりまする。パウダーファンにはつまんないわけですが、住民にとっては、少し休んでもらわんことには除雪疲れで身体が持ちませぬ。

きょうもどうやら降雪はないようで、きょう日中は、煙突掃除でもしようかと思っております。過日購入した室内用掃除袋がまことに便利なので、掃除がすっかり楽になったためでござる。

おかげで、早め早めの対処ができるようになりましたです。なにはなくても、道具ですなぁ。

さて、

経産省の専門委はおととい、発送電分離の方法について、送電を「法的分離」(別会社方式)にすることで大筋合意したそうな。次回2月の会合で「改革案」をまとめるという。

法的分離は、送電専門の別会社をつくって送電網の所有権や運営を移す、ということだそうな。中立的に運営しているかどうかは独立機関が監視するそうで、もしそうなれば、まことにけっこうじゃ。

電力会社の影響力を排除する形で分離できるならよいけれど、そのあたりはどうなのか?

現在は、電力会社が発電も送配電も、一手に握っておる。だからベンチャー企業なんかが発電事業に進出しようとしても、電力会社が自分たちに都合のいいように送電網を運営しておるわけで、新規参入しにくい仕組みなのじゃ。

それじゃぁ、どもこもならんってことで、発送電の分離なのだ。うまくいけば電力は文字通り自由化され、電気料金は競争に晒されて安くなる。

ヨーロッパのように原発の電気を使いたくなければ、多少高くても再生可能エネルギーなどによる電気を買うこともできる。

しかし、この別会社がもし電力会社の子会社になったり、持ち株会社になったりしたら、経営にも人事にも影響が及ぶわけで、意味がない。

しっかりした分離となるのかどうか、注視せねばなりませぬ。

その一方、「機能分離案」というのもあるそうで、運営を独立機関に移し、別の独立機関が監視する複雑な仕組み。で、しかも電力会社が送電網を資産として持ち続けるそうで、こうなっては丸きり意味がない。

いまんとこ、法的分離が優勢らしいけど、法的分離でも骨抜きの可能性は大いにある。分離の時期も決まってないというし、今後、分離をどう進めるかの具体策を詰める必要がある。

例によって経産省のスケジュールでことは進む。来月の会合でどんな改革案となるのか、大注目でござる。

自民党内最右翼の安倍政権としては原発は維持するのだろう。しかし、安倍政権が自由主義経済の立場にしっかり立つつもりなら、効率的な発送電の完全分離は、消費者の利益につながる規制緩和となりまする。

財務省はヒキガエル野田をパペットとして、いいように操って消費増税させた。一方、安倍政権では経産省が官邸に入っておる。経産省が主導する内閣となっておるわけで、発送電の完全分離の行方は、まことに不透明なのじゃ。

トホホなことでござる。

話は変わりますが、きのうは日銀の政策決定会合がありましたです。今回新たに2%の物価上昇率を「目標」に定め、2014年以降、期限を定めず国債などを買っていくという、「期限のない新たな金融緩和強化策」を打ち出した。

だからさらに円安が進むかというと、そうは問屋が卸さない。市場では「材料出尽くし感」や「失望感」もあって、1%程度の円高に振れておりまする。

円安にこのままブレーキがかかるかというと、そうはならんじゃろ。今年7月の参院選に向けて、さらなる円安は必定でござる。

SBIネット銀行で、豪ドルの3カ月定期預金の金利はいま4%でござる。さらに円安が進む可能性もあるわけで為替のメリットもありまする。

豪ドル預金を始めるなら、為替が一服しておるいまがよろしいかと思いますです。

ついでながら、インフレへ向かっておるゆえ、より安全な金への投資も増えておるそうで、金投資もよろしい。

住宅ローンも、金利がこの先ズンズン上がっていく可能性があるので「固定金利」への転換も必要じゃ。

この20年、株の場合は、黙って空売りしてきた人だけが儲かった。土地の値段も下がる一方だった。そんなこんなが、がらりと変わる局面かもしれませぬ。

インフレ時代に対応する考え方への方向転換が、いまこそ必要ですぞ!!

 

 


目まい

2013年01月22日 | Weblog

 

午前8時の気温はマイナス9度。写真のように雪が降っておりませぬ。

きのうのおぢ、夕方からひどい目まいに襲われてしまいました。夜はアメリカで活躍するジャズギタリストの旧友が、ハーフノートでライブするので、ぜひとも参加したかったのですが、諦めました。

原因は、きのう早朝午前5時から仕事してそのまま夕方まで、パソコンの前に座っておったためとみられます。その前夜はけっこう酒を呑んでましたしね。

そんなことで、肩から背中にかけて、パンパンに張っておりました。それもハニーさんが「背中押しますか?」と背中を揉んでもらって分かったのです。肩が凝ってるのも分からん酷さでござった。

前夜からの疲労と、パソコンの前に延々座っていたため、目からくるひどい肩こり、このダブルパンチが目まいを誘発したような。肩こり、侮れませんです。

それでも、昨夜ハニーさんが背中を押してくれたためか、今朝目まいはありませぬ。なんだか、年寄りだなぁ、と感じたりもいたします。

そんなことで、きょうは午後からジムで汗をかくことにいたします。身体を動かさないことには肩こりが改善いたしません。肩こりの元となるパソコンも、今日は休もうかしらん。

そんなことで、きょうも当ブログは手抜きでござる。スマンね!!

 


中東行くなら「イスラム教に改宗?」

2013年01月21日 | Weblog

午前7時の気温はマイナス9度。雪は降っておりませぬ。

おぢは今朝5時に起床し、それから延々とパソコンに向かって仕事しておりましたです。昨夜のうちにしなけりゃならんかったの仕事ですが、どっぷり酒を呑んでしまったためでござる。

昨夜はお隣に滞在中のはるばる沖縄からやってきた一家を招いて、鍋を囲んだのでござる。0歳から6歳まで4人の子どもたちの元気なことったら、もう!

朝から夜まで延々遊び続けで、なのに疲れってもんを知りませぬ。おぢが子供だったころに比べ、はるかに元気で、まことにけっこう。

その相手をしたこっちは、もうけっこう、って感じの疲れよう。子どもの体力、恐るべし、それでも楽しい夜でした。

話は変わりますが、きのう大鵬さんの訃報で、「その頃は、巨人、大鵬、卵焼きと言ってね」と話したら、ハニーさんが「なんでそうなの?」と首をかしげておりました。

「エッ!子どもが好きなものじゃん」とおぢ。ハニーさん世代は、これを知らないのですよ。15歳の年の差ってのを久々に感じましたね。

さて、

アルジェリアの人質事件でござる。朝日新聞電子版によると、9人のニッポン人が亡くなったという情報もあるそうだ。たいへんな犠牲者でござる。関係者の皆さんの心中、察して余りありまする。

どこぞのTVニュースでは、助かったフランス人のインタビューを放映してました。なんとこのフランス人「私はイスラム教徒だ!!」と言い張って解放されたとか。

機転がきくというか、なんというか。もし中東へ行くことがあったなら、キリスト教徒は、とりあえず胸につけてる十字架を外して、アラーを讃える一言でも覚えていくのがよろしい。

万が一、危機に際して胸の前で十字でも切ろうもんなら、即、首まで切られてしまいます。少なくともメッカの方向に何度もひれ伏す、例のお祈りぐらい覚えておかないことにはホントにヤバイ。

もっとも今回は1000人近い人質でしたし、そんなヒマがあったかも定かではござりません。しかし、仏教徒であろうとキリスト教徒であろうと、もし中東行となったなら、この際はイスラム教徒に改宗しておかないと命が危ない。

かつての東西冷戦時代は、資本主義と社会主義の戦いでしたけれど、いまどきはキリスト教とイスラム教の宗教戦争の一面もある。

十字軍がエルサレムの奪還を目指してイスラム教徒と対決したのはなんと11世紀。千年前のことでござる。どう考えても東西冷戦より、はるかにややこしい。

きのうに引き続き「生きてるだけで丸儲け」ってことで、中東へ転勤する皆さんは、エセでも、偽善でも、とにもかくにもイスラム教徒になっておくのがよろしいかと思いますけど、そのあたり、どうよ?


寒気は一服

2013年01月20日 | Weblog

 

午前7時の気温はマイナス5度。きょうも10度を超える寒さには至っておりませぬ。雪も降ってませんし、穏やかな朝でござる。

きのうに引き続き、寒気は一服ってことらしいです。ホッとしますなぁ。なんといっても、この冬は寒すぎに、雪が多過ぎ。

写真のように薪小屋も完全に雪に埋もれておる。

大雪や寒波に慣れておるご当地の皆さんも、さすがにうんざりじゃ。そんなことで、ここしばらくはこんな陽気が続いてほしいなぁ~ と思う日曜朝のおぢなのでござる。

話は変わりますけど、ここんとこ、訃報ばかりで参っております。映画監督の大島渚さんに元横綱の大鵬さん、いずれもその時代を画したお方でござった。

大島渚さんの映画といえば、おぢは高校か大学時代にリバイバルした「日本の夜と霧」。それと「戦場のメリークリスマス」でござろうか。

物議をかもした「愛のコリーダ」は、観ておりませんです。日本の夜と霧は、なんだかややこしかった60年安保の学生運動を描いており、ずいぶん斬新な手法だなぁ、と記憶しております。

戦場のメりークリスマスは、なんといってもラストシーン。捕虜を虐待し、死刑が決まっておるビートたけしが「メリークリスマス、ミスターローレンス」と目を潤ませ、ドアップで繰り返すシーンと坂本龍一の音楽がひときわ印象的でござった。

大鵬さんは、「巨人、大鵬、卵焼き」といわれ、子どもの好きなものに数えられる強い横綱でした。北海道出身で、白系ロシア人の血が混じっておる美形の横綱というところも、おぢにはしっくりきた。

「柏鵬時代」と呼ばれたあのころ、大鵬と柏戸の一戦は、TVを買うことができなかった多くの庶民が、街頭テレビや、ご近所の裕福な家に集まって観戦したものでした。

まさに「三丁目の夕日」の時代。昭和30年代、ニッポンはどんどん元気になってきた時代ではありますが、母子家庭の我が家は貧乏で、いい思い出もありません。

晩御飯のおかずが、小さな一切れのサケの切り身だけってこともありました。料理というものを知らない母親で、なにを食べてもおいしくはなかったような…

そんなことで、小学生のころは肉を食べることができなかったです。調理方法がわからなかったのでしょう。まずかった記憶しかありません。

おぢはが大人になってから、多少食べ物にこだわるようになったもの、そんな子どものころの「苦い体験」からでござろうか。

大鵬さんが亡くなって、辛い子ども時代を思い出したりもいたしました。

…などとちょいとセンチな気分ですが、気が付けばきょうのおぢ、朝から仕事が忙しいことになっておる。中途半端ですが、当ブログ、また明日でござる。スマンね!!


「デレッキでひっぱたくよ!」

2013年01月19日 | Weblog

午前6時の気温はマイナス7度。マイナス10度に至らないと、少しホッといたします。

それにしても、よく降りまする。おとといから延々ノンストップでござる。ご当地の総降雪量は608センチと、とうとう6メートルを超えましたです。

きのうの積雪は27センチだそうですけど、そりゃ観測所のある町の中心部の話。我が家やスキー場周辺ではゆうに30センチは超えておる。

でもって、その流れが止まることなく今朝も続いておって、さすがにうんざり。もちろん、除雪のことでござる。

その一方、深雪スキーのことを考えると、これまた、ずいぶんよろしいシーズンで、ある意味ウハウハ!!

「除雪はしんどいけど、スキーは楽し」というわけで、ここんとこのおぢ、なかなか複雑な心境なのでござる。

写真は、ネット通販で購入した「防寒用下半身袋」。いまこれを身に着けてポチポチブログを書いておりまする。中には湯たんぽってことで、まことに暖かでござる。

わずか1500円でこんなにポカポカとは、たいした助かるのでござる。もっとも、おぢのデスクあたりが冷えるのは、我が家のコンクリートの基礎が外気温並みに冷えておるため。

今年の秋までに、基礎をしっかり断熱材で覆って、ちゃんと塗装するつもりでござる。そうすりゃ、来シーズンはこの下半身袋も不要になるかもしれませぬ。ま、それまでのつなぎですが、たいした重宝しておりまする。

しつこいようですが、も少しかわいいネーミングなかったのかねぇ、、、

標題の「デレッキでひっぱたくよ!」は地元UHBテレビの朝ワイド「さぁトークだよ」の冒頭での話でござった。

デレッキとは、かつて北海道の各家庭に必ずあった薪ストーブや石炭ストーブの中をかき回したりする「鉄製の火かき棒」のことでござる。

子どもを叱りつけるとき、この棒でひっぱたくと脅したのは昭和30年代までのことでござろうか。昔の我が家にも当然のことながらデレッキはありましたです。

そして薪ストーブを使う今も、デレッキはストーブのそばに置いてあり、つい先ほどもこれでストーブの中の灰を落としたりもいたしました。

母親がデレッキで子どもをひっぱたくよと言っておった時代、世間のたいていの父親は、子どもをグーで殴ったりしておりました。暴力が日常化していた時代です。

何回も書きましたけど、いまはなき札幌市立陵雲中学時代、上級生はドスとかヤッパとかいう刃物を持っており、教師と殴り合いや取っ組み合いをしておりました。

おぢの学年から下では、そんなことは丸きりありませんでしたけどね。

そんな時代ですから、体育会系の部活なんかも、体罰は横行しておったはず。ひ弱な文化系のおぢは、よく知りませんけどね。

話は、過日の大阪市立高校での体罰と、それによる自殺のことでござる。もしあの時代なら、そんな暴力教師も容認されたかもしれませぬ。

なにせ、暴力は家庭でも、社会でも、もちろん学校でも、ごく常識的に行われておったから。子どもは暴力をごく当然のように、受けとめておった。

いまは家庭内での暴力はDVと呼ばれ、しっかり「犯罪」と認識されておる。どこの家庭でも父が母や子供を殴るなんてことはまずありませぬ。

今の子どもたちは、そういう時代に生きておるのです。人を殴ることも、殴られることも、見たり聞いたりしたこともない世代で、旧態然の「体罰」など通じるはず、ありえませんってば。

そんなこんなで、当該高校の体育科の「募集を止める」と、橋下市長が言い出して物議を醸しておる。そんな暴力教師がいる高校でも、入学したいという子どもたちがいるわけで、何とも悩ましい。

そういう子の親は、どう思っておるのかねぇ? おぢにはよくわかりませんです。

明石家さんまさんの言葉が教科書に載っておそうな。娘の名前を「いまる」と付けたことによるとか。「生きてるだけで丸儲け」だから、いまるなのだそうな。

これより大事なことはないと思いますけど、どうよ?


「氷河期世代」はいま

2013年01月18日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス11度。それよりなにより、昨夜から今朝にかけての積雪がハンパない。

30~40センチもあるだろか? ご当地のきのうまでの総降雪量は、気象庁の速報値によると584センチ、積雪深度は164センチだそうな。

少し重い雪で、きょうは仕事しながら除雪に明け暮れることになりそうでござる。

写真は、きのう午前8時半過ぎにキング第4リフトから撮影したもの。天気が良かったので、そそくさと出かけましたが、雪があまり深くなく、滑っていて底付きする感じなので、1時間で帰宅いたしました。

その後は、今に至るまで延々と雪模様の天気になりましたから、ま、1時間の滑走でよかったってことだ。

さて、

過日の日経電子版によると「若者たちの危機」だそうな。

現在の30代のみなさん、いわゆる「氷河期世代」は、学校を出て正社員になり、終身雇用を前提に結婚し、家族をつくるという、それまでなら、ごく当たり前の人生のレールが初めて壊れた世代なのだそうだ。

つまり「多くの大学生がやむなくフリーター、派遣など非正規労働の道を歩んだ」世代。

記事に出てくる33歳の男性は、北海道の大学を出て、派遣労働者として工作機械や自動車部品などのメーカー7社を渡り歩いたという。最初の会社の月給は約25万円だったが、今は22万円程度だそうな。

 非正規雇用では年功賃金が完全に崩れておるのだ。

さらに記事によると「20代前半で正社員の8割強だった賃金水準は40代後半になると半額にまで格差が広がる。厚生年金は5割が加入対象外で、9割の人は退職金をもらえないなど老後の備えも薄い。」という。

民間企業に勤める正規社員の賃金も下がった時代ではありますが、非正規はもっと酷かった。そして公務員だけ、我々の税金でぬくぬくとしておったです。

こんないまの雇用慣行では、30代後半からの再就職はさらに厳しいことになるのだそうだ。その高齢フリーター層に氷河期世代が入り始めているのだ。

政治はここをなんとかしないと、ニッポンの先行きはかなり怪しい。子づくりはもちろん、結婚の見通しもないのだから国家存亡の危機でもありまする。

こんな話を聞くと、我々世代はなんだかんだいいつつも、逃げ切った感がありまする。

おぢたち高齢者は、こうした若い世代のために何かできないのだろうかとも思います。その一方、「そういうことですから、年金減らします」と言われても困る。

だから、景気をよくして、パイを大きくして、給与水準の底上げを図るのが正しいのだろうけど、アベノミクスは単なるバラマキノの気配が濃厚じゃ。

今週号の週刊現代で古賀茂明さんも「アベノミックスが復興を遅らせる」「金融政策はうまくいっているが、財政政策と規制改革という残り2本の矢は的外れな方向に飛ぶのではないか」と危惧しておる。

こと、公共工事に関しては、どうやら安倍政権のバラマキは大いに問題ありだ。全国各地で公共工事が行われれば、関連業界はニンマリだけど、人手不足とコスト増が震災復興を遅らせるのではないかと古賀さんは申しておる。

震災復興はもちろん大事だ。そこに加えて、氷河期世代の若者を救う手立ても必要だ。

あれもこれも必要なことばかりだけれど、安倍総理の健康不安も再燃だそうな。「夜眠れない」ゲリピー総理で、ニッポン国、大丈夫か?

 

 


四駆にようやく、HVやEVが登場

2013年01月17日 | Weblog

 午前6時の気温はマイナス15度と冷え込んでおります。雪はさきほどから降り出したらしく、まだ積もってはおりませんが、これからどんどこ増える気配でござる。

昨夜は恒例のズンバでござった。ハニーさんのお友だちのバーバラさんも参加して楽しく汗かきました。腰周りと肩甲骨周りを主に動かすのが特徴ですけど、おかげで朝の体調のいいことったらありません。

バーバラさんも「次の朝がとてもGOOD」と申しておりまする。はぁはぁぜいぜい、そん時はしんどいですけど、身体を動かすのはまことに気持ちがよろしい。

ズンバの場合は、懐かしい「サタデーナイトフィーバー」に合わせたり、インド、中東方面の音楽で踊ったりと、ただただ楽しいってこともありますがね。

そういえば、このバーバラさんの弟の家族がまもなくご当地にやってくるのだそうな。宿泊先はたいそうお気に入りのフルノートだとか。

でもって、肝心なのはその弟の娘。いまはシドニーの大学で「ジャーナリズムを勉強中」だそうだけど、話はそこではなくて、なんとこの娘は女優を目指しておるそうな。

で、どんな美人かと聞いたらなんと「ニコールキッドマンに似てるわ」だそうな。ドッヒャー!! 21日月曜日、午後7時から旧友のジャズギタリストがフルノートの地下にあるハーフノートで演奏会を開催いたします。

そこへやってくるそうなので、ご尊顔を拝しないことにはどもこもならんです。御写真も撮らせていただいとかないと、そのうち銀幕の大スターになる可能性もございます。

いやぁーニコールキッドマン似でござるぞ!! 大した楽しみなのでござる。

ところで話はゴロンと変わりますが、おぢが延々待ち続けておりました新車がいよいよ販売だそうな。四輪駆動車に電気自動車(EV)とハイブリッド(HV)が登場するのでござる。

こちら雪国で使う車といえば、なんといっても四輪駆動。後輪駆動は使い物にならないし、前輪駆動も大雪では坂道も登れませぬ。どちらも、大雪のご当地では、とても買う気にはなれませぬ。

ですからHVもEVも、さっぱり四駆が売り出されないので、どうなってんだと思ったら、とうとう出ました。

で、三菱自動車が先日発売したのが三菱プラグインハイブリッドEVシステム」とかいう三菱ハイランダー?でござる。TVのCMも始まっておりまする。

ようは電気で走る自動車なのですが、バッテリーの容量が低下した場合や加速が必要な場合には、エンジンが自動的に始動して発電、モーターとバッテリーに電力を供給して走るのだそうな。

ちょっと~、この先円安でジャンジャン高くなるガソリンは、バッテリーの低下時、加速時だけに使うって、たいしたいいジャン!!

リッター60キロ以上というから従来のガソリン車はもちろん、リッター30キロ前後のHVをもはるかに凌ぐのじゃ。しかも下り坂では充電しちゃうというからビックリ。

さらに大容量のバッテリーを使って家庭用の電源としても使用できるそうな。キャンプや災害時にお役立ちでござる。でもってご当地必須の4WDというから欲しくなる。

一方、富士重工もハイブリッドでは初となる4WDを今年発売するそうな。こちらもおぢの期待が高いです。

アメリカでは、スバル自動車のファンを「スバリスト」と呼んでおるそうな。根強いファンが多いのだそうな。おぢもまさにそのスバリストでござる。

20代初めのころ、初めて中古のトヨタ・スプリンターを当時大枚35万円で買って、ニセコにスキーに来て、雪にはまり、下り坂でくるくる回り、とにかくエライ目に遭いました。

そこで次に買ったのが、スバルの「レオーネ・エステートバン4WD」。当時会社の同僚に「寿司屋の車」と揶揄されましたけど、これがびゅんびゅん走りました。

以来、新車、中古含めてスバル車一本やり。かれこれ30数年のキャリアを持つスバリストなのでござる。

「ゼロ戦」で培ったノウハウと、いわゆる走りの良さは他車の追随を許しません。なんといっても水平対向エンジンの安定性とニッポンにおける「元祖乗用車型4WD」のノウハウがあるのでござる。

トヨタの社長をして、「尖がった車をつくる会社」と言わしめておる優れた会社でござる。

この十数年、延々と円高による株安に泣いておったトヨタをはじめとする自動車業界、いよいよ復活。株価も右肩上がりでござる。

HVとEVの4WDとうとう発売ですけど、新車は買えないわなぁ。こういうのが中古で出てくるのはいつになるんだろ…

 

 


凄いぞ「陽子線」「重粒子線」治療

2013年01月16日 | Weblog

 

午前7時の気温はマイナス11度。雪もジャンジャン降ってます。

きのうは、写真のように薪小屋と物置の屋根の雪下ろしをいたしました。

今シーズン2回目でござる。一昨年までは、屋根が壊れそうになってから、慌ててやってましたが、今年はそこまで放置プレーはしなくて済んでおります。

それもこれも、こちらの道具のおかげでござる。説明通り、雪がたくさん乗っかって、しかも底が緩やかにカーブしていて雪の上でスルスル滑る。軽々、楽々と作業ができるのでござる。

去年、ご近所Sさんのお勧めで農協で購入しましたけど、これだと作業時間がほぼ3分の1。体力的にもとっても楽チンなのです。

しんどい屋根の雪下ろしは、やっぱ湿雪、豪雪の新潟県でつくられた道具がよろしいようでござる。

そういえば真狩村のTさん兄がいつもこう申しております。「仕事はね、人間がするんでなくて、道具がするの」。

Tさん兄はスキーも含め、道具にはずいぶんおカネかけてますけど、確かにおっしゃる通り。ちゃんとした道具のおかげで、トットと作業が終わるわけで、道具さまさまなのでござる。

ところで話は変わりますが、今週号の週刊現代のグラビア特集見ました?

「陽子線と重粒子線で本当にがんが消える」です。「がんを切らずに治すことがスタンダードになりつつある」として、兵庫県立粒子線医療センターを特集しております。

これってば、作詞家のなかにし礼さんが食道ガンを陽子線で治療してから、希望者が大幅に増えておるそうな。

院長の不破信和さんは「ある種のがんには従来の放射線が良い場合もありますが、粒子線治療の効果は素晴らしい。ジョット機とプロペラ機のほどの差があります」だそうな。

ジェット機とプロペラ機の差って、なんだか凄い。なんといっても痛くない。辛くない。「がんに100%命中させ、切らずに治す『新時代の治療法』」だそうだ。

さらに、進行性食道がんだった中村勘三郎さんも「陽子線なら助かったかもしれないという声もある」とか。

さらに、さらに、「進行肺がん」でも、8割のがんが消滅するそうな。

ただし、この兵庫県立粒子線医療センターの場合、陽子線も重粒子線も治療費は288万3000円だそうな。でもって、北海道でも新規建設の動きが進行中だという。北海道にも早くできてほしいです。

ガンになるには、化学物質などの外的な要因や、生活習慣、老化など様々な条件・要因があるのだそうな。

ようは、喫煙に不規則な生活、呑み過ぎ、食べ過ぎ、運動不足などが原因と考えられる。

おぢの知る限り、友人知人でガンになったお方は、このどれか、または全部に該当しておる。

それでも、陽子線治療なら、切らずに治るわけで、体力も落ちずに済む。たいしたけっこう。とりあえず、万が一に備えて、おぢとハニーさんの二人分、600万円は確保しておかないとなりませぬ。

でも長生きしたいなら、まずは禁煙に規則正しい生活、適度な飲食、定期的な運動でござる。

とはいえ、なかには、運動もしないで暴飲暴食、さらにはタバコ吸っても長生きする人も、いないことはない。

そんなもんは単に運がいいだけ!!

不規則な生活して、美食して、しかも暴飲暴食、でもって運動もしないで「長生きしたい」って、そんな虫のいい話、どこにも転がってませんってば!!

高校時代なら勉強しなくても、赤点とっても、かろうじて卒業はできました。ま、中には卒業できない人もいましたがね。

しかしこの歳になったら、「規則正しい、節度ある生活」をしてないと、トットと「人生から卒業」じゃ。

「自分に甘い」生活を延々と続けておって、おかげで大病になる友人・知人がおぢの周りにはごっちゃりおる。

なのに、ちゃんとした生活する気配のない旧友もいる。自分の命、何と思っておるのか、なんとも腹立たしい今日この頃でござる、プンプン!!