おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

着火剤は便利ですぞ!!

2013年02月28日 | Weblog

 

午前7時の気温はマイナス1度。細かな雪が舞ってます。寒い朝は決して姿を見せないニャンが、小屋からデッキに出てきておる。

暖かいとニャンコも湧いて出てくるのでござる。とハニーさんに言ったら、ハニーさんは「ニャンコは虫じゃないので湧いて出てきません!!」と言われちゃいました。

なんだかテンションの高い今朝のおぢなのでござる。加えて、まことに爽やか。というのも、ほぼ2週間ぶりに昨夜ズンバ・エクササイズに参加したためなのでござる。

2週間も休むとさっぱり身体が動きませんけど、それでもジャブジャブ汗をかいて、しかも休肝日明けですからビールをいただいて、気持ちよく寝たのでござる。

やっぱ運動ですなぁ~ 

ぐるぐると右にしか回らなくなった除雪機ですが、きのう日中、修理の方がやってきました。ボルトが1本抜け落ちていたのです。

ベテラン作業員は「たぶん、これだと思って、とりあえず動くようにしておきます。部品が届いたらちゃんと修理します」とのこと。

この冬のハードワークで、除雪機のクローラ(キャタピラ)を動かすところにあるボルトが吹っ飛んだようでござる。

「探したら見つかりますかね」と尋ねたら、「春にならないとムリ」とか。

なんでも、ボルトは外れたときに熱を持っておる。だから、自重に加えてその熱で、ずんずんと雪の下に潜っていくそうで、見つけるのは困難なのだそうな。

春には出てくるってことですが、「なるほどなぁ~」と頷いたのでござる。

そんなことで、除雪機はとりあえず無事に動くことになりました。週末も雪ということで、ホッといたしましたです。

 話は変わりますが、エジプトルクソールで起きた熱気球の墜落事故。パイロットがトットと逃げだしたのには驚きました。

 高さ数メートルのとこで火が出て、その際に客ひとりとパイロットの二人が飛び降りたために急上昇。でもって、上空300メートルでバルーンに着火して墜落なのだとか。

二人が飛び降りれば、一気に百数十キロの重さが消えて無くなるわけで、そりゃ急上昇しますよ。酷くないか? パイロット!!

とんでもない事件で言葉もございません。

またまた話は変わりますが、写真はこの冬初めてネットショップの「ニッチリッチ」で買い求めた優れモノの「着火剤」でござる。

100個入りで1512円。1回着火するのに15円ちょっと。捨ててしまう新聞紙なら無料ですけど、1回15円はどうよ?

と思いましたけど、これがまことに便利。これ1個と少しばかりの焚き付けで、確実に着火するのです。

今回は、夏のバーベキューでも活躍するだろうと思い、きのうさらに2ケース200個を注文いたしましたです。

でもって、その際、「利用者の声」って欄に「これを半分に切って使ってます」という、たいしたせこい奴がおった。

ようは100個を200個にして使っておるというのでござる。この着火剤のうたい文句は「10分燃えてます」。

1個が延々10分も燃えておるわけで、ペラペラ燃える新聞紙なんぞ、敵ではござりません。匂いも出さず10分も燃えますから、まずしっかり焚き付けや薪に火が着くのです。

それを半分にして使うと5分になるのか? なんかせこい!! と言いつつやってみるのが、そもそもがせこいおぢなのでござる。

カッターで半分に切って、今朝、使ってみました。そしたら見事!! 半分でも着火したのです。

この着火剤、偉いです!!

そんなことで、今後着火にかかる費用は1回7.5円の半額セールなのでござる。

せこ!!

ところで、イタリア総選挙からこっち、ずんずん円高でござる。なんだか雲行きが怪しいので、きのう鉄火場を手じまい。様子見をすることにいたしましたです。

株式市場は一時的な調整の可能性もありますけど、そうでない可能性もあり、命から2番目に大事なおカネは、現金にいたしました。

豪ドル預金は、とりあえず来月4日の満期まで解約しないでおきますが、1豪ドル90円を割ってきたら、いったん利益確定のため解約、日本円にいたす所存なのじゃ。

ニッポンにしてみれば、円安はイケイケどんどん状態ですけど、ドイツをはじめとするヨーロッパ各国や韓国なんかはこの円安に強い反発をしておる。そんなことで、簡単には1米ドル95~100円にはならんのかもしれませぬ。

為替は各国の利害に直接つながるわけで、まことにメンドイことなのでござる。

しばらく様子見を決め込むわけで、どうにもこうにも、せこいおぢなのでござる。

スマンね!!

 


アベノミクス、もう終わり?

2013年02月27日 | Weblog

 

午前7時の気温はマイナス8度。晴れの良い天気です。

日が長くなって、心もなんだか明るくなるような気もいたします。

天気次第で人の心持ちは大きく変わるもんです。雨の日が何日も続くと、それだけで心もどんより。

明らかにお天気屋のおぢは、晴れてるだけで気持ちがパーッと明るくなる。いい朝ですなぁ~

その伝でいうと、人間、心の健康によろしいのは常夏の国ハワイでしょうか。悩みなんかまるでない感じで、1年中ボーッとしておるイメージですけど、それもいいかも。

そういえば、ハワイはまだ一度も行ったことがござりませぬ。完全にリタイアしたら、一度は長期滞在してみたいものでござる。

きのうは、我が家のもう片方の軒下の除雪をいたしました。とうとう屋根と軒下が雪でくっついたためでござる。放置しておけば、屋根が壊れまする。

この作業、午後3時半からなんと1時間半もかかりました。小まめに除雪しておればいいものを… ってついこの間までは風邪でウンウン唸ってましたからしょうがないのではありますがね。

そんな作業を終えるころ、我が家の中古除雪機が怪しいことになりました。薪小屋の中にしまおうと、直進しようとしても、右にぐるぐる回るのです。

真っ直ぐ進んでほしいのに、右回り一辺倒でござる。安倍内閣がこんなことになっては困りますが、我が家の生活を支える大事な除雪機もこれでは困りまする。

で、件のニセコ町の業者に電話をいたしました。そしたら「ピンが折れた可能性がありますね」とのこと。部品を取り寄せるのだそうです。

除雪もきのうの作業で一段落し、どうやら今週末まで雪が降ることもないようなので、気長に待つことにいたしまする。

それにしても、中古というのはメンドイですなぁ。新品の除雪機が欲しいけど、13馬力だとたいそうお高いことになってます。

軽自動車1台、買えるのです。も少し安くてもいいと思うけど…

ところで、エジプトのルクソールで熱気球が墜落し、ニッポン人4人が死亡だそうな。

先年、ハニーさんとトルコ旅行に行ったとき、カッパドキアで熱気球に乗ろうと思ったのですが、ひとり2万円以上したので止めました。結果、その日は風が強く運航中止でしたけどね。

さきほどのテレビ番組では、エジプトの国民性について触れておりました。なんでも、かなりいい加減なところがあるらしいのです。

メンテナンスなんかはあんまり信用できないのだとか。

楽しいはずの旅行が、暗転してしまうこういう事故、許せませんです。気球が落下した時の旅行客の心境を思うと、心底怖いのでござる。

話は変わりますけど、大阪の浪花酒造という蔵元が、安い酒に高価な大吟醸のラベルを張って売っておったそうな。

この会社の社長「わからないと思った」とまことに正直なことを言っておって呆れましたです。そりゃわかんないでしょうけど、この社長は最も大事なことを忘れておる。

モノを売る会社は「信頼を売っておるのです」そこがわかってないこの会社、そう遠くない将来、倒産するに違いない。

「わからないと思った」って、そりゃぁ、下水から回収した油でつくった、たいそう旨い中国の中華料理とほとんど違いないと思うけど、どうよ?

 

 


一転円高で、ちょいとうろたえる…

2013年02月26日 | Weblog

午前7時の気温はマイナス9度。まもなく3月というのに、なんちゅう寒さですこと。

春の気配が微塵もござりません。きのうなんか、午後からとんでもない大雪になりました。あっという間にひざ下の積雪となりビビるほどでござった。

出かけようとしていたハニーさんは「帰ってこれるかしら…」っていう豪雪でござった。

で、おぢはそそくさと除雪機を引っ張り出して、あちこち除雪したのですが、その際、木灰のごっちゃり入ったアルミ缶が雪に埋もれておったのに気づかず、除雪機に巻き込んでしまったのです。

で、あたり一面、木灰でとんでもないことになりましたです。なにせ、今シーズン焚いた薪の灰が全て入った大きな缶がバラッバラになったのでござる。

そこいらじゅう灰だらけとなって、たいへんだぁ!! と思いました。なにせどこもかしこも真っ白けなわけでそこに灰ですからねぇ、、、

それでも除雪機が壊れなくて助かりました。この雪、まだしばらくは続く気配だもねぇ。

このアルミ缶は、よくアメリカの家庭なんかで見かけるものの小型版。確か東急ハンズで買い求めたかと記憶してます。

それにしても、缶がバラッバラってねぇ、ビックリいたしました。機械は怖い、一番怖いのは操作する人間の方ですけどね。

さて、

日銀総裁に元財務省の官僚、黒田東彦さんというお方が内定だそうな。期待しておった学習院大教授の岩田さんは副総裁だそうな。

でもって、もう一人の副総裁は日銀出身者だそうな。

いかにも自民党らしい、官僚さまとなぁなぁのバランス人事でがっかりでござる。総裁に財務省、副総裁に日銀ってことで、見た目はかつてのたすき掛け人事に過ぎませぬ。

ここはみんなの党の言う「財務省OBの総裁はダメ!!」っていうのが正しいのでしょう。なんだかなぁ…

もっとも市場はというと、黒田さんがいわゆるリフレ派だってことで、まことにけっこうなことに、株も為替も円安に振れたのです。

そんな流れが今日も続くかと思えば、今朝は開けてビックリ玉手箱、一転して驚きの円高でござる。おかげでニューヨーク証券取引所も大幅安でござる。

一体どうしたんだろと思ったら、イタリア総選挙だそうな。出口調査の結果、イタリア議会が「宙ぶらりん」になるんで、ユーロが売られて、円が買われる展開だそうな。

鉄火場は何があるか分かりませんなぁ。多少為替に何があっても、おぢはせいぜい外貨預金ですから考えようによってはなんちゅうことがない。

それでも一体全体何が起きたのか、一瞬、ビビりましたです。

これが「丁半ばくちのサンプル」みたいなFXに手を出しておる人なら、慌てふためいたろうねぇ。

主婦なんぞが手を出しておるというFX、レバレッジとか申して、少額で大金が動かせる仕組みですから、儲けも大きい代わりに、損も莫大じゃ。

あんなヤクザなもんに手を出してはいけませんです。まして今回のようにイタリアの総選挙で為替が動くんだもの、ヤバイなんてもんじゃぁございません。

生きておれば、おカネはとにかく大事なことになってます。鉄火場に手を出すにしてもあくまで自己責任ってことでヨロピクね。

知識も、知恵もないのに、退職金で株を買うなんてことは止めましょうねぇ~

まして、FXみたいな怪しいもんに近づいてはいけません、ケツの毛まで抜かれますぞぉ!!


草の根レベルの国際交流

2013年02月25日 | Weblog

 

午前8時の気温はマイナス7度。晴れておりまする。

今朝は二度寝してしまいまいましたです。夜中に3回もトイレに行ったためでしょうか。ハニーさんに話したら「私も3回」とか。

夫婦揃って、どうしたんだろ? 

昨夜はまもなく帰国するオーストラリア人のバーバラさんとデニスさん宅に招かれて、食事をいたしました。

なんでも、とってもおいしいカレーを見つけたとか。それと、簡単便利なカスタードクリームのパウダーがあるので、それでデザートをつくってくれるというので、いそいそ出かけました。

カレーはあれこれ日本のカレーを試したそうですが、いま一番お気に入りというのが、ベル食品のスープカレーの素でつくるココナッツミルク入りのカレーライスとか。

で、ハニーさんによると玉ねぎとナスを炒めて、そこにスープカレーの素を入れて、一度に立たせます。そこになんと生の鶏肉を入れ、さらにひと煮立ちさせ、そこへココナッツミルクを加えて、もう一度ひと煮立ちして完成だそうな。

生の鶏肉をほぼ完成したカレーに入れるというのにはなんだか驚きましたけど、それよりなによりこの鶏肉の柔らかいことったら、ビックリ仰天でござった。

考えてみればというか、考えてみなくても、鶏肉に熱を加える時間が少ないわけですから柔らかいに決まってる。でもニッポン人の感覚ではちょいと理解しにくい感じでござった。

ま、結果オーライで、まことに美味でござった。しかもスープカレーの素を使って、ココナッツミルクのカレーなのです。ベテラン主婦ならでは、ってことか。

で、最後にいただいたデザートがこれまたおいしかった。

写真のカスタードパウダーを使ったバナナのデザートでござる。ただし、キャップ1杯のラム酒を入れてあったもんだから、かなり大人の味でした。

残りのパウダーはいただいてきましたので、我が家でも試してみることに。それにしても、異文化交流というのは楽しいものです。

お互い言葉がどこまで通じてるのか、少々不安でもありますが、楽しい会食でござった。

「9月にはぜひオーストラリアに来てね」とお誘いを受けましたけど、さて、、、

 


倶知安町長は「原発再稼働に賛成」のありゃりゃ

2013年02月24日 | Weblog

 

午前7時の気温はマイナス12度。今朝も寒いこと!!

昨夜から今朝にかけての雪はたいした量ではありませぬ。それでもきょうはデッキの雪かきをしないと、なんだかヤバイことになってます。

さて、

日米首脳会談ですけど、あれこれ合意する中で、安倍総理は「原発ゼロの見直し」をオバマ大統領に明言したとか。今日の新聞が伝えておる。

ったくもう!!

ニッポンには原発を安全に稼働させる安定した土地など、どこを探してもございませんです。そもそもが地震大国ですから、いつどこで大地震が起きてもおかしくない。

だから大地震が起きても「絶対安全な原発」など、どうにも考えにくい。

フクシマで分かったことですが、国内の原発はどこも大量の使用済み燃料を貯蔵しておる。しかも保存しておるプールは揃いも揃って、原発建屋の上部。

地震でこのプールが壊れたら、いきなりアジャパーなのです。泊原発のように、そもそもベントがないのも問題ですけど、使用済の燃料を大量に、しかも不安定な建物の上部に保管するってどうよ?

原発が停止しておるいま、トットと地上もしくは地下に移動して、しっかり保管しないとヤバいんでないの?

福島第一原発では4号機のプールが崩壊して、使用済み燃料が崩れ落ちる危険はいまでもあるのです。

そんな中、朝日新聞が原発の再稼働について「原発30キロ圏自治体の首長アンケート」を行っておる。

これによると、泊原発の再稼働に賛成しておるのは、泊村と古平町、寿都町に加えて我が倶知安町だそうな。倶知安町長、そんなことでいいのかね。

もし泊で事故が起きたなら、真冬の北風でいきなりホットスポットになるのは、この町ですぞ!!

世界有数のパウダースノーに集まるスキー、スノボ客もパー、ブランドジャガイモのくっちゃんジャガもパー。

なのに再稼動に賛成ってどうよ???

一方、明確に反対を表明しておるのは、赤井川村、仁木町、余市町の3町村でござる。

無回答は、岩内町、共和町、神恵内村、積丹町、蘭越町、ニセコ町だそうな。

なんだかなぁ、、、

 

 


DHAがアルツハイマーを抑制するとか

2013年02月23日 | Weblog

 

午前8時の気温はマイナス7度。今朝は午前4時過ぎに自分の咳で目が覚めた。

咳止めを飲んで再び寝床に入ったら、すっかり寝込んでしまい起床は7時半を回っておりました。

どうも体調がパッとしません。なんだか春が待ち遠しいような気分がして、体調はあんまりよろしくないのです。

ところで、きのうの読売新聞によると、青魚などに含まれるドコサヘキサエン酸(DHA)が、アルツハイマー病の抑制に効果があることが確認されたそうな。

米科学誌に掲載されるという。

発表するのは京大のiPS細胞研究所のチーム。DHAが脳の細胞死を抑制することで、今後新薬の開発にもつながるというから朗報でござる。

日進月歩ですなぁ。iPS細胞研究所といえば、ノーベル賞を受賞した山中伸弥教授が所長でござる。実際に役立つ研究がドンドコ進んでおるようで、何とも喜ばしい。

山中教授といえば、一昨日は「生命科学ブレークスルー賞」の第1回受賞者にも選ばれそうな。

賞金はひとり300万ドル(2億8千万円)だそうで、山中さんならこのカネを有効活用してくれるに違いない。

この「生命科学ブレークスルー賞」を設けた、ロシアのユーリ・ミルナーさんなど、ITやバイオ関連の起業家にもこの際エールを送ります。

さて、

安倍総理はオバマ大統領と会談し、どうやらTPPに参加することとなりましたです。党内手続きがあるといっても、形式的なものに過ぎませぬ。

課題は残るし、とりわけ輸入する食べ物についての不安は高まりますが、あれこれ事情を考慮すればまことに妥当な結論でござる。

尖閣問題についても、中国を刺激しないということで日米双方合意したそうで、これまた、まことに結構。

尖閣を巡っては、極右のボンボン総理大臣が威勢のいいこと言って、混乱に拍車をかけるかと危惧しておりましたが、まことに冷静、たいしたものです。

これで一服しておった円安も、株高も月曜から右肩上がりが復活いたします。次の大きな課題は日銀総裁人事。

これが岩田規久男さんなら、文句なし!!

そんなこんなで、いまのところ、非の打ちどころのないニッポンの総理と申せましょう。

ここままの調子で、7月の参院選も自民党が勝つことになるんだろか? 

そこまで許すとその先大暴走ってことにならんのか? 

自民党嫌いのおぢが言うものなんですが、このまま極右体質を封じておれば、歴史に名を遺す総理になるかもしれませんなぁ、、、

それもこれも、あまりにだらしなかった民主党のおかげさんってことでしょう。民主党、もはやこの国には不要と申しておきましょう。


ニッポン外交、動き出すか?

2013年02月22日 | Weblog

午前6時の気温はマイナス9度。毎日似たりゴンベの寒い朝でござる。天候はというと、細かな雪が降っており、少し風もあるような。

まもなく3月というのに、さっぱり暖かくなりません。さもありなん、北海道上空にはマイナス42度という寒波が居座っておるのだそうな。

本州のあちこちでも大雪だそうで、今年はなんだか凄い冬なのでござる。

そんなきのうは、ここんとこ滞っておった軒下の除雪をいたしましたです。といっても、作業は思うように進まず、片側の半分程度が終わっただけでござる。

小まめな除雪をしてないと、しんどいことになるのです。もっともけっこう長い間体調不良でしたから、それも詮無いことでござった。

このクソ寒さは今月いっぱい続くというので、今週中に軒下の雪を取り除いておかないと、我が家はホントに埋もれてしまう勢いなのでござる。

凄い冬でござる。

さて、

森元総理がロシアでプーチン大統領と会談したそうな。大統領は昨年会見で「引き分け」という日本語を使って、北方領土の解決に意欲を表明しておる。

内政が行き詰まりを見せておるロシアは、北方領土問題の解決と引き替えに天然ガスや石油などの輸出をもくろんでおるらしい。

そんなことで、ニッポン国にとっては願ってもないチャンスでござる。ここは「4島一括返還」などと建前を言ったところで解決の道は開けませぬ。

2島でも、4島の面積の半分でも、とにもかくにも「引き分け」「痛み分け」で解決を図るしかないわなぁ。

でもって、北方領土の返還をテコにして、ロシアが輸出を期待しておる天然ガスを、パイプでサハリンから北海道に引っ張ってくるようになれば、ニッポンの安全保障上まことにけっこうでござる。

なにせいまニッポンは、中東にの原油に頼りきり。これを多角化しないことにはどもこもなりませぬ。

ロシアとの関係改善、平和条約の締結は、ここんとこたいした調子に乗っておる中国をけん制するうえでも、まことに重要でござる。

安倍総理のゴールデンウイーク中のロシア訪問に期待するところ大なのでござる。

一方、安倍総理は訪米、オバマ大統領と会談だそうな。焦点はTPPでござる。TPPはニッポンの農業や医療に大きな影響を与えかねないわけで、よくわかりません。

ただし、現在バカ高い天然ガスを買って発電しておるニッポンにとって、エネルギー革命と呼ばれるアメリカのシェールガスの輸入は、ニッポンの国益にかなう。

で、アメリカはTPP参加を条件にシェールガスをニッポンに輸出することを、どうやらもくろんでおる。

TPP参加はまことに悩ましい問題ですけど、ここは参加に踏み切るしかない。でもって、あとはニッポン農業をどう活性化させていくか、といったことに精力を傾けるしかございません。

安全でおいしいニッポンの農産物を守り育てる方策は必須なのでござる。

自民党も安倍内閣も、基本的には好きではありませんけど、やってることはとりあえず、民主党政権よりはるかにましでござる。

安倍内閣には国防軍だとか、憲法改正といった右寄りマターはこのまま封印していただいて、景気回復、ロシアとの平和条約の締結などなど、ソッコー国益にかなう政策をこのまま続けてほしいけど、どうよ?

 


会食

2013年02月21日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス9度。天候はきょうも雪でござる。

よくもまぁ飽きもせずジャンジャン降るもんだと、住んでおっても呆れます。気温もさっぱり上がらないし、寒い冬でござる。

だけど、訪れるスキー、スノボ客にとってはまことに結構なシーズン。

昨夜は、バーバラさん、デニスさん夫妻を会食にお誘いするため、スキー場そばのペンション街に出向きましたけど、お客の多いこと!!

例年なら、そろそろスキー客が少なくなるころかと思いますが、けっこうな人出でにぎわっておりました。

バーバラさんも話しておりましたけど、いまどきはネットを通じてリアルタイムで、ご当地の雪の降り方や積雪状況がカメラを通してわかるわけで、そこを把握してから「じゃぁ、ニセコに行こう!」となるらしい。

逆に「雪が少ないから行くのは止めよう」ってことにもなるわけで、なかなかメンドイ世の中でもありまする。

バーバラさんとデニスさんは、いよいよ来週帰国するのだそうな。過日、自宅に招いていただいて、ステーキなどいただいたこともあり、今回はおぢとハニーさんがご馳走しようと昨夜お誘いしたのでござる。

会食したのは、ここんとこお気に入りの日本料理店「佐藤」でござる。ここでコース料理をいただきました。

もっとも、デニスさんは刺身など生魚が苦手というので、多少アレンジしてもらましたがね。

カキやカズノコなどの前菜と、豚肉をチーズと味噌に絡めた陶板焼き。お刺身に天ぷら、寿司にデザートという前回もいただいたコースにしましたけど、やっぱ美味しかった。

会話はというと、つたない英語ですので、難しいお話はまるでなく、たわいのない話に終始いたしました。

デニスさんはラムチョップが好きなので、カウンターに置いておいたら近所のネコがこのでかい肉を盗んでいったとか。

デニスさんの友だちは、温泉露天風呂に行くと、いつも「なんとか女湯の湯船が覗きたい」とか申しておるとか。

でもって、バーバラさんは「男ってのは、いつまでたっても子どもで困るわ」とか申しておったです。

ってことで、おぢは「いやどこの国でも男の考えることは、一緒です」「でも、以前、五色温泉は混浴でしたけど、若い女性がいっぱい入っていても、若い男はなかなか入ることができないのですよ」と話しました。

バーバラさんが「男はみんな入りたがるのに、どうして?」と聞くから、「それはおぢのような年寄りは小さなタオル1枚で前を隠して入れるけど、若い男の場合は大きな空き缶が必要なのだ」と申しておきました。

ま、「浮世絵の期待」を裏切らないよう発言しておいたけど、いいのか、そんなことで…

60歳近いバーバラさんの場合、ニッポンの若い男と期待を裏切るようなムニャムニャな事態が起きることはないでしょうけどね!!

 


ようやく体調が戻りました

2013年02月20日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス10度。雪が降っております。ようやく6時に起床できるようになりました。こじらせておった風邪がほぼ回復ってことでござる。ご迷惑おかけしましたです。

ご当地は気温がマイナス10度ってことで、すっかり厳冬に逆戻りでござる。天気予報によると、どうやら今月いっぱいこうした寒い日が続くのだそうな。クラクラいたします。

札幌では、総降雪量が4メートル65センチ、積雪深が120センチ、平年の5割増しになっておる。なもんだから、除排雪が追いつかず市民はプンプンだそうな。

豪雪地帯のご当地はというと、2月16日の総降雪量は8メートル24センチ、積雪深は214センチでござる。いつものように札幌の約2倍でござる。

町民こぞって「除雪疲れ」はしておりますが、除排雪に関する不満はないような。

札幌の場合は、ネコの額のような狭い土地に190万人も住むという異常事態。生活道路の排雪なんぞできるわけもなく、そりゃ不満も出るでしょう。

だけど、春になったら融けて水になるのに、ドンドコ、じゃんじゃんカネつぎ込んでどうする、って気もいたします。

札幌の場合、確か毎年除排雪にかける費用は、軽く100億円を超えておったはず。何のインフラも残らず、放置しておけば春には融けて水になる雪に100億かけるってどうよ? とも思いますけどね。

ま、それも住民のニーズだそうで、世界に例をみない豪雪巨大都市の悩みは尽きないようでござる。

ところで、東京でもここんとこけっこう雪が降る。わずか8センチの雪で「首都大混乱」とかわけわかんないことに。だけど、もう少し頻繁に降るようになると、少しは慣れてくるでしょう。

タクシー、ハイヤー会社ではスタッドレスを装備することろも出てきておるそうな。雪が降れば「ここが稼ぎ時」という判断でござろう。一般の都民も、もう少し雪への対応を考えた方がよろしい。

雪が降ってるのに、東京じゃぁねーちゃんがピンヒールにミニスカだもねぇ。かとおもえば、片手に傘、片手にバッグ、転んでケガしますんで、ヨロピクってスタイルじゃ。雪を舐めておる。

っていうか、台風もあるわけで万一に備えて、ゴアテックスの合羽の上下ぐらい持ってないとねぇ。傘とバッグじゃどもこもならん。

東京都民、あまりにノー天気、無防備で呆れまする。もっとも東京の場合、地震などの災害や、富士山の噴火、老朽化した高速道路などのインフラと、容易に想定される危機にも都民はさっぱり無防備。

悪いけどいまはいつ死ぬか分かんないような危険地帯でござる。

高度成長時代、田舎から東京に出て、いまはもう定年退職された皆さんなんぞは、トットと田舎に戻る方が豊かで安全な老後が過ごせるでしょうに。

いまなら、ローンも終わっておるでしょうから、マンション叩き売って現金にすれば、田舎で新築住宅とアパートぐらいは建つかもしれませぬ。

いまなら財産ですけど、大震災が起きれば単なるガレキ。いまのうちに田舎へ戻るのがよろしいと思うけどねぇ。

首都直下型大地震に加え、富士山の大噴火、これに伴って老朽化した高速造路や橋が次々崩壊する危険もある。

そんな東京、阿鼻叫喚の地獄絵図がそう遠くない時期に繰り広げられようとしておるのに、いいのかねぇ、逃げなくて。

とはいえ、雪や台風でもミニスカ、ピンヒールのレベルだもねぇ。危機意識ってもんがないんだなぁ、東京都民…

当ブログの読者だけでもトットと首都圏から逃げ出してほしいわけで、これについてはしつこく書き続けることにいたしますです、ハイ!!

 


毛生え薬

2013年02月19日 | Weblog

 

午前10時の気温はプラス2度。はらはらと雪が降っております。気温もそうですが、雪の降り方にも春の気配が感じられるきょうこのごろでござる。

そんなけさは、夫婦そろって朝寝坊でござる。ハニーさんはどうやら頭痛で、おぢもなかなか布団から出ることができませんでした。夫婦してどうなってんだろ???

話はゴロンと変わりますが、ここんとこ、おぢの頭髪が再び濃くなってまいりました。

再びと書いたのは、最初の危機が40代前半だったから。

この時は米国製のロゲイン(日本ではリアップ)を使い始めて、ずんずん毛が濃くなったのでござる。

これは何度も書きましたけど、当時、頭髪の薄かった札幌のHさんの頭が、ある日会ったときに、帽子をかぶっておるとか、カツラでもかぶっておるかと思ったのが始まりでござる。

こんときHさんが使っておったのがロゲイン。翌日さっそくHさん宅を訪ねて、残りのロゲインをもらったのでした。それから延々十数年、このロゲインを使い続けておりました。

おぢの父親は、30代前半ですでにきれいに禿げておった。そんなこともありいので、細くていわゆるネコ毛のおぢは、20代から危機を感じておりましたです。

でもロゲインのおかげさんで、30代も40代も、さらに50代も乗り切ってきたのです。

ところが56、57歳のころ、突然の副作用。ロゲインを使うと、頭が痒くて痒くて、どもこもならんのです。でもって、とうとう使用を中止いたしました。

そしたら、そこから再び、ズンズン、ズンズン、頭髪が薄くなってきたのでござる。

で、あれこれ調べましたね。そこで行きついたのが現在使用しておるアロエ製薬の育毛剤でござる。

販売は小林製薬。これを12月から使ってます。

そんなこんなのきのう、ハニーさんが「なんか毛が濃くなった?」と言うのです。

そう、ここんとこおぢも実感しておるのですが、どうやら毛髪が太くなり、透けて見えておった地肌も見えなくなってきておるのです。

とりあえず、痒みもなく、無事でござる。

「いよいよか!!」と思ったのは昨秋。ずんずん頭髪が薄くなって、いよいよ「ハゲ」と呼ばれそうな状態でござったのが、めでたく復活の気配なのでござる。

それにしても化学の勝利ですなぁ。人によってはロゲインもさっぱり効果がない人もいるそうですけど、おぢの場合はいまの育毛剤も含め、両方とも効果絶大、効いておりまする。

そんなことで、薄毛でお悩みの皆さま、心配はございません。21世紀は、そういう時代なのですぞ!!


豪州旅行はどうよ?

2013年02月18日 | Weblog

 

午前8時の気温はマイナス10度。細かな雪が降っております。

おぢの体調、全快といいたいところですが、なんだかイマイチでござる。きょう一日おとなしくしておって、あすから除雪作業などできるようになるといいのですが、どうだろ?

きのう夕方は、ハニーさんのお友だちのバーバラさんと、我が家でうだうだお茶をいたしました。バーバラさんは元小学校の教師で、オーストラリア東部、ゴールドコーストに近いバイロンベイというところに住んでおります。

ひらふ地区のペンション街にある古い日本の家を何人かで所有し、毎冬ご主人のデニスさんとやってきます。デニスさんは68歳ですが1998年だかのオーストラリアのスノーボードチャンピオン。

夏はトライアスロンと自宅の建築だそうです。何度か心臓病で入院しておるそうで、心臓には何本もステントが入っておるとか。でもトライアスロンにスノーボード、ようは鉄人でござる。

で、きのうはバーバラさんが「オーストラリアはいいところよ、いらっしゃい!」と勧めるのです。9月の第1~3週が一番いいとか申して、ズンズン話を進めておるのです。

「千歳から大阪まではピーチ航空、大阪からゴールドコーストはジェットスターで来るのがいいわ」「ゴールドコーストへはバイロンベイから車で1時間、迎えに行くから大丈夫」とかなんとか。

考えてみれば、ここ数年海外旅行はしておりませぬ。旅行好きのハニーさんのためにも、なんとか時間をつくって行きたいですけど、さて、、、

 


「長生きしたけりゃ肉は食べるな」は大ウソ!!だそうな

2013年02月17日 | Weblog

 

午前7時の気温はマイナス9度。ジャンジャン雪が降っております。

3連休の前から続く体調不良のおかげで、屋根から落ちた雪が軒下に溜まって、いよいよ我が家は雪に埋もれる気配でござる。

この先、天候がよくなって、体調が良ければ、除雪機で一気に跳ね飛ばそうとおもっておりますが、そうなると、あちらこちら含めて半日がかりの作業でござる。けっこうしんどいことになりそうです。

そんなことで、雪国では健康で元気でないと、冬を過ごすことができませぬ。おぢは、今朝になってもまだ喉が痛いわけで、どもこもならん日曜の朝なのでござる。

この風邪のこじれ方、年寄りだなぁとしみじみいたします。

さて、

今週号の週刊文春、大きな見出しで「『長生きしたけりゃ肉は食べるな』は大ウソ!!」とありました。

なんでも「長生きしたけりゃ肉は食べるな」という、おばーちゃんが書いた本がベストセラーなのだそうな。おぢの周りにも肉は身体によくないとか言って、あんまり食べない方がおる。

こういう方は穀物中心の食事が大好きでござる。その論理はというと、ニッポン人は元々肉など食べてこなかった。それが肉を食べるようになっってからあれこれ病気になるというものでござる。

で、この本の内容も、日本人は肉に向いてない。現代のタマゴは交尾をしない「死のタマゴ」だから、アトピー、アレルギー、花粉症になる。牛乳は子牛に飲ませるもので人間が飲むものではない。ということらしい。

でもって、この著者の若杉友子さんというおばーちゃんのご主人は、この食事法を実践してガンが消えたとか。

一方、週刊文春によると、老化を研究しておる医者はこの意見を真っ向否定しておるそうな。「まるで科学的な根拠がない、なのになぜ日本人はこうした『オカルト』に弱いのか」、と散々でござる。

日本応用老年学会理事長で医学博士の柴田博さんは「肉を食べる人は長生きする」を上梓しておるとか。でもって、現代では摂取する食品数が多いほど長生きが持続されることがわかっておるそうな。

実際、長寿で知られる沖縄の人は豚肉をよく食べます。

さらに人間総合科学大学の藤田紘一郎教授は「人間は1万年以上前から脳の構造遺伝子、免疫システムは変わっていない。そのころはどの国の人も魚や獣を獲っていた。農耕民族として定住し穀物を食べるようになったのは、ごく最近のこと」だそうな。

肉を食べるのは人間本来の在り方ってこと。農耕民族になってから、まだたいした経ってないので脳の遺伝子も農耕民族以前と同じってことらしい。

さらに「東京都は07年に65歳以上の人のタンパク質不足を血液中のアルブミンで調べています。4.2g/dl以上の方は翌年も健在でしたが3.4以下の人は翌年は半数が亡くなっていた」そうな。

近年問題になっておるのはニッポン人の低栄養だそうな。「1946年の平均摂取カロリーが1900。2010年は1849と飢餓時代より下回っている。もはや北朝鮮並み」だそうな。

肉を食べないと健康になるって、かなり怪しい。こんなもんを実践しては、タンパク質不足に陥りまする。ようはなんでもおいしくいただくってことでござる。

くれぐれもオカルトに染まって、栄養不足なんぞにならないよう、読者の皆さんもヨロピクなのじゃ!!

 


こじれまくり!?

2013年02月16日 | Weblog

 

午前8時の気温はマイナス6度。外は猛吹雪でござる。ニャンは小屋から出てくる気配がございません。

今朝は風邪も治ってすっきり寝覚めるはずが、起床したのは午前7時半でござった。気が付けばなんだか喉が痛い。

さっそく薬でうがいしましたら、喉がヒリヒリ、ヒリヒリ、痛いこと、痛いこと。あ然呆然、風邪が復活!! どうなっておるのか? 

昨夜、映画「三丁目の夕日」を夜更かしして観たためでしょうか。その間、寒気がしたりということもなかったのですがねぇ、、、

きょうからは、放置プレー状態だった家の周りの除雪やデッキの除雪をする予定でしたけど、それもままなりませぬ。

参ったなぁ、、、

さて、

株も為替も、先週はどうやら一服でござった。為替はきのうからロシアで始まった財務相・中央銀行総裁会議を前に、足踏み状態。

これを受けた形で、ニッポン株は一休みでござる。主力のマツダなど自動車株も下落しておりましたが、マツダはきのう25日移動平均線の近くまで下落してから、急激に反発しており、来週から右肩上がりが復活する気配を感じさせます。

ようは今週、短期の調整だったってことらしい。

この先、アベノミックスが順調に進めば、株も為替もさらに右肩上がりが続くわけで、今回の調整を挟んでまことに結構な展開が続きそうでござる。

そんなことで、世の中、少しではありますが、明るい気配が感じられます。不毛な過去20年が克服できるのかどうか、この先まだ油断を許しませんがね。

そんな中、週刊現代によるとアベノミックスに反対する人たちがいるのだそうな。その筆頭は、NHKの山田伸二解説委員だそうな。

過日の「時論公論」という番組で、批判を展開したとか。日銀に圧力をかけて円安に誘導しても日本経済が回復するわけではないとか、今の状況は期待だけ膨れ上がった張りぼてだとか散々。

ま、優秀な記者なんかにありがちなことです。実態は「財務省、日銀の広報」に過ぎませぬ。取材対象に肉薄しておるうちに、「すっかり洗脳されたタコ」と申しておきましょう。

もっとも、この20年のデフレ大不況を克服するすべを、具体的に示してくれるなら、それはそれでよろしいのですが、単なる批判のための批判に過ぎませぬ。

この20年のニッポンの空白を埋める可能性は、いまんとこ、これしかないのでござる。仮に失敗して、ハイパーインフレ、チョー円安になっても困らない手立てだけは準備しておきましょうね。

札幌の旧友Sがいつも言っておりますが「最悪を想定していればいい」のです。考えられる最悪の状況だけ想定しておれば、大丈夫でござる。

たいていは、「想定外」のことに遭遇して、ビックリ仰天するわけですから、あれもこれも想定しておけばよろしい。

株でいうなら、いくら上場企業といえども倒産の危機はあるわけで、企業倒産を想定するなら、大事な老後の資金を株に投じるなど、アホ、バカのそしりは免れません。

後生大事に抱えておく財産なら、「金」でも買っておけば、上がったり下がったりしても、紙屑にはなりませんのでよろしいでしょう。

もし、ハイパーインフレにでなったなら、預貯金だって紙屑でしょうしねぇ。

ま、何ごと覚悟をもってするものがよろしいと申しておきましょう。

 


単なる「風邪」で一安心!!

2013年02月15日 | Weblog

 

午前7時の気温はマイナス12度。いつもの窓から薪小屋方向を撮ろうと思ったら、小屋は影も形も見えませぬ。なんとまぁ雪の多い年でしょうか、呆れます。

きのうは朝食後にそそくさと真狩村の野の花診療所に向かいました。

気管支炎とか、マイコプラズマ肺炎とか、怪しい病が頭をよぎり、ハニーさんも激しい咳にたいそう心配しておった。なにせ、深夜と未明に身体を震わすような咳がノンストップで襲ってきたのです。

大病ではないかと、おぢもさすがにビビリました。

診療所では、さっそく血液検査、そして結果が出るまで、気管支を拡張する薬の入った点滴を約1時間受けたのです。

その点滴の最中、美人女医さんが検査結果を報告してくれました。

「マイコプラズマ肺炎は陰性です。白血球の数が少なくなってますから、炎症があります」。

でもって、ナンチャラいう数値が、普段より高く、ただしこれが今の値の10倍あれば即入院だけれど、そうではないとのこと。

結果「風邪がこじれたのですね」というわけ。

この日最初に診てもらったとき「若いときなら、風邪がちょっとこじれてもたいしたことないのでしょうけど、歳ですからねぇ、ハハハ~」としっかり指摘された通りでござった。

若いときといまでは、同じ風邪でも、身体に与える影響も、ダメージも、格段に違ってきておるってことらしい。

いくらそこそこ運動しておっても、体力や筋力は衰える。だから、若いときのように簡単には治らないってこと。

いずれじーさんとなる若い皆さんも、そこらあたり心得ておいてくださいな。歳とると、単なる風邪でも本人が受けるダメージは大病並みってことなのです。

いずれせよ、マイコプラズマ肺炎でも、気管支炎でもなかったわけで一安心でござる。読者の皆さまにもご心配かけました、スマンこってす。

この診療所がとてもよいのは、患者の疑問にソッコー結論を出してくれること。以前も書きましたが、ハニーさんも胃の調子が悪いといえば、即、胃カメラによる診察をしてもらって投薬。

過日もおぢが、「以前、心血管ドックで首の左右に動脈硬化が指摘されました」といったら、即、エコー検査して、投薬してくれました。

患者の立場からすれば、このスピード感がなんとも嬉しい。今回も血液検査して、まもなく「風邪がこじれただけ」とわかって、不安が解消いたしました。

検査結果が出るまで3日も4日もかかっては、小心者のおぢなんか、それだけでどんより気分になってまう。

迅速にして、スピーディーな対応、そして過疎地域の医療に貢献しておって、まさに表彰状ものの診療所なのでござる。

ただし、口コミで村外からの患者が増えて、たいそう混んでおるのが玉に傷。その責任の一旦は、いつもこの診療所を褒めちぎっておるおぢにもあるんだろなぁ。せんないことでござる。

さて、

きのうのテレビ朝日「モーニングバード」の玉川徹「たまペディア」が、発送電分離について取り上げておった。

この中で茂木経産大臣に直撃インタビュー。茂木大臣は発送電の分離については「この国会で法案を出す。2020年までに実施することも附則ではあるけれど明記する」としておったです。

2020年とはいささか遠い話ではありますが、しっかりした発送電の分離ができるのであれば、まことに結構でござる。

ただし、電力会社の巻き返しや、経産官僚によるザル法化も懸念されるわけで、このあたりしっかりチェックしておく必要がありますがね。

番組の中では、政府の電力システム改革専門委員で富士通総研主任研究員の高橋洋さんが、発送電分離の必要性について説明しておって、これがストンと落ちたです。

高橋さんは「送電網を道路」に例えておった。そしてこんな趣旨を話しておった。

「社会資本である道路を、電力会社が独占して自社の車だけ走らせているのが現状」「これでは、バスやタクシーなど様々なサービスが受けられない」

発送電が分離さされば、風力やら、シェールガスやら、ロシアからの天然ガスやらに加えて、今後は地熱とか様々なエネルギーを使った発電業者の進出が期待されます。これによる各種サービスも期待される。

こうした各種の発電会社が起業するには、電気を送る送電網が自由化されないと、どもこもならんのです。いまは電力会社の車しか走れない。あっちの新型タクシーも、こっちの新型バスも走れない。

こんな状態では、こと電力に関して住民は多様なサービスを受けることができませぬ。

電力を自由に買えない、選択できない今の地域独占システム、北朝鮮のような国家社会主義体制と似たりゴンベと申せましょう。

なかでも東電は、破たん処理しなかったおかげでトンでもない税金をいまも投入中じゃ。この際、送電網は担保として一時、国有化するのがよろしい。

そして東電管内で新規参入を促し、電気料金を値下げに持ち込むことだって、いまも可能なのでござる。

電力改革は「ニッポン改革」の一丁目一番地だと思うけど、どうよ?

 


またまたゲリピーの危機

2013年02月14日 | Weblog

 

午前9時の気温はマイナス5度。雪がジャンジャン降ってます。15~20センチは積もっておるでしょうか。

しかも、ふあふあの雪でござる。元気ならそそくさとスキーに行っておるところですけど、今朝のおぢは深夜と未明に激しく咳き込んで、疲れ切っておりまする。

きょうは、このあと病院で検査をしてもらう予定でござる。気管支炎か、肺炎か、はたまた読者の方のご指摘のように百日咳か、マイコプラズマ肺炎か。

読者の皆さんはもとより、ハニーさんもかなり心配をしておって、まことに申し訳ないのでござる。

深夜、未明の咳で、起しちゃったりしてねぇ…

さて、

安倍総理、またまたゲリピーか? というニュースでござる。もしそうならせっかく上向きかけた経済にも大きな影響を与えかねないわけでクラクラいたしまする。

日刊ゲンダイが伝えておるのですが、なんでも予算委員会の途中で、トイレで中座しておるのだとか。

同じことが先週の予算委員会でもあったというから、尋常でない。小学生が授業中にトイレに行くってんならよくわかるけど、フツー大人は休憩時間まで我慢するんでないのかい。

総理の「持病である『潰瘍性大腸炎』は、腹痛や激しい下痢を引き起こす難病だ。服薬で症状を抑えられるが、ストレスで悪化し、再発を繰り返すことが多いという。」こりゃヤバイです。

日刊ゲンダイは「2回連続で予算委をトイレ中座とは……。政権ブン投げの前兆とみられても仕方ない。周囲が心配するのも当然だ。」と締めくくっておる。

おぢがいくら咳き込んだとしても、政治にも経済にも、なんの影響もないけれど、空白の20年を克服しようという、その端緒についたばかりで総理が政権ブン投げでは、たいした困る。

零細投資家としては、潰瘍性大腸炎の再発でないことを願うばかりなのでござる。