おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

必殺!!マグナム

2005年07月31日 | Weblog
知らん間に世の中は確実に進歩しておった。
シマバチを退治すべく“ヨン狂いおば”様のご意見に従って、「キンチョール」をゲットすべくホームセンターに行ってきた。

と、そこには写真の「ハチ アブ マグナムジェット」があるではないか!!
おおっ!!
見たかハチども、「強力10m噴射」「はじめてのガンタイプ狙いやすい!」と書かれておる。
これで勝ったね、シマバチには。
で、さっそく2本を2千円足らずでご購入。
1万3千円が2千円ですむなら安いもんじゃい。
「待ってろ!!シマバチ、おぢが引導をわたしてやるぅ!!」
とたいそう元気のよいおぢであった。

31日、早朝5時、「マグナム」2本を抱え物置小屋へ。
なんと言っても、マグナムじゃ。
おぢのマグナムはここんとこ威力を発揮しておらんけど、このマグナムは「やる」に違いない。
シマバチごときは、あっと言う間にせん滅じゃ。
「シュー、シュー」と轟音?を響かせマグナムはシマバチの巣へ噴霧された。

しばらく見ておったが、あれ?
何の変化もないぞぉ?
う~ん、午前5時のシマバチはまだ寝ておるのだろうか?
とそこでいきなりの雨。
「せん滅作戦」はとりあえず中断し、小屋に戻ってこのブログを書いておる。
はたして作戦の行方は如何に…

つづく

消えるパンスト

2005年07月29日 | Weblog


「パンストの国内生産がこの10年間で67%も減少したことが分かった」という。
「ナマ足」やパンツルックの人気と製品が丈夫になったことなどが要因らしい、と新聞は伝えておる。

女性がパンストを着用しだしたのは、どうやら、おぢが高校時代。
これはショックだった。
それまでは、イタリア映画で「クラウディア・カルディナーレ」さんとか「ソフア・ローレン」さんとかが、黒い下着にガーターという、いまでも悲しいほどソソっちゃう風情があった。
今で言えば、「アンジェリーナ・ジョリー」様がガーター着用で、おぢはモッコリしておったわけ。

あのへんちくりんなパンストの出現で、どんなに失望したことか。
初体験のころ、突然あれが流行っちゃって…
ガーターを、ドキドキしながら外すという楽しみが奪い去られた40年前の24時間モッコリにーちゃんの気持ちなど、きょうびのにーちゃんには分かるまい。
ほんと、ガッカリだったのじゃ。
それが今、減少だという。
うふっ、うふっとほくそ笑んでおるほど甘くない。
ガーター復活のきざしはとりあえず、全くない。
がっかりじゃ。

確かに、街を歩けばナマ足が多い。
あれはあれでよろしい!!
とはいえ、冬はともかく、夏のパンストは蒸れるイメージ。
いまや亜熱帯と化した本州では、ムレムレは精子にかかわる。
…でなくて生死にかかわる。
真夏のブリーフと一緒じゃね。

つまり、あのあたりは、男も女も涼しいのがよろしい。
よく判らんけど…
憶測ばかりでスマンね。

そんなこんなの金曜の夜、おぢは1年ぶりに札幌におる。
で、「福鳥」で飲んできた。
いま、へべれけで書いておる。
誤字脱字、スケベに変態は、カンベンね。

週末はやっぱ、田舎がよい。
終の棲家はやっぱニセコと思った。
ついでに下着にはガーターとも、、、



「震度5でも登庁せず」

2005年07月28日 | Weblog


新聞によると、東京都には職員のための「災害対策住宅」というのがあるそうだ。
大地震などの災害の際、徒歩で都庁に来て、いち早く災害対策に着手するための住宅だそうだ。
家賃は「一般の都職員の家賃の約半額」「3LDKが家賃5万円弱」という。
東京のど真ん中で3LDKで5万円に満たないとはチョー格安。
一般職員の10万円の家賃だって、3LDKならかなり安い。
その半額だからどもこもならん安さ。

で、「緊急対応の業務要員で同日待機の当番だった34人のうち、登庁したのは13人だけ。」だそうだ。
せめて半分ぐらい来いよなぁ~
そこで東京都は、「緊急呼び出しに応じなかった職員を同住宅から退去させる方針を決めた。」という。
あたり前じゃ。
「緊急時の参集を義務づけているため」格安なのだから、出て行けというのはしごく当然。

さらには、この役立たずどもから、これまで住んでた期間に月5万円を掛けて返却させ、懲戒処分にすべきだね。
「震度5でも登庁せず」だも「出て行け」だけじゃ甘すぎる。

これが震度7とか8だったら、どうだったんかねぇ。
この災害対策住宅、「チョー耐震構造」で丈夫だろうから、街中死人ゴロゴロでもこいつらだけちゃんと生き残って、「災害対策住宅に住んでてよかったね、ムフッ」とか夫婦で話したりするんだろなぁ。
で、すっかり余震も治まったころ、東京都の腕章して、炊き出しのおにぎりをいの一番にゲットしちゃうに違いない。
「温かくておいしい、ムフッ」かなんか言っちゃってね。

いつもながらの「役人天国」わがニッポン。
こんなときは山本リンダ様にご登場いただき…
「♪もぉどぉにも止まらないぃ~」と歌っていただくしかない。

あぁ~アホくさっ!!

会長故郷へ帰る

2005年07月27日 | Weblog


飲み仲間の泉澤さんが退職し、故郷の函館に帰った。
「福鳥」で時折お会いし、うだうだ世間話をするだけの関係だったが、とにかく「いい親爺」。
笑顔が優しい、まぁどっから見ても紳士。
「紳士ってのはあれだね」ってぐらい紳士だった。
酒の飲み方もきれい。
おぢはとっても、ああはなれん。

泉澤さんは、千歳にあるゴルフ場、ザ・ノースカントリーゴルフ場の会長だった。
旧拓銀を退職後、社長に就任し、傾きかけたこのゴルフ場を苦難の末、立派に再建した。
マスコミにも、ぼろくそに叩かれた。
愚痴を言ってたこともあった。

とある外資が買うという話が寸前で破たん。
がっかりしていたこともあった。
けっきょく、パチスロで知られるサミー(セガサミーエンタティンメント)が買い取った。
立派に再建した。
美味い酒も一緒に飲んだ。
(だんだん「プロジェクトX」風になってきのぉ)

正義感も人一倍だった。
「拓銀破たん」に関しては、当時の責任者を追及すべく法廷にも立った。
「○○と××はいまでも許せん」と話していた。
当時の社員の「無念の思い」を代弁していた、とも思うね。

挨拶状には「故郷の経済活性化のために微力ながらお役に立ちたいと考えております」とあった。
まだ働く気らしい。

ゴルフ場の社長だった7年間、無給だった。
給料なしでガンバって、経営を立て直し、晴れ晴れしての退職だ。

道路公団の腐れ官僚ども!!つめの垢でも煎じて飲まんかい!!



思い出の大通公園

2005年07月26日 | Weblog
大通公園はビアガーデンでにぎやかだ。
学生時代、おぢたちはこの都会のど真ん中を舞台に、いつも飲んだくれておった。

翌春、就職を控えた秋口だったろうか。
SとIとYとおぢの四人でススキノで飲んだ。
Iは教師になることが決まっておった。
Yも公務員。

みんな酔っていた、と思う。
「まもなく教師」のIは、当時ススキノにあった「四条食品」でなぜか塩辛を万引き。
で、酒かビールはしっかり買った。
あたり前だけど…
大通公園でそれを飲んで、さらにヘベレケになった。
Iは、万引きした塩辛を顔中に塗ったくって、なんだか叫んでおった。
アホじゃね。

「I!!泳げ!!」と誰が言った。
で、Iは「おぅ!」と叫んでみごとに泳いだ。
噴水でね。
顔中に塩辛つけたあんちゃんは、必死の形相でクロールした。
「これがまもなく教師。何かすげー!!」と妙に感心した。

同じくこれから公務員のYは、「オレ、こいつらとは関係ない」って顔で、かなり距離をとって冷ややかにしておった。
Yは公務員の鑑。

このときだったか、別のときだったか定かでないが、同じ大通公園は5丁目の「聖恩碑」前で、へべれけ状態だった。
聖恩碑は四面に獅子の顔があり、口から水が滴り、その下には鯉が泳いでおった。

そこにだれかが、飛び込んだか、落っこちたか。
で、次々飛び込んだ、と思う。
おぢも友人二人に捕まり、肩と足を持ち上げられ、投げ込まれる寸前であった。

こんときおぢは叫んだ。
「心臓弱いから、死ぬかも知らんっ!!」

と、すかさずSが水をすくって、ちょんちょんとおぢの胸あたりにつけた。
抵抗する気力はへなへなと失せた。
あんときの「へなへな感」は、いまでも忘れん。


※写真はひらふのお気に入り居酒屋「阿武茶」

シマバチ

2005年07月25日 | Weblog
久々に一本ものの型の良いウ○チをひねり出した。
おぉっ、美形じゃのぉ~
きょうは体調良好。
いい一日になりそうだ、と思った。

だけど、甘くないね、人生は。
先々週から、物置の軒下にハチが巣を作っておった。
スズメバチにはエライ目にあっていたが、これはどうも違う。
近づいてもなんともない。
縞模様がある小さな蜂だ。
で、これは“安心なハチ”と決めて、物置からあれこれ取り出したり、先週はスキーを片づけたりしておった。

それでも一応“スズメバチ・ホイホイ”を近くに付けておいた。
スズメバチ・ホイホイは酒150CCと酢50CCに砂糖50グラムを加えて、ペットボトルに入れ、三方に穴をあけて木などに吊るすもの。
ネーミングはおぢが勝手に名づけた。

これ、スズメバチには大効果。
体長5センチはあろうかというドデカイのが、ガバガバペットボトルに入り込み、しかも出ることが出来ないわけ。
まぁよるするに酔っ払うんかね。
で、溺れ死ぬ。
そんなこんなで、とりあえずスズメバチはいなくなった。

そこで、今回の“安心なハチだ”。
ご近所のSさんが来て、物置の軒下を見て一言。
「これやばいよ、刺されたら。死なないけど…」とのご神託。
なんとかスズメバチ、一般にはシマバチというんだそうで、スズメバチほどではないものの、刺されるとエライことになるらしい。
知らんかった!!
知らんということは、アホウということじゃ。
どもならん。

そこで近くの木にスズメバチ・ホイホイを更に吊るしてみたが、効果なし。
まいったね。
8月には東京の旧友Tが娘を伴ってやってくる。
もし愛娘が刺されでもしたら、「ボケ、カス、タコ!!」と一生言われ続けるに違いない。

そんなこんなで、近々、駆除業者を呼ばなイカン。
余計なとこで、またもや余計な出費。
たぶん1万3千円。

山暮らしもけっこうしんどい。

グローブ

2005年07月23日 | Weblog
とてもよい天気のニセコ。
ニセコアンヌプリに登山した。
ロープウェイを使うんで、かなりお手軽登山と思ったが、甘かった。
千メートル地点でゴンドラを降りてからは、30度を超す斜面。
ようするに、山頂へはスキー場の急斜面を登るわけで、しんどいのが当たり前か。
しかもほぼ直登なんで、五色温泉から登る一般的な登山道よりはるかにきつい。
1時間足らずだが、けっこうまいったね。

帰り道、ポテト共和国から左に折れて、ニセコ東山線(東山~アンヌプリを結ぶ道)へ。
で、喫茶店を発見!!
写真のお店「グローブ」だ。
オーナーに聞いたところ、昨年12月のオープンとか。
知らんかった。

このお店、お茶をいただくと、パソコンが1時間使い放題とか。
こりゃ便利だ。
なにせ、おぢの小屋はいまだ普通の電話回線。
電話代を気にしながらのネット利用なんで、貧乏臭い状態なのさ。

コーヒーを美味しくいただき、話を聞いたところ、こちらも関西からの移住とか。
あちこちからこの地に魅せられた人が次々参集で、まことによろしい。
店内には大型ビジョンもあり、夜はスポーツバーと化すこともあるらしい。
これもコンビニエント、週末のサッカー観戦はここに決めた!!

今夜は、このあとひらふペンション街にある「ゆころ」でゆったり温泉。
そのあと、久々に居酒屋「阿武茶」へ伺う予定。

新聞によれば、花園スキー場で来年から500億円をかけての開発が始まるとか。
以前から聞いてはおったが、いよいよスタート。
オーストラリア資本が、どんなリゾートつくるのか、楽しみ、楽しみ。

「たこの精」と「北海ほや」

2005年07月22日 | Weblog
職場の「やじっこ」は元プロのスノーボーダー。
夏は山々の縦走からサーフィンまでと幅広い。
ようは「チョー本格、アウトドア」おねーちゃんなのだ。

で、聞けば、彼女のとーさん、かつて中央卸売場で海産物卸し業を営み、いまは自宅で水産加工業を続けておるそうな。
加工場といっても、とーさん一人で、しこしこ作っておる。
まぁ地味だけど、ようするに手作りの一品。

そこで頼み込んで持ってきていただいたのが、写真の二品。
たこの子の「たこの精」とほやの「北海ほや」だ。
どちらも酒の肴にとてもよい。
とりわけ、「たこの精」は、酒との相性が抜群!!
いくらでも飲めちゃう。
ちょとヤバイ。

おぢは、そう好きではなかったほやだが、こちらもいける。
なにせ容器には「回春強壮の珍味」と謳っておる。
中高年を刺激する一言なのよぉ~

たこ精でグビリ、北海ほやでグビリ、で、たこ、ほや、たこ、ほや、グビリ、グビリでホンワカじゃ。
うめぇ~のぉ~

このとーさん、札幌と小樽の中ほどで「B&B・春香山荘」も経営しておるとか。
経営といっても、たいていは札幌に居るわけで、電話があったときにいそいそ出かけて開店するらしい。
この山荘も自力で建てたものとか。

七十歳をとうに過ぎてはいるが、「パークゴルフや炭焼きの小屋も作りたい」とかで、まだまだ「死ぬわけにいかん」そうだ。
元気でとてもよろしい。

「たこの精」と「北海ほや」は、本州の北海道物産展でも大好評、九州などからも引き合いがあるという。
おぢのお勧めは「たこの精」。
一度味わってみたい「呑んべえ」は下記へ。
札幌市西区八軒5条東4丁目2-18
やじま食品
TEL011-757-1529

多忙につき、ニセコに小屋に着いたのは、いつもより遅い午後9時過ぎ。
さっそくの珍味と吟醸酒で、重い疲れがトロトロ融けていく。
静かなよい晩だ。

そこにある危機

2005年07月21日 | Weblog
札幌の夏の風物詩、大通公園のビアガーデンがオープンした。
人出は、あたり前だが真狩村より、めちゃ多い。
都会は少しも落ち着かん。
「ほのぼの感」がないね。

機会があって、きょう志方俊之氏の講演を聞いた。
志方氏は帝京大学教授。
駐米日本大使館防衛武官や北部方面総監やらを務めた防衛のエキスパート。
現在は大学教授の肩書きのほかに、東京都の災害対策担当参与をしておる。

同氏によれば「東京で5年以内にテロが行われる可能性はきわめて高い」とか。
東京では地下鉄でのテロを想定した訓練を行っている、とは言うものの、「防ぐ手だてはない!!」ときっぱり。
「犠牲者をいかに減らすか」に重点が置かれているんだと。
ようは大地震と同じだね。
地震とテロが相次いじゃったら、どもこもならん。

地下鉄では特に危険な駅を2ヵ所を挙げておった。
ある駅は、狭い通路に、一両あたり千人を越える乗客、駅員はわずか5人。
こりゃどうみても大惨事。

高層ビルでは「六本木ヒルズ」を挙げていた。
爆破された場合、9.11のツインタワー状態になるそうな。

そんなこんなを書いておったら、いまロンドン地下鉄3ヵ所で再び爆発、バスも爆発とのニュース。
この件では、とても冗談など言えない状況だ。

解散へまっしぐら

2005年07月20日 | Weblog
札幌は涼しい一日。
とてもよろしい。

東京霞ヶ関界隈は、暑いうえに、どよ~ん、どよ~んとしておる。
いよいよ解散へ向けて城中が騒がしいためじゃ。

流れは解散、早ければ9月4日か11日が投票日とか。
立花隆はブログで、先週号の「週刊ポスト」を取り上げ、以下のように書いておる。



今週の「週刊ポスト」が、「竹中『疑惑のチラシ作戦』でバレた『小泉支持者はIQが低い』内部文書」という記事で面白いことをバラしていた。

竹中郵政改革担当大臣が雇ったPR業者のPR戦略文書に、「小泉内閣の支持基盤は、主婦層、子供層、シルバー層など、『具体的なことはわからないが、小泉総理のキャラクターを支持する』IQが低くて構造改革にはポジティブな層」という分析があるという。

このバクロ文書は、小泉・竹中コンビにとって致命傷になるかもしれない。
これから参院の郵政問題の審議がはじまるが、小泉・竹中にこの文書が突きつけられ、「あなたは郵政民営化を支持してくれる人達はIQが低い人々と考えるPR業者に、郵政民営化のPRを頼んでいるのか。あなたは大衆はIQが低いと思っているのか。あなたは大衆をバカにしているのか」
などと連日にわたって攻めたてられたら、いかにもっともらしい否定答弁をならべて切り抜けようとしても、そうすればするほど、そういう文書の存在が喧伝され、「小泉・竹中イコール大衆をIQが低いとバカにする政治家」というイメージができあがってしまうだろう。

自分をバカにする人間に対する大衆の怒りは、爆発すると、とんでもなく大きい。
おまけに、このPR業者に対する発注それ自体が、不明朗きわまりないもので、ほとんどスキャンダルといっていい裏事情があることが報道されている。この文書は二重の意味で、小泉・竹中コンビの致命傷になるかもしれないのである。



とまぁ、こんなぐあい、この辺りを民主党がどう突くか。
面白いことになってきたのぉ~

カモの山本君

2005年07月19日 | Weblog
「野遊びの達人Tさん」の弟さん(以下Tさん)から面白い話を聞いた。
Tさん、実は鳥が好きなのだという。
どれぐらい好きかというと、傷ついたスズメを拾ってきて、名前をつけて、家で育てるほど。
おぢなら傷ついたおねーちゃんでさえ、一晩やさしくするのがやっと。
二晩はムリ。

そんなTさん、最近まで毎朝、北大構内を散歩していた。
で、中央ローンの人なつっこいカモがたいそうお気に入りだった。
そんでもって、勝手に名前をつけた。
一羽は、佐藤でも鈴木でも良かったけど、なんとなく「山本君」
いつも靴ヒモに咬みつくのは「靴ヒモ君」
ほっぺたに釣り針が引っかかっておったので「釣り針君」
餌をやるもんだから、どれもこれも、すっかりなついていたそうな。

で、この北大構内散歩には、やはり散歩好きでカモ好きのお仲間が居るそうだ。
ある日の早朝、その人がオヨヨの光景を目撃。
「山本君」「靴ヒモ君」「釣り針君」の3羽が、まさに袋に入れて持ち去られようとしていたのだ。
で、そのお仲間、「こりゃぁ、何やってんだぁ!!」と叫んだそうな。
留学生とおぼしきその男、あわてふためきカモを置いて逃げ去ったという。
カモは危うくピンチを逃れた。

おぢも以前、中央ローンのカモの話を書いたが、そん時の昼食は「カモ南」であった。
単なる連想じゃ。
ところが、見る人が見れば、確かにあれは“食材”。
しかもすっかり人に慣れておるゆえ、「高級食材がいとも簡単に手に入る」と考えても不思議はない。
留学生はたぶんアジア系。
「山本君」はカモ鍋寸前から「奇跡の生還」したにちがいない。

中国では、犬はごく一般的な食材とかで、英国の愛犬家から大ひんしゅくだそうだ。
わがニッポン国でも、きょうびお犬さまにはとっても優しい人ばかり。
犬を「食べるなどもってのほか」状態だ。

おぢが子供のころ、当時の大人はこんな話をしておった。
「一しろ、二あか、三くろ、四ブチだわなぁ~」
これ、美味い犬の順番だとか。
つまりは白い犬が一番美味くて、ブチは最後。
戦中か戦後か、よう分からんが、どうやらニッポン人もけっこう食しておったのじゃ。

ブタが良くて犬はダメ、牛は良くてクジラはダメ、野菜はいいけど肉はダメ。
こういうのが、よくわからん。
人間おぎゃ~と生まれたからにゃ、何か食わんと生きていけん。
元々「まぁなんて罪な生き物かしら」状態、これが良くて、あれがダメなんてこたぁあるはずない。
ただし、ちゃんと感謝して食すのが正しい、と思うのじゃ。

一度でいいから、英国人に「脂がたっぷりのった白犬」を新種の豚とか言って食わせてみたい。
食べた後、ネタをバラせば、目を白黒、いや目を青赤にでもするんかいなぁ~

泣くババと認知症

2005年07月18日 | Weblog
先月オープンしたばかりの「農家の洋食屋・じゃが太」へ行ってみた。
この店、倶知安町から京極町へ向かう道道478号線沿いにある。
すっかり知名度の上がったどでかい水車のある「農家のそばや」の隣に出来た。
ウリは「自家農場で育てた野菜、雪室で貯蔵したジャガイモ、こだわりタマゴで作る洋食、湧き水コーヒー」とか。

で、メニュー表の筆頭に鎮座まします「じゃが太コロッケセット」をいただいた。
味は………「普通のコロッケ定食」であった。
まぁ値段のわりにボリュームはあったがね。
オムレツセットは「美味しかった」と知人。
豆乳入りのクリームソースが良かったそうな。
「農家の…」を使ったネーミングからして、どうやら隣のそば屋と経営は一緒だろう。

ニセコ町のドーム型中華料理店、昨日の「ファンファン」そして「農家の洋食屋・じゃが太」とおぢが知ってるだけで、ニセコ界隈では3件も新規オープンじゃ。
元気なまちの証拠、とてもよろしい。

「じゃが太」は倶知安町のマスコットでもある。
これ、チョイださい風体のジャガイモ顔がスキーをしておるもの。
町長もシーズン中は、このマスコットを背中につけて毎週土日は滑っておるとか。
「スキーのまち」を標榜しておるゆえ、まことに結構。
米国大統領が「車のセールスマン」となって諸外国でセールスする時代、いっそう「民事介入」してまちの活性化に寄与していただきたいものじゃ。

札幌に戻ってババのご機嫌伺い。
ババは、かねてから自宅にある「夏物衣類を取りにいきたい」と申しておったので、おぢはご自宅への「送迎車運転手」と化す。

自宅では、あれやこれや紙袋からはみ出るほどに持ち出す構え。
「あれが無くなる」「これが無くなる」と大騒ぎするのに、トラブルの素をごっちゃり運び出そうと、目はギラギラ。
「そんなに持ってたら、また無くなったって、大騒ぎするからやめて頂戴」とお願いするおぢ。
すると伝家の宝刀「大泣き攻撃」。
隣のおばが、いぶかしげにこちらを見ておった。
「車イスのババを虐めてる図」なんだろなぁ、世間的には…
「泣く子と地頭には…」でなくて、泣くババと認知症には勝てぬゆえ、山ほど抱えて病院へ。


同室のババとトラブルにならんことを祈るのみ。
ナマンダ~、ナマンダ~

うだうだ…

2005年07月17日 | Weblog
夏らしい、暑い一日じゃった。
昨夜は旧友Iと「野遊びの達人Tさん」の弟さんの3人でうだうだ飲んだ。
うだうだ状態で、なんだかんだ11時過ぎまで飲んだ。
いい酒であった。

翌朝もうだうだ起きて、うだうだ朝食、で、10時ごろまでうだうだ。
そいから、ニセコは初めてというTさんの弟さんを、あちこちご案内。
東山スキー場近くの「ミルク工房」へ。
Tさんの弟さんは道北生まれ。
札幌以外は「過疎で淋しい田舎まち」しか知らんわけで、若者やら観光客で賑わうこの界隈に、すっかり驚いた様子。
「田舎って言っても違うモンですねぇ」と、感心しきり。

Tさんの弟さんは、「断熱のプロ」。
家屋の断熱に関しては、律儀で頑固一徹。
ようするに職人だ。

床下からの冷たい風が気になり、今回ニセコの小屋の床断熱をお願いしたのだ。
10年経てば、あちこち痛みも目立つゆえ、床の断熱リフォームというわけ。
おぢも手伝うことを条件に格安で工事していただけることとなった。
これで、この冬は安心、暖か、となるはず。

で、ミルク工房からほど近い、おねーちゃんの居るカフェと革細工の体験施設「ファンファン」で、今週もお茶。
そこで、うだうだコーヒー。
ようするに、きょうも半日うだうだ。

あんまりうだうだしたので、なんかしないと、こりゃまずいと思い、午後から物置の整理。
スキーもまだキチンと始末しておらなかったので、あれこれ、がさごそおかたづけ。
あ~疲れた。

夜は枝豆、マグロの山かけ、でビールたくさんで、またうだうだ。
ようするに「♪人生~ぃ うだうだ~」
毎度しょうもないブログですまんねぇ、、、

ニセ××その2

2005年07月16日 | Weblog
映画はそこそこヒットすると、VOL2とか○○○○2とか、安易に作っちゃうんで、いつもバカにしておる。
続編でよかった映画はほとんど無い。
もっとも、映画「エイリアン」は続編のエイリアン2がシリーズ最高の出来だった。
例外は、ワンパターンを楽しむ「寅さんシリーズ」ぐらいか。

で、乳ネタが好評?につき、バカにしておったその続編。
立場が変わると、おぢもすぐ続編だと。
アホウでスマンね。

男の場合、「ウフフなもの」を見たり、「でへへな事態」にならない限り、「最終兵器」はパンツの中で、常におとなしくしておる。
若いときは別にしてね。
ところが女性はどうじゃ?
その大小を問わず、常に、いっつも出っぱって、男を挑発しておる。
そのうえ「巨乳製造ブラ」着用で、さらに男を「モッコリせんかい!!」と誘っておるのじゃ。
こりゃたまらんね、健康なおにーちゃんは。

言ってみりゃ、「集魚灯」。
真っ暗な夜に漁へ出かけ、いきなり「ドーン」と明かりを点けて、イカなんかを一網打尽にするやつ。
「くだんのブラ」もそれじゃ。
いきなり「ドーン」。
で、群がる男ん中からお好みをピックアップじゃ。
哀れじゃのぉ、おにーちゃんは…

と思っておったら、今週号の週刊文春に、「NIKITA」なる女性誌の話が載っておった。
これどうやら、「巨乳製造ブラ」の比ではないぞぉ~

文春によれば、この女性誌、見出しが凄い。
「艶尻形成のキモは『ピタ股』にあり」
「4つのキメ技『チラ腹ジュエリー』『乳間見せ水着』『チラ肌コスメ』『天女がけストール』」
「いま、イタリア女は『乳間ポロ』」
などなど、わけ分かるのや、わかんないのや、とにかくこんな雑誌を読みながら、男を誘う手だてをあれこれしておるのが、いまどきの女性。
どうにも凄いのぉ~

サマータイム、実験終了

2005年07月15日 | Weblog
大勢が楽しそうにバーベキューを楽しんでおる。
まぁ道内なら、いま時期どこでも見られる光景じゃ。
ここはニセコ町の隣にある「細川たかし様」のふるさと、さらには最高級「ゆり根」の産地、真狩村。
実は、この村でこんなに人がいるのを、おぢは初めて見た。
なにせ人口2千数百人の村。
赤ん坊と寝たきり老人以外、村民こぞって参加したに違いない。
…と思ったほど。

この10年、村の中心部で10人以上の人がいるのを見たこたぁない。
夜にいたっては、キツネとタヌキの方が多いと思う。たぶん。
とはいえ、楽しそうでとてもよいね。
のどかじゃ、幸せそうじゃ。
実は人間関係、ドロドロかも知らんけど…

二週間続いた職場のサマータイム実験が、きょうで終了した。
結論を言えば、あれは「身体に悪い」。

おぢはいわゆる「朝方人間」なんで朝にはめっぽう強い。
夜寝るのは10時かせいぜい11時、起床は6時。
したがって、9時半出勤が8時半になっても、なんら影響ないと思っておった。

ところが寝る時間はなんだかんだでいつもと同じ。
お子ちゃまじゃぁあるまいし、9時とか9時半には寝られんもんね。
つまりは、毎日1時間の睡眠不足となった。

お役人が期待しておる“消費の拡大”もあやしい。
昔と違い、デパートは8時まで開店しておる。
普段どおりの退社後だって、買い物はOK。
別に早く退社したところで変わるもんじゃない。

どうやら良かったのは、一部の居酒屋やホテルの企画。
サマータイム割引でおつまみ付でビール飲み放題2千円は結構お客を集めたそうだ。
利益が上がったかどうかは知らん。

大騒ぎのサマータイムに確かなメリットは感じない。
でも、睡眠不足はどもこもならん。
あ~疲れたっ。