おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

停電が長引き、難渋しましたぁ~

2016年08月31日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス20度。

台風一過の空気はムシムシしており、お天気では曇り空です。

昨夜は午後8時ごろから猛烈な風が吹きはじめました。

雨はたいしたことがなかったのですが、とにかく風が凄かった。

どうなることかと、まんじりともしない夜を過ごしたわけですが、わずか2時間ほどで風もおさまり、静かになった。

台風は2時間ほどで北海道を過ぎ去ったようです。

我が家は何ごともありませんでしたけど、道東、道北ではかなりヤバいことになっておる。

朝になって、上の写真のようにお近くの道路では木が根元から倒れておった。

お近くの尻別川も増水していますが、ここらで溢れる危険はありません。

この間、午後9時ごろから電気は断続的にストップし、その後はつい先ほどまで完全に停電。

用意していた太い和蝋燭(わろうそく)を灯し、手回しの充電式で、電池でも作動するラジオで情報を得ておりました。

電気については、朝になってから下の写真のように復旧作業が続いておりました。

昨夜から休みなしで働いておるに違いないわけで、ご苦労さんなことです。

そんな停電中なのに、ブログが書けたのは下記のように、パネル1枚ではありますが自家発電装置があるから。

 

それも残念ながら、曇り空なので充電が追い付かず午前8時過ぎにダウンした。

パネルをあと1~2枚買い足そうかしらん。

炊飯はガスですから、しっかり焚いていただきました。

目先、困っておったのは冷蔵庫、冷凍してある魚などが、危ないことになってました。

そんなこんなで我が家はパソコンも使えるし、電池と手回しで使えるラジオと携帯充電機を兼ねたモノがあるので、こういう時はなんとかなる。

とはいえ、もう少し高性能の電池式ラジオが欲しくなりましたし、太陽光パネルもさらに欲しくなった。

いずれもいまならもっといいものがありそうですわ。

しかしねぇ、これがもし「オール電化」の家なら、まったくもってニッチもサッチもいかない

よ~く考えて、自分の生活は自分で守らないといけませんぞ。


東証の4社に1社の筆頭株主が公的マネーの奇怪!?

2016年08月30日 | Weblog

 

午前5時半の気温はプラス22度。

細かな雨がときおりパラパラ降って、時おり強い風が吹き、木々がゆらゆら揺れておる。

台風接近中の朝でござる。

暖かい空気も入り込んでおるようで、ご当地の雨の確率は午前中50%、夕方にかけて40%、夜は80%だ。

今年初めて台風の右に位置することになるご当地、今夜からあす未明にかけて暴風雨に要注意なのです。

写真のように、ついいましがた虹が出ておりました。

妙なお天気じゃ。

そんなことで、強風に備え、外に放置してあるものが飛ばされないよう、午前中のうちにそそくさと片付けることにいたします。

昨夜は休肝日でした。

2夜連続の呑み会は楽しかったけど、体に堪えました。

しっかりお酒を休んだせいか、今朝の目覚めはすこぶるよろしい。

体調もそこそこ良好でござる。

下の写真は、毎冬オーストラリアからやって来るバーバラさんからいただいたカレンダー。

大きな間違いを発見いたしました。

アップしたのがこちら。

27日の次が8日とはねぇ、、、

わが国では絶対に発行されないであろうカレンダーです。

ニッポンなら、発注者も納得しないし、もし発注する側がこれでいいといっても、印刷会社が意地でも刷り直す。

オーストラリアは「ま、いいか」ってかんじなのか?

お国柄ってことで、なかなか面白い。

さて、

きのうの日経新聞電子版が「東証1部企業の4社に1社、公的マネーが筆頭株主 市場機能低下も」と 危惧しておる。

まことにごもっともじゃ。

株価は自由な市場経済の下で形成されるという。

1株あたりの利益だったり、利回りだったり、業績の良し悪しで株は買われたり売られたりする。

ところがギッチョン、我がニッポン国では東証1部に上場する会社の4社に1社の筆頭株主が、GPIFだったり日銀だったりの公的マネーというから驚いた。

日経新聞は以下のように書いておる。

「株価を下支えする効果は大きい半面業績など経営状況に応じて企業を選別する市場機能が低下する懸念がある

つまりは自由な経済の下で形成されるはずの株価が、公的年金や日銀の売買に左右されるということだ。

自由主義経済国では考えられん異常事態でござる。

だから日経は「日本株は『官製相場』の色彩が強まっている」と指摘しておる。

大量の資金が企業の業績に関わらず投入されてしまう可能性ありってこと。

そうなると、業績が悪くても、経営が多少怪しくても、その企業の株価が下支えされて、企業は資金調達が容易になる。

潰れるはずの企業がゾンビのように生き残るって、そりゃ自由主義経済の根幹を揺るがす一大事ではないのか?

ヤバくないか?

業績の悪い怪しい会社の株は売られ、結果、市場から退場を命じられるのが当たりまえでしたけど…

記事によると、「経営の規律が弱まり、企業統治の面でも問題が大きい」と三菱UFJモルガン・スタンレー証券の芳賀沼千里チーフストラテジストは指摘しておるそうな。

聞き飽きた「デフレからの脱却」も、消費者物価が下がってどうやらデフレに逆戻りじゃ。

日銀の貸出金利はマイナスのままだし、ニッポン経済が上向いたという話もさっぱり聞きません。

こうしたことに加えて、今回の公的マネーによる「株の爆買い」、なんだかおかしな感じがするのはおぢだけでしょうかね?


洞爺湖畔めぐりの旅

2016年08月29日 | Weblog

 

午前5時30分の気温はプラス19度。

外に出ると、湿った空気がまとわりつくのです。

風もでてきて、台風が徐々に近づいておる空気感いっぱいでござる。

それでもきょうは曇りのち晴れのお天気で、午後9時過ぎから雨だとか。

どうやら台風の影響はあさってになりそうです。

今年初めて台風の東側になりそうなご当地、被害などないと良いのですが…

きのうは旧友の皆さんと写真の洞爺湖方面にドライブいたしました。

ご当地からは距離にして片道20数キロとお手軽ドライブコースです。

まずは、サミット会場となった「洞爺湖ウインザーホテル」へ行きましたです。

実はおぢはここを訪れるのは初めて。

バブルのころに話題になりましたが、ついぞ行く機会がありませなんだ。

写真のようにホテルから見る洞爺湖はまことに美しい風景。

しばらくあちこち散策して、このホテルの系列という湖畔に近いイタリアン「ラ・ロカンダ・デル・ピットーレ」で昼食。

6人であれやこれやパスタやピッザをシェアして美味しくいただきました。

ホントは洞爺湖畔にある下の写真のオーベルジュ「フェニックス洞爺クラブ」で食事したかったのですが、予約でいっぱいだったとか。

今回は見学だけ!!

フレンチですがランチは1800円~3200円とそう高くはありません。

宿泊の場合はもっとお得で、1泊2食付で1万円~1万5000円と相当お安いけど、とてもいい雰囲気なのです。

湖を望むロケーションもよろしく、こちらはチョーお勧めでござる。

味は分かりませんけどね。

その後は、「とうや 水の駅」に寄って、お近くを散策して帰宅。

そこから温泉に浸かって、またまた呑み会でした。

ってことで、じーさん、バーさんはさすがにお疲れでござる。

きょうはおとなしく過ごすことにいたしますです、ハイ!!


心地よい週末を迎えてま~す!!

2016年08月28日 | Weblog

 

午前6時半の気温は涼しいにもほどがあるプラス10度。

ほぼ、快晴の良いお天気、たいした気持ちがよろしい。

だけど、台風10号が近づいておって、まことに不気味なのじゃ。

想定されるコース通りに進むと、ご当地は台風の東側になるので相当ヤバイ。

関東も直撃となるわけで被害も予想される。

心配なことでござる。

今年は台風の当たり年なのか?

きのう、隣の旧友T宅に、やはり旧友のH夫妻が札幌からやってきた。

2泊していくそうな。

そんなことで、おぢ夫婦も参加して、またもや呑んでしまったのでした。

それぞれ、別個に食事してからでしたし、おぢは午後10時に退散したので、悪酔いもしておらん。

いつものようにしっかり8時間近く寝ております。

これに先立って、おぢ夫婦は町内にある西村計雄記念美術館に出かけておった。

ここでは写真の催し「音楽とワインの夕べ」が開かれた。

毎年恒例で、ワインとチーズを楽しみながら、音楽に親しむというなかなか小粋な催しなのです。

バックにそびえる羊蹄山も美しい。

今回はボーカルとギターが地元の方で、サックスが札幌の女性でした。

ギターのふかまちけいさんは、ホテル甘露の森で演奏したりしておる方、さらにはテレマークスキーの世界チャンピオンの経歴もあるのだとか。

サックスの岡本育美さんって方が、いい音出してました。

国立音大サクソフォーン専攻を卒業したそうで、最近はジャズにも挑戦中だそうな。

ジャズやブラジル音楽のショーロなどなど約1時間、ワインとチーズと音楽を楽しんだのでした。

でもって、それから帰って、旧友らと酒を呑んだわけ。

仕事も一段落、久々のんびりゆったりの週末です。

きょうは皆さん、洞爺湖方面にドライブするそうで、おぢ夫婦もご同行することにしております。

途中、真狩村では我が家の家庭医「野の花診療所」が主催する「マルシェ・ド・マッカリ」が開かれており、新鮮野菜など買てこようかと思っておる。

そのあとは、映画「しあわせのパン」の舞台となった裏洞爺あたりをドライブするらしいです。

夏の終わりの爽やかドライブですわ。

なんかいい週末だなぁ、、、


年金基金が株で大損、責任はどうしてくれる!!

2016年08月27日 | Weblog

 

きのうは当ブログ、更新いたしませんでした。

数少ない読者の皆さま、まことに申し訳ございません。

これに懲りずに見に来てね。

この先も勝手に休むことにはなってますけどね。

そんな午前6時の気温は、なんとプラス11度。

スカッと晴れておりますが、ニャンコにご飯を与えようと、半袖Tシャツに短パン姿で外に出たら寒いこと寒いこと。

風もあって、ぶるぶる震えました。

札幌管区気象台によると、ご当地のきょうの最高気温は23度止まりだそうな。

すっかり秋でござる。

冒頭の写真はご近所からいただいたジャガイモ「デストロイヤー」。

こんなジャガイモ知りませんでした。

外観はジャガイモとサツマイモのハーフ状態。

マスクをかぶったような外観なのでデストロイヤーだとか。

味はサツマイモ+ジャガイモ+栗だそうな。

オオー、なんか凄いぞ!!

今朝はみそ汁の具になるのだとハニーさんが申しておりました。

どんな味か朝食が楽しみでござる。

さて、

世界最大の年金基金といえば、皆さんはどこの国の年金基金かご存知か?

我がニッポンのGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)なんだなぁ、これが。

つまりは国民から集めた年金を、株などで世界最大規模の運用をしておるということ。

その評価損が5兆2000億円だという。

これについて安倍政権は、おぢたち年金生活者に何の相談もなく、勝手に株で運用を始めてこの始末、この体たらくなのだ。

この結果は本来なら7月上旬に発表すべきところだった。

結果がすでに明々白々となっておったので、安倍政権は参院選後に発表を先送りしたのですわ。

選挙の争点から外したわけ。

これを世間では姑息と申します。

何遍も書いてますが、資本主義の権化みたいなアメリカでさえ、年金資金は株で運用などしておりません。

比較的安全とされる国債で運用しております。

ヨーロッパ各国も然り。

ニッポンだけ我々の年金で大バクチして、大失敗したってことでござる。

だけど、その責任をだれが取るという話をついぞ聞いたことがない。

死んでお詫びせい!! などとは申しませんが、減俸ぐらいはしていただかないと腹の虫がおさまらん。

酷い話だぜ!!

酷い話といえば、羅臼で起きた発生した土砂崩れ。

北海道新聞電子版によれば、24日から266戸が依然として孤立状態だそうな。

そこへもってきて約610戸が停電だったそうな。

停電は5日間で済んだけど、これがもしオール電化の家庭で、災害が冬ならどうするね!?

リスクを減らすために電気、ガス、灯油などエネルギーを分散しておかないことには、いざというときホントにヤバイ。

オール電化のカラクリは書いたばかりだ。

新築で家を建てる皆さんは、くれぐれも工務店や電力会社に騙されないようにね。

3.11の教訓を忘れずに災害などに備えておかないと、とんでもないことになると、この際は申しておきましょう。


「泊原発」が止まってても、電力に余裕

2016年08月25日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス17度。

ズンバの翌朝はいつものことながら寝起きが悪い。

頭もボーッとしておるのが木曜日の朝なのでござる。

目をこすりながら見渡すと、あたりは完全に秋の気配じゃ。

そよそよと秋風も吹いてます。

道内のあちこちでは、先日の台風被害も明らかになってきておる。

道央、道東方面では、特に農業被害が深刻だ。

北海道の西側にあるご当地では、畑が水に浸かったといった話は聞きませんが、この先台風がもしご当地方面に上陸するようなことがあれば、河川の水かさも増しておって、たいした心配でござる。

あちこち迷走しておるという台風10号はズンズン勢力を拡大して再び、ニッポン本土に向かってくるような…

3つの台風が相次いで上陸した北海道、もし10号がやってくると農業被害がさらに深刻になる。

そうならんよう願うばかりでござる。

さて、

電力広域的運営推進機関の報道発表資料に、北海道における月ごとの電力の「予備率」(8ページ参照)が載っておる。

北海道新聞は「泊なし」でも電力に余裕としておる。

報道発表資料によると、一番予備率が低いのは5月で予備率は10.3%。

最大は3月で26.9%もの予備率がある。

予備率が8%を下回ると、ヤバイのだそうですけど、北海道は全く問題ないし、全国的にもほぼ問題ない。

そこに原発再稼動となれば、電気が大量に余るというわけわかんないことになる。

原発が止まっておってもニッポン経済に影響はなかったし、いまさら動いても意味ないということだ。

もしかすると再稼動して、安売り競争を仕掛け、大手電力会社は後発電力会社を潰そうとでもいうのか?

しかし、現状をみるかぎり、原発なんぞ無用の長物ってことだ。

そんな中、原発の再稼動を前提とした「オール電化」が密かに普及率を上げておるそうだ。

これにはカラクリがあると指摘する声がある。

原発は一度動かしたら止められない。だから必要だろうが不必要だろうがに関わらず、電力を生産し続ける。そして深夜の電力は大量に余る。

そんなことで、そもそもオール電化は一旦動かしたらなかなか止められない原発の、深夜における余剰電力が大前提だってことを認識しておきましょうね。

現在のオール電化は、はじめに原発ありきってことなのです。

だから原発が止まっておると、オール電化の家庭は高い電気料金に泣くことになる。

天災や自然災害で突然止ってしまうのが電気ですけど、こんなもんを北海道で暖房なんぞに使って大丈夫か???

想像してごらんなさいな

何らかの原因で、1週間にわたって停電にでもなったら、オール電化では凍え死ぬ。

自家発電ならいいけれど、送電線で運ばれる電気は相当ヤバい。

こういうの、あの3.11の原発事故から、しっかり学んだことではなかったか?

第一、オール電化なら電気代の行方に家計が大きく右往左往させられる。

全てを電気に頼って、万一の時に家を守り、家族を守ることができるかね?

ガスならチャチャッと焼ける「焼き海苔」はどこで焼くの? スルメはどう焼く?

電磁調理器で海苔もスルメも焼けません!!

それでも普及し続けるオール電化に実はカラクリがあるという。

なんでも、1軒の家をオール電化にすると、家を建てる工務店には20万円ほどのキャッシュバックが電力会社からあるのだそうな。

工務店が積極的にオール電化を進めるのにはこうした背景がある。

しかも、電力会社が「給湯器」や「暖房機」などの設備も無償提供するという。

家を建てる施主さんは、自宅の建設コストが安くなるので願ったりかなったりってわけだ。

しかし、上記のように長期間停電にでもなれば、冬なら凍え死ぬ。

自家発電によるオール電化ならいいかしらんけど、何らかの理由で電気料金がズンズン高騰したらどうなる?

電力会社に頼りきりになる現在のオール電化、家庭にとってはロクなことがないと、この際申しておきましょう。

 


「群馬のコーヒー事件」

2016年08月24日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス15度と涼しい朝を迎えておりまする。

あたりは深い霧に覆われておるので、どうやらきょうは終日晴れのお天気になりそうでござる。

とはいえ、良いお天気は明日までで、金、土、日とまたまた雨の予報じゃ。

台風の被害も北海道内のあちこちで発生しておりますが、ご当地周辺はいまんとこさしたる被害もなさそうじゃ。

北見市など道東方面や石狩川周辺は洪水被害が出ておって、農家は大変なことになっておる。

被害に遭われた地方の方には、お見舞いを申しあげます。

話はゴロンと変わりますが、

おぢは毎日1杯か2杯のコーヒーを淹れていただきます。

毎日飲むようになったのは50代も半ばを過ぎてから。

それまではほとんど飲まんかった。

19、20歳のころ、大人ぶって喫茶店でタバコとコーヒーをやらかして、すっかり気持ちが悪くなった。

それからというもの、積極的に飲むことはしておらんかった。

カフェや喫茶店でも紅茶ばかり、それもアールグレー一辺倒でしたわ。

ですがタバコを止め、淹れ立ての何ともいえぬ香りと、1日何杯かのコーヒーは肝臓にもよいと聞いたご当地への移住後は、毎日いただくことに。

そんなことですから、そもそもコーヒー通でもなんでもないわけ。

でもって、数少ない読者にはまことに恐縮ですが、これまた今月号の文藝春秋ですわ。

ここに「孤独のグルメVS102歳の珈琲職人」というのがあって、興味深く拝読したのでした。

「孤独のグルメ」はご存知俳優の重松豊さんが主演するテレビ東京の人気番組。

いつも旨そうに完食する重松さんの表情がいいんだなぁ、、、

で、記事はこの重松さんと銀座の珈琲レジェンドの対談なのでござる。

その中で「群馬のコーヒー事件」というのが出てくる。

これによると、群馬県は昔から養蚕が盛んで、昭和23年に繭関係の倉庫から大量のコーヒー生豆が出てきたのだそうな。

地元の役人たちがこれを復興資金に充てようと売りさばいて問題になったそうだ。

その豆は元々ナチスドイツの持ち物だったというから面白い。

第二次大戦前、ドイツはインドネシアから良質のコーヒー豆を海上輸送しておったそうな

ところが戦争がはじまりスエズ運河が通れなくなり、日本に陸揚げしてシベリア鉄道でドイツに運ぼうとしたらしいけど、独ソ戦が始まって、計画はストップ。

そこで、前橋の繭倉庫に保管されておったそうですわ。

それが戦後売りさばかれたのだとか。

そんな時期、ある商社が銀座8丁目にある「カフェ・ド・ランプル」のマスター関口一郎さんのところにこの豆を持ち込んだそうな。

その豆というのが古いスマトラ産のマンデリンだったとか。

中には半透明の鼈甲色(べっこういろ)になったものがあったそうで、これは「オールドコーヒーの最高条件」なのだそうな。

でもって、この関口さんが飲んだところ「極上の玉露みたいに、まったりとした甘みが口の中に広がる『生きててよかった』と思える味でした」という。

いまだにそれを超える豆に出会えないとか…

このくだりを読んで、コーヒーのど素人おぢは、「100へぇ」だと思いましたわ。古くてスマンけどね。

まずはコーヒー豆にオールドコーヒーというのがあるということ。

さらにその生豆は鼈甲色のものが極上とされるってことを、ここで初めて知りました。

奥の深い世界でびっくりポンですわ。

その後、この銀座の珈琲レジェンド関口さんは、自宅にエイジングルームをつくっていまは2トンあるのだそうな。

はじめは5トンあったそうだけど、貯蔵に値する豆がもう手に入らないのだそうだ。

そんなこんなで、ちょっとぉ、こりゃ急いで東京銀座8丁目のこのお店で、オールドコーヒーとかいうもんを飲んでみないとダメじゃんって話なのだ。

店主102歳ですから、そう先はない。

東京の方もそうでない方も、一度オールドコーヒーとかいうもんを飲んでみませんか?

おぢはトットと飲んでみたいぞぉぉぉ~

                     


マリオには呆れましたわ

2016年08月23日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス19度。

雨がしとしと降っておりますが、午前4時ごろは土砂降り。

とんでもない雨音で、すっかり目が覚めましたです。

台風の影響なのでしょう。

その台風は、ただいま午前6時に日高地方に上陸したそうな。

いまどき道東方面は大荒れじゃ。

ご当地はというと、どうやらピークを過ぎたようです。

気象予報会社ウェザーマップによると、本道に3つも台風が上陸するのは1951年の統計開始以来というから驚いた。

統計開始がおぢの生まれ年ってのにも驚きましたがね。

予報によると、ご当地は午後から晴れだそうです。

とはいえ、道東方面、道北方面は引き続き激しい雨が降るようで、警戒が必要です

などと書いておったら、またまた土砂降りでござる。

ホントに午後から晴れるのか???

ところで、

リオ五輪は、きのう閉会式を迎えましたです。

次回東京のプロモーションビデオの最後、安倍総理がスーパーマリオで出てきたのには呆れて言葉もございません。

安倍総理と東京五輪、なんか関係でもあるのかね?

東京五輪まで首相の座に居座ろうというアピールか!?

スポーツ評論家の玉木正之さんは、「閉会式で安倍晋三首相が登場したことには大いに違和感があった。スポーツは政治から独立したもので、主役は選手。政治家はあくまで応援する存在であり、首相は出てくるべきではなかった。東京五輪・パラリンピックを、政治色を排して開催できるのかは今後の課題だ」。

と述べておって、まことにごもっとも。

税金を使ってリオに行って、スーパーマリオってなんじゃらほい。

他にすることはなかったか?

玉木さんの一言に溜飲を下げましたわ。

スポーツの政治利用は、それこそヒトラーに遡る。

宣伝相のゲッペルスを中心にして、映画監督リーフェンシュタールに国威発揚のオリンピック映画をつくらせたのは記憶に新しい。

現代のゲッペルスは電通か? マリオ演出も電通か?

なんでもかんでも、ヒトラーの真似したがっておるようで、まことに気持ちの悪い総理大臣でござる。

もっとも、東京都知事の小池さんが和服で五輪旗を受け取ったのは日本らしくてなかなか良かった。

できれば、旗を受け取る前に、シュシュッと瞬時にたすき掛けするパフォーマンスがあればもっとよかった。

 


現行の皇室典範は「明治憲法ができた当時のまま」

2016年08月22日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス22度。

雨が降ったり止んだりしておって、空は真っ暗じゃ。

台風11号は釧路方面に昨夜上陸したあと、オホーツク海に抜け温帯低気圧になったそうな。

でもって、あすは台風9号がやって来るそうだ。

今年は台風の当たり年か!?

いまんとこ、ご当地は台風の西側に位置しておるので、たいした被害はございません。

ですが、下手な鉄砲同様、数撃てば当たるわけで、なんだかイヤなかんじ。

そんなきのうは午後2時過ぎから恒例スポーツジムへ。

北海高校が1点を先取し、その後、ボコボコに打たれるのを見届けてから出かけたのでした。

ベンチの様子をNHKテレビが写しておりましたけど、北海ベンチは声を出すどころか、どんよりうつろな表情であ然としましたわ

こりゃダメだ」と思って、そそくさとジムに出かけたのでした。

テンションを上げるとか、モチベーションを高めるとか、逆境でどう戦うとか、そんなことだったような気がしますけど…

捲土重来を期していただきたいね。

さて、

天皇陛下が生前退位の意向をにじませたお気持ちを表明し、これに対する世論調査の結果が報道されておる。

生前退位を認めるべきとの声は国民の8~9割になる。

そんなもんは認めないというのは「日本会議」など右翼の皆さんらしい。

これについて、立花隆さんが文藝春秋9月特別号で「天皇制の限界」として、以下のようなことを書いておる。

「私は今回の天皇生前退位騒動の一番の核にあるのは、現行の象徴天皇制の根底にある人間学的無理だと思う」として、人間は生身の存在だから、一定限度以上は象徴的存在たりえないという。

そして「今回の騒ぎの根底にあるのは、現行の皇室典範に、天皇引退(譲位)あるいは休業などの規定がなく、死ぬまで休みなしに働き続けるのが当然の前提とされていることだと思う」としておる。

そうなんだ。

現行の皇室典範は、天皇に死ぬまで働き続けなさいと言っておるそうだ。

だったら、そこを変えりゃぁいいって話ですわ。

立花さんによると現行の皇室典範は、明治憲法ができたときのまま、なのだそうだ。

昭和憲法ができた際、皇室典範も変えるべきだとする論議が昭和21年12月の貴族院で行われたそうです。

そのときの議論のひとつが、東大総長だった南原繁議員から出されたそうな。

皇室典範には、天皇の退位ないし、譲位に関する規定が欠けているので、その欠陥を補うべしという主張だったそうな。

さすが「知の巨人」、よく御存じですわ。

つまり、天皇という職務をやめたくなったら、やめる自由をちゃんと確保してあげるべきだというのだ。

というのも当時、昭和天皇は太平洋戦争の道義的責任のとり方として、退位する決断があるかもしれないけど、それを規定なしにしておいていいのか、と言う話だったのだそうだ。

昭和天皇ご自身もそういう気持ちになっていたことは、加藤恭子の『昭和天皇「謝罪詔勅の草稿」の発見』(文藝春秋)にはっきり記されているそうだ。

だけど天皇の退位は、当時の宮内庁高官、吉田首相、マッカーサー元帥が同意せず、いつのまにか立ち消えになったという。

そんなこんながあったというのです。

ようは皇室典範という法律の改正で、天皇が職務をやめたくなったらやめられる、わけだ。

わざわざ憲法をどうのこうのという話ではないってこと。

人間天皇なのですから、死ぬまで仕事をさせるというのも、おかしな話だ。

やめる自由を確保してあげるのが、最善の道だと、おぢも思うわけなのです。

これをきっかけに憲法がどうしたという動きがあるか知らんけど、どうやら「皇室典範改正」で済む話だ。

なにするかわからん怪しい安倍政権ゆえ、キチンと見ておかないと、ダメってことらしいです。

騙されないようにしないといけませんです、ハイ!!

 


「400リレーで銀」「北海高が決勝進出」の快挙

2016年08月21日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス20度。

ジメジメした雨上がりの朝で、お天気はいまんとこスカッと晴れてます。

午後からは雨の予報ですがね。

きのうは雨が降ったり止んだりのうっとおしい一日でござった。

そんな中、恒例のひらふ祭りが開かれましたです。

今年は写真のような大きな屋根付きの会場が出現し、ビックリ仰天ですわ。

地元の外資系不動産や飲食店関係者の意気込み相当なもんです。

ま、コンドミニアムなどの販売で、世界中から投資マネーを集めておるわけですから、当然カネもある。

冬のお客は確保しておるけど、夏をなんとか増やしたいわけで、夏の集客へ向けて相当な意欲が伺えるのです。

おぢとハニーさんは、この大屋根の下で本州からの避暑組の方と世間話をして、出店を見て回り、焼きそばや焼き鳥などなど買い求めてそそくさと帰宅いたしました。

ここんとこ、雨にたたられることの多いひらふ祭り、今年も残念なことなのでした。

出店も上の写真のようになんとはなし外国風の雰囲気で、日本語より英語が幅を利かせておる。

悪天候でおぢとハニーさん、キューバ音楽もファイヤーダンスも、羊蹄太鼓と花火のコラボも見ないで帰ってわけ。

少々心残りでござった。

ところで、

ニッポン国民も北海道民もびっくりポンの大事件でござる。

まずはリオ五輪、陸上男子400メートルリレーでござる。

なんとボルトさんに続いて2位というから、短足ニッポン人にとっては驚天動地の出来事でござる。

ニッポン人が、トラック競技の、しかも400メートルのリレーでメダルを取るなんぞ、100年経っても無理だろうとおぢは思ってましたわ。

ところがいまは10秒を切るのも夢でないという驚異のニッポン人ランナーが、なんと4人もいる。

このこと自体がそもそも凄いです。

ニッポンの陸上界、歴史始まって以来の快挙でしょう。

そこへもってきて、練習に練習を重ねた、下から手渡しするバトンパスが今回は功を奏したのだとか。

こんなすごいメンバーがニッポンに次々出てくるとは思えませんが、陸上界に一筋の光明が差した歴史的快挙でござる。

ニッポンの陸上界、よくぞここまで来たもの。

陸上競技とは何の関係もないおぢでさえ、感慨深いものがあるのです。

そして、

北海道民がこぞって驚いたのが今年の夏の甲子園じゃ。

なんと、北海高校が決勝進出だそうな。

道内では野球の名門校として知られておる北海、これまで春12回、夏36回の出場だそうです。

でもって、もちろん優勝はもちろんゼロ。

おぢのあやふやな記憶では、エラーに次ぐエラーで自滅して、たいてい1回戦で自滅敗退。

あっさり北海道に戻ってくるのが北海、な~んてなイメージしかございません。

決勝進出も、昭和38年の「選抜」1回だけというから、おぢが12歳の時のこと。

こんときは下関商業に10対0のボロ負け。

決勝進出前の試合で精根尽き果てた感じでしたわ。

そのころは甲子園も、選抜も、試合の抽選で北海道の高校と対戦が決まると、相手高校は「ワー!!」っと大喜びに沸いたものです。

抽選の時点で、相手が北海道なら勝ったも同然と喜んだ。

北海道は、こと高校野球に関していえば、まことにトホホな時代が続いておったのです。

たいした屈辱的でしたわ。

そんな北海道民が大いに沸いて、溜飲を下げ、ざまぁ見やがれ!! と思ったのは2004年と2005年の駒大苫小牧の2連覇じゃ。

真紅の大優勝旗が、なんと、しょっぱい海を渡ったのですからニッポン中が驚いた。

そう、記憶に新しい、今はNYヤンキースにわたったマー君の大活躍でした。

こんなことはもうないと思ってましたが、もしかするときょうはあの2004年の再来ですわ。

午後2時からの決勝戦、いやぁ~楽しみだなぁ、、、

って相手は、江川卓を輩出した栃木のあの作新学院だ。

見ない方がいいかぁ???


「自衛隊か、憲法9条か」

2016年08月20日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス20度。

雨降りでござる。

空は真っ黒で、あたりは霧も漂っておる。

空気が湿っぽく、ジメジメしておって気持ちが悪い。

北海道らしくない、陽気なのでござる。

そんなきょうは、お近くで恒例の「ひらふ祭り」が開かれる。

写真はおととしのひらふ祭りじゃ。

ご当地の「羊蹄太鼓」と花火のコラボは、チョー見ものなのでござる。

今年はこれに加え、北大ジャズ研の演奏や、キューバ音楽のライブやファイヤーダンスもあるそうな。

出店もごっちゃりで、ニッポン人のお店や各国のお店が、あれやこれや美味しい食べ物を売り出す。

祭りの参加者も多国籍で、ほぼ半数は外国人、その半分ぐらいは本州からの避暑組、残りがおぢたち地元民ってことになっておる。

雨天決行だそうですけど、晴れるといいなぁ、、、

さて、

ご尊敬申し上げる札幌出身の経済評論家で、リベラルを自称する山崎元さんが面白いことを書いておる。

「インフレ政策に躊躇など不要だ」と題する東洋経済オンラインの記事だ。

「日銀の独立性と憲法第九条」というところで、以下のように書いておってフムフムいたしましたです。

先般、終戦記念日を迎えて考えたことだが、日本における日銀の独立性は、憲法第九条とよく似ている。

どちらも現状に合っていないのだ。

自衛隊という立派な『戦力』を持っている現状に対して、憲法九条は実態に合っていないとは、『アンチ・タカ派』の筆者でも思う。

自衛隊か、九条かどちらかを廃止せよ、と論理の神様に命じられたら、現実的に廃すべきは九条のほうだろう。

とはいえ、国家としての日本は、会社で言うならアメリカの実質支配子会社のような存在であり、憲法は子会社の定款に相当するが、ここに『戦争放棄』と書き込んでおくことで、子会社の社員たるわれわれ日本人が直接戦場に派遣されるブラックな扱いを受けにくくなる面がある。

『方便としての平和憲法』を守っておこうという立場は、子会社社員の間では一定の説得力を持つと思う(私は、賛成だ)」

なるほどぉ~ 

…とおぢは唸ってしまいましたわ!!

確かに究極の選択として「自衛隊か、憲法9条か」と迫られれば、そりゃ国際的な現状を考えれば自衛隊を選択いたします。

しかし、ここで面白いのは「ニッポンはアメリカの子会社」と、ニッポン国の現状を喝破したことですわ。

「ここに『戦争放棄』と書き込んでおくことで、子会社の社員たるわれわれ日本人が直接戦場に派遣されるブラックな扱いを受けにくくなる面がある」はまことにごもっとも!!

だから「『方便としての平和憲法』を守っておこうという立場」は、おぢなんかには妙に説得力を持つのです。

いずれにせよ、あの胡散臭い安倍晋三が憲法に手を付けるといい出し、実際、衆参両院で3分の2を確保したわけですから、まことに気持ちが悪い。

加えて、

聞き飽きた「デフレからの脱却」も、この円高では、脱却どころかデフレに逆戻りする気配じゃ。

おかげさんで、山崎さんいうところの「円高・デフレがいちばんうれしいのは、亭主の職と給料は安泰で、買い物が安くなる『公務員の妻』だ!という説を裏付けるような事実だ。財務官僚をはじめとして、官僚たちがデフレ好きなのは、彼らが愛妻家だからなのかも知れない(愛妻というよりは「恐妻組合」加入者なのかも知れないが)」

だそうで、デフレが嬉しいのは官僚さまの奥さまで、共済組合ならぬ恐妻組合もなかなか気が利いておる。

いずれにせよ、この円高デフレ状態を脱するには、消費税を元の5%に戻して、消費を喚起する以外の手はなさそうですわ。

じじ、ばばに1万5000円をばら撒いて、それで景気が良くなるとは、到底思えませんです、ハイ!!


「近赤外線」がガン患者を救う!?

2016年08月19日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス19度。

曇り空で蒸し暑いです。

予報によると、きょうは午後から晴れて、最高気温は28度の予想だ。

台風一過というのに、スカッとしませんなぁ、、、

昨夜は、夫婦して疲れておったのか午後8時には就寝。

そのまま蒸し暑い、寝苦しい夜を過ごして、起床したのは6時半ごろ。

夏の疲れか? 風邪引きか? いささか体調不良でござる。

さきほど、

あちこち電子版の記事を見たら、リオ五輪で4連覇の期待を集めた女子レスリングの吉田沙保里さんが、アメリカの選手に敗れて銀メダルに。

個人の連勝記録も206で途切れたそうです。

ご本人は悔しいかもしれませんけど、およそ15年間も勝ち続けたわけですからそりゃもうご立派!!

「史上最強の霊長類」の名に恥じないとんでもない成績じゃ。

もはや神さまの域ですわ。

始まりがあれば終わりがくるのが世の常です。

胸を張ってニッポンに帰って来ていただきたいですね。

さて、

朝日新聞電子版によると、近赤外線で免疫が活性化しガンが縮小したそうな。

米国立保健研究所(NIH)の小林久隆・主任研究員らがマウス実験で成功したという。

なんでもガン細胞というのは、免疫を抑える働きのある「制御性T細胞」を利用して、「免疫細胞から巧みに逃れる」のだそうな。

よくわかりませんけど、どうやらガン細胞は「制御性T細胞」を利用して、うまく逃げてなかなか死なないってこと?

そこでガンを追い詰めるには、この「制御性T細胞」をやっつけるのが早道だろうと考え、やってみたってわけだ。

研究チームは、光が当たると発熱する特殊な化学物質と、「制御性T細胞」にこれをくっつけるための抗体とを一緒にした薬を開発したそうな。

これをガンを移植したマウスに投与し、そこに近赤外線を当てると化学物質は予定通りに発熱し、ガンの周囲にある「制御性T細胞」を死滅させたそうな。

その結果、ガンが縮小したという。

直接ガンをやっつけるのではなくて、免疫細胞を抑える「制御性T細胞」をやっつけて、結果、ガンを抑え込むというのです。

医学の進歩ってのは凄いものです。

ガンについては、当然ながら本体そのものの研究もしておるのでしょう。

また、今回のようにガンをアシストする細胞があって、それをやっつけることで、ガンを追い詰める方法もあるってこと。

いろんなことがわかってきているところに驚かされます。

数少ない読者の皆さん、死んでる場合ではございませんぞ。

この先もガンをやっつけるあれやこれやの薬が次々出てくるに違いない。

おぢは、頭が痒くなる副作用があって、使用を中止しましたけど、日本名「リアップ」、外国名「ロゲイン」は、まさに毛生え薬だ。

40歳の危ころにたいそう危なかったのですが、薬の使用後、ジャンジャン毛が増えた。

だけど60歳になって突然、頭が痒くなる副作用を発症し使用を中止。

その後、頭髪は順調に減り続けております、シクシク…

ってことで、いまはこのほどバスクリンが開発したという試供品の育毛剤をお試し中でござる。

髪の毛がなんだか太くなってきたような気がしますので、そろそろ本体を購入しようかしらん、とか思ってますわ。

携帯電話のように、おぢが子どもの頃は夢ような道具が、いまはごくフツーのことになってます。

何でもかんでも、そのうち実現するんじゃないかとも思う。

ですから、あれもこれも、しぶとく生きて見届けてやる!! などとと思うわけですわ。

体調はイマイチの朝ですけどね、、、


保坂、半藤対談と天皇

2016年08月18日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス20度。

台風一過、スカッと晴れて気持ちよい朝でござる。

ご当地は、きのう午後から風と雨が強くなりましたが、それも夕方で終わり。

その後はパラパラ雨が降る程度で、9年ぶりという北海道への台風上陸はそれでおしまいでした。

台風の西側というのは、やはり影響が少ないことになっておるようです。

道東方面や函館方面などで被害に遭われた皆さんには、お見舞いを申し上げます。

おぢは昨夜、先週お盆でお休みだったズンバで、じゃぶじゃぶ汗をかいてまいりましたです。

おかげでここんとこ呑みすぎやら何やらでだるくて仕方がなかった体もすっかり復調の気配じゃ。

暑い夏を乗り切るには、運動してしっかり汗をかく。

そんなことに尽きるようです。

雨風が強くなってきたきのう午後、我が家では先日録画しておいた映画「日本のいちばん長い日」を拝見してましたです。

2015年の作品で、昭和天皇を本木雅弘さんが、阿南惟幾陸相を役所広司さんが演じており、当時も話題になってましたが、おぢは旧作しか見ておりませんでした。

終戦の日8月15日の早朝、割腹自殺する阿南陸相の心情、まさに「一死、大罪を謝す」がよくわかる映画なのでした。

映画は作家の半藤一利さんの監修でした。

たまたま今月号の文藝春秋に「我らが見た人間天皇」で、半藤さんと保坂正康さんが対談しておったので興味深く拝見したのでした。

対談の方は、今年6月に半藤、保坂の2人が御所を訪ねて、天皇・皇后とお話されたときのことが記されておって、これがまことに興味深かった。

これによると、天皇は昭和の戦争について特に関心を持っておるそうな。

そこで保坂さんが同じ日本軍の部隊でも指揮官に差が生じることがあり、こういった問題はまだ解明されていないと話した。

陛下は「それはどんなケースでしょうか」と具体的な説明を求められたそうな。

保坂さんは、インパール作戦で3万人以上の日本兵を戦死、病死、餓死に導いたあの牟田口廉也司令官の話をしたそうです。

また、「緑の連隊長」と呼ばれ、中国山東省などで激戦を重ねる中、大本営から寒さに強い苗木を送らせて、戦闘が終わると戦車から苗木を下ろしてそれを植えて行った、吉松喜三陸軍大佐について話したそうです。

「植樹部隊」と呼ばれたそうで、昭和21年の復員までに400万本を植え、毛沢東からその功績が認められ感謝状が贈られたというから驚いた。

また、半藤さんは満州事変の話をしたそうです。

関東軍は柳条湖で満鉄の線路を爆破し、満州占領を考えていた。

「あいつらを止めねば」と東京の陸軍中央は、建川美次という作戦部長を満州に派遣する。

ところが、この建川部長は関東軍幹部とツーカーの仲で、なかなか満州に行かず、ようやく行ったものの、出迎えた満州事変の中心人物である板垣征四郎陸軍大尉と連れ立って酒を呑みに出かける。

そして二人が酒を呑んでいる間に、石原莞爾中尉らが計画を前倒しして満鉄の線路を爆破し、満州事変が勃発する。

国家が大事な問題に直面するとき、中堅幹部が上層部を蚊帳の外にしてしまうことは案外多いそうだ。

中堅幹部が自分たちだけで話し合い、陰謀を巡らすのです、と半藤さんは天皇に話したそうです。

そういえば、終戦のご聖断が下ったあと、8月14日の深夜、陸軍の中堅幹部が皇居を占拠し、クーデターを起こそうとしておった「宮城事件」が映画でも描かれておりました。

近衛第一師団司令部にいた森師団長は、中堅幹部に拳銃で撃たれ、切り殺されておる。

戦争を継続しようと企てた、一部陸軍中堅幹部によるクーデター未遂事件でした。

中堅幹部が暴走し、戦争に突入したり、クーデター未遂事件を起こしたりといった時代なのでした。

そしてその戦争から71年、いまその犠牲の上に成り立った平和憲法に、暗雲立ち込める中、映画「日本のいちばん長い日」も今月号の文藝春秋対談も、まことに興味深いものなのでした。

どちらもこの夏休みのお勧めなのでござる。

 


きょうは台風

2016年08月17日 | Weblog

 

午前6時半の気温はプラス21度。

雨がしとしと降っておる。

雲が低く垂れこめ、なんとも薄暗い朝でござる。

きょうは台風による前線の影響で、ご当地周辺はところにより強く雨が降ったりするそうだ。

当管内は台風の西側に位置しますので、風もなく、雨もそんな土砂降りにはならんだろうと思うけど…

それでも今夜、北海道に上陸するそうで油断がなりませんです、ハイ!!

昨夜のおぢは、2夜連続の宴会で呑み疲れし、午後8時過ぎには早々と就寝いたしました。

そして午前3時過ぎ、強烈な雨音で目が覚めましたわ。

そこからトイレに行って、うだうだして、そこから2度寝してもうたのです。

2度寝は疲れるなぁ、、、

そんなことで、今朝は体調イマイチ、仕事で忙しいなどなどの理由で、チョー手抜きブログですわ。

せっかく来ていただいて、スマンこってす!!


喉も足も筋肉強化ですわ!!

2016年08月16日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス18度。

薄曇りのお天気で、デッキが濡れてます。

昨夜から今朝にかけて少しばかり雨が降ったのでしょう。

予報によると、午前中は曇りのお天気で、午後から雨だそうな。

台風の影響で、大気の状態は非常に不安定だそうです。

どんな一日になるんだろ???

そんな昨夜も、隣にご滞在中の高校時代のバンドメンバー5人と酒盛りでした。

なんでも今回の大集合は「合宿」だそうで、締めくくりとして、おぢとハニーさん、ほかに札幌からやってきたJを観客にして、懐かしの歌を次々披露した。

びっくりしたのは、皆さん声にほぼ衰えがないこと。

同年代のプロ歌手で、声は出ないはテンポは遅いは、昔の面影がまるでない方も多い。

我が同期の面々、プロを凌駕する声量を維持しておる。

でもって2年後を目指してコンサートを開く計画もあるのだとか。

銀座やススキノのスナックで大枚払って培った歌声、恐るべしなのじゃ。

ただし、なんとはなし、というか、そこはかとなく、というか、歌うテンポが若干遅い。

そこらあたりに多少歳を感じたりもするわけですけどね。

今後はそこを修正したいというから、その向上心も大変なものですわ。

ってことで、おぢもハニーさんも歌ったり呑んだり。

おぢはビールをごっちゃり胃袋に収めて、今朝はヘロヘロでござる。

だけども、喉の筋肉にとってけっこうなエクササイズだったのか、今朝は声に張りがあるような…

たまにはハニーさんとカラオケに行って、喉の筋肉を鍛えるのもいいかもしれん。

話は変わりますが、きのう夜から宴会に参加した旧友Jが、ずいぶんとスッキリした体型になっておって、顔も一回り小さくなって驚いた。

とうとうガンか!?

…と思ったけれどさにあらず!!

なんでも、マラソン大会に出るべく、走り込んでおるらしい。

こりゃ、見習わないといけません。

喉の筋肉も大事だけど、足はもっと大事なわけで、酒ばっか呑んでる場合ではございませんぞ!!