午前7時の気温はマイナス3度。雪がちらちら降っておりまする。この雪、結構ふあふあでござる!! どうやらこのまま根雪の気配。
そんなことで、リフト券を買うなど、そろそろスキーの用意をせねばなりませぬ。今年はぱふぱふをいただくのがずいぶん早くなりそうで、なかなかよろしいことになっておる。
ところで、暴風雪による胆振西部の大規模停電、北電の復旧作業は難航だそうな。登別市では避難所にジャンジャン人が増えておるとか。深刻な事態でござる。
北海道新聞によると被害額は4億円を超えるという。登別温泉、死活問題だそうな。
今回のご教訓は、冬場の大停電は生死に関わるってことだ。だから原発再稼動って話ではない。重要なのは「電気のいらない灯油ストーブ」の普及、販売ってことでござる。
いままでは、電気がいらない灯油ストーブといえば「ポータブル式石油ストーブ」しかないような。この際、灯油ストーブ各社は、電気が不要、もしくは自ら充電して使用できたり、自家発電機能を備えたりした灯油ストーブをトットと開発してはいかがか。
多少高価であっても、買い替えは続出するに違いない。ここは「電気のいらない灯油ストーブ」に買い替え需要が起きるビジネスチャンスか?
また、地域によっては、薪ストーブへの転換もお勧めでござる。都会では難しいけど、田舎なら薪ストーブへの転換も容易でござる。いずれにせよ、電気に頼らない生活しないと、いざというとき大事件でござる。
というか、今回の大停電や大災害が真冬に起きた場合、家族の安全は守れませぬ。
家長たるもの、万が一に備えておかねばならん。この際は、最悪の事態を想定して何らかの準備をしておくことが大事ですぞ。
いま寒さに凍える家庭はいうと、申し訳ないけど危機感のまるでない「オール電化住宅」。電気に頼り切るからこうなる。家庭におけるエネルギー源を多様化しないことには、生死を分けることにもなりかねん。
3・11の教訓、さっぱり生かされておらんです。
ついでながら、手術を行う病院には必ず自家発電装置がついておるそうな。したがって、手術中に停電しても電源は確保されるシステムだ。原発推進派が「原発が止まって停電になると手術もできず、危険」と言っておるのは大ウソでござる。
今回ビックリしたのは防災無線。これ、停電で使えないってどういうこと? 防災無線には、充電池とか備わってないんだね。停電で役に立たない防災無線って、意味ないじゃん!!
また北電は今回、停電しておる登別市にFAXで情報送信したそうな。停電でFAX使えないというのに!! いやはや地域独占企業ってのは、危機感がまるでございません。呆れるばかりでござる。
そういえば、一昨日の「クローズアップ現代」観て驚いたのですが、ニッポンの電力会社が買い付けるLNG、アメリカの5倍の値段だそうな。
ヨーロッパと比べても2倍。電気料金が高い理由はここにある。呆れます。
これ、原料の値段が高いほど電力会社の利益が上がるという、クサレ総括原価方式だからこうなる。で、電気料金が値上げってどうよ? 酷くはないかね地位独占企業。
この総括原価方式から脱却するには、法律の改正が必要じゃ。しかし、自民党も民主党もやる気はない。
電力会社の不利益になることはしないのじゃ。そういえば、ご当地選出の鉢呂吉雄から、パンフレットの入ったお手紙が届きましたです。
「民主党の選挙対策委員長に就任しました」だそうな。脱原発も消費税も何も触れておりませぬ。呆れましたね。
泊原発の地元で、脱原発、反原発をなぜ言わない? 元は反原発の社会党の議員ではなかったのか!! 今回は北電労組と連合の支援で生き残ろうってことらしいけど、どっち向いてんだ!!
こういう政治ゴロ、落選させないでどうする、と思うおぢなのじゃ。